ゆでたまご先生初のラジオに挑戦した「ゆでたまごのオールナイトニッポンGOLD」(嶋田先生はナイナイ岡村の番組に出演経験あり)
結構面白かったよ
終始良い雰囲気だったというかね
「和気あいあい」って表現がピッタリだったね
いつも思うけど中井先生は嶋田先生に比べてあまり露出がないけれどいざ喋ると嶋田先生より案外喋れるんだよね
そういや2人の時(打ち合わせ等)は中井先生の方が喋るって嶋田先生も言ってるね
特に面白かったのは「必殺仕事人V」(第9話「主水、キン肉オトコに会う」 1985年3月15日放送)にゆでたまご先生が出演した時の話かな
ゆでたまご先生は当然演技など未経験だったんだけど嶋田先生の演技が美味いとほめられまくったとか
それで中井先生のセリフをどんどん嶋田先生にもっていかれたようで
「仕事人」に憧れて凍らせた「ゆで卵」を相手に投げつけて殺す殺し屋を気取ってたけど悪人に利用されて殺されちまうとかいう話のようで
その張らせぬ恨みを中村主水やおりくたちが仇討ちするみたいなストーリーみたいだね
ちょっと興味あるから時代劇専門チャンネルでも見てみようかしら?
「必殺」シリーズってテレ東でヤッてた再放送でいくつか見た程度なんだよね
なんだっけ・・・「東海道53次殺し旅」とかわけのわかんねー世界観のやつ
山田五十鈴が主演で近藤正臣とかジュディオングとか古今亭志ん朝とか緒形拳とか芦屋雁之助とか結構「ごちゃまぜ」感のあるキャスティング
近藤正臣が高野長英で最終回で史実通り顔を焼いたりしてたな
あと緒形拳が安藤広重だったり
つまんない作品だったなァ
あぁ他にも「必殺渡し人」も見たことあるな
高峰三枝子とか中村雅俊とか藤山直美が出たた谷津
あと「必殺仕切人」も見たか
先日亡くなった京マチ子とか小野寺昭とか中条きよしとか出てた谷津
作品はともかくこの中条きよしが歌う「櫻の花のように」という曲がめちゃくちゃ染みるいい曲なのよ!
それだけがものすごく心に残っている・・・
必殺シリーズってそれくらいなんだよね
肝心の藤田まことが出てる谷津は見たことがないという
再放送でしか見てないからそうなるんだわな・・・
しかし時代劇のタイトルを「キン肉オトコ」にしちゃうとかシリアスな作品だと思ってたけど案外くだけてるんだなこのシリーズは
上述した作品はどれもシリアス一辺倒って感じだったけど
でも「仕切人」で芦屋雁之助は即興でリングを作ってプロレス技で相手を殺すというめちゃくちゃな設定だったな
その仕切人の次の作品がゆでたまご先生の出演した「必殺仕事人V」らしいね
制作者側に相当なプロレス好きがいたようで
1985年といえば28日に引退する長州力の人気が絶頂期だった頃か
長州の加入のおかげで全日のTV中継がゴールデンタイムに復帰したとかあったようで
ゆでたまご先生にとっても良い思い出なのかな?
藤田まことにも話しかけられたとか言ってたね
時代劇話はそれっくらいにして本編ではCM開けに各超人のテーマソングが流されるイキな配慮があった
テリーマンの「テキサスブロンコ」(歌:串田アキラ)
ロビンマスクの「虹色の騎士」(歌:荒川務)
ラーメンマンの「カンフーファイター」(歌:こおろぎ’73)
ブロッケンJr.の「ベルリンの赤い雨」(歌: 宮内タカユキ)
この4曲が流れた
チョイスとしては妥当なとこだろうか
テキサスブロンコと虹色の騎士とカンフーファイターはキン肉マンキャラソンの中でも名曲
あと1曲を「ベルリンの赤い雨」にしたのだけがどういう意図があったのか?
主人公・キン肉マンの「奇跡の逆転ファイター」(歌:神谷明)とかウォーズマンの「悲しみのベアークロー」(歌:Woo)もあったのに
やはり歌っているのが大物の宮内タカユキであることが考慮されたか?
