キン肉マン キャラクター ウォーズマンについて
本名:ニコライ・ボルコフ
身長:210cm
体重:150kg
超人強度:100万パワー(自力で無理矢理1200万パワーまで高める事が可能)
出身地:旧ソ連
好きなたべもの:バラクーダ(ロビンマスク)が作ったボルシチ
通称:ファイティングコンピューター
名言:「こわい」「笑うな」「アワワ」「ウギャーキン肉マーン」
超人オリンピック、ザ・ビッグファイトで初登場したロボット超人
キン肉マンへの憎悪に燃える師匠バラクーダ(ロビンマスク)に鍛えられ、
さらに相手の次の攻撃を読む事ができるというチート能力も兼ね備え完璧な強さを誇った
だがキン肉マンとの対戦では本能で動く火事場のクソ力を読みきれず、
また30分という時間制限がある体の為キン肉マンに破れ、
初公開のキン肉バスターの餌食となった
その後は正義(アイドル)超人入りする…が…
正義超人となって大きく弱体化してしまう
相手の次の攻撃はほとんど読めなくなり、
そのシリーズのボスキャラクラスの強大な相手のかませ犬キャラと化す
ほとんどのシリーズで命を落とすか敗れて戦闘不能になり、
「強敵が仲間になったら弱体化」
格闘漫画の王道パターンのおそらく“元祖”的存在とも言える存在でもある
しかも最終シリーズではやっと復活したのにマンリキを倒すのが精一杯で、
決勝戦の試合前にマンモスマンの急襲を受けて強制退場
ジェロニモごときにその座を奪われるという悲運
さらに追い討ちをかけるように最終回では大阪城に向っていたはずなのに作者に存在を忘れられ、
最後の大円団(「友情とは成長の遅い植物である・・・」の場面等)では描かれもしなかった
邪悪4神を倒す役割もテリーマンやラーメンマンはともかく、
ウルフマンやジェシー・メイビアにまで奪われるなどあまりにも酷すぎる扱いで彼の昭和時代は幕を閉じた
この抗議がかなり届いたようで、プレイボーイ移籍後の作品では息子世代の「Ⅱ」の世界観の中でも再三登場し活躍が描かれるようになった
しかし誰がどう考えてもジェロニモよりウォーズマンが決勝のリングに立ったほうが盛り上がったと思うが…
この変更はゆでたまご先生曰く「ゼブラチームとの戦いで最強の布陣になり、これじゃ話が面白くないと思った」との事
だが明らかに負ける為だけにメンバーに加えられたジェロニモの試合を見るよりウォーズマンが見たかった
ずっとあなたが好きだった
でも、オメガマンを引き立てる為に誰か1人負ける「かませ超人」が必要だった事情もわかる
それを毎回引き受けたウォーズマンからジェロニモに摩り替えたという考えはできるが…
とにかくフェニックスチームとの最終決戦でのウォーズマン退場→代わりにジェロニモ入りに「萎えた」読者は多かったはず
しかし2000年代に入り一気に人気超人となったウォーズマン
今後は活躍が描かれる事も多くなると思う
得意技
・スクリュードライバー
ベアークローを突き出し回転しながら相手を刺し貫く単純明快な技
初期はラーメンマンの脳をエグったりと強敵相手にも通用していた技だが、アイドル超人として闘うようになってからは残虐ファイトを抑えている事もあり、基本的にこれに体を貫かれるのはザコレベルの「ザコ専」技でもあり、正義超人として相手の体を貫いて勝つ残虐ファイトは描きにくいのもあるかもしれない
バッファローマン戦では物理的にいろいろ無理がある理屈で「1200万パワーの光の矢」にまで昇華させた
・パロスペシャル
ウォーズマンの代名詞とも言える関節技で、相手のバックを取り、両足を内側から引っ掛け、両手をチキンウイングで絞り上げ、筋組織や骨をめちゃくちゃにしてしまう地味に恐ろしい技
脱出不可能という触れ込みだったが、前述した「味方になったら弱体化」の流れと共に、アイドル超人としてこの技を私用した際はバッファローマン・ネプチューンマンにあっさりと外されてしまい、これによりウォーズマン自身の格もかなり落とす結果となってしまった
ラーメンマンのキャメルクラッチと争うほど多くの小学生がマネをし、多くの苛められっ子が涙を流し、挙句にPTAから技の使用禁止が通達するハメにもなったいろいろいわく付きな技でもある
ジャッキー・パロという日本では馴染みの薄いプロレスラーの技がオリジナルとされるが、彼の技は掛け手の体が前後逆であり、それは寧ろキン肉マンⅡ世でケビンマスクが使用することになる「OLAP」である