キン肉マン 129話 バッファローマンの“ウソ”!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第129話 「バッファローマンの“ウソ”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
バッファローマンはガンマンの真眼(サイクロプス)を浴びると突如嘘つき野郎呼ばわりされてしまう
ガンマンが言うには「どうしてお前はわざわざ手を抜いて闘っている?なぜにそんなつまらん芝居をこの期に及んで続けておるのだ~!」と罵りまくる
当然バッファローマンはサンドウィッチマン富澤状態に陥り「ちょっと何言ってるかわからない」的な反応
しかしガンマンは「とぼけるなこの二枚舌が!私は平気で嘘をつく奴がこの世で一番嫌いなのだー!」と激昂
するとここで4Fのリングで闘うブロッケンJr.とサイコマンの試合に切り替わる
ブロッケンジュニアの闇雲なチョップを難なく裁くサイコマン
実力差は如何ともしがたくこの闘いはかなり無謀に見える
サイコマンはブロッケンの腕を取って逆・スタンディング・アームロックに捉える
柔道で言う腕緘(うでがらみ)・・・「キムラロック」とも言う技だがその逆側に腕を捉える技
ブロッケンは「グッ!この握力」と呻いて細身に似合わぬサイコマンの怪力に悶絶する
サイコマンはどうやって4Fから1Fの様子や会話まで知り得ているのか理解に苦しむが、それはさておき「おやおや、そろそろ気づきましたかガンマンさん。そうです、その男の真の力ちゃ~~~んと存分に引き出してからお殺(や)りになってください!」と氷の殺気を帯びた目でつぶやき、すぐさまブロッケンの後頭部に延髄切りをかます
ブロッケンは衝撃でコーナーの木柱に激突しその時に口の中を切ったのか口から血を流しながら「生き残ろうぜ・・・バッファローマン」と再びファイティングポーズ
またここで1Fのリングに切り替わりバッファローマンは土もないのにザッザッと右足で土を後ろに蹴る定番ムーブを披露しながら「お前の言ってる事がサッパリわからん。オレはいつでも、ただ全力でお前をブチのめすことしか考えちゃいないぜ」とついにハリケーン・ミキサーを敢行する
しかし、以前サイコマンがやったようにガンマンもハリケーンミキサーの突進を両手で角を鷲掴みにして難なく食い止める
細身のサイコマンでさえできたんだから302cm/580kgの超ガチムチバルクマッチョ巨体のガンマンなら尚更だ
さらにバッファローマンの250㎝220㎏の肉体を角を鷲掴みにしたまま逆さ垂直にリフトアップする怪力を誇示するワイルドガンマン
それを見てパイプ椅子に座って牛丼食ってたキン肉マンもさすがに驚愕して身を乗り出す
ガンマンは頭上に持ち上げたバッファローマンめがけ真眼(サイクロプス)のアイビームをさらに浴びせながら「これのどこが全力だと言うのだー!」とそのままブリッジして後方に脳天から叩きつける・・・作中では「垂直落下式ブレーンバスター」とあるけど、どっちかってと橋本真也の垂直落下式DDTの方が近いと思う
やっぱり古代リングは石という設定が大分強調されてきたね
ぶっちゃけニンジャVSカラスマン戦までは普通のマットだと読者も思いながら見てたと思うけど
バッファローマンは脳天から叩きつけられたがロングホーンが石のリングに突き刺さる
突き刺さった事で頭部は無事なのかなとも思ったがやはり頭部へのダメージもあったようでこって牛は「グハッ」と血を吐いて倒れかけるが、その背中を「シャバラー!」とか言って追い打ちのように蹴飛ばすどこまでも残酷なガンマン
ガンマンはロイヤルボックスの中で優雅に観戦している将軍様に向かって「おい、ゴールドマン!そもそもお前は一体どう思ってやがるんだ?お前ならとっくの昔に気づいているだろう。コイツがウソをついてるってなーっ!」と絶叫します
