キン肉マン 読み切り 「カレクック -愛と怒りの聖人ーの巻」 感想

キン肉マン グランドジャンプ特別読み切り超人列伝第二弾) 「カレクック -愛と怒りの聖人ーの巻」 感想ストーリーあらすじネタバレ含む)

キン肉マンキャラクターの特別読切としてこのカレクックのストーリーが第二弾として選ばれた

超人列伝第一弾はウルフマンの引退を前後編2週に渡って描いた「土俵上の士(もののふ)」だった

あれから1年9か月が経過してようやく第2弾かと思うと長いような・・・長いような・・・

とにかく第二弾はこのカレクックだ

現行シリーズでは第2話にして早々にストロング・ザ・武道(超人閻魔)の零の悲劇によってタイルや便器と仲良く一緒に人間にさせられちまって、それ以降どうやって生きているのかもわからない程度のキャラ

ただそれが描かれたのが5年近くも前になるものの、作中時間では実はまだ一週間程度しか経過していないわけではあるが、もはやコイツが人間にさせられちまったことを覚えている読者の方が少ないのでは?

人気面でも「超人総選挙2013」では147票の第40位、「超人総選挙2015」では82票の第58位と人気も下降線で敢えてこの超人をチョイスする意味もなかなか見出しにくい立ち位置にいるキャラでもある

しかしゆでたまご嶋田先生中井先生ともに思い入れは深いキャラとのことである

そしてそのネーミングや超人オリンピック本戦の8人に残ってキン肉マンと闘った事から知名度だけは高い

下手したらマンモスマンより有名なキャラクターかもしれない(笑)

小学生で色黒な男子が無理やり「カレクック」とあだ名される風潮まで発生した

そのせいで多くの色黒少年が泣くハメになったいわくつきの超人でもある

このオレの周りだけでもS君やT君がその憂き目に合ったのを実際に目撃している

思えば酷い時代だった・・・

「あらい」という苗字だったらあだ名は強制的に「チュウ」

「たかぎ」という苗字だったらあだ名は強制的に「ブー」

デブだったらやっぱりあだ名は強制的に「ブー」

チュウかブーしかねぇ・・・

はじめてのチュウ・・・

いやそれだけじゃねぇ!

「加藤」という苗字だったらあだ名は強制的に「カトちゃん」だ!

「けん」という名前だったらあだ名は強制的に「志村」だ!

ドリフが全てなのかよッ!

もういいかげんにしてくれ!

ドッドッドリフの大爆笑!

しかも荒井注なんて生まれる前にもう脱退してたメンバーなのになんでオレらの世代まで浸透してんだ!

しかもその有名なギャグは普通に知ってるし一体何なんだこれは、バカヤロウ!

This is a pen!
とにかくすべてはドリフありきのひどい時代だった

20世紀少年

20㎝少年

ダメだこりゃ・・・

で、結局この「カレクック」はイロモノキャラとしてしか描かれなかった

キン肉マン相手の闘いも無様なものでどこが「残虐超人」なのかわからない内容だった

しかし、ちょっと運命の歯車が狂えばラーメンマンの代わりにアイドル超人入りしていたのかもしれない

同じイロモノキャラだったラーメンマンがその後作中屈指の人気超人に成長したのだから

カレーとラーメン・・・「子供が好きなたべもの」の筆頭である両者がなぜこんなに差が開いたんだろうか?

まるで田中マー君とハンカチ斉藤みたいだ・・・

この読切はカレクックが超人として一人立ちする前の若き日の修行時代のストーリー

超人オリンピック出場時で40歳という結構な高齢超人だったことからおそらくその20年ほど前と思われる

扉絵は原作でヒョロい貧弱貧弱ゥな肉体しか描かれなかった人物とは別人のようなマッチョ体型のカレクック

これも若き日の姿なんだろうがちょっとカッコ良く描きすぎな気が(笑)

読切を描くことになったキャラは妙に美化されすぎるのが気になる(笑)

