キン肉マン 135話 キン肉王家の闇!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第135話 「キン肉王家の闇!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)

ラーメンマンの百戦百勝脚・・・と先週は思ってたけど、これ角度的に烈火太陽脚かな?

とにかく技の定義の境界線が極めて曖昧なラーメンマンの何かしらの蹴り技がネメシスに決まります

さらに追い打ちの回転龍尾脚を今度はちゃんと技名を叫びながら放ってくれたラーメンマン

現実世界じゃ技の名前いいながら攻撃するとかまずありえないんだけどね

マンガだと逆に技名を叫びながらヤってくれないと物足りなく感じるのはなぜだろう・・・

連続して蹴り技をくらったネメシスはそのままコーナーに激突するかと思いきや、

コーナーの手前でクルッと体勢を入れ替えて着地

完璧超人にありがちな試合序盤はノーダメージムードをキープします

ラーメンマンはカッコ良くポーズをキメながら「今の隙を見て私は非常に安心した」とほざきます

「今の隙を見て私は非常に安心した。冷静を極めたように見える完璧超人といえどやはり人の子。先ほどの正義超人を捨てたという告白も然り・・・特に己の存在の根幹に関わるキン肉族の話題となると多少は感情も昂(たかぶ)るようだ」とネメシスのプロファイリングを続けるラウメンマン

たまりません

「まさか、オレの心に揺さぶりをかけようというのか。そうはいかんぞ」と腰に手を当てて答えるネメ

「フッ・・・ではキン肉マンに代わって私から聞こう。なぜ、お前はキン肉族を捨てた。なぜ、そこまで毛嫌いする?」 と問うラウメン

ネメはずっと答えないと思いきや案外あっさりと「よもや回避はできぬようだ。仕方あるまい。ならば答えてやろう。キン肉族の醜さを告発するためにもなぁ」とついに「ホントのキモチ」のカミングアウトに入ります

ラウメンは細い目をなぜか右目だけ見開いて「醜さ?」と問い返す

「そうさ。オレはかつてキン肉族の連中から生きながらにして存在のすべてを抹消されたのだ。理不尽極まりない理由でな」と外人みたいに両手を開くオーバーアクションで喋り出すネメシス

ホントは話したかった??

「理不尽な理由・・・」とちょっと何言ってるのかわからない状態のラウメンマン

「あまりにも才能に溢れ優秀すぎた。それがオレの消された理由だ!」と語るネメシス

そーゆーの自分で言っちゃうのか?

それともイッちゃう?

どっちも気持ちよさそうだな

そしてついにネメシスは自らのバックボーン(出自)を赤裸々かつ露骨にこってりと語りだします

「かつて、このオレはキン肉族の王室に生まれた。そこで幼き頃より王家の帝王学を学び、超人レスリングの英才訓練も施され 幸福な王家の一員として何不自由なく暮らしていた」

そう語ると背景には幼い頃のネメシスが早くもキックのミット打ちやタックルの練習などの格闘技のトレーニングだけでなく、大学みたいな講義室でいかにもって感じの何かしらの英才教育を受けている姿などの回想シーンが描かれるが、勉強してる時のネメシスの姿が幼少期のフェニックスとめっちゃ被ってる(笑)

さらにその回想シーンで唐突に顔が影で伏せられた兄が登場する

ネメシスのおしゃべり大会は続く・・・「だが、オレには兄がいた。王位継承第一候補は兄であり、弟であるオレはあくまで兄の予備としての第二候補。それでも同等の教育を受けて育てられた。兄との仲も良好そのもの・・・」と語るネメシス

その回想シーンでは仲良く隣同士で講義を受ける兄とネメシス、そして自由時間では手を繋いで楽しそうに一緒に走って遊ぶ現実の兄弟じゃあまりありえないような幸せな時間が描かれる

