キン肉マン 18話 策略の四次元空間!!の巻 感想

キン肉マン 第18話「策略の四次元空間!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューです
ついにブラックホールVSダルメシマンが決着しました!!
前回のラストで顔の穴に巨大な宇宙を浮かび上がらせたブラックホール
これで再度吸引ブラックホールを試みます
ダルメシマンはスペクルコントロールで黒点を集中させ、
ドギーネイルで踏ん張り、
スペクルボムを放ってまたも穴を塞ごうとしますが、
ブラックホールは「至高(エクストリーム)のブラックホール」で吸引度MAX状態に上げます
ついにダルメシマンのドギーネイルが折れてブラックホールに吸い込まれちまいます!!
吸い込まれたダルメシマン
四次元空間は「体がちぎれそう」な空間とのこと
過去のキン肉マンやカメハメ(グレート)もそんな苦しみを味わったのでしょうか
しかしダルメシマンはブラックホールの体を散々噛み喰いちぎり全身に無数の傷をつけています
その傷のおかげで空間に亀裂が生じそこから脱出できるとのこと
実際に大気中に無数の傷跡が浮かび上がります
ダルメシマンは「どれにしようかな?」状態でブラックホールに気づかれない穴からの脱出を試みます
そして妙に縦長い亀裂を発見し「オレの魂にウォンウォン囁く」とほざいてその亀裂にむしゃぶりつきます
「ホワイトホール」と叫んでいますがそれはちょっと違うような・・・
そしてマッドドッグ・トゥースで亀裂を大きくしてついに三次元の世界に戻ってきたダルメシマン
「脱出不可能が聞いてあきれるぜ」と余裕のセリフ
しかしその亀裂から出てくることを知っていたブラックホールはすかさず顔面にニーを入れます
なぜそこから出るとわかったのかと呻くダルメシマン
実はダルメシマンが選んだ亀裂はアルファベットの「I」のような亀裂だが、
それはブラックホールが自分で背中につけた傷で、
その「I」は犬が大好きな牛や豚の骨の形だと言う無理やりな発想(笑)
仮にも完璧超人を名乗るほどの存在がそんなただの犬コロみたいな単純な属性を持っているとは(笑)
でも確かに前回でブラックホールの背中の傷は気になっていましたね
さすがにあの時点で骨のことまで想像できたらすごいもんですが(笑)
ただこの四次元空間からの脱出って実際大した事ないですよね
グレート(カメハメ)なんて何の傷もない状態でも「キン肉バスターのパワーで」簡単に脱出
結局だれも四次元空間の藻屑と消えた超人はいないわけで
この四次元空間はかな~り穴だらけだなぁと思います
超人墓場同様に絶望感が全くなく、常に「脱出できるだろ」感が漂っています(笑)
まーそんな感じでブラックホールに出てくる穴を読まれて待ち構えられていたダルメシマンです
そしてついにブラックホールの新技「フォーディメンションキル」が登場します
やはり新技出してきましたね
吸引で終ってしまうとなんかパッしませんもんね
技的にはね、フェニックスのマッスルリベンジャーの手の部分をクロス式にして捉えて、
鉄柱ではなくマットに叩きつけるもので、つまり…フェニックスからパクッた?