そこはかつての姿を忠実に描いた方が良いと思うけどね~

残虐超人と恐れられた、この男にかつて、別の顔があったー。」という扉絵の見出し

「ただ強くなるためにー。その信念を秘め、男は今日も鍛錬を積む。」というヒーローチックな本編の見出し

「13億の民を抱える悠久の国、インドーアジア有数の大国は格闘技の分野においても爛熟の時代を迎えていた」という冒頭文からこの読切はスタートする

つーかインドの人口が13億になったのはこの2016年になってからのことでしょ

この当時(おそらく1960年・・・ゆでたまご先生が生まれた年)はその半分くらいだったはずだが・・・

若きカレクックは砂のサンドバック人形相手に「ムッサァ」(ヒンディー語かな?)とかいう掛け声でミドルキックをぶちかまして真っ二つにし、その上半身部分を捉えて見事なジャーマンスープレックスをキメる

上半身は裸で、下半身はインドの褌みたいな赤ふんを装着して、とにかくそっち系にめちゃくちゃモテそうな風貌&服装の若きカレクック

ただでさえドイツ人と角界とインド人はそっち系が多いってのに・・・

多いのは厳密に言えばインドの北部でパキスタンの影響が強いんだろうけど・・・

そんなカレクックを師範らしき偉そうな糞ジジイと兄弟子みたいな2人が見つめていて、その3人の頭の上にはそれぞれ何やら食べ物が乗っかっている

インド超人は頭に何か乗っけてないと闘うことができねーのかよ!

キングコブラも頭にコブラ乗っけてたし

師範らしきクソジジイの頭の上にはナン

兄弟子のうちガチムチで若い方の頭の上にはタンドリーチキン

そして兄弟子の年上の方でストⅡのサガットみたいな風貌をしている奴の頭の上には・・・

あ~なるほどね(笑)

これはおそらくインド料理の「シークカバブ」で日本で言うつくねスティックみたいなもの(主に羊だけど)

これが日本に伝わって「シシカバブ」→「シシカバブー」と変化して呼ばれるようになった料理である

作中で主人公・キン肉マンを倒したバーベキュー族の王子であり「最強キャラ」のシシカバブー

その由来となった料理をここで出すゆでたまご先生のこだわりにちょっと感激した

思えば主人公・キン肉マンを倒せたキャラクターはわずか4人しかいない

プリンス・カメハメとミキサー大帝とキング・トーン(イクエちゃん)・・・そしてこのシシカバブーだ

掛布雅之さえいなければキン肉マンを倒していたキングコブラを含めても5人だけ

そう考えるとスゴいことだ

シシカバブーはそんな5本の指が入る・・・じゃなくて5本の指に入るほどの強豪キャラだったのだ

5本も指が入っちゃったらな・・・ちょっとヤべぇからな

もはやフィスト○ァック状態だ

とにかくカメハメやイクエちゃん同様に完全に実力でキン肉マンを倒したんだから

それほどの強キャラをなぜ再登場させなかったのか

宇宙野武士編のクリスタルマン同様にその存在が惜しまれる存在でもあった

ブーの話はそれっくらいにしてとにかく砂人形をボコッてドヤ顔のカレクックは師範らしき爺さんに「いかがでしょうアジャンダ師匠。このシンに頭載(マーラ)格闘術(レスリング)免許皆伝を許していただけますでしょうか」と問う

本名「シン」って名前だったのかよカレクックは・・・

インドだけにね・・・

タイガージェット・・・

ジャイアント・・・

しかも「頭載格闘術」って・・・

頭に食い物載せてそれが皿から落ちないように闘わなきゃいけない格闘流派か・・・

そんなわけのわからないハンデ背負う意味あんのかよ(笑)

まーバランス感覚は養われるかもしれねーけどよ

そもそも頭に食い物載せるのって何の役に立つんだよ(笑)

勃ってきた・・・

そしてアジャンタ師匠は「シンよおぬしは技術的にはもはや頭載格闘術(マーラレスリング)の全てを習得しておる。しかし、おぬしの技は正義超人としては少し荒々しく憤怒がありすぎる。まだ免許皆伝は許さん」と厳しいお言葉を投げかける

シン(カレクック)はムッとして「技を正しく習得していれば免許皆伝のはず!」と反論する

アジャンタ師匠は「それ、そうやって怒るとますます真の正義超人の道は遠ざかるばかりじゃ」と告げる

そして「我々の間には“その心ガンジスの水面(みなも)の如くあらん”とする戒律がある。起これば怒るほど水面は揺らぐ・・・さすれば頭載格闘術(マーラレスリング)の最後の要である“花冠(マーラ)”を頭上に頂くことはとてもできぬ」と、血気に逸る若きカレクックにクドクドと説教をかまし、その未熟さを諭して聞かせる