「奇跡の逆転ファイター」も歌っているのは神谷明だけどなんかこの曲「軽い」からいまいちハマらないんだよね・・・
でもブロッケンの「ベルリンの赤い雨」もいろいろどうかと思う
歌詞や合間に入る水鳥鉄夫によるセリフとかやたら血みどろの残虐ファイターみたいな設定だけどこれブロッケンマンのイメージじゃないの?
しかもキン肉マンと闘ったことないのに「キン肉マンは不思議な超人だ。谷津と闘っているとなぜか反則技が嫌になってきやがる」とか言って
挙句には「フフフ・・・ベルリンの夜風がやけに身にしみるぜ」とか五分刈りの旦那みてーなセリフまでほざきやがるし
多分このテーマソングってブロッケンJr.が登場したばかりの時に作られたんだろうね
ウォッチマンと闘ってるあたりの頃のイメージだし(笑)
ましてこんなもん日本国内でしか絶対流せねーだろ
サビの部分が「〇ーイル!ブロッケン!」なんだから
シャレになんねー
そしてオールナイトニッポンといえば曲のリクエストもある
ウイングス時代のポール・マッカートニーの曲「Getting Closer」(中井先生)
グランド・ファンク・レイルロードの「SOME KIND OF WONDERFUL」(中井先生)
必殺仕置人(1973年)の主題歌で三井由美子が歌う「やがて愛の日が」(嶋田先生)
日向坂46の「キュン」(嶋田先生)
とそれぞれ選曲していた
中井先生はやはり世代が出ている洋楽チョイスって感じ
そういやポール・マッカートニーと言えばロビンの「虹色の騎士」ってポールとジョン・レノンの作った「Please Please Me」と酷似しすぎ
キャラソンだからって手抜きで作ったのかもしれないけどもう少し上手く「引用」しないと(笑)
あとポールって「Getting」ってフレーズすごく好きね(笑)
彼が作った歌詞はとにかくよくこのフレーズが出てくる
言うよね~
あと少年ジャンプ赤塚賞準入選した時のキン肉マンのデザインはグランドファンクのジャケット写真を参考にして描いたんだってさ
中井先生は結構裏話を披露しくれた
当時の日記のコピーまで持ってきてくれて
喋り出すと結構深い話してくれるんだよね中井先生は
受賞記念パーティーで2人でトイレに行った時に藤子F不二雄先生と一緒に並んで「出した」そうな
当時高校生だった中井先生にとっちゃ「神様」に出会ったような気分だったんだろうなァ
あとゆでたまご先生が中学2年の時に「近鉄漫画賞」に「ラーメン屋のトンやん」という作品で入選した時の話もあった
全国規模の賞でもないし地元の中学生が応募するレベルなのに・・・審査員が手塚治虫・里中満智子・水島新司だったとか・・・
よくそんなローカル賞にそれだけの大物を審査員に呼べたもんだ
そこにまずビックリした(笑)
手塚先生と里中先生は大阪出身で水島先生は新潟出身で大阪に住み込みで「漫画家修行」して漫画家人生をスタートさせた
つまりみんな大阪とはゆかりがある先生方だったこともあるんだろうけどもう皆その頃は東京に住んでただろうに(笑)
選曲の話に戻るが嶋田先生は「必殺」シリーズ好きが高じてのチョイス
だがゆでたまご先生が出演した「必殺仕事人V」の「さよならさざんか」(歌:藤田絵美子)を選ばないあたりにこだわりが見える(笑)
必殺仕置人って初期作品みたいだね
「必殺」シリーズの初期作品(70年代のもの)って表現規制が緩かったこともあって殺し方・殺され方がエグいものが多いみたいだよね
ちょっと見る勇気ねぇなぁ
この次かその次くらいのやつで中村敦夫と中尾ミエが最終回でめちゃくちゃに斬られて惨殺されるとかいう引くような終わり方もあったようで
そういやオレもまだ小学生に入ったかそこらくらいの何かの「必殺」シリーズたまたま見ててエグい最終回見せられたな
役者名もよく知らない(確か初期のどん兵衛か赤いきつねのCMに出てた短髪のおじさん)が拷問された上に刺殺されるシーンだった