90年代、川田利明が「ストレッチプラム」という締め技を使っていました
三沢光晴の「フェイスロック」同様にあまりフィニッシュ技としては長く定着しませんでしたが
すると団体は違えど川田の元先輩の冬木弘道が「冬木スペシャル」という全く同じ技を使うようになりました
インタビューで「あれはストレッチプラムのパクりではないのか?」と突っ込まれた冬木
「いや、指の角度が違う」と切り返し大爆笑を誘ったシーンを思い出したオレでした(笑)
冬木ってホントユーモアのセンスあって面白かったんですよ
今で言う高山善廣と同じくらい面白かったかな
北尾と越中とそれぞれシングルで対決する事になって会場をどこにするかという話になり、
割と勝ちやすい(ブック的にもフィジカル的にも)越中とは日曜日の(客が多い)両国国技館で戦い、
勝つのが難しい(ブック的にもフィジカル的にも)北尾とは(客が少ない)ジャスコの屋上で平日の昼間にやると言ったり
もうホント何度も笑わせてもらいました
早世が惜しまれるレスラーでしたね…
そういえば彼は「キン肉バスター」を試合で使ってたんですよ
相手をコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターせずにそのまま肩で抱えて後はケツから落ちるだけのものでしたけどね
はい、また大幅に話がそれてゴメンね
もうオレの話が反れるクセはわかってるでしょ?(笑)
ただ、新技出す前に「これはオレとステカセとカーメンからの悪魔のギフトだ」とブラックホール言ってます
悪魔超人同士の絆の深さを感じさせますよねこれ
ますます「悪魔にだって友情はあるんだぁ~!」状態ですね
これでダルメシマンは完全KOされました
ブラックホールが完璧な勝ち名乗りを受けます
敗れたダルメシマンはテリーマンに敗れたマックスラジアル同様自害を選びます
「完璧超人にとって敗北は死と同然」と言って
しかしダルメシマンはどう見ても「完璧超人」の器じゃないのは明らか
結局ブラックホールの言う通りただの犬野郎の雑魚でした
外見どおりの弱さでしたね
で、例の先週フラグとして残っていた先端の尖った鉄柱に向ってハイジャンプ
ラジアル同様串刺しになることを望みます
するとなぜかブラックホールがそれに気づいて反応します
最初はダルメシマンを助けるというますます正義っぽい行動に出るのかと思いました
でも「狡兎(こうと)死して走狗(そうく)烹(に)らる」という中国の諺を持ち出します
つまりダルメシはもう用無しとなった「走狗」であると言うわけです
どう見ても助ける人間がかける言葉ではありません
犬食文化のある中国らしい表現ですねぇ
そしてブラックホールはマントを着用
するとそのマントが鋭利な刃物のようなものに変化
「赤き死のマント」と名づけた技でダルメシマンの首を跳ねちまいました
あまりにも意外なブラックホールの行動
今週はここで終わりです
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ラージナンバーズの中でもっとも弱そうで食わせ物っぽいイロモノ超人だったダルメシマン
予想を裏切る事なくブラックホールに破れました
この程度の強さの超人が「完璧超人」を名乗りアイドル超人を「下等超人」と見下していたとは
どうやらラージナンバーズの強さもたいしたことはなさそうです
次のマーリンマンもイロモノっぽいし弱そうだからアトランティスに負ける可能性ありそうですね
つーかブラックホールだけ中途半端に勝たせるくらいならアトランティスにも勝たせてほしいです
1人だけ勝ち残るのも不自然だし
それも来週ブラックホールからおそらく発表される悪魔超人軍の真意次第かな
それが壮大なものであればその勢いに乗ってアトランティスも勝つ気がします
なにせアトランティスはあのロビンマスクを倒したほどの強豪超人ですからね
ただミートの足はもうありません
実力で頑張るしかないですが、悪魔超人は全員パワーアップしてるみたいなんで…
結局悪魔超人軍の真意は何なのか?
カーメン戦から悪魔超人に感情移入してしまっているジェロニモ
今回もブラックホールを心配するセリフを発しまくっています
まるでもう悪魔超人を味方だと思っているかのような発言です
またスプリングマンに「やめてもらおう!」とか言われそう(笑)
しかしこのブラックホールの怪行動で悪魔らしい狙いがありそうです
そもそもダルメシマンはあのまま放っておいても鉄柱にブッ刺さって死ぬだけの存在でした
ブラックホールはその「自殺」を阻止して「自分の手で」トドメをさしたわけです
ただあんな「赤き死のマント」なんて便利な技があるならもっと早く出しておけばいいのに(笑)
とにかく自分の手で殺したということに悪魔側の狙いがあるようです
戦国時代の武将のように首がほしいのかな
そして来週は「あのお方」の存在も明らかになるのかな?
それはまだ引っ張るのかな?
やはり誰もが想像する通りそれは悪魔将軍の事なんだろうか
実際に登場もしているし
しかしそれなら「将の為に」とか言えばいいのに「あのお方」という表現になっているのが気になって…ね
既存読者を意識して描かれているこの作品
既存ファンなら誰もが悪魔将軍の事は知っているはずです
そこまでオブラートに隠す必要もない気がするんですけどね…
とりあえず来週を待ちましょうか
来週に悪魔超人軍の真意がある程度見えそうですから
あわよくば「あのお方」の正体まで明らかになるでしょう
以上、キン肉マン 第18話「策略の四次元空間!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューでした
次号は4月16日発売です

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