キン肉マン 6話 恐怖の完裂地獄!!の巻 感想

キン肉マン新作、第6話「恐怖の完裂(かんれつ)地獄!!の巻」のネタバレレビューです
あらすじを感想を交えながら更新していきます
前回、キン肉スグルと悪魔将軍(ついでにサンシャイン・他)の嬉しい復活が描かれました
肝心の試合中のテリーマンは早くも苦戦模様
ただ、正義超人は「序盤は苦戦する」のはデフォルトみたいなもんです
作中で「テリーマン絶対優位なんて言われた試合などない」とテリーマン自身も述べてます
主人公のキン肉スグルだってかなり強くなっていた王位編でもホークマンやミスターVTRに苦戦
まだ火事場のクソ力を奪われる前の状態にも関わらずです
正義超人で悪を圧倒して倒したのってラーメンマン(モンゴルマン)くらいのもんでしょう
ミスターカーメンとモーターマン
これはラーメンマンが正義超人最強クラスの強さがあるからできた芸当ですが…
でも実際テリーマンとラーメンマンが戦えばテリーマンが勝つ気もするんですよね
ロビンマスクとテリーマンが戦ってもどっちが勝つのやら
キン肉スグルを除く正義超人の中で誰が1番強いかは読者によって思い入れも違ければ、
描写の捉え方なども違うし、一度総当りリーグ戦でも描かれない限りわからないでしょうね
再度超人オリンピックでも開催して
ただ正義超人同士の試合だと正義超人の特性がでないからベストバウトにはならないと思うし
難しい所です
…っつーか、普通に人気投票の結果そのまま反映して勝敗決めちゃいそうなゆでたまご先生
あぁそういえばバッファローマンがやっぱり最強かな
あぁネプチューンマンやアタルもいるか
とりあえず「アイドル超人」に限定したほうが良いのかな
そしてそのバッファローマン
今回ついに復活です
場所はスペインのマドリード
中井先生の画力はフェリペ4世の騎馬像を見事に描く
確かに画力上がったんでしょうね
でもキン肉マンとかマリしゃんとかナツコとかジャンプの頃の方が良かったなぁ
それはそれとしてバッファローマン
体力回復カプセル(メディカル・サスペンション)から復活です
スペインなのに英語で「Buffalo habitacion」(バッファローマン邸)内での出来事
家ん中で「ウオオ~ッ!」とか叫んでますが日本の水道橋まで来るのに何日かかるのやら
アメリカから海を泳いで渡ってもまる1日以上かかるらしいし
今度はスペインです
完全に地球の裏側です…
とりあえずマッスル・ラジアルだけはテリーマンだけで倒すしかなさそう
スグルも水道橋ガード下の牛丼屋で「まだ大丈夫じゃ」とか言いながら、
未だに牛丼かっくらってるでしょうから
ただこのラジアル…
強い…というよか反則
結局両肩の巨大タイヤが全ての攻撃を防いでしまうんですよ
カーフブランディングやってもこの巨大タイヤが先にマットにつくから頭部は無事のまま
今回はオクラホマ・スタンピートでコーナー鉄柱に投げつけられましたがそれもだめ
巨大タイヤが先に鉄柱にぶつかり頭部は無事
さらに足は足でスピニング・トーホールドをやっても骨も関節もない足で全く無意味
将軍やスプリングマン状態です
これではテリーマン最強の必殺技であるテキサスクローバーホールドも効かないでしょう
とにかくあの頭部に攻撃を加えるしかないんです
テキサスコンドルキックしかないか…
テリーマンはラジアルとは相性最悪っぽいですね
ジャイアント・ハンターにあまりこだわらなくても良いと思うけどなぁ
同体型の相手と戦うテリーマンも見てみたい
ラジアルはラーメンマンあたりが相性良さそう
蹴りで頭部をピンポイントに捉えてキャメルクラッチとかね
それとテリーマンの試合勘の鈍りもあるんでしょう
「これしきの技でやられていては他の仲間に顔向けできねぇんだよ」と、
いつかのマウンテン戦のオマージュ発言を繰り出します。
指でチッチッチッとやるⅡ世の究極の超人タッグ編からの後付設定なども繰り出しましたが、
そもそもそれってモデルのテリーファンクじゃなくてハルクホーガンのアピールだったかと。
そうこうしているうちにもラジアルの巨大タイヤのスピン摩擦で肌がすりきられ、
全身血まみれ…というかかなりグロく負傷してしまっているテリーマン
過去に腕や足をもがれたりもありましたが、テリーマン自身がこんなにグロく傷つくのは…
でもモデルのテリーファンク自体強さで圧倒するレスラーじゃないですもんね
YOUTUBEの動画とかで見るとハンセンやブロディやブッチャーにボコボコにされてます
しかし驚異的粘りで逆転するみたいな
引退から復帰後は長州にまでボコボコにされてますね
そういうレスラーがモデルだけに、テリーマンは苦戦に次ぐ苦戦の末に勝ち上がるのが「らしい」姿でもあります
しかしさすがにグロッキー
