キン肉マン　279話　オメガ・ケンタウリの四鎗客　感想

キン肉マン　週プレ最新作　第279話　「オメガ・ケンタウリの四鎗客!!」の巻　感想（ストーリーネタバレあらすじ含む）
なんだかんだで1億パワー（知性の神の憑依）を受け入れやがったフェニックスは「1億パワー・マッスル・リベンジャー」を敢行する
ブラックホールにパクられたフォーディメンション・キルの体勢に入っていよいよ鉄柱に脳天を叩きつけてカチ割るだけという状況に
アリステラは「ここさえ凌げば・・・」と再びオメガハンドの爪でフェニックスの太ももをブッ刺して脱出しようと試みる
しかしフェニックスは「今度はさっきとは違う」と両足をガッチリクラッチして「誰が時間をやるものか」と“速攻処刑”宣言
アクション映画とかで悪役が主人公を捕らえてもダラダラお喋りしてるうちに脱出されたり逆転されたりするミスは犯さないということか
オメガマンは「クッ」と言って目を閉じ観念したご様子
フェニックスは「この一撃でお前ごと数千万年にわたるオメガの企みは すべて終わりだアリステラ」と絶叫しながらコーナー鉄柱へ落下
しかしアリステラの脳裏に「お前だけは死なせるわけにはいかない」という幻聴が聞こえる
いよいよ恐怖のあまり頭までおかしくなっちまったのか？
そしていよいよズコーンと凄まじい衝撃で鉄柱にマッスル・リベンジャーが炸裂
だがアリステラの背中のオメガハンドの指がブチ殺されたルナイト・ギヤマスター・ヘイルマンの3人の首に変化し発光してアリステラを守る
厳密にはロープや鉄柱に食らいついてアリステラの脳天が鉄柱でカチ割られるのを防いだ形だ
そして正義超人・・・そもそも元々はキン肉マンだけに許された専売特許である火事場のクソ力（友情パワー）がどんどん拡散されている現状
悪魔超人や完璧超人まで使用しただけでなくついにオメガケンタウリの四鎗客にまで帯びてしまった
これじゃもう有難味がないよね
さすがにあちこち繁殖しすぎだよこのパワー
そりゃおともだちを大切に思うことは大事だけどそんな簡単に潜在能力解放出来たら誰も苦労しない
まるでベジータだったら「火事場のクソ力のバーゲンセールだな」と言いたくなるような現状になってきた
そもそも敵さんまでこの力使えたらもう正義側の強み（利点）がないじゃないか(笑)
さらに言えばアリステラはあの背中のオメガハンドが万能すぎてあれじゃどんな技を仕掛けても結局オメガハンドで防げてしまう
王位争奪編のディクシア（ジ・オメガマン）はなんでオメガハンドで自らの頭部を守らずたった95万パワーのキン肉マンにヤられたのか？
でもマッスル・スパークは「天」の部分はオメガハンドでも防ぎようがないからあれでほぼ決まってたのかな
でもやっぱりあんなにあっさりディクシアがブッ殺されたのは「話の都合」と解釈するしかない(笑)
吉貝アナの実況で「正義超人の友情パワーにも似た謎の輝き」と表現された
これで正式にあの発光現象は「友情パワー」ということで認定されたわけだ
実況アナのセリフは作者（ゆでたまご先生）の公式設定なわけだから
火事場のクソ力なのか友情パワーなのかどっちなんだということだったが
これでスッキリした
いっぱい出たよ
でもキン肉マンの発行は「火事場のクソ力」ってしっかり表現してるんだよね
そしてパイレートマンもアリステラも「火事場のクソ力」って言ってるし
要するに「火事場のクソ力」≒「友情パワー」って解釈で良いのかい？
それはともかくアリステラは「お・・・お前たち！」と驚愕する
ヘイルマンは相変わらずカキカキ言いながら「死んで役に勃立つこともあるんだな」と亡霊のくせに言葉を話す
続いてギヤマスターが「ああ・・・オレたちの命などどうでもかまわぬ。しかしお前だけは」とまで話す
さらに続けてルナイトが「オメガ唯一の希望なんだ・・・簡単に死なせるものか」とギヤマスと仲良くセリフを分割して喋った
アリステラは「その力（友情パワー）・・・吸収出来ていたのか！？」と問う
それ以前になんで死んだ人間（超人）が簡単に何の説明もなく現世に現れることができるのかを問えと言いたいけどね
ギヤマスターは「不思議なものだ。あの時は何も感じなかったが、こういう時には勝手に湧き出てくるらしい」と話す
ヘイルマンは「つくづく妙な力だぜ。これが”友情パワー”ってやつなのか？」と話す
ルナイトは「完全なものではないと思う。だが・・・オレたちが得た力のその片鱗を・・・」とまで言うと
ヘイルが「お前に託す」→ギヤマスが「頼んだぜ」→ルナイトが「すべてはオメガのために」と3人仲良くセリフを分割して消えちまった
これで完全に成仏したか？
だが3匹が消えるとルナイトの全身がまばゆいばかりに発光して完全に友情パワー発動状態へ・・・
フェニックスは「クッ、死の直前まできてこんな方法であの力を覚醒させられるとは！？」と動揺する
アリステラは「オメガの願いが、我に生きよと光をくれた」と言いながらマッスル・リベンジャーのクラッチを外しちまう
