キン肉マン 112話 恐るべき“裁きの技”!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第112話 「恐るべき“裁きの技”!!」 感想(あらすじネタバレ含む)レビュー
ジャスティスマンの強烈な垂直落下式かんぬきスープレックスをくらって大ダメージのアシュラマン
「お前の6本の腕は確かに有利な点も多い。だがそれゆえに弱点にもなりやすいことを多くの下等超人、何よりお前自身が見落としている」と上から目線でコケにします
アシュラマンの6本の腕が弱点になったことなどこれまでの闘いではほとんどなかったし、寧ろチートだとさえ思ってたけど・・・
「だが冷静に判断ができる我ら完璧超人はそのようなまやかしには騙されぬ。お前の言う“魔界殺法”とやらも恐れるに足りぬ」と言いたい放題のジャスティスマン
しかしアシュラマンも「弱点だと?カカカ・・・おもしろいことを言う。さっきのきさまのフロントネックチャンスリーにしても全てこの6本の腕があればこそ返すことができた。そこに何のデメリットがある?まさに魔界の王族だけに与えられた特権よ」と自らのチート特権を誇示するアシュラマン
特権うんぬんで言えば、主人公・キン肉スグルもキン肉王族(主役)特権がたくさんある
肉のカーテン
キン肉星三大奥義
フェイスフラッシュ
そして何と言っても最大のチート要素は「火事場のクソ力」
さらに言えば「敗れた友の魂が黒い罠に迷い込んだオレを救い出す」友情パワーなどなど・・・
そう考えればアシュラマンの魔界のプリンス特権など可愛いもんか
「その驕り高ぶりが既に弱点の端緒となっている。それに気づかぬうちはお前が私に勝つことはありえぬだろうな」と平家物語みたいなことを口走るジャスティスマン
「御託は勝手からにしやがれ!」とアシュラマンは左側の3本の腕をグリングリン捻ってからませて太い一本の幹のようにして叩きつける「キン肉マンⅡ世」からの逆輸入技である「波羅密多ラリアット」をジャスティスマンにぶちかまします
しかしジャスティスマンは仁王立ちでそのラリアットを受け止める・・・
まるで新日に初登場した時のスコット・ノートンが佐々木健介のラリアットにビクともしなかった時のような描写
ジャスティスマンはアシュラマンの絡みもつれた一本の大木のような腕を取り「1本の腕より3本の腕で行えば威力は増して何でも通用するというその思い込んでしまうその発送・・・こうして3本まとめて料理すればそのダメージも3倍だ」と「大木腕固め」なる脇固めを敢行する
しかしアシュラマンは体も結構柔軟なようで前転してワキ固めから脱出し逆にジャスティスマンの右腕を取ってまたも「佐々木健介オマージュ」なのか逆一本背負いで投げつけます
しかしジャスティスマンは投げられても身軽に難なく足から着地してしまいます
「ククク・・・強情者め、いつまでその6本の腕に頼り続けるつもりだ?」と挑発するジャスティスマン
絡まった腕をほどいて6本の腕を背中の裏側に回して見えなくしながら「決まっている!貴様がリングに這いつくばるまでだ!」と突進するアシュラマン
6本の腕を隠しながら突進してくるアシュラマンに心の中で「わかるのだよ私は。お前がどの腕で攻めてこようとしているのか・・・左右中段の腕だ」とつぶやく
その通りアシュラマンが左右の中段の腕を出して何かしようとするがジャスティスマンは待ってましたとばかりにその左右中段の両腕を捉える
そしてその腕を骨格はどうなってるのか結んでしまうジャスティスマン
そもそもハラミッターラリアットができるんだから軟体動物みたいな腕なんでしょうけど・・・
さらに上段の2本の腕を左右逆にクロスして締め上げる新崎人生の極楽固めをスタンディングで敢行する体勢になるジャスティスマン
「いくら強敵とはいえ、私の腕の動きを見切られすぎている。これは何かおかしい・・・」と心でつぶやくアシュラマン
ジャスティスマンも「わかるぞ、今のおまえの思いが。腕の動きが見切られている・・・と」指摘しアシュラマンの心を読み切っていた
「教えてやろう。それはな・・・この腕には我が弟子ミロスマンの遺伝子が今なお生き続けているからだ」とジャスティスマンが語ると都合良く雷鳴が発生しミロスマンの像がパッとフラッシュアップされるマンガにありがちなコテコテの展開
「言ったであろう、おまえたちは我が弟子の腕で繁栄を成した一族であると」と語るジャスティスマンの背後に黄金マスク編の若いアシュラマンの姿やジャンプ連載時代に描かれたアシュラマン生誕時の構図がそのまま描かれる
「その記憶が染みついた腕が繰り出す攻撃は、いわば全て私が叩き込んだ技術を無意識のうちに使用している。それをこの私が見きれぬわけがなかろう」と語るジャスティスマン
そして「だから今こそ何万年もおまえたちに貸していたこの腕、我ら完璧超人の元に返してもらおうか」とも
アシュラマンの空いている下段の2本の腕を両足でクラッチするジャスティスマン
2本の腕でアシュラマンの上段の腕2本をスタンディング極楽固め
アシュラマンの中段の腕は紐のように結ばれている
そして下段の腕2本んはジャスティスマンの両足でクラッチ
その体制のまま背後に飛び「裁きの技を食らうがいい」と吠えるジャスティスマン
そのままスープレックスの要領で叩きつける「ジャッジメント・クラッシュ」を敢行します
これは両腕がクロス式に捉えられているから保永昇男のクロスアーム・スープレックスの効果もありますね
隠れた大技で好きだったんですよアレ
受け身が取れませんから脳天にモロにダメージがイキます
