キン肉マン 週プレ最新作 第158話 「絶対防御!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
サブタイトルの「絶対防御」ってフレーズがカッコいい
シルバーマンのことだよね
まさかサイコマンやキンターマンのことじゃあないだろうし
ゴール前で余裕かまして旋回飛行して予選突破を逃すようなバカが「絶対防御」なわけないもんな
でもそんなバカでバカでどうしようもないザ・キンターマンが好きで好きでたマラない
で、サイコマンの「愛憎スープレックス」から今回のストーリーはスタートする
しかしブン投げられたシルバーマンは左手の盾をトップロープで滑らせて、ハリケーンギガブラスターやマッスルインフェルノのようにリング四方をグルグルと高速移動するというまたまた物理的にわけのわからない現象を巻き起こす
しかもこのロープって蔓でできてるのになんでこんな滑るんだ
蔓だけに「ツルッ」と滑るというダジャレで攻めてきたのか?
そしてシルバーマンはある程度リングを周回したらやはりバッファローマンやキン肉マンゼブラのようにあるポイントでロープを蹴ってサイコマンに突進する
そして左手の盾でサイコマンの顔面を叩きつける荒業
こうなるともうこの盾は立派な武器でもあるな
ちょっとこれを使うのは生身の肉体同士のぶつかり合いである超人格闘技としてどうなのか・・・
まー他にも武器や凶器使う奴はいろいろいたけどさ・・・始祖だし・・・でも兄貴も剣を使うか・・・
盾で思いっきりブン殴られてロープに吹っ飛んだサイコマンはそのロープの反動でリバウンドして来てダイビング・モンゴリアンチョップという現実のプロレスじゃなかなか見られない技を敢行する
しかしシルバーマンは完全にガードポジションでモンゴルマンチョップを完璧に防ぐ
無量大数軍風に言えば「完防」ってとこか
キラー・カーンも天山もモンゴルマンも泣いてます
あ、「モンゴルマン」ってラーメンマンが正体の方じゃないぞ?
格闘家の斉藤俊一が扮していたW★ING所属のプロレスラーの方で得意技がモンゴリアン・チョップだったんだ
間違えるな?
サイコ野郎はガードしているシルバーマンの両腕を巨握の掌で掴みその握力と腕力でガードをこじ開けようとするが、シルバーマンの鉄壁のガードはビクともしない
これが肉のカーテンの元祖なんだろうか?
シルバーマンはサイコマンのガラ空きのどてっ腹に蹴りを入れて突き飛ばす
距離を置いて改めてシルバーマンの体勢を見て「この絶対防御の構えはパーフェクト・ディフェンダー!」と妙に大袈裟に絶叫する
2Fにいるネメシスも初めて「“元祖”パーフェクト・ディフェンダー」を目の当たりにして驚愕
つーかサイフォンリングは明らかに垂直構造なのに何で真下の2つ下の階にいるネメシスが試合を見れるんだ?
こんな位置関係から試合が見れるなんて物理的に可能なのか?
そして3Fもいつまでジャスティスマンは無言のまま立ち尽くし、テリーマンは義足が外れたままポカーンと座り込んでるままなんだ
まるでアクションゲームでコントローラーを放置したままのキャラクター状態じゃないか
シルバーマンは「そう、これが闘い・・・ありがとう!ようやく思い出してきたよサイコマン」と語り、やはり前回一方的に攻撃を受けていたのは試合勘があまりにも開きすぎたのが原因だったご様子
サイコマンも「そうです。ようやく帰ってきましたね。あなた、私の知ってるシルバーマンですよ」と返す
試合を観戦しているキン肉マンも「肉のカーテン(キン肉ガード)」の開発者もシルバーマンと知って驚愕
コイツも地上から4Fの試合を見るとか位置的にかなり無理ある構図だな
普通なら視力的というより角度的に見えないだろこんなもん
サイコ野郎は「この形に入ったあなたを崩すのは容易ではありません。わかりました。では私もここで・・・戦法を変えましょう!」と突然シルバーマンの足をローキックで崩しにかかる
しかしシルバーマンは膝を付きだしてスネで防御するというローキックガードのお手本のような動き
でも肉のカーテン(パーフェクト・ディフェンダー)って防御幕みたいなオーラに包まれるものだからいちいち足でガードなんてしなくてもいいんじゃないの?
