キン肉マン 226話 糞尿の彼方 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第226話 「糞尿の彼方!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
ついにギヤマスターを水に流してさっぱりしたベンキマン
アニメ版ではベンキーマン
いっちょまえに火事場のクソ力まで身に付けちゃってもう超人強度わずか40万ぽっちの弱小の面影もなし
いろんな意味で光り輝いちまっている
だがこの「糞尿の彼方」ってサブタイトルはどうなのよ(笑)
しかも実況の吉貝アナ(?)も「糞尿の魔境」とか表現しちゃってるし(笑)
古館っぽい実況だね
それとも辻よしなり?
どっちにしても表現に問題があるでしょうに
ただでさえあれこれ表現規制が厳しいこのご時世に
これ出版しちゃっていいの(笑)
で、そんな「糞尿の魔境」にアリダンゴにされて飲み込まれたギヤマスター
しかし、それを見ているオメガ・ケンタウリの六鎗客連中はまだ余裕
オメガマン・アリステラが「やはりあの力は素晴らしいな。よくギヤマスターの巨体をあの状態までもっていったものだ。例の謎の力なくしてはできない芸当だろう」と解説をほどこす
ヘイルマンが「どうなったんだギヤマスターは?まさかヤられちまったって言うのかよ?」と取り乱す
しかし冷静沈着なパイレートマンが「いや、違う。あの音が聞こえないのか?」と返す
するとベンキマンの両足が歯車だらけのなんがグロい状態になる
パイレートマンが続けて「奴が本気を出した時のあのおぞましい歯車の音が」と続ける
クッキンクッキン言ってるこの音か
なんでこんな音が・・・
とにかくまともな構造の肉体じゃないようだねギヤマスターは
アリステラもフォーフォフォとヘラヘラ笑いながら「あぁ、ありゃ必死だな」とギヤマスターをコケにする
ギヤマスターの歯車はベンキマンの脇腹まで浸食
これは見た目的にグロい・・・キモい・・・
クッキンクッキンいってるし
「あの抵抗は芝居じゃない。すなわちあの謎の力・・・それほど侮れぬということだ」と語るパイレートマン
そしてついに便器の中から水がビショワァ~と逆流し始める
そして便器の中から「まだだ!まだこの勝負は終わっちゃいないぜ」とギヤマスターの声が・・・
遂にベンキマンは完全に弱気な表情になり「ウウァ~まさかこの中を逆流してたどってくるとは」と狼狽する
「よくもこんな不潔な場所に流し込んでくれたな。だがこの自慢のギヤ回転を推進力に変換すれば、例えどんな濁流にのみ込まれようともオレなら生還できる」と言いながらついに便器の中から姿を見せ始めるギヤマスター
モーターボートのエンジンみてーな理屈か
ベンキマンは「ベンキーヤウォッシング」と叫びながら再び水で流し込もうとするがついに完全に脱出される
脱出された際についにベンキマンのボディの便器の淵は完全に砕け散った
ギヤマスターは「お前は絶対に流してはいけないものを流してしまったのだ」とベンキマンに告げる
そして「観念しろベンキマン!」と言いながら突進
もう体の半分以上ギヤに浸食されているベンキマンは逃げることもできずあっさり掴まる
それ以前に表情からもう心が折れている様子
万策尽きた感がハンパない
そして便器マンの体をパイルドライバーの体勢に捉えてジェノサイドギヤに放り込むギヤマスター
これはエグい
ついにこのマンガ史上最も残酷な死亡シーンが描かれるのか・・・?
しかし飲み込まれたベンキマンは全身がバラバラ粉々に砕け散ることもなかった
スタボロのボロ雑巾のような状態ではあるが一応五体原型をとどめてギヤから排出される
しかもまだ息もあり「グゥゥ」と呻きながらさらなる「発光」も見せる
そして「私としたことが・・・最後に抜かった・・・もう一歩・・・あと一歩で仲間の仇がとれた・・・とれたはずだった・・・のに」と悲しげな言葉を残し力尽き、目の色が赤く(?)なる
描写から絶命したのは確定的で、委員長も涙ながらにノックにゴングを要請・・・ってこれ正式な試合じゃないのになんでゴング・・・
とにかくベンキマンを倒したギヤマスターはアリステラたちの元へ戻ると「どうだ?何か収穫はあったか?」と問われるが予想以上に苦戦した負い目からか何も返答せず・・・何か喋れよそこは!