野上彰とかあれでよくヤられてましたね
たまりません
脳天に大ダメージで顔色が一気に悪くなるアシュラマン
さらにこのスープレックスの衝撃でアシュラマンの下段左の腕がまるで天津飯のようにもぎ取られます
フン、もろい奴らだ
もぎ取った腕をリング外に投げ捨てるジャスティスマン
しかしアシュラマンはめげずに「私にはまだ5本の腕が残ってる」と右側の3本の腕で裏拳×3を狙います
左腕を失ったジャンクマンとは違って5本もあるからまだまだ余裕です
「だが確実にお前の戦力は低下した。5/6に」と散々6本の腕が弱点とか言ってたくせにとたんに戦力が落ちたとか矛盾したことを口にし始めるジャスティスマンだがアシュラジャンの3倍裏拳も難なく受け止める
そして前回見せた全身のヒネリからアシュラマンの竜巻地獄を上回る竜巻を発生させた「タービンストーム」の要領で、今度は足で捉えた下段右腕をツイストでグイッと背後に捻る「ジャッジメント・ツイスト」という技でもぎ取ってしまいます
ついに腕は4本・・・サタンクロス、いやさサムソン・ティーチャーと同じ状態になっちまったアシュラマン
これでもうアシュラバスターもできなくなっちまいました・・・
「これでお前の戦力は4/6。私に腕を破壊されるたびにどんどん低下を続けていく」とまたも「腕の本数=戦力」みたいな先ほどと矛盾したことを口にするジャスティスマン
つかアシュラマンの腕ってなんで毎回毎回簡単にもぎとられるんだろう
これ普通に2本腕の超人ならそう簡単に腕なんてもぎ取られたりしないのにね
「やがて私と対等の2本腕になった時、おまえは己の種族の無力さを悟るだろう。そして本来の下等超人であるおまえたちと、我ら完璧超人の力の差を今日の闘いで思い知らせてやろうというわけだ」と上から目線でアシュラマンを見下すジャスティスマン
アシュラマンは「ほざけー」と4本腕で竜巻地獄を放つ
これはもう超人タッグ編でテリーマンとジェロニモの4本の腕で放ったものにも負けた過去があるのに・・・
ジャスティスマンも「やはり一発目放った技よりも威力は低下しているな。こんな不完全な技が・・・」と竜巻を鷲掴みにするという「物理的に可能なのか?」な行動を普通にしちゃって、竜巻を脇へ放り捨ててしまうジャスティスマン
弱々しい竜巻はそのままヘナヘナと消滅していきました・・・
竜巻って手でつかめるものなんですねぇ・・・
まぁ前回のカラスマンの「コンクリートを引っ張る」みたいなもんか・・・
そういやこのリングもコンクリートでできてるの?
カラスマンとザ・ニンジャの試合のリングだけコンクリートとかおかしいよね?
完全に狼狽し始めた相変わらずメンタルは弱いアシュラマン
「ウォー」とか言ってトップロープからやけ気味に「トぺ・コン・ヒーロー」と作中で表現されているが、あれは場外技だから、どっちかってとこれは二代目タイガーマスクとその後の三沢光晴が使用したウルトラタイガードロップの方だと思うがとにかくヤケクソになってそれをぶちかまそうとするアシュラマン
やばいフラグ立ちまくりです
ジャスティスマンはジャンプして空中でアシュラマンの体を背面で捉えて中段の2本腕をクラッチし、そのまま叩きつける「ジャッジメント・アヴァランチャ」という人間じゃ絶対できない技を敢行しさらに中段の2本の腕ももぎ取ってしまう
ジャスティスマンが口にしていた「対等の2本腕」の状態になっちまったアシュラマン
アシュラバスターどころかもう竜巻地獄さえ満足に放てまい・・・
アシュラマンが一方的にやられるターンが2週続く流れのまま今回も終わり
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まーアシュラマンの腕はどうせまたニョキニョキと気持ちよさそうに生えてくるでしょう
おそらくこのシリーズで死んだ超人の腕
それも同志・盟友であるスニゲーター・プラネットマンは同じ悪魔騎士だから確定的だし、あとはスプリングマンとステカセキングの「オモチャ超人」コンビの腕も濃厚かな?
ステカセキングもアラサーだしスプリングマンなんて4000年以上生きている化石超人であり子供ではない
大人のオモチャです!!
あ~でもアシュラマンの腕って敵対している超人達の腕を奪うケースの方が多かったよね
だったらオリジンでありながらクソ弱くてすぐにおっ死んだ連中・・・ミラージュマン・アビスマン・ペインマン・シングマン・・・の4本で足りちゃうな
カラスマンの腕はいらないか
とにかく腕は再生する
それに腕を使わなくてもアシュラマンには阿修羅稲綱落としだってまだあるんだ
とにかくやられっぱなしでまるっきり攻撃することがないからなぁ
竜巻地獄はヤッたけどさ
今年もあと何回更新があるのか
もういくつ寝たらお正月的な状況にもなってきている
今月の月曜日に祝日や祝日振替はない
かと言っても年末の29日に更新があるのも考えにくい
良くてあと3回・・・休載あるならあと2回ってとこか・・・
年内決着はあと3回あるならギリギリあるかもだけど2回じゃまず無理だなこの流れじゃ
意外と2本腕で奮闘する姿も描かれるかもやしれないよね
とにかく強すぎるジャスティスマンという感想しかない現状・・・
次回を楽しみに待とうか?
ジラされるのや嫌か?
友達になろうぜ?
キン肉マン 週プレ最新作 第112話 「恐るべき“裁きの技”!!」 感想(あらすじネタバレ含む)レビューは以上
次回は12月8日発売です

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