ネプチューンマンの覚醒(?)が描かれたストーリー。
いやさ、喧嘩男(ケンカマン)の覚醒ストーリーと言うべきか?
素顔が少し見える喧嘩男。
あの目がカッコいいんだよ。
強そうで・・・どこか悲しさを秘めたようなあの目が。
中井先生はかなり忠実にそのあたり再現している。
ネプチューンマンが発光(友情パワー=火事場のクソ力)した。
ジェロニモは発光なしで超神を倒したがネプは発光。
「ライバル心」という名の友情。
「ライバル心」という名のもとに発光。
そこからのラッシュにリヴァイアサンも効いている描写だった。
ダブルレッグスープレックスも喧嘩ボンバーも喧嘩スペシャルも効いてなかったのに。
それだけ発光はすごいってことか。
光ってナンボみたいな作品になってきたな。
超人タッグ編で敗れた時の描写が描かれている。
胸のチョッキのトゲがねじ曲がっているところまで忠実な中井先生。
だがキン肉マンとテリーマンのデザインはちょっと違う。
特にテリーマンの髪型(笑)
ロビンマスクとのやりとりもかなりアツかった。
なんかロビンは生き返ってからかなりドライになった感じもする。
あまり情を見せないというか。
アシュラマン同様王位争奪編のキャラと結構変わってる気がする。
まぁアタルが散々馴れ合いになった友情パワーの堕落を指摘していたからね。
そのあたりも意識してイキッているのかもしれないが。
そして出たのが喧嘩スペシャルヌーヴォ。
ゆでたまご先生は「ヌーヴォ」って言葉がよっぽどお好きらしい(笑)
だが技名でこれ使われると弱そうに思えてしまうのはなぜだろう。
例によって嶋田先生は二体の超可動フィギュアをこねくり回して考えたんだろう。
イギリス人のネプチューンマンが技名にフランス語を使うのも、前回ロビンが言ってたイギリス伝統社会への反発なのか?
フランスのルピーン。
だが喧嘩スペシャルヌーヴォが決め技になることはとても考えにくい。
まず出したタイミングが悪すぎる。
回跨ぎになれば高確率で決定打にならない。
垂直落下系の技なら例外もあるが。
この手のクラッチ系の技ではこのまま終わるのはまず考えにくい。
そもそもこの手の技で試合を決めるケースなどパロスペシャル以外でほとんどない。
発光して奥の手まで出してしまったネプ。
リヴァイアサンはまだ大技はリヴァイアサンメイルストロームとメイルストロームクラッシュだけ。
もしまだもう1つ大技を持っていたらネプはほぼアウトだろう。
ネプはヌーヴォで決められなけばもう打つ手もない。
おそらく最後の力を振り絞っての火事場のクソ力。
体力も残っていないだろう。
可能性があるとすれば・・・掟破りのロビンスペシャルくらいか?
超人タッグ編であっさり自分のモノにしていたからね。
ロビンの目の前であれをまた放つことができれば・・・。
と、いうわけでネプの勝利がかなり危うくなったところで今回は終わり。
次回は1月17日発売。