キン肉マン 505話 泣き虫グレートの笑顔 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第505話 「泣き虫グレートの笑顔!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
マッスル・ドッキング・ケミストリー・・・
まぁ前回のあの終わり方からしてこれで決まると思ってはいたが
キン肉マングレートⅢことカオス・アヴェニール
ヤツは一体何モンなんだ
厳密にはヤツの尾てい骨はどんだけ硬いんだ

このマット・・・オレが中学時代プロレスごっこで使ってた走り高跳びマットじゃあないんだよ?
通常のマットでもないんだよ?
コンクリートなんだよ?
ものすご~く太くて長くて硬いんだよ?
そんなとこに上空ものすごい高さからすさまじい落下速度とすさまじい4人分の超重量でコンクリートが大きく凹むほどの勢いでケツから叩きつけられてたら・・・
ケツが2つに割れるどころの騒ぎじゃあないんだよ?

それなのにフツーにピンピンビンビン状態で勃ち立ち上がって勝ち名乗りを受けてやがるアヴェニール
こんなことが・・・物理的に可能なのか?・・・化学的にも可能なのか?(ケミストリーだけに)・・・いや生物的にも可能なのか?(未知の耐久力を持った珍生物)・・・地学的にも(マットは鉱物状態だったから)可能なのか?
腰もケツも全く問題なしで雄々しく立って勃ってる
腰を振りまくってケツを掘られまくっても平気な様子だ
キン肉マンの「股間のナニ」というド下ネタにも戸惑いながら対応してやがる
“一番の親友”の言葉とまで言っちまったし

とんでもねーヤツだ
とんでもねー尾てい骨だ
超人って便利だよな
加圧トレーニングで骨が生えてくるマンガだもんな
これくらいどうってことねーよな
何でもありだもんな

カオスってなんか自己犠牲のイメージが伴うんだよな
だからこの技も自分がダメージを受けながら完成させて勝つみたいなもんだと思ってた
そもそも普通のプロレスでもギロチンドロップのときケツは痛いらしいからね
小橋がやってたトップロープからのギロチンは相当痛かったはず
トップロープからやる技なんてすべて技をやるほうが実際はダメージ受けるもんばっかりだろうけど
ダイビングヘッドバッドもムーンサルトもニードロップもフライングボディプレスも・・・実際は膝から落ちて相手にモロに当てないようにしなきゃいけないわけだから

そう思うとプロレスの技って自己犠牲みたいな技多いよな
自分の方が実際は肉体にダメージを蓄積させるような技がこんなに多いとは
あと自己犠牲技で思い出したのは小川橋本組がやってた「俺ごと刈れ!」か
アレも最初の頃は橋本の方もダメージを受けて起き上がれなくなってたもんな
だんだん橋本もノーダメージみたいにうまいことアレンジしてきたけど
でもあれも橋本も起き上がれないほどのダメージって演出が強い説得力があったが・・・間延びするから難しいもんだな

インダストリアルの2人も結構すぐ起き上がってきたし
ダメージそこまで大したことなかったのか
思えば初代・マッスルドッキングも四次元殺法コンビ以外はみんな起き上がってきてたし超人タッグ編ってツープラトンで相手がそのままお陀仏になることほとんどなかったね
ウォーズマンだけかヤられたのは
そう考えるとやさしいシリーズだったようにも思えるけど・・・でもあのミッショネルズとネプチューンマンの強さは圧倒的だった
後のフェニックスよりずっと強さを感じたもんなぁ

しかしアヴェニールがもう1つ大事な仕事残ってるって一体何だ?
刻の神をブチ殺すことか?
そもそも未来のⅡ世の超人達と現行世代の超人達を会わせる場をセッティングするつもりじゃねーだろうな?
キンの野郎が万太郎のことを紹介してくれとか言い出したら「遠くない未来にぜひ」とかはぐらかすようでいてそれでいて実現しそうなニュアンスの回答だった
まさかついに夢の親子タッグ実現なのか?
その前にキン肉マン&キン肉アタルの夢の兄弟タッグ(リアル・マッスルブラザーズ)も見たいんだけどな

この“リアル・マッスルブラザーズ”を実現させたいという構想はゆでたまご先生の中にはないんだろうか?
このコンビとゴールドマン&シルバーマンを闘わせる「史上最強兄弟タッグ決定戦」をやれば国立は満員に
どっちみちこの世界の試合(イベント)は常に満員になってるけど(初期の超人オリンピック後楽園ホールを除く)
あとはアタル&ネメシス組とかさ
ネメシス&フェニックスの「超・知性コンビ」とかさ
ザ・キンターマン&フランスのルピーンの「幻の最強超人コンビ」とか

どうも夢の超人タッグ編のコンビを再結成させることにこだわりすぎな気がするんだよな
他にもテリーマン&ロビンマスク組とか
ラーメンマン&ウォーズマン組とか
バッファローマン&アシュラマン組とか
ヤッたことがないコンビを実現させた方がめっちゃこのマンガの鮮度が高まって読者の刺激にもなると思うんだけどなぁ
でもコニタ&五分刈りの旦那組(はぐれ人間コンビ)の結成だけはカンベンな

初期に出てきて出番を失って埋もれかけてた超人達の掘り起こしは熱心にしている
Tバック・カナディアンマン・カレー・便器・イヤデスハリソン・スカルボーズ・マンリキ・クリちゃん・そしてメイビア・・・
王位争奪編ラストでいい出番もらってたメイビアがこっち側のキャラに成り下がってるのもいろいろ思うとこあるが
悪魔超人全員復活させてけん玉とネジ超人も復活させ運命の5王子とそのチーム(真・残虐チーム除く)も復活させた
過去のキャラをオモチャ箱から引っ張り出すなら「新しい組み合わせ」を見せてもいいんじゃないかと
彼らだってもう立派な大人・・・大人のオモチャです!!

そんな意味ではレバノンに現れた100トンとバイクマンの越境コンビはちょっと面白い組み合わせと思ったんだけどな
まだ再登場してないモーターマン・パルテノン・ミキサー・VTR・ホークマンあたりが出てくるかどうかはわからんけど
あとアリステラとディクシアの兄弟コンビもいるよな
いろんな新しい組み合わせやってみればいいのにね
その意味ではゼブラとマリキンターマンのコンビは良い試みだったと思う
こんなのもっとヤればいいと思う

そして次はザ・テリーマンの闘い
まさかテリーVSエンデマンをメインイベントにもってくるとは
テリー自体どうにもこうにも人気が伸びない上に技も地味
相手のエンデマンもイロモノ感がハンパなくなんか一方的にテリーにヤられてるし
この試合を盛り上げるのすごく大変そうな気がする
テリーは足復活だから勝ちフラグかなり濃厚だけどエンデマンまで負けると五大刻やっぱ大したことない感も出るし

何よりテリーは説得力のある勝利が乏しいから相手を完全KOして勝たないといつまでたっても人気も上がらないだろうし
とりあえず五大刻でも超回復能力を使うのはファナティックだけみたいだ
火力(攻撃力)に乏しいテリーマンではあれ使われると説得力のある勝利がホント難しくなるから助かってるかもしれねーけどな
やっぱりファナティックが頭一つ抜けてるんだろうな
ホントゆでたまご先生はあの系統(グリムリパー→サイコマン→ファナティック)のキャラがお気に入りなんだなぁ
こんだけ引っ張るんんだから

キン肉マン 週プレ最新作 第505話 「泣き虫グレートの笑顔!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は9月22日発売です

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