続けて「おぬしに尋常ならざる素質があるのは認めよう。戒律を守り、修行を積めば、我らの力を極限まで引き出す“花冠(マーラ)”を頭上にいただけるようになり、まことの正義の心を持つ伝承者になれるだろう」と言い聞かすお師匠様

なるほど頭の上に載せてる食い物は潜在能力を極限まで開放する効果があったのね・・・

そしてアジャンタはシン(カレクック)の頭の上に手を置いて「今日より1年間“怒り”を我慢すればこのワシの頭の上の“花冠(マーラ)”をおぬしに譲ってやろうではないか。じゃが・・・もしも1年後の“その日”までに禁忌の“怒り”をあらわにし、勝手にその頭に何かを載せたら・・・特にいかんのは脳天がしびれるほどの辛さを持つ怒りの象徴ーすなわち“アレ”を頭に載せたならばおぬしは・・・」とまで言い間を溜めて溜めて~「破門じゃ!」と厳しく言い放った

オブラートに包んでいても「アレ」が「カレー」なのはキン肉マンファンなら誰もがわかっていること・・・

そして若きカレクック(シン)は1年間旅に出て修行することになり、その1年も終わりに差し掛かる頃・・・首都ニューデリーから西方200キロほど離れた辺境の街に来ていた

日曜日に市場へ出かけてテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャーってな感じでウロチョロしていたシンはカレーの屋台でカレーを売っているインドのマリしゃんみたいな娘を見かける

その健康的な小麦色に焼けた褐色の肌に明るく人のよさそうな笑顔に一目惚れをしちまったシン

たマリません

「インドのマリしゃん」の名はミーナ

シン(カレクック)は愛しいミーナのことを思うと胸が痛くなりその場にへたりこんでしまう

心優しい娘であるミーナは「これをお食べなさい」とカレーを施してあげる

しかしアジャンタ師匠にカレーを禁じられているシン(カレクック)はカレーが苦手だとウソをつく

それならばとミーナはチャイ(インドカフェとかによくある甘いお茶)を恵んであげる

このオレはチャイは甘すぎて好きじゃないんだが・・・

するとそこに大英帝国のインド超人総督末裔であるケンブリッジマンとやらが部下を引き連れてやって来た

商売人たちから「租税」(実質ショバ代)を徴収しに来たのである

しかしインドがイギリスから独立したのが1948年くらいだからそこから12年も経過している

今更そんなもん払う義務はねぇと商売人たちは一斉に拒否

ミーナもケンブリッジ閣下一味に「あんたたちはタチの悪いマフィアと一緒だ」と暴言

ミーナ相手なら勃ちは良いと思うけどな・・・

ケンブリッジマンは「我々大英帝国のインド超人総督は長年にわたって君たちを庇護してきたのだ。いくばくかの“租税”を頂戴するのは当然の既得権益ではないか」と身勝手な発言

さらにミーナを顎クイしながら「よくよく見ればなかなかの美形。掃き溜めに鶴とはこのことだ。わが屋敷に来ればメイドとして雇ってヤッてもよいぞ」とミーナを肉奴隷にしようと誘ってくる

しかしミーナはケンブリッジ閣下に裏拳ビンタをぶちかまし「これまではあなたたちのヤり方に従ってきたけど私たちはもうキメたの!もう1ルピーたりともあんたたちに支払うつもりはないわ」と気丈に言い放つ

ミーナの意気にも押されて他の商売人たちもケンブリッジマン一味に反旗の意を示す

するとケンブリッジマンはマントを脱ぎながら「徹底抗戦というわけか。面白い、暑さと砂に満ちた退屈な土地にいるとついムダな一日を過ごしてしまうのが常だが、今日は違う。思いっきり体を動かせそうだ。私は大英帝国インド超人総督末裔なのだが実はもう1つ別の顔を持っている。何を隠そう、英国伝統のキャッチ・アズ・キャッチ・キャンレスリングの秘儀を受け継いだ、誇り高き超人レスラーなのだ」と語り、自ら反乱分子の処刑に動き出す

キャッチ・アズ・キャッチ・キャンと言えばあのカール・ゴッチやビル・ロビンソンが習得したことで有名であり、その2人から多くの日本人レスラーも教えを受けた伝統的なレスリングスタイルだ

