キン肉マン 第3回人気投票結果(ジャンプコミックス23巻掲載)

キン肉マン 第3回人気投票結果(ジャンプコミックス23巻掲載)です
時系列的にはヘル・ミッショネルズVS2000万パワーズの試合中に募集開始となり、
発表はマシンガンズ(マッスル・ブラザーズはグレートの正体がテリーマンと判明し解消)VSミッショネルズの試合中盤でのことです
マスク・ジ・エンドの身代わり(あれめちゃくちゃ無理があったが)が成功した直後ですね
たまりません
人気超人BEST10結果と各キャラクターのコメント(個々の獲得票数は明かされず)
第1位 バッファローマン
コメント:読者の皆さんには大変感謝している。しかし超人格闘技は実力の世界。実力がなければ生き残ることはできない。次シリーズでは再び悪魔超人として正義超人を苦しめたいと思う。
第2位 ロビンマスク
コメント:超人タッグも最高潮。正義超人の参謀役としてマシンガンズをサポートし、優勝させたい。
第3位 ブロッケンJr.
コメント:オレを支持してくれた人の過半数が女性ファンだったとか…。またキン肉マンに恨まれそうだな。
第4位 ラーメンマン
コメント:準決勝の傷で入院中だが、4位の知らせは、なににもまさる良薬となりそうだ…。
第5位 アシュラマン
コメント:わたしが、正義超人入りするというウワサがあるそうだな。どこのどいつがいってるのか知らんがいいかげんにしろよ!!
第6位 キン肉マン
コメント:投票をやりなおせ~っ!!!
第7位 モンゴルマン
コメント:ラーメンマン、モンゴルマン双方で評価されて、昨年のトップ以上にうれしいぜ!!
第8位 ウォーズマン
(昏睡状態で回答不能)
第9位 キン肉マングレート(プリンス・カメハメとテリーマン混合状態)
(回答不能)←実際カメハメ死んでるし、初代グレートか2代目グレートの混合だしコメントしようがないよね
第10位 ネプチューンマン
コメント:読者諸君はわたしを嫌っているようだが、テリーマンよりも高評価なのは、本当は尊敬している証拠だ!
時点 テリーマン
コメント:ノー・コメントだ!

