ウルフマン(リキシマン)

キン肉マン キャラクター ウルフマンについて
出身地:青森(アニメでは東京へ向う“汽車”に乗り込むシーンまでご丁寧に描かれる。しかもスプリングマンに殺された直後のことである・・・)
身長:190cm
体重:102kg(相撲超人としては意外と軽い)
超人強度:80万パワー(主力超人としては意外と低い)
年齢:20才(偉そうな態度の割には意外と若い)
通称:土俵の英雄 ただの肉片
名言:「効いてる!」
ウルフマン(リキシマン)とは(一応)正義超人の1人である
原作では「ウルフマン」でアニメ版では「リキシマン」
この違いは千代の富士関と日テレなどが絡んだ「オトナの事情」というやつである
つまり、まぁ…モデルはまんま最強の横綱であった千代の富士関ってことです
たまりません
初登場時はキン肉マンを嫌悪する嫌味なキャラであった
しかし、キン肉マンとの対戦で得意フィールドである相撲対決でありながら敗れる醜態をさらす
その後、特に改心した様子もなくテリーマンとの歌合戦を経てアイドル超人の1人として悪魔超人編と戦う
ゆでたまご先生は彼を対戦メンバーに加えるかギリギリまで悩んだそうである
コントみたいに思われるんじゃないかと
その為「テリーマン、お前だけいい格好はさせないぜ」の見開き登場シーンでページの谷間の位置に描いて控えめに登場させている
そしてスプリングマン相手に見事なまでの完全玉砕
これ以上ないくらいに悪魔超人の強さと怖さを見せつけた
しかもアニメ版では超人相撲の新弟子に入る前の津軽での別れのシーンまで描かれた
もう完全に人間の世界のようなストーリーだった
プロレスの世界で言えば名やられ役・名ジョバーである
その後は黄金のマスク編では命を投げ出してキン肉マンを助けるという、
かつての嫌味な姿が完全に消えうせるほどの自己犠牲を見せる
そしてタッグ編では乱入コンビの地獄のねじ回しで「失神」ということで、
その後も普通にロビンマスクに群がるマスコミたちを放り投げていたが、
その後傷が悪化したのか作者に存在を忘れられたのか、なぜか人知らずひっそりと死んでしまっている
アニメ版じゃもっと酷い
マッスルブラザーズVSはぐれ悪魔コンビ戦で普通にピンピンして生きてる!
しかも原作では悪霊超人退治の為に霊界ポケットにはブロッケンが1人で飛び込むわけだが、
アニメ版ではウルフマン・・・いやさリキシマンまで一緒に飛び込んでいるしアシュラマンの腕もウルフマンの腕じゃなくなっている
さらには2000万パワーズVSヘルミッショネルズの試合も途中まで観戦している姿まで描かれている!
アニメ版ではその後なぜかトーナメントマウンテンが北海道の摩周湖に移動するわけのわからない事態になり摩周湖に移ってからは姿を消す
原作に比べると随分延命していたウルフマン・・・いやさリキシマン
しかし・・・やはりその後は人知れずひっそりと死んだようでである
決勝のミッショネルズ戦ではダブルマグネットパワーから守る亡霊超人の中にしっかり加わっていることからそれがわかる
そしてもう1つ気になる事案が・・・
Ⅱ世での話だがブロッケンjr.はその後死んだウルフマンの写真をロケットペンダントに入れて大切そうに時々見つめていた
なんとなくちょっとアブない関係にも思える
ただでさえドイツ人は“そっち系”が多いって言うし・・・
角界はさらに“そっち系”が多いって言うし・・・
ゲルマン魂と大和魂がいろんな意味で「融合」したということか
思えばテリーマンも大和魂には弱い
もしかしたらテリーマンも・・・
実際ブロッケンJr.は女性人気NO1キャラだったらしいが作中で女っ気が全くないし女に興味すらなさそう
Ⅱ世でわかったことだが生涯独身を貫いてもいた
そしてジェイドという少年を弟子として育てるわけだがこの二人の関係も師弟愛を超えたようなものが・・・
さすがにそこまでは考えすぎか
でも女っ気がないだけでなくラーメンマンやキン肉アタルに「男惚れ」したりどうも「そっち系」の描写ばかり目立つのもますます「疑惑」に拍車をかけている・・・
そもそもここはウルフマンの項でありブロッケンJr.の項ではない
肝心のブロッケンJr.の項はほとんど書く事もなく簡単に終わっているこの不条理・・・
話をウルフマンに戻す
超人タッグ編で人知れずひっそりと死んだ彼はその後王位編で人知れずひっそりと生き返っている
ウォーズマンがあれほど復活するのに苦労したのにウルフマン(ついでにニンジャも)は何の苦労もなく生き返っている不条理・・・
ウォーズマンの方が先に死んだにも関わらず
球集めにもコツがあるのかもしれないが、どっちも「死に馴れた」超人同士なのにね