しかしケンブリッジマンは反乱分子のアミールとタナールというおっさん2人をまとめてタワーリッジ状態に担ぎ上げてそのまま逆デスバレー・ボム状態で顔面から叩き付ける荒業で2人まとめてブッ殺す

アミールとタナールを殺されてミーナの隣で果物を売っていたラジャという青年が角材で殴りかかってくる

しかし「ダリャアー」とか言って思いっきりブン殴っても角材が折れただけでケンブリッジはノーダメージ

当然ラジャは無事で済むわけがなく、ケンブリッジマンはラジャをキン肉マンがちっとも使ってくれないカメハメ52の関節技の1つ「キャプチュード(どこが関節技だ)」の体勢に捉えて上空高くジャンプして急降下で後頭部を思い切り地に叩き付けてラジャの脳天をカチ割って惨殺

技の名前は「キングダム・ヘイル」とのことだが左腕を相手の右脇に差し込むだけであとはほぼキャプチュードである

かつて冬木弘道が川田利明の「ストレッチ・プラム」を丸パクリした「冬木スペシャル」という技をフィニッシュに使っていて、マスコミに同じ技だと指摘され「指の角度が違う」と理不尽爆笑回答をした事を思いだす

それにしてもラジャ・・・

青年どころかまだ少年じゃないのこれ・・・

モロに脳天カチ割られて・・・酷い・・・

「ラジャ」って言うとラジャ・ライオンを思い出すアンタはかなりのプロレス通だな

あまり格闘技色を出さなかった全日本プロレスも実は2度だけ異種格闘技戦が行われたことがある

まずは1986年の元旦に長州力VSパワーリフティング選手のトム・マギーと闘った試合

異種格闘技戦でありながら最後は普通にバックドロップからのリキ・ラリアットで3カウントという決着

そしてもう1つの異種格闘技戦がこのラジャ・ライオンVSジャイアント馬場の試合である

ラジャ・ライオンはパキスタン出身の身長226㎝の大巨人空手家という触れ込みだった・・・

この試合はリアルタイムでは見てないが後に特番とかで再三放送されていたから何度か見たことがある

しかしあまりにも茶番すぎて酷い試合だった

明らかに空手家の蹴りじゃないしとにかく動きがスローすぎて素人なのがバレバレだった

このラジャ・ライオンはただ身長が高いだけの素人で空手家というのも真っ赤な嘘だったと言われている

結局ラジャのめちゃくちゃな蹴りや打撃をしのいでいた馬場が腕を捉えて裏・腕ひしぎでギブアップ勝利

この腕ひしぎすら全然腕が伸びきっていない不完全なものなのにギブアップするお粗末な試合だった

全日本プロレスにとって完全に黒歴史となってしまった異種格闘技戦の主役であったラジャ

新日本プロレスの異種格闘技路線に対抗するつもりだったのかどうかはわからないが・・・

なんだかんだで全日本プロレスも「プロレスラーは強い」と思わせることを強く意識していた団体だ

対外国人という構図も力道山時代から続く「体の小さい日本人が大きな外国人を倒すカタルシス」を狙ってた

ジャイアント馬場やジャンボ鶴田という外国人レスラーに匹敵する巨漢日本人エースに恵まれたけれど

それでも四天王時代までは対外国人が主流であり目玉でもあったし実際全日の対外国人路線は本当に熱かった

割と小柄な(それでも近年のプロレスラーに比べれば大きいが)三沢光晴がエースになると再び「体の小さな日本人が大きな外国人に~」という構図になった

三沢川田組VSゴディ・ウイリアムスの闘いなどはまさにそれであり、本当に熱く感動的な激闘の名勝負数え歌状態だった

このオレがプロレスファンになったのまさに1990年暮れの三沢・川田組VSゴディ・ウイリアムス組の激闘を見て感動したのがきっかけだったし、三沢光晴とテリー・ゴーディーの闘いはそれだけ素晴らしかった

そんな三沢光晴が1999年の小川VS橋本戦後に「あれではプロレスラーが弱いと思われてしまう」と地上波で異例の苦言を呈したことは結構印象的だった

現代ではすっかり「ショー」として開き直り「強さ」やまして「ストロングスタイル」やら「最強伝説」など全く見せなくなったプロレス界であるが、1999年の時点ではまだ「最強幻想」を求めていたのである