このような結果になっております
バッファローマンの1位やテリーマンの圏外はやっぱり集計開始と発表時期の影響が大きそうですね
前作黄金のマスク編で自己犠牲で悪魔将軍と心中したり、このタッグ編ではモンゴルマンを庇って死んだ(ような描写になった)り、読者の琴線を引くようなシーンが多かったです
そして2000万パワーズとしても完璧超人である乱入コンビのケンダマン&スクリュー・キッドをモンゴルマンとのツープラトン技であるロングホーン・トレインで倒したり、ネプチューンマンや武道をそのパワーで苦しめたりと活躍も描かれましたからね
逆にテリーマンはタイミングが極めて悪い
活躍が描かれカッコ良くなるのはミッショネルズ戦の後半からで、この集計結果はその前に出されてしまいました
つまり、前作黄金のマスク編では誰も倒せず引き分けただけで、腕は奪われるなど散々な結果な上に、タッグ編のこの時点でも1回戦で大きく読者の不評を買ったキン肉マンやロビンマスクら正義超人への侮蔑的な態度や、自分のせいでカメハメが死んだりジェロニモが改良阿修羅バスターで一瞬手足もぎ取られたりとマイナスイメージばかりでしたからね
決勝戦での一時的な死や、それを乗り越えての復活
マグネットパワーの秘密を読み解く洞察力
「生きてる甲斐がねぇんだよ!」などの痺れるような名言の数々
そして絶望的な強さに見えたヘル・ミッショネルズの撃破
これらが描かれた後であれば結果は当然違ったでしょうに
過去2回の投票でもトップクラスの人気を誇ったラーメンマン
今回は初めて(と、言うかジャンプ時代では唯一)ラーメンマンとモンゴルマンと分けて集計しました
結果、ラーメンマンとしてもモンゴルマンとしてもランク入りし、やはり合計すればトップだったらしいです
バッファローマンが1位になれるくらいですから、あながちガセではないでしょう
とにかくジャンプ連載時のラーメンマンの人気は本当に凄かったんですよね
前回の人気投票でもあった「次シリーズの示唆」は今回でも散見されますね
バッファローマンの「次シリーズでは悪魔超人で」とか、アシュラマンの「わたしが正義超人入り」など
バッファローマンは悪魔に戻るのではなくキン肉マンと敵対という形になりましたが
ただこのこって牛はこのタッグ編だって敵対していたし2回戦でははぐれ悪魔コンビに肩入れしたりと最悪で、
「正義超人」としてキン肉マンと同じ方向を向いて戦ったのなんて悪魔将軍戦の1試合くらいでしょ
個人的には常に敵対していた印象しかない超人で、
あまり「仲間」って感じがしないんですよね・・・
北斗の拳のラオウみたいなもんだ
いや、それともちょっと違うか・・・
とにかく仲間なのか味方なのか曖昧な牛野郎です
そして「正義超人入りなんてあるわけねーだろ!」的に否定しまくっていたくせに、結局次シリーズではやってることは完全に「正義超人」状態だったアシュラマン
こって牛と同じくソルジャーチーム入りして敵対関係にはなりますが、コイツに限ってはサタンクロス戦で見せた涙の数々や、決勝戦の大阪城地下・血縄縛りの門で「正義超人の為に」自らの腹をかっさばいて、さらに釣り天井の針に蜂の巣にされて死ぬという「悪魔超人が正義超人の為にそこまでやるのか!」と思わせるほどの壮絶な自己犠牲を見せていて、裏切ってばかりの牛野郎なんかよりよっぽど正義超人らしかったわけで
もっとも、Ⅱ世の世界に入ってからはバッファローマンはかなり正義的になり、逆にアシュラマンは再び悪魔に戻りますが、Ⅱ世はパラレルワールドの可能性も高いしなんとも言えないものがありますよね・・・
あとはブロッケンか
正直この時点まで大して活躍もしていないのに3位とはすごい
女子に人気があるってだけでそこまで順位は押しあがるもんなのか・・・
誰一人まともに倒していないのに
「ケジメさ!バッファローマン!」のセリフだけで一気に人気UPしたとか??
それにしてもウォーズマンが昏睡状態でコメントできないなら、バッファローマンもこの時点ではサンダーサーベルで串刺しにされて昏睡状態でコメントできないはずなのにね
さすがに1位の超人が「コメントできません」じゃサマにならないか(笑)
ただウォーズマンは昏睡状態も何も既にこの頃は死人となっていて、超人墓場でジャコウ様の帝都発電機動力みたいなもんをみんなでエッサホイサと回しながら1つめの玉をゲットしたかどうかくらいの時期で昏睡もクソもないだろう(笑)
そしてバッファローマンだって明らかに死んだということになってたはずなのに、この1位の結果の影響なのかなんなのか結局何の説明もなく次シリーズでは生きていて、さらにこれもⅡ世の話だけどあの世界ではサンダーサーベルに串刺しされた1週間後には普通に試合してるんだよね・・・
生きてたウルフマンは何の説明もなく死んでしまい、逆に死んだはずのバッファローマンは結局生きている
最も死生観が曖昧だったのがこの超人タッグ編ではありましたね
そもそもバッファローマンは電磁波に抗う亡霊超人として登場してたわけでその死は確定的だったはず・・・
あとはテリーマンの「そういえば聞いた事がある」に匹敵する名(迷?)言でもある「ノー・コメントだ!」はここで生まれたわけです(笑)せめてタッグ編最後まで集計を取ればトップ10入りはしたと思うけどね・・・

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