後ろに控えるサンシャインが「将軍様、奴は何を?」と問うが将軍様は無言
何か喋ってやれよ(笑)
キン肉マンも「わからん、ガンマンは急にナニを言い出しておるのだ」とサンドウィッチマン富澤状態に
するとウォーズマンが「ガンマンの言ってる事は正しい。バッファローマン自身は気が付いていないかもしれないが。むしろオレたちなら当たり前のように知っていることさ」と語りだす
「ウォーズマン!?」と聞き返すキン肉マン
「特にキン肉マン、お前が一番よく知ってるんじゃないか?バッファローマンがウソをつき続けていることは」と追加指摘するウォーズマン
ここで何かをハツと気づいたキン肉マン
「おお!当たり前のことすぎて忘れておったわ。確かに今のバッファローマンは一貫してウソをつき続けているではないか!」と身を乗り出してノリノリに
妙に勿体つけた流れだけど要するに8000万パワーのことでしょ
こって牛流・火事場のクソ力ってやつですよ
ガンマンはバッファローマンに対し「シャバババ!今のお前は本来の半分程度の力しか出していない。いや、出せていないと言った方が正しいようだ。なぜならお前は己の心を半分封印しているからだ。それさえ解き放てばもっと大きな力が出せるだろうに」と言い放つ
そして「言っておくがな、私はウソつき相手に微塵たりとも負ける気はせんぞーっ!」と絶叫しながらカナディアンバックブリーカーでバッファローマンをギシギシと締め付ける
血の気が引き始めて今にも死にそうな顔をし始めたバッファローマンだが、そこに「その通りじゃいバッファローマン!」と“2年以上闘いが描かれていない主人公”キン肉マンから声がかかる
「いいか、よく聞け!私はかつてお前と闘った時、試合中もずっと怖くて仕方がなかった。だがなぁ本当に怖かったのはお前の体中の傷跡でも悪魔殺法全開のラフファイトでもない。私が一番怖かったのはお前が私とフェアに闘おうとしてくれたラスト3分間!あのわずか3分間に全てをこめてさらけ出してくれたあれがお前の実力だーっ!」とキン肉マンが絶叫し、背景には現在の中井先生の現在の画筆で描かれた当時の闘いが・・・
さらにキン肉マンは「今のお前に足りないものがあるとすれば唯一あの時の怖さだ!」と指をビシッと指して言い切った
ただ先ほどの「私が一番怖かったのは・・・あれがお前の実力だ」とかこの「唯一あの時の怖さだ」とかこの流れ少し日本語がおかしいよね
簡易翻訳サイトで英語を日本語に直したような文章みたいなさ
まーカッコいいシーンだからここはサラッとスルーしましょうか・・・って突っ込んじゃったけど(笑)
キン肉マンは「正義とか悪魔とか関係ないわい!私と闘った時のことを思い出せ!そして今もう一度ここでお前の全てを見せてくれー!」と追加絶叫
この日本語はおかしくないな
あ、また突っ込んじゃった(笑)
また「あ、また下ネタ言っちゃった」みたいな感じかな?
たまりません
プロレスごっこで良くやってたけど、カナディアンバックブリーカーとかアルゼンチンバックブリーカーって正直そんな痛い技にも思えないんだけど、超人がやれば当然別物なのかな
アルゼンチンバックブリーカー=タワーブリッジのように胴体を真っ二つにヘシ折るまでやるだろうし
とにかくそんなカナディアン・バックブリーカーで血の気の引いていたバッファローマンの顔に生気が戻る
「キン肉マン、お前の言う事はわかる。だが今のオレにはそれだけはできん。再び悪魔として闘う道を選んだ以上、今の仲間たちをまた裏切るわけには・・・」と内心つぶやくバッファローマン
ん?
なんかわからなくなってきたぞ
8000万パワーじゃなくあのラスト3分間のクリーンファイトがバッファローマンの秘めた真実の力ってこと?
