キン肉マン 週プレ最新作 第440話 「超人墓場に集いし者!!」の巻 感想（ストーリーあらすじレビュー）
ザ・テリーマン
アメリカはテキサスの生まれ
「直接顔を合わせるのは久しぶりだなキン肉マン」って言うけど1ヶ月かそこらでしょ？
あくまで作中で対面した姿が描かれるのが数年ぶりってだけで(笑)
完璧超人無量大数軍との闘いからまだ1ヶ月かそこらのはずだがその連載期間は12年を超えたが
結局たいしたことを言うわけでなくジェロニモはよくヤッたとかセンチメンタルジャーニーになっちまったとかジェロニモはまだ生きてるとかそんな話ばかり
とりあえずネプチューンマン（喧嘩男）の目があまりにも澄んでいて違和感が強いということくらいか(笑)
いっつもマスク被って目ぇ隠してたからそう感じるだけなのか
めっちゃつぶらな瞳だし
Ⅱ世以降定着していたあのオラついた性格もなくなってめっちゃ好青年キャラになってる
王位編のアシュラマン→それ以降のアシュラマンの真逆パターンでコイツもキャラがなかなかブレまくってる状態だ
長期連載している漫画ってこーゆーの多いよな
初期を読み返してみるとそれがよくわかる
『美味しんぼ』の谷村部長とか1巻の1話なんか別人みてーなキャラだし(笑)
あとあまりにも有名なのはこち亀の初期中川か
あらゆるマンガの中であれほどキャラが変わった例は他にあっただろうか？
ルパンの次元がめっちゃナンパキャラになるくらい変わった
そのルパンだって銭形のキャラ設定はコロコロ変わってる
一番長く放送されたアニメ版の第二部じゃその回の脚本家次第で真面目にもコミカルにも強くも弱くも描かれる
その意味じゃ不二子もそうか
あれなんかもファーストシリーズから性格もルックスも変わりまくってるもんな
そんだけコロコロ変わっても愛されるルパンはやっぱり偉大だ
フランスのルピーン
そしてキンの野郎が唐突に「なんでラーメンマンは来てないんじゃ？」とカーペットをめくってラーメンマンを探し出す
ブロッケンが来てないことは無視かよ(笑)
ブロッケンはもうアタルにゾッコンだからアタルと行動を共にし続けるのかな
それが奴にとっては幸せなんだろう
アタルとかラーメンマンとか「年上の強いアニキ」に男惚れしちまうキャラだからね
ただでさえドイツ人と角界はそっち系が多いっていうし
男惚れと言えば男塾
最近Youtubeで公式動画がUPされてるからたまたま見たけど剣桃太郎ってちょっと完全無欠すぎるよな
強い・頭いい・性格までめちゃくちゃ良い・顔も良い・・・と完璧超人過ぎてさすがにどうかと思う
あそこまでまったく「欠点」という概念がまるでない主人公だと感情移入しにくいというか
このマンガの主人公のキン肉マンと対照的な主人公だよな
全マンガ見渡してもあそこまで完璧な主人公ってなかなか・・・パッと浮かぶのもケンシロウとゴルゴくらいか
確かにその完全無欠ぶりがカッコよくもあるんだけどさ
でもなんかどこか「にくめねぇなぁコイツ」的な部分もあった方が良いと思うんだよね
そもそもあのマンガもこのマンガ同様「何の説明もなく復活」が普通にあるマンガなんだけどな
声がウォーズマンもやってた堀秀行だし共通点も多いはずなんだが
教官が明らかに塾生を私怨で殺そうとしてるのに後になってめちゃくちゃ塾生思いのキャラになってたりブレブレだし
そもそも塾内で普通に殺し合いとかあって明石とか伊達なんて本来逮捕されてるはずの「殺人犯」なんだけどなぜか無罪放免
あらゆるマンガを見渡しても死んだキャラが何の説明もなく復活するのなんてこのキン肉マンと男塾くらいのもんだろう
命の軽視という意味で一部批判もあったドラゴンボールでさえ生き返るには何かしらの「理由」が描かれてるのに
困ったもんだ
それもこれも嶋田先生の「マンガはツッコミところがあったほうが面白い」という信念で敢えてそうしているのかもしれない
「ツッコミ待ちマンガ」とでも表現すれば良いのかな
やはり大阪育ちだけあって笑いに対するこだわりは作中から溢れているからな
そう考えてみると面白いと思えるもんだ
あと「ウンコさん」って表現も40年以上勃経っても未だに使い続けるこだわりも(笑)
そもそも中野公子や便器マンに代表されるように○ンコネタ自体が大好きだもんねゆでたまご先生は
あれ超人オリンピックのバトルロイヤル前に出た台詞だったよな
なんかすげぇデモンストレーション見せためっちゃ強そうな名前もないゴーレム見てーな超人に対抗してパンツやぶけて・・・
で、その後ザ・キンターマンやフランスのルピーンがリング上で壮絶な最期を
なぜ、バトルロイヤルで全員死亡するのか何の説明もないまま・・・
そして全員何の説明もなく復活を・・・
そんな超人オリンピックに参加していたラーメンマン
○ンコさんなんてしてるわけもない
アイドルはウンコなんてしないんだから
実際モン・サン・ミッシェルまで来ていた
だがきびすを返してどっかに去っちまった
やはりかつて完璧超人になろうとしていた過去が心ん中でくすぶってるんだろうか？
ラーメンマン昇龍胴着復活してくんねーかなぁ
あれが一番カッコいいしあれ着てる時が一番強キャラ感出るし
やっぱ中井先生が描くのが面倒だと断ってるんだろうか
ベタ塗りの手間もありそうだし(笑)
でもあれを王位争奪編だけで終わらせちまうのはもったいないなぁ
絶対あれが一番カッコいいのに
さてここでまたマリポーサとパピヨンマンの闘いの挽歌に戻るが現状はパピヨンマン優勢の流れのまま
そもそもマリポーサが勝ててしまうようではもう面白みもないしかませになるのがベストだと思うこの闘いは
そういや味方側のキャラがほとんど勝つというのも男塾と共通してるポイントだよな
宮下あきら先生とは年に一度のジャンプ作家の熱海だかの忘年会で絡みがあったらしいが
キン肉マン 週プレ最新作 第440話 「超人墓場に集いし者!!」の巻 感想（ストーリーあらすじレビュー）は以上
次回は2月5日発売です