もうこれがめっちゃトラウマになってしばらくメシ食えなくなったほど
今いろいろ探したけどこの役者名もそうだしどのシリーズかもはっきりしねー
なんせめっちゃうろ覚えだからなぁ
もしかしたら違う時代劇シリーズだったかもしれないがとにかく最終回で4人の仲間のうち2人が殺されるという最終回で嫌な気分になった
そういえばゆでたまご先生は残虐な殺し方をよく描く漫画家だ
それはキン肉マンに限らず「闘将!!拉麵男」や「ゆうれい小僧がやってきた!」でもそうだった
そういう残虐描写好きな性格は幼少期に見た「必殺」シリーズが原因なのかもしれねーな
70年代って水戸黄門でも結構残虐描写多かったみたいだし
助さん格さんも初期は殺陣の度に峰打ちじゃなく全員斬り殺してたからね
そもそもヤクザ映画とか普通に放送しまくってた時代だし長渕の作品が普通に放送されていた90年代くらいまでは表現規制は緩かったんだね
表現規制の厳しさに関しては個人的には作品の面白さがなくなるからやめてほしい派だけどね
もう作中でタバコすら吸えないとか極端すぎるし
でもトラウマに残るほどの残虐・残酷シーンまで推奨する気もない(笑)
長渕の「とんぼ」のラストシーンもトラウマの1つとしてしっかり脳裏にこびりついてるし(笑)
あんなもんをゴールデンタイムで放送してたんだからすごいよね
そりゃ映像ソフト(DVD・Blu-ray)化もできないのも無理はない
なんかいろいろ話逸れるな
でもこの糞ブログの読者なら話が逸れることはネプチューンマンの魔の直滑降並みに「先刻ご承知」だよね?
いつもありがとうね
選曲としては上記の4曲以外にも「キン肉マンGO FIGHT!」と「炎のキン肉マン」も「肉・2×9・Rock’n Roll」が流された
そして「友情のテレフォン」コーナーとして神谷明・串田アキラ・塙宣之(ナイツ)の3名が電話出演した
神谷明と串田アキラの“アキラ”コンビは実は同い年で共に72歳同士
ご両人は結構ゆでたまご先生の企画やイベントに出ているからそれほどサプライズ感もない
でもそれはオレがキン肉マンオタクだからであって普通のファンは感動ものの電話出演じゃなかっただろうか?
あとこの糞ブログに再三登場させている「ちょっと何言ってるかわからない」でおなじみのサンドウィッチマン富澤もメールが読まれた
トークではあの「グムー」について触れられもした
嶋田先生の小学生時代の口癖であることが判明
嶋田先生以外誰も口にしてない事を嶋田先生は信じられない様子だった(笑)
他にも「オア(ワ)ー」とか「こなくそー」とか「ゲェェー」とかもリアルじゃ聞いたことがありまへん(笑)
そもそもリアルじゃキン肉マン好き女子に出会った事は小学生時代含めて一度もありまへん!
メディアを通じて元井美貴とか大江麻理子とかしかしらない
あとはゆでたまご先生の口から「つの丸」とか「漫画太郎」の名前が出たのはちょっと新鮮だったなぁ
特に「漫画太郎」の名は他の漫画家先生の口からは出しちゃいけない名前みたいな雰囲気があるし(笑)
新春の表紙撮影の時にでも会って話したことあるのかな?
同時期に連載してたのは「蹴撃手マモル」連載時の1990年末~1991年前半の間だからその間の正月か
でも漫画太郎先生は相当なコミュ障っぽいから誰もとも喋らず端の方で小さくなってた気がするよ(笑)
たまりません
あとはプロレス好きフリーアナウンサーで有名な清野茂樹がアシスタントを務めたが出しゃばりすぎず無難に回していたのがよかったかな
彼のような角を立てない人材って今の炎上しやすい時代には貴重な存在だと思う
「無事之名馬」ってやつかな
そんなこんなであっという間の2時間だった
オレが送ったメールは1つも読まれずムカついたけどキン肉マンファンなら楽しめた内容だったんじゃあないんだろうか?
今年はキン肉マン40周年
様々な企画が目白押しである
ゆでたまご先生のさらなるご活躍を祈念しております
ゆでたまご先生・・・一生ついてイきます!!