そしてひっそりと戦力外通告を受けどのチームからもお呼びがかからなかったウルフマン
最初2人しかいなかったキン肉マンチームならこいつでも多少は役に立っただろうに
ホークマンくらいならなんとか相打ちに持ち込めたかもしれない
それかソルジャーチームの先鋒でも良さそうだったがニンジャの方が人気あったから出番を奪われてしまった
実際ニンジャだろうとウルフマンだろうとサタンクロスに真っ二つに引き裂かれる結果は変らなかっただろう
とりあえず最後の最後でビッグボディーの化身である1億パワーの邪悪神を「胃反り投げ」という垂直落下式フロントスープレックスのような技でKOしてちょっとだけ見せ場をもらった
あまり書く事ない超人かと思っていたが思ったよりいろいろ書く事があった
それにしても体重102キロって相撲超人としては軽過ぎだろう
そもそも現実世界の力士でも完全に軽量の部類に入る
もっとデカく描いた方がこの超人は生きたかもしれない
ゆでたまご先生もこの超人を描くのは気分的に乗れないのか悪魔騎士編以降はコイツの闘いをまともに描きもせず、そしてついに「ウルフマン 読み切り -土俵上の士(もののふ)- (前編)」と「ウルフマン 読み切り -土俵上の士(もののふ)- (後編)」にてアイドル超人初の卒業(引退)超人となってしまう
ドラゴンボールの鳥山明先生も一度孫悟空から孫悟飯に主役交代を描いたものの、「悟飯では乗れない」為に強引に悟空を生き返らせて主役を悟空に戻し、主役の座を奪い返される形となった悟飯は、その後弱体化の一途で実力で圧倒的に差をつけていたベジータにまで抜かれて、完全にザコキャラの1人にまで堕ちてしまった
作者のテンションが上がるかどうかは作品を描く上でとても重要な要素だから、作者に愛されなければ不遇な扱いになってしまうのも仕方にないことではある
ミスター・カーメン、プラネットマンと並び、「ゆでたまごに愛されなかった男たち」の筆頭である
お前は男だ!
・・・と、思っていたがオメガ・ケンタウリの六鎗客がサグラダ・ファミリアを襲撃してくると都合良く「たまたまスペインにいた」ウルフマンが現役引退の身でありながら1人で6人相手に立ち向かう
その後ティーパックマン・カナディアンマン・ベンキマン・カレクックも都合良くバルセロナに集結していてウルフマンに同調して5対5の全面シングル対抗戦にハッテンする
ウルフマンはその5戦目をメインイベント的に描かれ、ルナイト相手に引退した身でありながら奮闘し・・・寧ろ引退前より強くなってんじゃねーかというほどの奮闘ぶりを見せ、引退の原因になったアキレス腱は何の問題もなく、最後は新必殺技「不知火・雲竜投げ」を豪快に炸裂させ、この5連戦で唯一の白星を得て完全に「強化版ウルフマン」として復活した
一度引退させてもう「二度と描く気はないよ」というポーズを取ったゆでたまご先生
一体どんな心境の変化でここまでパワーアップさせて復活させたんだろうか?
そしてどこまで行き当たりばったりな作風なんだろうか(笑)
得意技
・合掌ひねり
相撲48手の一つで、ウルフマンの(おそらく)フェイバリット
相手の頭の後ろで手を組んでひねり倒す“徳利投げ”である
しかしこれを使用した相手がイロモノ超人のハンガリー代表・キューブマンだけで現時点では決め技としてあまり説得力がない
パチンコ版ではこれが決め技となっている
・張り手
ウルフマンの代名詞
とにかくひたすら張って張って張りまくる
相手の顔面を血豆・青端・膿に色分けしてルービックキューブ状にしてしまう「ルービックキューブ張り手」なる派生技もあるが、これはギャグ要素が強くシリアス路線に入った現在ではまず見る事はできないだろう
そもそもウルフマンの闘い自体がもう見れることがない可能性が大なのに・・・
・居反り投げ
相手を垂直落下式フロントスープレックスの要領で脳天から真っ逆さまに叩き落す技
寧ろこれをフェイバリットにしても良いかもしれない
強力の神の化身であるビッグボディの亡霊(?)をこれで仕留めちまった
本来ならウォーズマンがやるべき立場だったがウルフマンやメイビアに見せ場が作られる事に・・・
たまりません
・不知火・雲竜投げ
オメガ・ケンタウリの六鎗客の1人、ルナイトとの対戦でフィニッシュに使用した新必殺技
空中に放り投げた相手の背中に乗って両腕を掴んでそのまま落下して全体重をかけて叩き付ける荒業
趣旨としてはキン肉アタルのナパーム・ストレッチを足のクラッチなしで背中に全体重をかけて叩き付けるような感じ

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