キン肉マン キャラクター スプリングマンについて
身長:104〜950cm
体重:600kg
超人強度:320万パワー
年齢:4000歳
出身地:古代ギリシア
名言:「キン肉マン、オレと闘えば盛大な葬式をあげてやるぜ」
スプリングマンとは「7人の悪魔超人」の1人で、副将格
それに違わぬ強さ・冷静さ・ズル賢さを持ち合わせた超人である
7人の悪魔超人NO2といった位置づけだろう
演じた声優はテリーマンの声を担当している田中秀幸だが、
言われなければ誰も気づかないほど「別人」のような奇声で田中は話している。
まるでオウムの高橋や菊池が言われなければ誰も気づかなかったようなもの。
いや、この2人は言われても気づかないほど別人だったが。
担当するアニメキャラだけでなく、洋画の吹き替え等でも基本的に二枚目役の甘く品のある声を担当する声優・田中秀幸の極めて異色キャラとも言える。
齢4000年に及ぶ年齢だが、明らかに「非生物」系超人の為あまり気にならない
登場当初は右手が針のような突起になっていて、キン消しもこれを元に作られたものが多く出回っていた
あの突起は残したほうがよかったのになぜなくしたのかは、先生の気紛れか単に忘れただけか…
プリプリマンの例があるから体の一部の設定を忘れるなどゆでたまご先生にとっては朝飯前だろう
そして体重が600㎏と見かけによらずめちゃくちゃ重い
マンモスマンでさえ400㎏、ネプチューンキングでさえ320㎏と巨漢超人を大きく上回る重さである
明らかな設定ミスを感じる数値である
ただ、7人の悪魔超人をスパルタ式に鍛え上げた「鬼共感」であるスニゲーターからはこのスプリングマンとステカセキングは落ちこぼれの「オモチャ超人」呼ばわりされ、激しく鞭で打たれ続けるという見ようにようってはプレイなのかと勘違いするような厳しいシゴキを受けていた
その「オモチャ仲間」であり「シゴキ仲間」でもあるステカセキングの体重も700㎏と不自然に重いのである
やはりオモチャ系の超人は見かけによらず重い体質なのかもしれない
1人だけならその「鬼教官」のスニゲーターの超人強度が当初4000万パワーとされていたことのように設定ミスか表記ミスも考えられるが、2人揃ってこんだけ重いとなるとやはりそれなりに考えられた「設定」なんだろう
巨漢超人のマンモスマンでさえ400㎏、ネプチューンキングでさえ320㎏である
このシコシコ仲間2人の体重を上回る超人はもうサンシャインや魔雲天やパルテノンやゴーレムマンなど1トン級のモンスターや、3.5トンのタイルマン、そしてキング・ザ・100トンくらいなもんである
パルテノンと言えば、ゼブラチームは重量級超人が多く、マンリキが500㎏、モーターマンが210㎏、バイクマンが150㎏、ゼブラも地味に154㎏と皆それなりに思い
ただどう見ても大型バイクであるバイクマンの体重が150㎏じゃ軽すぎだろう
それでいてマンリキ程度で500㎏、そしてスプリングで600㎏、ステカセが700㎏とか各キャラクターの体重設定がかなりいい加減なものに感じる
タイルマンの体重も3.5トンだったり5トンだったり一定しないし
どっちみち超人ならば1トンや2トンの怪獣を軽々持ち上げることもできるし、
中には興奮した時に長く太く硬くなる部分で持ち上げてしまうようなキチガイのような超人もいるくらいなんだから、600㎏や700㎏を持ち上げるくらいは赤子の手をひねりながら持ち上げるようなもんなんだろう
テリーマンはなんだかんだで100トンを持ち上げていた
そんなシコシコ仲間のステカセキングも21歳の立派な大人
ましてこのスプリングマンは中国の伝統と同じ4000年の人生を経た「化石」でもある
オモチャオモチャとさげすまされているけど決して子供じゃない大人なんです!
2人は大人なんです!!
大人のおもちゃです!!!
そんなスプリングマンの初戦は鳥取砂丘でのウルフマンとの闘いになる
少年マンガ史上最も悲惨な死に方や残酷な死に方として決まって挙がるフィニッシュ技である「デビルトムボーイ」ででウルフマンをジワジワ締め付けて存分に苦しめながら最後は全身をバラバラにしてしまうというエグいヤり方で惨殺
颯爽と登場したものの2敗していて強さに説得力が欠け始めていた悪魔超人の恐ろしさを存分に知らしめた
その後はバッファローマンとタッグを組み、キン肉マンと2対1のハンディキャップマッチになるが、
モンゴルマンの参戦で通常のタッグになり、さらに実質モンゴルマンとの1対1のシングルマッチ状態になる
体が軟体の為投げ技も関節技も一切効かない一種の特殊体型で、
通常の超人では倒す術もない反則級の強さを持つ超人だが、
彼の年齢に匹敵する中国4000年の秘術を身につけているモンゴルマンはそれさえも乗り越え、
その力で雨を発生させた為全身がサビて体の柔らかさが失われてしまう
そのままモンゴルマンにキャメルクラッチに入られ、本来ならそのまま真っ二つにされて終わりだったが、モンゴルマンが「正体」を隠すために自制し、そこで脱出した機に必殺のデビル・トムボーイを敢行する
これもモンゴルマン以外では脱出不可能な殺人技だが、
モンゴルマンの「闘龍極意ネコジャラシ」によって脱出され、
最後はモンゴルマンの必殺技であるレッグラリアートをくらい、
高電圧の壁に叩き付けられて感電死する
得意技
・デビル・トムボーイ
少年マンガ史上最も残酷かつエグい必殺技。バネの全身で相手の体を包み込み、
ギュウギュウと強烈に締め上げ、ジワジワと苦しめながら最後は相手の全身をバラバラにしてしまう殺人技
アニメ版ではさすがに放送コードが入り、「ジャンピング・マッスルクラッシュ」という別名が付せられ、全身を強烈に締め上げることで筋肉組織を破壊して、最後は鬱血死のような状態にさせてしまうという、結局グロく毒々しい殺し方には変わらないフィニッシュとなる。しかもアニメ製作スタッフのこの技に対する熱意(?)は相当なもので、ウルフマンの体内で筋肉組織が締め上げられて破裂して破壊されていく映像を流し、最後はウルフマンの全身の血管を体に表示させ、それが鬱血したような描写まで描き、その後倒れたウルフマンの肉体はドス黒く変色までしている細かい描写だった
原作・アニメ共々ラーメンマンのキャメルクラッチに匹敵するほどの残虐・グロテスク技である