そもそもバッファローマンはキン肉マン戦が一番タフでハードでめっちゃ強かったのに正義超人入りしてからはウォーズマンほどではないにしても弱体化が見られてすぐに弱々しい表情を見せたりといろいろ萎えたなぁ
マンモスマン相手にはついにビビるという超人としてはあるまじき姿まで見せたし
まー正義超人入りしてからもほとんどキン肉マンとは敵対していたような立ち位置だったけどね
するとここで将軍様がやっと重い口を開く
「バッファローマンよ、お前は一体何の為にわが元へ下って来たのだ?」と問う将軍
「そ・・・それは」と苦痛と苦悩に呻く表情で返答に窮するバッファローマン
「私にただ傅(かしず)くためか?ならば今すぐ死んで失せろ!私がお前を呼び戻したのは、お前が完璧超人殲滅の切り札になると考えたからだ。その私の期待を裏切る事は許さん。私に忠誠を再び誓ったのであればどんな手を使ってでもそやつを倒せ」と言い切る将軍様
さらに「そして!シルバーの後継者であるそこのキン肉マンではない、我が流れを汲むお前が先に・・・」と勿体つけて溜めを作った将軍様
次のページを開くとドーンとページをフルに使った将軍様が指を指しながら「神をも超える新たな力を手に入れろ!」と衝撃の・・・と、言うより突然スケールがデカすぎることを言い出す将軍様
バッファローマンが神?
なんかイメージ合わないような・・・それでいて合うような・・・
とにかくバッファローマンは神をも超える潜在能力を秘めた器のデカい超人と見込まれているようで
なのになんで立場は平悪魔なんだ
悪魔六騎士の誰よりも強いのにおかしいだろ(笑)
とにかく話が一気にデカくなってきて何とも言えない展開
モヤモヤとした気持ちを抱えたまま今回は終わり(笑)
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ぶっちゃけさ・・・スタンドの最上部あたりから「バッファローマン!」と何者かが声をかけた時、いよいよアタルが出てくるかと期待しちゃったんだよね・・・
悩めるバッファローマン
再び仲間を裏切ることができない・・・
この苦悩を解き放てる言葉を放てるのは超人血盟軍で共に戦い心酔されていたアタルしかいないと
アンタもそう思ったかい?
思ったよな?
アンタ男だよな?
男の中の男だよな?
お前、男だ!
あのシーンを良く見返してみると明らかに声の出所は将軍様のロイヤルボックスじゃなかった
次のページを開くまで声の主がわからないようにして「誰だろう・・・」とお楽しみボックスみたいな手法は好きなんだけど、開いてみると結構ズッコケたくなるようなオチというかフェイントが多い(笑)
ゆでたまご先生が意図的に「引っかかったな!アタルが出ると思っただろ?ニヒヒ・・・」とジャンクマン的に薄ら笑いながら作品を描いているのかはわからないけど、結構「狙ってるな」と思えるようなフェイント的かつ期待空転的演出が多いような・・・(笑)
そもそもアタルとかあとネプチューマンとかものすごく登場を温存しまくってるなと感じる
完璧超人との闘いがストーリーなのに未だに完璧超人のネプチューンマンが全く絡んでこないのはちょっともったいない気がする
シングルプレイヤーとしてのネプチューンマンの闘いは見てみたいし、Ⅱ世での話はともかく本編では王位編で仲間になったと言ってもアタルの預言書の灰をいじった以外じゃちょっと居合斬りボンバーしてちょっと巌流島ドロップしてちょっと亀甲縛りされて消えちゃったみたいな程度でほっとんど見せ場もなかった
そもそもネプとアタルは灰で繋がった関係だ
一緒に肩組んで再登場でもいいじゃないか
あとやっぱり魅力的だったオメガカタストロフドロップがまた見たいからジ・オメガマンの再登場も見たい
もう死んだ上に存在も消えたから二重の復活が必要だとか突っ込んだりしないから
・・・いや、いざ復活したらやっぱり突っ込んじゃうかもしれないけど(笑)