その頃総合の舞台で活躍していた桜庭和志が「プロレスラーは本当は強いんです」とアピールもしていた

やぱり本当の意味でプロレス人気を引き出すには「プロレスラーは強い」と思わせなければダメなのかもね

事実、一連の新日本プロレス・アントニオ猪木による異種格闘技戦シリーズもそうだし、小川VS橋本もそうだし、新日VSUインターや新日VS誠心会館など「どっちが強いのか」というテーマになったカードやイベントは異常なほど客が盛り上がっていたし、あのような熱狂は「ショー」ではなかなか引き出せるものではない

力道山の街頭プロレス時代から続く日本人VS外国人の構図もそうだし客の熱狂度が全然違う

人気低下で業界が縮小し資金も不足し始めた結果、怖さや圧倒的強さを感じさせる大物外国人レスラーを招致できなくなったのも人気低下に繋がっている

日本人対決ばかりでは必然的に飽きられてしまうし、それはもう全日の四天王鎖国時代でもそうだったから

やはり大物外国人レスラーが最低2人か3人はシリーズに参戦していないと人気を維持するのは難しい

無残に斬殺されたこの「ラジャ」という少年を見てそんなことをあれやこれやと思い出してしまった

話はプロレス論にまで発展し大きく横道にそれたがこの糞ブログは長文脱線はお手の物のお茶の子さいさいだ

下ネタと長文脱線ばかりで中身スカスカ最低最悪のスパンキッシュスカトロティックノリノリド変態ブログだ

良い子はこんな糞ブログは絶対見ちゃあいけないぜ?

それにしても普通の漫画なら女子供だけは不自然なほど助かるもんだけどね

この「キン肉マン」とか「北斗の拳」とか非常に女子供も殺しまくるマンガが80年代やそれ以前は多かったね

話を本編に戻すと、ラジャの斬殺を見せつけられたシン(カレクック)は「待ってもらおうか」と立ち去ろうとするケンブリッジマンの腕を掴む

ケンブリッジ野郎は「なんだ客か?痛い目に遭いたくなかったら関わり合いにならないほうが身のためだぞ」とシン(カレクック)カレクックに忠告する

しかしシン(カレクック)は「そうはいかんのだ」と立ち上がり闘いに応じようとする

闘いの挽歌

しかしケンブリッジマンに「怒っているのか?」と指摘されるとシン(カレクック)はハッとする

アジャンタ師匠に言われた1年間“怒り”を我慢しろとの命令を思い出し動けなくなってしまう

ケンブリッジマンが「どうした!そちらから喧嘩を売っておいて」とボコボコに殴ってくる

「何だオレに一発の攻撃も当てられぬ腰抜けめ。無抵抗主義と言うわけか!」と罵りまくるケンブリッジ

「無抵抗主義」という表現はもちろんインド独立の父であるマハトマ・ガンディーを意識したセリフだろう

偉大なガンジーだが彼は自分の抑え切れない異常性欲に苦しんでいたという意外な逸話もある・・・

で、シン(後のカレクック)はボッコンボッコンのズッコンバッコンに半殺しにされ完全KO

ミーナの家に担ぎ込まれてミーナの家に泊まる事になり違う意味でズッコンバッコンになる予感もしてきた

しかも約束の1年間は都合よく明日で終わるという状況だった

あと1日何をされてもどんなにコケにされてもキレずに我慢していればいよいよ免許皆伝だ

つまり今夜が免許皆伝前の最後の夜ということだ

今夜が山田

と、いうことは今夜ミーナにベッドでどんだけ激しく罵られて責められようとキレずに耐え続ければ良いのだ

それだけ我慢すれば明日には免許皆伝だ

だからミーナ・・・今夜は好きなだけ罵って踏みつけてさらには鞭で打ってくれ!

しかも激しくな

勃ってきた・・・

20㎝中年・・・

しかしその夜はミーナがネグリジェで部屋に入って来る等昔のエロ漫画的展開も何もなく朝になっちまった

そしてシン(後のカレクック)が目覚めると愛しのミーナはいない

日曜日に市場へ出るとケンブリッジマンがミーナの店の鍋から違法薬物の大麻の葉を発見したと喚いてる

日曜日に市場へ出かけ糸と麻を買ってくることはっても大麻の葉は身に覚えがないとミーナは身の潔白を主張

どう見てもケンブリッジマンが持参してきた大麻であり自作自演の狂言であるのは明らかな様子

こんなイギリス超人の面汚しはロビンマスクにタワーブリッジで真っ二つにしてもらった方が良いのでは?

