キン肉マン アニメ 完璧超人始祖編 2話 「恐怖の完裂地獄!!」 感想

キン肉マン アニメ 完璧超人始祖編 2話 「恐怖の完裂地獄!!」 感想
前回の1話を見てて思ったけどこのアニメ版は原作にない描写やセリフがかなり多いということ
かなりキン肉マンファンを意識した作りになっているのもわかる
原作では描かれなかったキン肉マンの王室
そこにはマリしゃんとの楽しそうな日々の写真や「シゲルくん」の写真などよほどコアなファンでなきゃわからないものもある
しかしビビンバ役はミートと同じ上坂すみれが兼任だったとは・・・出番少ないからわざわざ別の女性声優キャスティングするまでもなかったか

そして悪魔将軍の威厳のある声はかなりいい
アシュラマンの声優は初代の郷里大輔はどう考えてもミスキャストだった
そもそもアニメ1期は限られた声優陣で声質もほとんど配慮せずに各キャラの役を無理矢理分担させてた感がありありだった
視聴者層が完全に子どもだったからそこまで配慮してなかったこともあるだろうが
阿修羅面怒り時以外の声として郷里大輔の声はあまりに違和感がありすぎた
そして王位争奪編(2期)では山口健になり少しシュッとした声になったがまだどうしても男塾富樫の暑苦しさがどこか拭えなかった

それがこのアニメ版で完全イケボ声優の神谷浩史になってやっと原作キャラのイメージ通りの声になって大満足
アシュラマンのイメージはこの声なんだ
ただちょっとイケメンボイスすぎるというか綺麗すぎる感もあるかな
むしろザ・ニンジャのほうがこの声は良かった気もするが
そのザ・ニンジャの声も1期はあまりにもミスキャストすぎて最も違和感があったキャラだった
これは王位争奪編(2期)ではテリーマン役のイケボ声優・速水奨が兼役してかなり原作のイメージ通りになったけど

神谷浩史といえば『うる星やつら』の令和版の諸星あたる役もやってるようだ
そしてミート役を演じている上坂すみれが令和版うる星やつらのラムちゃん役という間柄
そっちは全く見てないけど
そもそも初代のアニメもほとんど見てなかったが
そういやそれだけじゃあない
初代あたる役の古川登志夫がこのアニメでは委員長(ハラボテ・マッスル)役なのも何かの偶然か

しかしテリーマンのスピニング・トーホールドで試合が決まることってあるんだろうか
実際のプロレスでもこの技で試合が決まったのほとんど見た覚えがない
晩年のドリーファンクJr.が1993年くらいだったか第一試合でまだ1,2目くらいの大森隆男がギブアップしてたような
基本的に圧倒的格下でないとギブアップしないよねプロレスでも
大抵は蹴飛ばして脱出するかスモールパッケージで丸め込むかになる流れ
ちょっと説得力に欠ける技だ

そういや大森隆男って同じくらいの時期にやはり第一試合でザ・デストロイヤーとも対戦して足4の字固めでギブアップしてたな
そういうクラシックなレスラーの咬ませ犬みたいな役回りさせられた時期があったんだ
そもそもデストロイヤーが1993年くらいにまだ現役だったことも普通に考えたら驚きだけど
でも今の藤波とかその時のデストロイヤーよりもっと年上か?
だからありえない話でもないのか
なんなら現役のグレート小鹿は82歳

身長190cmのテリーマンをやたら「チビ」扱いするマックスラジアル
身長256cmだからね
なんならストロング・ザ・武道のように300cm前後の超人がゴロゴロいる世界だからそいつらから見れば1mほど低くなる
主人公のキン肉マンなど185cmだからさらに低いが武道と闘うことになったらどんな描写になったんだろうか??
でも人間の世界でもNBAなんかは190cmでも低い部類だよね
あの世界も平均身長199cmということで2m以上なければ厳しい世界だし

キン肉マンの公務状況なども描かれた
やはり大王は公務公務で多忙なんだろう
でも原作のキン肉マンは結局これ以降ずっと戦いの日々に明け暮れることになるが大丈夫なんだろうか?
宇宙の平和の前にはTボーン星のミスジ伯爵との昼食会とかイチボ星のツラミ大王との会談とかランプ星のテッチャン殿下主催の舞踏会とか些細なことなんだろう
そもそもキン肉マンが舞踏会とか似合わなすぎるし
全員覆面被ってるわけだからこれがホントの“仮面舞踏会”か?

とにかく主人公のキン肉マンがようやく水道橋の高架下の牛丼屋で登場
宮野真守演じるキン肉マンは神谷明版と違いギャグパートはほとんどない
そもそも試合もこの完璧超人編は2試合しかない
1期や2期ほど「キャラ」を際立たせるのが難しい状況ではある
「ほぼ試合を観戦する立場の主人公」をどう熱く演じるか
ある意味難役を彼は受けてしまったのかもしれない

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