キン肉マン 24話 “学習”された必殺技(フェイバリット)!!の巻 感想

キン肉マン最新作 第24話 「“学習”された必殺技(フェイバリット)!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューです
ピークア・ブー・・・その超人の「完璧なる恐怖」は相手の能力をことごとく「学習」してしまう能力だった
前回のラストでキン肉マンに「脳天は急所」と教えられたブーはキン肉マンを見事なジャーマン
キン肉マンは後頭部を痛打・・・そして吐血
ジャーマンで吐血というのは超人格闘界ならではなんでしょうね
プロレスの世界じゃジャーマンは受身さえしっかり取れば痛くもなんともない技だと某レスラーが言ってたが
このブーの変貌ぶりに驚くテリーマンとジェロニモ
バッファローマンとスプリングマンは悪魔超人が絡まない試合に興味ないのか知らん顔
スプイングマンは退屈そうに伸びをしているほど
バネ超人なのに伸びをしたくなることあるんだな
バネがこれ以上伸びてどうするんだろう…
キン肉マンはジャーマンのダメージがかなり大きいようで脳震盪をおこして足元がふらつく
吐血するほどのジャーマンだから当然か
後頭部を強打して吐血って想像するだけでも恐ろしいダメージだ
パンチを放とうとするキン肉マン
そこでまた「身は弓の如く柔らかく、拳は矢のように真っ直ぐに撃つ」と無意味なレクチャーをかます
いちいち敵に解説しながら技を放つ奴があるか
そもそも格闘マンガ全般に言える事だけど技の名前を叫んで放つのって現実では絶対ありえないよね
でも描写的にはそれがカッコいいからなんだろうけど…
まるで見えない読者の視線を常に気にしながら闘ってるかのよう
まー、「ハッ!」とか発生した瞬間に力が放出される人体の特徴があるからあながち的外れでもないけど
格闘技以外でもテニスなんかでも打つ瞬間に声を発するのはその為
で、話は反れたけどキン肉マンのパンチは頭部のダメージでまた腰砕け
ならばとローキックを放つキン肉マン
このローキックだけどこんなのジャンプ連載時代にはやらなかったよねキン肉マン
これって二世以降からのファイトスタイルだけど変に総合的要素(U系?)入れないほうが良いと思うなぁ
純プロレススタイルの方がキン肉マンには合ってると思う
で、ローキックはブーが学習の成果でスネでガード
逆に足を痛めるキン肉マン
そして「身は弓の如く柔らかく、拳は矢のように真っ直ぐに撃つ」ストレートパンチを逆にくらってしまう
さらにその後は何のレクチャーもなく放ったキン肉マンのドロップキックと(ウエスタン)ラリアットを学ぶ
その場で学習してその場でやり返してしまうめちゃくちゃな学習能力ぶり
「相手の技を全て自分の物にしてしまう」って設定の敵キャラっていろんなマンガで出てきたよね
ブーももうそれ状態になってきました
ピークア・ブーに魔人ブウか…
このぶざまな戦いぶりに観客達がざわめき立ちます
「キン肉マンはもう終った超人」的な事を言い出します
どこまでも勝手なのがこの世界の人間たちのようです
キン肉マンはムキになって48の殺人技の一つ、「超人絞殺刑」を敢行します
しかしブーはそれを「ソウクルトオモッタ」と読んで、逆に体を反転させキン肉マンに超人絞殺刑をキメます
これはかかりが甘くすぐに返されましたが、ついにキン肉マンの動きや技まで読むようになりました
残虐超人時代のウォーズマン状態です
もうその能力はチートの部類に入ってきました
キン肉マンに返された際に赤ん坊のよだれかけみたいなボディースーツが破けついに生身の肉体になったブー
外見的にもいよいよ凄みが出てまいりました…
ここでミートがついにブーの能力に気づきます
「赤ん坊は成人に比べ急速に成長していく、それが超人ならばその成長具合はまさに無量大数」だと
うまく無量大数を表現に当てはめましたねミート
キン肉マンの数々の攻撃から技を学習し、さらにそれらの技の動きから推察してその後の技を読み、
そして自分のものにしてしまうというめちゃくちゃで理不尽すぎる能力の持ち主です
ローキックとドロップキックとウエスタンラリアットだけでキン肉マンの全てを知ってしまうとは…
すばらしい設定です(笑)
「そんなはずあるかー」と自暴自棄になったキン肉マンは「お前にこれがマネできるかー」とキン肉バスター
人気NO1フェイバリットをついに出したゆでたまご先生
やっぱりこの技は「華」がありますね
しかしブーはあっさり「6ヲ9ニスレバイイ」とバッファローマン版キン肉バスター返しを完成させます!
今週はここで終わり
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ブーの能力は確かに恐るべき(チート的)能力だけど、ありがちな「どこかで見たような」設定でもある
とりあえずこれはブロッケンあたりを噛ませ犬にして負けさせて、
「育てて」からキン肉マンと闘わせたかった超人なような気もします
いきなり主人公のキン肉マンとの対戦でちょっと凄みが伝わりにくいかなと
誰かアイドル超人をこの能力で殺してしまってからキン肉マンと戦わせた方が盛り上がったんじゃないかなぁ
それにしてもキン肉マンがまるで超人オリンピック時代のようにコミカル要素をかなり出してるせいもあり、
かな~り緊迫感がない戦いでもあります
これまでの悪魔超人VS完璧超人のような悲壮感がない
悪魔超人は「死なないで済むのか?」という死を前提とした闘いだっただけに読者もピリピリしながら読めた
しかしキン肉マンは主人公
絶対死なないし死んでもすぐに復活できるだろうと緊張感が全くない状態
どうもこの戦いはダレそうな気がします
主人公を登場させた以上5週くらいは最低でも引っ張りそうですし
アイドル超人の戦いが見れるのは秋以降どころか冬になってからかもしれませんね
連載後1年が経過したくらいでやっとかな
とりあえず今後の戦いぶりに注目でしょうか
以上、キン肉マン最新作 第24話 「“学習”された必殺技(フェイバリット)!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューでした
来週は6月11日発売です

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