ケンブリッジマンは自分には公的自衛団の免状と逮捕権があるからミーナを逮捕すると主張し始める

さらに他の商売人も連帯責任で今後はこの市場での商売は禁止して今後この市場は自分が仕切ると絶叫する

そしてケンブリッジの部下たちがミーナの店をブッ壊し始める

ミーナはこの店は「命と同じくらい」大切なんだと涙の訴え

しかし無情にも店は破壊されカレーの入った大鍋もケンブリッジマン自ら蹴とばしてぶちまける

「この人でなし悪魔!」と罵るミーナに昨日やられたお返しとばかり裏拳ビンタをする鬼畜ケンブリッジ野郎

「英国紳士」とは程遠いケンブリッジマンの蛮行とまるで冬木弘道のような理不尽大王ぶり

そして目の前でミーナが倒れるのを見たシン(カレクック)は封印していた怒りが開放寸前に

「待て」とケンブリッジマンに声をかけるシン(カレクック)

昨日の無抵抗主義のヤワな男じゃないかと部下たちに殴りまくって追い払うよう命じるケンブリッジマン

糞部下たちに角材でボコボコにブン殴られ倒れ込んだシン(カレクック)

「あと一日の我慢だ・・・あと一日で私は・・・伝承者に・・・」とガンジーのように必死に耐えるシン

すると目の前に皿に盛られたカレーライスがなぜかひっくり返されずに都合よく地に落ちているのを発見する

「脳天がしびれるほどの辛さを持つ“アレ”を頭に載せたならばおぬしは破門じゃ」、「“アレ”によって人並み外れた強さは生まれるが、おぬしは頭載格闘術(マーラレスリング)の“道”からも外れてしまうじゃろう」などとアジャンタ師匠の言葉の数々が頭ん中をかけめぐるシン(後のカレクック)

カレーを頭に載せると潜在能力開放効果があるみたいね

たまりません

ついにシン(カレクック)は「許してください師匠!私はこいつらが許せない!」と絶叫しながらそのカレーライス皿を頭部に「カチャアン」と載せる

するとまるでアイドル超人みたいに全身が発光して火事場のクソ力発動状態になり、なぜか頭部のカレーもグツグツと沸騰し始め、ついに超人「カレクック」誕生の瞬間である

まずは部下どもを蹴りだけで全員片づけたカレクック

ケンブリッジマンは「こないだとは見違えるような動きではないか」と臨戦態勢に

そして「オレに歯向かうとはキサマは身の丈を知らねばならぬ。今日は生かして帰さん」と死刑宣告

カレクックをボコボコに殴りまくった後またも「キングダム・ヘイル(ほぼキャプチュード)」の体勢に

しかしあのネメシスをも上回るほどのヨガマスター並みの柔軟性を誇るカレクックは技からあっさり脱出

もう踵と頭頂部がくっつくくらいのとんでもない柔軟性である

そしてカレクックは頭頂部のカレーに手を突っ込んで相手の目にスリ込む「ガラムマサラ・サミング」という反則技を敢行しケンブリッジマンの視界を奪う

そしてガラ空きになった腹部を鋭い蹴りで切り裂いてしまう

まるでカレクックの足は鋭利な刃物のようだ

そしてトドメはさらにつま先を鋭く尖らせてその切り裂いた傷口を縦に突き刺し貫く「チャルカスティング」という初登場から35年以上経過して初めて与えられたカレクックのフェイバリット技が披露される

いかにも残酷超人ならではの文字通り「必殺」技であり、ボディを足でモロにブチ抜かれたケンブリッジマンは「ガァフゥー」と大量の血を吐き出しカレクックの顔に顔面シャワーして絶命即死

まさに「残虐超人」そのものの恐ろしいファイトに残った部下は逃げ出し、市場の人々は脅えてしまう

カレクックはミーナに「もう大丈夫だよ」と声をかけるがミーナは「こ・・・怖い」と酷いお言葉

まー倒し方が倒し方だから無理はないけど助けてもらっといてそれは・・・

殺し方はともかく市場を荒らす「悪魔」を退治したことには変わりないのに・・・

あと1日で免許皆伝だったのに破門を選んでまで愛する女性の為に“怒り”と共に戦ったにも関わらず、その女性から「怖い」と恐れられ、愛を拒絶されたカレクックは哀しそうな表情で「これで私は・・・(全てを失った)」と心の中でつぶやく