「少年時代はなんと素晴らしい一族に生まれてきたことかと、己の出自を超人の神に感謝していたほどだった」と語るネメシス

大富豪の家に生まれればみんなそんな気持ちになるんだろうね

そして家族写真にはネメシス兄弟の両親も描かれる

江田島平八が髪を生やしてサリーちゃんのパパみたいな髪型にしたようなガチムチマッチョな父

金髪で爆乳だけど妙に肩幅広くてゴツくてあまりヤりたくなさそうな感じの母

どちらもマスク着用だが、マスクに神の毛が生えている

Ⅱ世のキン肉マン太郎は前髪だけだったがこいつらは側頭部と後頭部が豊かな髪で覆われている

額の文字はそれぞれ「父」と「母」とかなりやっつけ感がある(笑)

父や母のルックスや造形はともかく幸せな日々を過ごしていたネメシスだったが「しかし やがて周囲の様子がどうもおかしなことになってきた」と語りだす

「オレの評判を貶めることに躍起になり、あらぬ噂を立てる者が王家の側近の中に次々と現れ始めたのだ」と語るネメシスの回想には、やはり髪が生えているマスクをかぶった女中みたいなクソババアどもがネメシスのことを横目で見ながらいやらしくひそひそ話をしている姿が描かれる

ネメシスの親世代くらいまではキン肉族は頭髪付きのマスクを被るのがトレンドだったんだろうか

ネメシスは長々と昔話を続ける・・・「やがて、それはキン肉族の中枢を担う政治家や官僚を巻き込む一大勢力にまで膨れ上がり、わが父である王にも進言し始めたのだ・・・この弟は災いの種になる・・・とな」と語ると学者っぽい風貌の委員長(ハラボテマッスル)の父か祖父みたいな奴が王に耳打ちするシーンが描かれる

それを聞いた王も我が子を異質なものを見るような目で見始める姿まで描かれる・・・

ネメシスはかなり敏感な性格のようで自分が悪口言われているのをすぐに察している様子も描かれる

そして「理由はわかっていた。兄も優秀な人材だった。だがオレはそれ以上にあまりにも才能に溢れすぎていたのだ」と語るネメシス

さらに「なにせ、このオレはキン肉族三大奥義の1つ、マッスル・スパークを13才にして習得してしまっていたのだから」と結構衝撃の事実を語るネメシス

やはり頭髪のあるマスクを被ったスパーリング相手の超人にマッスルスパーク天・地を鮮やかにキメてブッ殺して返り血を浴びて仁王立ちするネメシスくん(13さい)が描かれる

「私の父王でさえ、その技は習得できなかった。なのにオレはそれをいとも容易く使いこなしてしまったのだ・・・」と兄どころか父さえも超える才能を見せ始めと語られる

「周りはオレの異常なまでの天賦の才に恐怖した。得体の知れない存在に恐怖するのはいつの世も凡人どもの常だとオレも歴史から学んではいたが、まさか、その不幸が己自身の身に訪れるとはな」と語るネメシス

「それからほどなくして オレはキン肉大神殿のさらに奥・・・ 秘密の地下道を超えた先・・・ 深い森の真下にある地下牢に幽閉された」と悲しい結末がネメシスの重い口から語られる

牢の中でやつれきっているネメシスの姿がとても悲しい・・・

さらに「以降、オレの記録は存在ごとすべて歴史から抹消された。このオレの存在を語る事はキン肉族では御法度になり、その存在を口にした者は皆処刑対象になったというのだから・・・フツ、恐ろしいことだ・・・」と思い出話の最後を結ぶネメシス