もうダメかと思うとリング上にある何かの破片に気づくテリー
どうもこれが反撃の糸口になりそうな所です
「ネバーギブアップがオレの身上でな」と最高にカッコいいセリフを吐くテリー
ここで今週は終わりです
今週はスグルも将軍も登場しませんでした
3人目の復活正義超人はバッファローマン
さすが体力の回復早いっすね
次に復活する超人は誰になるでしょう
おそらくウォーズマンかブロッケンじゃないかと思います
特にウォーズマンは作者であるゆでたまご先生がその人気を知らずに王位編で酷い扱い
そのお詫びもあるのかⅡ世以降に描かれた作品ではかなり優遇されています
「ガチンコスパーリング」でもラーメンマンに負け役をやらせてまで勝ち役を演じてます
ラーメンマンより「美味しいとこ」持っていきましたからね
この流れはまだ続くでしょう
今じゃ人気トップですからねウォーズマンは
それだけに王位編でジェロニモに取り替えられた時はショックだった…
出てもオメガマンの「かませ役」超人が必要だったから仕方なかったんだろうけど
ブロッケンも中途半端な勝利ばかりでスッキリ勝ったこともなく、
そもそも「これから才能が開花するという時に戦いが終った不遇の超人」とされています
今回こそ大輪の花を咲かせるシリーズではないでしょうか
ただその為には絶対に新技が必要でしょう
ベルリンの赤い雨などプリズマンに「ただのチョップ」とコキ降ろされたものです
これで真の完璧超人を倒すなど想像がつきません
新しい説得力のある必殺技、ゆでたまご先生お願いしますね
そうすりゃブロッケンも一気にロビンやラーメンマンやウォーズマンに並ぶ人気超人です
そして「ベテラン組」であり、体にもかなり無理させて戦ってきたロビンとラーメンマン
この2人が一番最後に復活でしょうね
峠を越えた年齢な上に一度闘えない体になったのに結局闘い続けたロビン
植物超人になったりカピラリア光線の毒素に犯されたりとボロボロのラーメンマン
この2人の回復には時間がかかりそうです
ただラーメンマンはあのカプセルより終点山に戻った方が回復早いのでは…?
それかピラミッドの中にまた入るとか
そして気になる「その他強豪超人」の行方です
不可侵条約調印式に参加したネプチューンマンとアシュラマン
この2人は立場的には正義超人だし五体満足でピンピンしてるっぽいけど今どこへ?
いずこへ?
君たちがいて、僕がいる
そしてもっと気になるキン肉アタル
そして正義超人入りした(と勝手に推測している)フェニックス
この2人の「参戦」はあるの?
ここは是非描いてほしいとこだけど…
でもネプ・アシュラ・アタル・フェニまで描いてたらまた描ききれなくなりそうだな
ジェロニモを相変わらず雑魚超人としていたり、
ウルフマンをカプセルにさえ入れなかった理由がわかる気がします
Ⅱ世でもあれこれ正義側の超人を増やしすぎました
だから1試合しか描けずに「消えていった」超人多数
本当はもっと登場させて描きたかった超人もいたでしょうに
それもあるとジェロニモどころかブロッケンも雑魚のままの方が良いかも…
でもブロッケンはしっかりカプセルに入れちゃってるからなぁ~
ただⅡ世は一試合一試合に割く話数が長すぎました
やっぱりテンポ的には悪魔超人編くらいがちょうど良いと思います
1試合に2,3話くらいのペースで
そして試合のない間のサイドストーリーを描きすぎずに
これを徹底すればもっといろんな超人の試合を描けると思うんですけどね
そんなこんなで次に誰が復活するのか、誰が戦うのかなど、
テリーマンVSマッスル・ラジアルの試合が終ってもいないのにあれこれ先の事を考えてます
でもバッファローマンとラジアルの巨漢同士の試合も見てみたかったな
真・完璧超人軍もやっぱり武道が一枚抜けてそうですね
一週間前テリーマンにつけられたアザは試合開始前にあったのになぜか消えてるのも…
とにかく舐めまくり油断しまくりのダルメシマンに「油断大敵」を忠告する武道
でも前回で将軍が「この中に厄介な奴がいる」と言っていたのは武道じゃない気がします
おそらく「ジェロニモ集団陵辱プレイ」時に参加しなかった超人…
そう、「完恐(かんきょう)」ことピークア・ブーではないでしょうか
Ⅱ世のセイウチンがハート模様の「オーバーボディー」を着てるようないでたち
この「オーバーボディー」を脱いだあとに「完恐」…つまり完璧なる恐怖が待っているのでは
そんな不吉な予告(外れるかもしれないけど)を残しつつ、
キン肉マン新作、第6話「恐怖の完裂(かんれつ)地獄!!の巻」のネタバレレビューは終わります
次週は1月23日発売です

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