キン肉マン 414話 死と進化の二社択一 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第414話 「死と進化の二社択一!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
う~んこれはちょっと・・・ぬるい
こんな甘々な結末でいいんだろうか?
調和の神も結局甘ちゃんなんだなと思ってしまった。
ジャンプ連載時代だったら絶対こんな甘ったるい決着はなかっただろう。
敗北はほぼ確実に死だったからなァあの頃は。

プレイボーイで連載するようになってとにかく正義超人側は負けないし死なない。
ロビン以外は全員生きてるし。
敗北自体ロビン1回ラーメンマン1回ブロッケン1回の3回だけであとは全勝。
話に悲壮感も緊迫感も何もない。
しかも結局調和の神も「この先の闘い」を見据えて戦力になる超人の選定が目的だったようで。
今後は閻魔様みたいに丸くなっていくんだろう。

「この先の闘い」も正義側はほとんど勝つか生き残るんだろう。
多分助っ人のオメガの連中が噛ませ犬的にヤられるんだろう。
こう安泰状態が続くと闘いの度に「どうせ勝つんでしょ?」と思ってしまう
勝つことが分かってる試合を見ても楽しさが・・・
RPGなんかもなんだかんだで面白いのってレベルが低くてスレスレの闘いしてる時なんだよね
全員最高レベルまで上げちまうともうヌルゲーになっちまって全然面白くなくなっちまう

そもそも前話のラストでハルモニアデストラクションくらった時ロングホーン2本とも折れたように見えたぜ?
でも結局は1本だけじゃん。
まるで改良阿修羅バスターを喰らって両腕両足が引きちぎられてたのに次のコマではくっついていたジェロニモみたい。
でもよ~く見るとやっぱ折れたのは片方だけか。
右側の角だけは残っているようにも見える。
少なくとももう1本が折れて飛んでいる描写もないし。

1本だけ折れるとかこれまでの闘いもよくあったことだしもうちょい粘ってほしかったよな。
しかも結局弟子入りかい。
つくづくバッファローマンって超人は立ち位置コロコロ変わるよな。
素直に正義超人としてキン肉マンと同じ方向を向いて闘ったことなど本編では一度もない(笑)
とりあえずゲーム的表現で言えば「バッファローマン超強化イベント」が発生したってことだろう
大幅にパワーアップして返ってくるバッファローマンに期待しましょう。

それにしてもバッファローマンの肉体ってどうなってんだろ。
腹を2本の角で刺し貫かれて貫通してるのに生きてるとか。
普通この時点で終わりだろうに。
マンモスマンにノーズフェンシングとビッグタスク2本で刺し貫かれた時もピンピンしてたし。
どういう構造の肉体なんだ?
この漫画は人間時代のジェロニモもそうだったけど「心臓さえ貫かれなければセーフ」みたいな風潮がある(笑)

そのジェロニモすら心臓が止まってしまっても自分で心臓マッサージをして生き返るという離れ業をやってのけたし。
心臓止まったのにどうやって身体を動かしてんだ?
テリーマンも剣板に心臓貫かれて死んだのになぜか「雷による電気ショック療法」というめちゃくちゃな理屈で生き返ったし。
剣で貫かれた心臓に雷が落ちたところで心臓が復活するなんてことがあるのか?
心臓麻痺で倒れてじゃないんだから。
いくら加圧トレーニングで骨が生えてくるマンガと言っても心臓の扱いが雑過ぎる(笑)

次は「新たな闘いか」。
ネジ超人達が誰にヤられてたのかそろそろ明らかになるかな。
一体誰なんだ?
神をも超える勢力なんてあるのか?
だんだんインフレ漫画みたいになってきたような。
でもジェロニモとかウルフマンが勝ったりするしパワーバランスがよくわからない漫画だな(笑)

とりあえずは超神編はこれで終わりかな。
まずはバベルの塔から見える景色を堪能して次の闘いへという流れかな。
どんな景色が見えるのかな?
サンシャインだけが上がれなかった。
バッファローマンは「調和特赦」ということで上げてもらえるんだろうか?
文字通り他の連中との「調和」を図る意味もあるからね。

キン肉マン 週プレ最新作 第414話 「死と進化の二社択一!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は5月8日発売です

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