最後の回想シーンでは王立兵がいる目の前でネメシスの写真を見ながら談笑していたアホ2人が当たり前のようにトッ捕まっておそらく処刑場に直行させられている姿が描かれる

警察官の目の前で強盗や暴行や殺人をしてるようなものだこれは・・・アホすぎる

とにかく、昔のキン肉族はまるで旧社会主義(共産圏)のような秘密隠蔽主義だったようで

そして、そのお世継ぎ争いのドロドロぶりは江戸時代までの過去の日本のようでもある

兄より優れた弟は優秀な人材と歓迎されるより忌み嫌われ「排除」された時代が日本にも確かにあった

「兄よりすぐれた弟なぞ存在しねぇ!!」と暴れまわった愚兄(血の繋がりはないけど)もいた

素晴らしい王になりえたかもしれない逸材を災いの種になるなどと非科学的な発想で闇に葬ってしまうとはまるで中世のような閉鎖的発想である

ただね、人間って結局「異質なもの」を嫌う生き物なんだよね

例えば超能力者とか宇宙人が地球上に現れたとする

最初は「すごいすごい!」と喝采され称賛されるかもしれない

しかしそのうち「気味が悪い」と思われ始めるだろう

ましてその超能力者が相手の思考を読み取る能力を持っていたり、その宇宙人が人類を絶滅させられるほどの強大な力を持っていたら尚更である

当然その超能力者や宇宙人はやがて孤立するだろう

それどころか闇で殺され消されてしまうかもしれない

今回のネメシスのストーリーはそんなことを喚起させるものがあった

殺されなかっただけまだ若干な温情対応だったかもしれない

それは王の息子だからという「特赦」的な要素もあったんだろうけどね

でもあんな孤独で辛い人生を送ることになるなら死んだ方がマシなのかもしれないな・・・

そもそも預言書のページを燃やすのが存在を消すには理想だと思うけど

大体王の息子ほどの存在を全ての人々の記憶から消すなんてことできるんだろうか

人間は強要されると逆に反発したくなる生き物

「○○の存在は忘れろ」と言われれば逆にいつまでも語り続けたくなるのは確実

どっちみち無理があるだろう

そりゃ秘密警察みたいな王立兵が常に監視している閉鎖的な旧東側のような社会なんだろうけどさ

そんな東側の雰囲気もベルリンの壁が崩壊して解消された1990年に話が戻る

冷戦は終わった

どうやって牢を抜け出したのかわからないがネメシスは「こうして愚かなキン肉族はひとりの秀でた天才を歴史の闇に葬り去った」と腕を立てながら語る

壮絶なカミングアウトに場内は静まり返り、武道の目はますます充血して血走り、ラーメンマンも相槌を打てなくなってしまっている

そして、抑えきれないキン肉族への憎悪がふつふつと体内からこみあげてきたのかネメシスは「そんな連中が愛と平和の集団 正義超人のリーダーを自称しているとは笑止千万!!オレは無限の憤りと絶望を覚えた!!なんたる偽善!なんたる虚栄!なんたる砂上の楼閣か!!」とまるでカイジのナレーションのようなセリフを吐きながら絶叫して激昂するネメシス

もうがまんできない

まるでダチョウの竜ちゃんのように激しく取り乱していたものの、冷静を取り戻したネメシスはまたおしゃべりを続ける・・・

「そうしてオレが歴史から消え、人々の記憶から忘れ去られた頃に、新たなキン肉星の王が誕生した」と語るネメシス

溜めて溜めて~

「溜める」ってアレじゃねーぞ?

「キン肉星第56代大王・・・わが兄にして、キン肉スグル!」とまで言うとキン肉マンの顔がカットインして「!!」となる

続けて「お前の祖父にあたる人物 キン肉タツノリだ―――っ!!」と自らがキン肉マンの大叔父であることを明かす衝撃のカミングアウト

そしてなにより「肉のカーテン」の考案者であるキン肉タツノリの額のマークが「KIN」マークであることがさらにショッキングな気持ちにさせられたまま今回は終わり・・・

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まー結構優秀であり強者だったと思われるキン肉タツノリ

ジャンプ連載時代からしばしば名前も出ていたし回想シーンでは姿も描かれていたが、シシカバブ-をさらにしょぼくしたような貧相な風貌でとてもじゃないけど強そうに見えなかったが、ここでは眉もテキサスコンドルの羽のように太くなり、肉体もパンパンにバルクアップされ精悍さもハンパなくいかにも強そう