でもせっかく完璧超人との闘いなんだし復活したらこれほどたまらない存在もない
オメガマンは超人閻魔の片腕という設定だったから閻魔が戦う頃になったら出てくるんじゃないかなとは思ってる
そうなると敵としての復活だな
王位編で残されたグローブがキン肉マンの手を握った形になっていてこれも正義超人入りかみたいな雰囲気もあったけど、まーそれはどっちでもいいか
とにかくオメガ復活も見たい
ただΩ・カタストロフドロップがズガーンと決まる瞬間が見たいから、敵だったら正義超人の誰かが犠牲(かませ犬)になる必要があるな
アイドル超人はかませ犬には使えないから正直どうでもいいピークア・ブーあたりが戦うことになって完璧超人を裏切った制裁みたいな形でやられるとかでいいと思う
あとサンシャインかジャンクマンかニンジャかブラックホールもいるからそれらとかね
特にジャンクマンは何の為に生き残したんだという感じだし
とにかくネプ・アタル・オメガですよ
この3人の登場が待たれるわけです
せっかく完璧超人との闘いなんだからこの3人出さないわけにはいかないでしょう
そりゃ他にもいるけどさネプチューン・キング、ケンダマン、スクリュー・キッドもいるけどさ
アモイマン(ニュー・ロビンマスク)とかね
そいつらはいいや・・・
いや、でもこの完璧超人編をさらに継続するならもう完璧側は5人しかいないんだから、
新しい敵キャラ追加は必須だろう
とは言っても完璧超人始祖以上の立場なんてもうオメガマンくらいしか説得力がないなぁ
ならばネプも敵として復活でもいいかな
シングルプレイヤーとしての闘いが見たいしどうやって勝つかも見たいからこれも悪魔騎士の生き残りかピークあたりを生贄(噛ませ犬)にして・・・
「1000人の弟子」の中に未知の強豪がいたとかそんな展開になってもいいかなとは思う
1000人もいれば1人くらいはすごいのいてもおかしくないだろうし
キン消しにもなっていた木・木・人(もくもくじん)やマグニチュードⅠ(ワン)マンとかね
「ターボメンの兄でした~」的な設定で今度はターボマンが登場とか
「メン」と「マン」の違いだけみたいなさ
正直バッファローマンが神になるとかよりネプアタルオメガの再登場の方がよっぽど待たれる展開に感じる
バッファローマンが神かどうかなんてエスパー伊東が20代の頃NO1ホストだったという事実くらいどうでもいいことのように思える
エスパー伊東のナンバーワンホスト話は事実だけど、それより作られた話であるガキの使いのピカデリー梅田のナンバーワンホスト企画の方が面白いわけで
ハイ~ッ!
エスパー伊東・・・
ミスターイトウ・・・
ミスターイトウのバタークッキーはともかく今後のストーリー展開はどうなるんだろうか
ロビンマスクだってあんな回りくどい思わせぶりな埋葬をされたってことはまず生きてるだろうし
あそういえばアシュラマンは死んだのか生きてるのかもいい加減はっきりしてくれ~(>_<) それとシルバーマン(銀のマスク)の戦闘スタイルは結局何だったんだ(>_<) あれからずっと放置したまんま(笑) それら諸々考えるとまだまだ敵キャラが必要 それも強力なね フェニックスも普通に存在しているはずだから出てこれるだろうし とにかくそろそろ誰か復活させましょ先生(笑) ゆでたまご先生・・・一生ついていきます!! キン肉マン 週プレ最新作 第129話 「バッファローマンの“ウソ”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上 次回は5月25日発売です 毎週更新ペースが続きます ゆでたまご先生も最近はまるであのキンターマンのように精力的に更新してくださって嬉しい限りです ハイ~ッ!

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