とにかくローキックをガードされたサイコマンはニャガニャガ言いながら今度はダブルトマホークチョップで脳天を叩き割ろうとする
しかしこれも拳をグーにしたままの真剣白刃取りの要領でしっかりガードして、その捉えた体勢からサイコマンを投げ飛ばすシルバーマン
それを見ていたバッファローマンは「すごいなあの防御の構えは。サイコマンのありとあらゆる攻撃を無効化して寄せ付けない」と感嘆
続けて珍しく口を開いたウォーズマンが「あぁ、このオレもキン肉マンと闘った時肉のカーテンには驚かされた。打撃押しで破るのは至難だと感じたが、シルバーマンのそれはもっと上を言っている」と語る
最後はキン肉マンが「あれが守りの天才と崇められた伝説の銀のマスク、その絶対防御法というわけか!」と絶叫する
真剣白刃取りから投げられたサイコマンはニャガニャガいいながら不敵に起き上ってきて「長期戦は望むところですよ。どんなに防御は完璧でも攻撃は何1つでてきません。それで勝てるんですか?ニャガッニャガッニャガッ」と愉快に笑いながらシルバーマンをコケにします
するとシルバーマンはムカッときたのかパーフェクトディフェンダーを解除して突然飛び上がり急降下のパンチをサイコマンの顔面に叩きこむ
しかしこれはカードを解除させる為のサイコマンの罠であり、サイコマンは殴られながらもシルバーマンをまるでフリッツ・フォン・エリックがやっていたように右腕に左腕を添える形のアイアンクローに捉える
「まんまと餌に食いつきましたね。大きな銀色のお魚さん」とコケにすることも忘れない
シルバーマンはアイアンクローから脱出しようとサイコマンのどてっ腹にヒザ蹴りをガンガン叩きこむ
しかしサイコマンもニャガニャガ言いながら「私が粘着質なのはよ~くご存じでしょ?嫌がれば嫌がるほど続けますよ」と痛みに耐えながらもその手は絶対に離さない
それにしても慇懃無礼な言葉使い、陰湿、そして粘着質と性格の悪い奴のテンプレートみたいなキャラクターだなサイコマンって・・・
シルバーマンはヒザ蹴りからこんどはフロントキックを腹に叩きこむがそれでもサイコマンは手を離さない
そしてサイコマンは右腕で顔を掴んだままシルバーマンの背後に回って両足をシルバーマンの両足にひっかけて、アイアンクローをしている相手におんぶされるような体勢になる
シルバーマンは背中にしがみつく形になったサイコ野郎をコーナーに激突して引っぺがそうとするがやはり離れないサイコマン
サイコマンはニャガニャガ言いながらニヤニヤしながらシルバーマンの耳元で「あなたは私の蟻地獄にはまっていることにもう気づいているんじゃないんですか~?」と性格の悪さがにじみ出るようなニヒルな笑みをたたえながら甘くささやきます
握っている巨握の掌は握力がすごすぎてバチバチと電磁スパークまで発生し始めているほど
このままシルバーマンのおつむは握り潰されちまうのか?
一度食らいついたら絶対に離さないスッポンのサイコマンの不気味さが全開になって今回は終わり
咥えたら離さない
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シルバーマンの反撃ターンになるかと思った今回のストーリーだけど、まだまだサイコマン優勢かな
試合勘の問題もあるけどシルバーマンが思ったより強くないような感じもするな
まだほとんど持ち技出してないからこれからだろうけど
ただサイコマンもまだ完璧・拾式(パーフェクト・テンス)としての必殺技は出してないけど
でもまだほとんど何も攻撃技は出してないシルバーマンが有利なのは言うまでもなく
ただこの闘いもガッツリ何週もかけて描く流れになって来たね
そうなるとサイコマンはブロッケンJr.戦から何週間描かれ続けるんだという話になってくる
そこまで人気があるキャラでもないしすぐ直前に試合したばかりだから鮮度もない
これであまり引っ張るのもどうかと思うけど・・・
もっとシルバーマンが圧倒して瞬殺か早めの決着になると思ってたんだけどね
どうやらガッツリ闘うようで・・・
でもどう考えたってあんだけ満を持して登場してきたシルバーマンが負けるわけもない
シルバーマンが勝利すれば完璧側はもう閻魔様とネメシスの2人だけ
「たった2人の最終決戦」状態だ
どうするんだろうか?
そろそろ敵の増員も必要だろうか?
そしてネプチューンマン・・・オメガマン・・・アタル・・・
キン肉マン 週プレ最新作 第158話 「絶対防御!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は2月8日発売です