弟のネメシスが「兄も優秀な人材だった」と言ってるほどだから優秀で強いんだろうね

ただそのタツノリでもおそらく三大奥義はマスターできなかったんではないだろうか

既にその息子の真弓もマスターできなかったことを明かしている

真弓がマスターできた技なんてアイアンクローくらいのもんだ

しかも見るからにずんぐりむっくりした体型なのに217cmで体重154kgという全くそうは見えない体型

たまりません

ネメシスほどの優秀な人材が王になればキン肉族はもっと反映したんだろうか

でもタツノリの血筋から真弓というアイアンクローしかできない上に体型が公称と見た目で全然違う「失敗作」を経て、キン肉スグルというマッスル・スパーク、カメハメ100殺法、肉のカーテン、フェイスフラッシュ、そして火事場のクソ力という様々なチート能力を秘めた「アルティメット・シング」が産まれたのだ

そう考えると血筋の面ではタツノリの貢献度は大きい

そもそもネメシスの子孫だったらもっと優秀な戦士が産まれたかもやしれないけどさ

それに「失敗作」の真弓も一応フェイスフラッシュと肉のカーテンと火事場のクソ力の持ち主なんだよね

つーか真弓は66歳の設定だけどその程度の年齢でそこまで身長が縮む事ないだろう

どうやったら217㎝から見た目165㎝(委員長と同じ身長)まで縮むんだコノヤロー

お前はアイアンクローだけやってりゃいいんだよ

将軍様とほぼ同じ身長だし魔のショーグン・クローに寄せて「魔のダイオウ・クロー」とでもしとけや!!

それにしてもネメシスはとんでもない化け物設定になってきたな・・・

こりゃラーメンマンほぼ確実に負けじゃん・・・

しかもラーメンマン超人総選挙の中間発表で16位まで落ちてたからな

1人1票のこの選挙じゃ中間発表から大きな変動はあまりなさそうだし・・・

ただでさえ人気激減なのにこれで負けさせちゃったらラーメンマンの商品価値終わっちゃうんじゃないの?

ジャンプ連載時代はほぼ人気トップ(モンゴルマンと割れた票の合算含めて)だったほどのキャラクターが

かつてはスピンオフ作品まで作られて、嶋田先生もお気に入りの超人に常にラーメンマンを挙げているほどなのにこのままラーメンマンというキャラを殺してしまっていいものなのか

どうもこの4連戦はバッファローマンとブロッケンが勝利でテリーマンとラーメンマンが敗北するような流れが見えてきてもいる

バッファローマンは今更ムリにプッシュしなくても十分人気だし対戦をラーメンマンと入れ替えた方が良かったかもやしれないねこれは・・・

マーベラスには勝たせたとは言えマーベラスが完璧側の最弱レベルだったからまるっきりインパクトが残ってないし、やっぱり完璧超人始祖上位クラスとか王位編で言えばフェニックスチームのメンバーに勝たせるくらいのプッシュがないとキャラの人気は映えないんだろうね

そりゃフェニックスチームのプリズマンには買ったんだけどあれも他の4人に比べると弱いイメージだし

ただ勝率には恵まれてるのに人気がここまで下がるということはやっぱり飽きられたか、ビジュアル面の問題でダサく感じられて人気低下してるのかもしれない

ウォーズマン、ロビンマスク、キン肉マンソルジャー(アタル)、ブロッケンジュニア、ザ・ニンジャ、ブラックホール、そして悪魔将軍など中間発表トップ10の大半がビジュアル面だけで人気が得られそうなキャラクターが揃っているしテリーマンだってその枠に入るかもしれない

そう考えると「カッコ良さ」ありきの状況なのかもしれない

アタルくらいになるとその魅力はカッコ良さ以外にもいろいろありそうだけど

それにしても過去のキン肉族は陰湿でまさに「キン肉王家の闇」って感じね

でもタツノリとネメシスを産んだあの父と母はかなり優秀な遺伝子を持っていたようだ

そしてアタルとスグルを産んだ真弓と小百合も遺伝子は素晴らしいものがあったんだろう

その意味ではどちらも大したもんだと言える

どっちみちキン肉族は突然変異の超エリートの血筋みたいなもんだから常に並はずれた優秀な人材が産まれ続ける「奇跡の家系」みたいなもんなんだろうけどね

キン肉マン 週プレ最新作 第135話 「キン肉王家の闇!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上

次回は7月13日発売です

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