アトランティス

キン肉マン キャラクター アトランティスについて
身長178㎝
体重94㎏
出身地:オーストラリア
超人強度:145万パワー
名言:「鉄仮面さん、ここまでおいで」
アトランティスとは「7人の悪魔超人の1人」で、位置付け的には、登場当初にキン肉マンに2連敗し残り5人となり強さの説得力が欠け始めた悪魔超人の勃興役といったところで、前の試合でスプリングマンがウルフマンに圧勝した流れを受け継ぎ、ついに正義超人の参謀格のロビンマスクまで倒してしまい、読者に「悪魔超人強ぇぇ~」と思わせる役割を担う
ただ・・・
今だからこそ「あのロビンマスクを倒した」と思われがちだが、
7人の悪魔超人編当時はロビンマスクは負傷で二度と闘えない体になり格闘家を引退し、ウォーズマンの師匠として既に一線を退いた印象があり、それでも無理して老体に鞭打って格闘家としてカムバックしたほぼリタイア状態の超人のような印象も強く、それほどの「大金星」感もなかったのは事実
ロビンマスクの株が一気に急上昇したのは王位編の「え?ロビンってこんなに強かったっけ?」と違和感を感じるほどの確変からであり、それまではジャンクマン戦以外は敗北していてラーメンマンはもちろん、下手したら前シリーズのタッグトーナメントで優勝したテリーマンより下っぽいイメージがあったのも事実であり、王位編がなくタッグ編で連載が終わっていたら今とは全く違った印象で終っていた超人であろう
このアトランティスもロビンマスクには勝ったものの、試合では必殺技のタワーブリッジを決められ、
そのままならギブアップかあるいは背骨をヘシ折られるか、それともウルドラマンやダイナマイト・バイパーのように体を真っ二つにされてブッ殺されていたところを、ミートの足を使って脱出するという卑劣な手段も用いている
だが、必殺技のアトランティスドライバーは叩きつける場所が岩場だったこともあるが極めて強力な技であり、これ一発でロビンマスクの頭部をマスク越しにカチ割って即死させるほどの破壊力で説得力十分だった
ミートの足を利用した卑怯者であるのも事実だが、まだ大技の「セントへレンズ大噴火」を温存しての勝利でもあり、先述したタワーブリッジもロビンが腕のロックを外したわけでもなく半分自力で脱出しているのもあり、「セコイ勝ち」だけでなくこの時点のロビンとであれば実力は伯仲していたと考えられる強さもある
ゆでたまご先生も決して「卑怯者」とは考えていないようで、読者のそのイメージを払拭したいと語っていた
その後は、ロビンの仇討ちに燃えるキン肉マンと対戦
ロビンマスク戦では見せなかった「セントへレンズ大噴火」などを駆使して苦しめ、ロビン戦同様にミートの足を使う卑怯な手段も用いるが、この時はミートの足が寄って来た魚を謎の光線でブッ殺してしまい、キン肉マンに闘いに専念するよう意思を示し(ロビン戦でもこれやってやれよ~)、最期はバッファローマンのキン肉バスター破りに貢献する形でキン肉バスターの人体実験台となり、背骨を砕かれ股を引き裂かれて絶命する
アニメ版では「ロビンの仇討ち」を強調する意図もあったのかキン肉マンの「ロンドン名物・タワーブリッジ」でブッ殺されるが、これもご丁寧に背骨がへし折れる映像まで流しての死に様であり、スプリングマンの項でも述べたがアニメ製作スタッフの悪趣味な(?)細かい描写には恐れ入る
得意技
・アトランティスドライバー
アトランティスの必殺技。相手の両足を掴み自信の膝で重力を加速し、相手の頭部を叩きつける殺人技
後に登場したアシュラマンの阿修羅稲綱落としに似た技
アニメ版ではなぜか水中でのジャイアント・スウィングに変更され、それにより投げ飛ばされたロビンは池の底で浚渫作業中だったショベルカーによって首を跳ね飛ばされる原作以上に酷い死に方をすることになる・・・
・ウォーターマグナム
口から強烈な水圧の水流を放つ
通常の人間が喰らえば胴体を貫通するほどの水圧だろう
水の力をナメるな
水は超高圧にして放出する事で石を切断するほどの歯こぼれがない「鋭利な刃物」となる
・セントへレンズ大噴火
相手の頭部に傷を入れ、その後ネックハンギングツリーの要領で頚動脈を強烈に締め上げ、
額の傷から全身の血液を放出させてしまう恐ろしい殺人技
くらった相手は当然出血多量死である
アニメ版ではこれさえも放送コードに引っかかったのか、血ではなく水分を放出する技となっている
人体の7割は水分で出来ているというところにアニメ製作班が目をつけたのだろう
結局、血液にしろ水分にしろその放出の圧力をキン肉マンに逆利用され脱出される

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