そして「フフフ・・・頭にカレーを載せた外道“カレクック”か・・・悪い響きではない」と今度はリアルにつぶやく

いや・・・十分悪い響きでしょそんなネタみたいな名前(笑)

そもそもこの流れでどこから「カレクック」なんてネーミングが突然沸いてきたんだ(笑)

そして寂しく1人去るカレクック・・・

「残虐超人とは冬の太陽の光と同じである。それは照らしはするけど決して暖めはしないー」という一文が最終ページに刻まれ、まるでジャンプ連載時代の最終回「友情とはー」みたいな締め括り

さらに「愛と希望を、怒りに変えてー。」との見出しでこの読み切りは終わり

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う~んただただ「切ない」としか言いようがないカレクックの「エピソード0」ストーリーだった

でもこれが「残虐超人」カレクックの原点となったわけだね

カレクックの残虐ぶりなんてミートくんが金星大図書館で見つけた謎の写真集で妙なモンスターを縄で吊るして目ん玉エグッた上で蹴り入れてるワンカットしか見た事ないからなぁ

キン肉マンとの対戦じゃ早々に頭のカレーの皿が割れちまってその後はもう替わりの食品を探すだけのコント展開でほぼ一貫してまともに闘ってない

しかも最後は牛乳飲んで頭おかしくなって「ラジャ」と異種格闘技戦を行ったジャイアント馬場に変身したキンにビビって逃げ出して試合放棄で失格という作中で最も無様な負け方をしたキャラだったし

そういやあの時もう1人変身したテニスプレイヤー(?)の岡崎って誰よ?

下の名前がなくて検索で探しにくいし実在の人物じゃないっぽいけど調べるのめんどくさいからもういい

結局マーラレスリングの免許皆伝はダメだったわけだ

ケンブリッジ野郎があと1日遅く暴れてりゃカレクック・・・いやさシンはマラレスリングを極めた正当派正義超人として活躍していたのかもしれないと思うと運命のいたずらを感じるもんだ

あ~あ・・・あと1日だったのに・・・

カレクックが正統派アイドル超人としてマラのレスリングを駆使して活躍していたのかもしれないかと思うと

なんだかそれはそれでスゴくワクワクする・・・

たマラない・・・

ただインド出身超人と言えばキングコブラもいるわけで

こっちのほうがキン肉マンを自力で追い詰めてたし強いんじゃねーかって話だ

つくづく掛布が余計な事したばっかりに・・・

でも掛布の二打席連続ホームランがなけりゃ7人の悪魔超人に世界は支配されちまってたわけだ

そうなったらもう最後・・・未来が闇に閉ざされる

未来は僕らの手の中

でも超人強度じゃキングコブラが30万に対してカレクックが60万とダブルスコアでもあるんだよな

はっきし言って超人強度なんて1億パワーのビッグボディの弱さや98万パワーのロビンマスクやラーメンマンの強さを見れば大して重要な指標とも思えないけどさ

それに30万パワーと言ったらあのアフリカ代表のザ・キンターマンの35万パワーにさえ劣るわけだから

とにかく読切超人列伝」の第二弾はこれでおしまい

第三段は誰になるんだろうか?

今度はもう少しキャッチーな超人でも良いんじゃないだろうか

完璧超人編なのに登場が未だにないオメガマンとかさ

そもそも次はいつになるんだろうか

また1年半以上も開くとキツいな・・・

そろそろザ・キンターマンの読み切りはどうだろうか?

やはり店頭に並ぶ表紙に「キンターマン」なんて表現が記載されるのはこのご時世難しいんだろうか?

でも見たい

プライベートのキンターマンとかキンターマンの生い立ちとかキンターマンの朝勃ちとか・・・

ゆでたまご先生・・・次はキンターマンお願いします!

もしヤッてくれたらゆでたまご先生・・・一生ついてイきます!!

キン肉マン グランドジャンプ特別読み切り超人列伝第二弾) 「カレクック -愛と怒りの聖人ーの巻」 感想ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上

あ、やっぱり超人列伝第三段はフランスのルピーンでお願いしますゆでたまご先生

好きです

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