キン肉マン 58話 “超人師弟”復活!!の巻 感想(あらすじネタバレ含む)です
昔懐かし「巨大モグラの正体はウォーズマンだった!」で登場したウォーズマン
そしてウォーズマンが長い事「潜伏」していた理由がついに明らかになります
「お前の仲間のジャック・チーが掘削(くっさく)なんてしやがるからピラミッド内部が崩れちまったじゃねぇかぁ~!」と
そして「だから地中を掘り進んで来るしかなかったんだこのヤロー」的に苦節半年の苦労を忍びます
それにしてもこのキン肉マンという漫画は掘削(くっさく)とか浚渫(しゅんせつ)とか土木用語を使うのが好きですねぇ
ちなみに「浚渫」はアニメ版のみの話ですが、ロビンマスクがアトランティスに殺される時に大きく関わってくるものです
アニメ版ではアトランティスドライバーは単なるジャイアントスウィングでしたからね・・・
単なるジャイアントスウィングで投げられたロビンマスク
投げられた所に浚渫工事中の巨大ショベルカーの巨大ショベルがピンポイントで・・・首チョンパです
そしてウォーズマンはいきなりフェイバリットの1つ「スクリュードライバー」をかましちまいます
フェイバリットを先に出すのは敗北フラグ丸出しではありますが・・・
でもスクリュードライバーにヤられる敵ってティーバパックマンとかⅡ世のスプートニックマンとか雑魚限定必殺技って感じですからね
やっぱり本命はパロ・スペシャルかな
それとも・・・光の矢?
ベアークローを両刀にしただけで超人強度が倍って・・・
で、ポーラマン
スクリュードライバに対抗すべく自らの手の甲から「ポーラネイル」というベアークローより太そうな黒爪を伸ばし「バギャバギャ」言いながら迎撃します
これでベアークローはまた砕けるかと思いましたが、とりあえずスクリュードライバーの回転が止められただけで済みました
(雑魚専だけど)フェイバリットの一つをあっさり防がれたウォーズマン
しかし全く気落ちせずすぐさまベアークローで闇雲に殴りかかり反撃開始
「さぁ、ロビン!ここからはいよいよオレ達超人師弟コンビの力を見せ付けてやる番だぜ」と
それを聞いて「フフ・・・あいつめ」と嬉しそうな浚渫工事の被害者代表・英国紳士ロビンマスク
キザなしぐさと紅茶がよく似合います
たまりません
ネメシスはロビンマスクにフライングヘッドシザースをかまします
するとロビンは昔懐かし「ロビン戦法」のNO6「いなす時は柳の如く!」を敢行!
相手の動きに逆らわないという意味なのかとにかくピョンピョンと倒立をしてネメシスの足から首を抜き、
そしてすぐさま強烈なボストンクラブでネメシスをバキバキと締め上げます
「あのボストンクラブの痛みはオレが一番知っている」と超人オリンピック時代を懐かしむテリーマン
しかしネメシスはボストンクラブ喰らってる状態から体を反らせてロビンの首を掴みそのまま跳躍するという物理的に説明不可能な展開に
そして空中で最近鈴木みのる辺りがよくやるゴッチ式パイルドライバーの体勢へ
しかしここでもロビンはロビン戦法NO7「ピンチの直後は最大のチャンス」というもう戦法でもなんでもないような理屈でとにかくゴッチ式ドライバーから脱出しネメシスを頭突きで跳ね上げます
するとロビンはトップロープの上をグルグル走り回る挙動不審な怪行動に出ます
さらに自分の体をねじってジャンプするというますます不可解な行動に
そして空中で捉えたネメシスにもそのねじりを加えるとか途中で一瞬タワーブリッジの体制になるとかわけのわからない展開でとにかくスピン(ねじり)を与えて投げ飛ばします
そしてここで出ましたマンモスマンからパクッた大して効果が疑問な大技アイスロック・ジャイロ!!
超高速で舞ううちに回りの空気が冷却され凍りつくというトンデモ理論によりみるみるうちに凍り付いていくネメシス
そしてロビンマスクは「氷と一緒に砕けろ~」とネメシスを粉々にしようとする残虐行動へ・・・
これでホントにネメシスがバラバラになったらなったで良心の呵責に悩むくせに・・・
でもまーそんな展開になるわけもなくネメシスはあっさり氷を打ち破りますます「意味のない大技」の呼称をほしいままにしそうなアイスロック・ジャイロでした
空中で激しい攻防を続けながらリングに落下するロビンとネメシス
リング上でもやが立ち様子が見えないが視界が晴れると両者両肩でガッチリ組み合っております
「組み合いフェチ」のロビンマスクには至福のエクスタシーな瞬間です
ネメシスもさすがにロビンマスクを認める発言をします
ロビンも「このズッシリと肩に重くのしかかる感触」とかつての喧嘩男(ケンカマン/現ネプチューンマン)の名前を引き合いに出して評価します
しかしネメシスは上腕のパワーだけでロビンをかんぬきスープレックスのような状態で投げてコーナーに激突させちまいます
そして「この我々完璧超人ときさまら下等超人との間には埋めようのない深淵な溝がある」とまた強がります
だからもう・・・ロビン言ってやれよ・・・
「お前ら完璧完璧言ってこっちを下等呼ばわりするけど、このピラミッドリングでここまで全敗じゃねーか!」って
とにかく完璧側のこの上から目線はもうさすがに無理がありすぎる展開になってきています
雑魚のブラックホールに2人(ペンタゴンの乱入がデカかったが)もヤられてる時点で話しになりません
せめてグリムリバーくらいは生き残るかと思いましたが8000万バッファローマンの強さの前にブッ殺されたし
あれもネメシスに言わせれば油断してなきゃ勝てたってことらしいですが
じゃ1億パワーのマリポーサを倒したロビンの潜在的超人強度は1億以上ってこと?
Ⅱ世で使った「メイルストリームパワー」の設定はこっちの世界感では出すのでしょうか・・・
そしてネメシスは「超人博士と呼ばれるお前もこの話までは知るまい」と呟き
「なぜ我々が完璧超人と呼ばれるのか。お前達を下等超人と見下し、これまで長く下界との関わりを断絶して存在し続けてきたのか~っ!!」と芝居がかった切り口上で今回は終わり
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ウォーズマンの戦いを先に描くかと思われましたが、あっさり戦いはロビンマスクVSネメシスの舞台に移りましたね
王位編以降どんどん強さのインフレを続けているロビンマスクの凄さがまたも描かれたようなストーリーでしたね
アイスロック・ジャイロはアレですが・・・
次回はネメシスが前々から散々伏線張ったりほのめかしたりしている完璧超人の秘密をついに明かすようです
真弓とかも話に出てくるのかな?
とりあえず次週はおそらくほとんどがネメシスのお喋りで1話費やされるでしょう
更新は週間ペースに戻りましたから良しとしましょうか
たまりません
以上、キン肉マン 58話 “超人師弟”復活!!の巻 感想(あらすじネタバレ含む)でした
次回は5月20日発売です