その発光のすさまじさでコーナー鉄柱のさきっちょ（亀頭みてーな部分）がピキピキ亀裂が入って砕け散る
そして「今のは危なかった」と言うとフェニックスをコルバタで投げる
そして「お前がその身に神の力を宿したあの瞬間！それを見過ごすかどうかは危険な賭けだった」と口にする
最大の切り札を破られたことでフェニックスの表情は完全に狼狽の色が見える
アリステラは「そして今の奇蹟がなければオレは今頃マットに這いつくばっていたことだろう。だが、ギリギリでオレはその賭けに勝利した。オレがそこまで危険をおかした理由はおそらくお前はもうわかっているのだろうな」と問いかける
フェニックスは「オメガマン・アリステラ。お前がなぜオメガの希望たりうるか、その特異性は聞いている。それを知ったうえでもなお・・・先に潰せると踏んだのだがな」と返答する
アリステラは「そこが賭けだった。それでもオレはどうしてもお前にこの試合中、1億パワーの力を手にしてほしかった。そう、並の超人では到達不可能なオレ以上の超人強度を手にする可能性のあるお前に！」と真意を告げる
フェニックスは「お前の限界を超えるために・・・か」と返す
アリステラはコクッと頷き、「さすがは知性の超人だな。そのとおり。そしてその先にあるものは超人界初の・・・」と溜めて溜めて・・・
次ページで「自力による “神超え”だ！！」と絶叫するアリステラ
神の域にまで足を踏み入れ始めた超人達
そもそもこの世界の「神」じゃ邪悪の神を筆頭にロクなのがいない印象だが
それはともかく一気にフェニックスを片付けずまたもお喋り大会で引き延ばされて今回も終わり(笑)
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ジャンプ連載時代だったら話の冒頭でマッスル・リベンジャーが破られたらその話のうちに逆転のオメガ・カタストロフドロップでも炸裂してフェニックスがKOされて終わりだったろうけど、さすがにプレイボーイ誌上ではそんなテンポよく話が進むわけもなく
もうフェニックスは万策尽きた状態と思われるがブチ殺されるのは次回まで持ち越しってとこかなと思うけど、基本的に大物同士の対決は「10話ルール」が適用されていると思われるからこの闘いが始まったのが実質「272話」からだとすると次回で終了だと9話で終わりとなる
ゆでたまご先生が「10」という数字に頑なにこだわってるとも思えないけど、9話で終わるのもなんだか中途半端な気もするし、もう1話最後にフェニックスが何か引っ張って粘ってその先の281話で終了という流れなのかなとも思う
まぁ・・・40周年だからね今年は
無理せず描き続けてくださるだけでもうれしいことですよ本間に
闘いが10話で終わろうが9話で終わろうがそんなこたぁどっちでも良いんだ
そこにキン肉マンがあるだけで
そこにキン肉マンがあるから
闘いの挽歌
279話と言えば「KinKi Kidsのブンブブーン」で1979年生まれ特集とかやっててゆでたまご先生の仕事場に来た時の回見たぞ
嶋田先生はわかってたけど中井先生もしっかり登場してたしそもそも中井先生の仕事場に案内してくれるなんて意外だった
でも中井先生って芸能人を自宅に招待したりしてるんだよね
ガリガリガリクソンも普通にTVじゃなくプライベートで訪問したりしてたし
あと誰だったかな・・・ロンブーの敦は鳥山明先生か・・・誰かもう1人いたような・・・
とにかくコミュ障にも思われがちだけど意外と結構喋る時は喋るのよね中井先生
今回もKinKiやナオト・インティライミとよく喋っておられた中井先生
プレゼントがあると言われた光一がオフィスにあった純金のキン消しなのかと言うと守るためにすぐにカバーをかぶせる行為はナイスでした(笑)
つかあの純金のキン消しほしいなぁ～
剛もキン消しで遊んでたみたいだしやっぱり1979年生まれもガッツリキン肉マン世代だね
そういや1つ上のオードリーやナイツも最近キン肉マン愛をかなり発揮してるし
やはりキン肉マン世代って大体1965年生まれ～1980年生まれの中に入るんだよね
それにしても90年代の堂本剛は最強だった
あんなにカッコいい男を後にも先にも見たことがなかった
男なのに男に惚れそうになるほどのカッコ良さだった
「硝子の少年」を歌ってた頃なんか未だに鮮明に目に浮かぶし
男が男に惚れる・・・まさに男ん中の男だ
剛・・・お前、男だ！
キン肉マンも剛も今年は生誕40周年ということで他にもいろいろイベントがあるだろう
楽しい1年になりそうである
超人総選挙もまたある
そういやまだ投票してなかったからそろそろキンターマンにでも投票しとこかな
でもその前に・・・例のセリフ、言ってみようか？
ゆでたまご先生・・・一生ついてイきます！
キン肉マン　週プレ最新作　第279話　「オメガ・ケンタウリの四鎗客!!」の巻　感想（ストーリーネタバレあらすじ含む）は以上
次回は4月8日発売です