するとここで唐突にとある辺境の星とやらに場面が切り替わる
まるで王位争奪編の冒頭みたいなシーン
そこでボロを来てクワで土地を耕している謎の人物がいた
「この土地はまだまだ痩せている。もっと耕さねばいい野菜は育たん」とぶつくさつぶやきながら・・・
頭部のトサカ(アイスラッガー)からキン肉族の人間らしいが髪も長髪だ
誰だおめえ?
すると突然頭上が光り輝きそこから知性の神みてーな奴が現れ「ようやく見つけた。探したぞ」と語り掛ける
そいつも「き・・・貴様は・・・・」と返す
知性の神みてーなやつは「ハハハ久しぶりだな」と返す
ってことはコイツはフェニックスか?
次ページに進むとやはり何のヒネりもなくフェニックスマンであることが判明
知性の神はなんで生き返ったんだ?
フェニックスマンが「貴様は・・・知性の神!こんな辺境の地までナニをしに来た?二度と関わらん。そう約束したはずだぞ!」と罵りまくる
二度と関わらんとかいつそんな約束をするヒマがあったんだ(笑)
7000万マッスル・スパークで仲良くブッ殺されてそんな会話するヒマなかったはずだが(笑)
知性の神は相変わらず悪そうな笑みを浮かべながら「ところがそうはいかぬのだ。あれから事情が変わってな。私の古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めた」と口にする
「ゆ・・・友人だと?」とフェニックス
「あぁそこで再びお前の力を借りたくてな」と知性の神
「古い友人」とはやはりサタンか?
つーかそもそも邪悪の神って何のために存在してるんだ?
ただの悪党でしかないし存在する意義が全く感じられないんだが
なんでこんな奴らがキン肉星の王位継承に関わることができているかも謎だし
ドラゴンボールの破壊神的役割もないし下手な悪魔超人よりタチ悪いじゃねーか!
勃ってきた・・・
知性の神は「お前は今日からフェニックスマンではない。キン肉マンスーパーフェニックスとして不死鳥の如くこの世に再び舞い戻り生きるのだ!!」と絶叫しながらさらに凄まじい光をマヌーサのように放つ
これは火事場のクソ力的な「発光」とは別よ?
単に眩しいだけみたいなさ
「オメガマン(兄貴だったけど)」が復活したことで今度はフェニックス・・・
既にゆでたまご先生が予告したアタルだって出てくるだろう
さらに生きてるはずのサタンクロスもいる
王位争奪編のキャラの復活が今後も次々描かれそうね?
マンモスマンは預言書燃やされて存在自体を消されたから復活は難しいだろうけど・・・
いざとなりゃフェイスフラッシュで何でもOKなんだろうけどさ
とにかくベンキマンの壮絶な最期に悲観的な気持ちを引っ張り続けさせることなく次にこんなワクワクする展開を描く形で終わらせるゆでたまご先生の読者に対する思いやり・・・
ゆでたまご先生に男心の優しさを見た!
とにかくこの新シリーズは前の完璧超人シリーズよりかなり面白いことを確信させられながら今回は終わり
———————————————————————————
しかしここにきてフェニックスか
当然敵側に回るんだろう
もう正義側は悪魔とも完璧とも組んでるようなもんだし「駒」は結構揃ってるからな
フェニックスが仲間に入る意味がない
許すことは何もなかったはずだがまた敵に・・・・
アタルも復活するだろうしまして今二軍正義超人達が戦っているほどなんだから
ただフェニックスってネメシスよりは弱いと思うんだよね
どっちもキャラかぶってるし
どうにもフェニックスはチームのメンバーの方が強かっただけで本人自体は小悪党イメージが消えない
でも腐っても1億パワーだからなぁ
こんな形で復活させる以上それなりにヤるんだろう
またキン肉マンと闘ってもおもしろくないし誰と戦うことになるのかな?
まさかこの流れで5王子全員復活とかもあるのか?
そもそもフェニックス以外はみんなブッ殺されてるわけだがまた何の説明もなく生き返っていて・・・
でもビッグボディとソルジャーマンの闘いだけは見てみたいから復活するならするでアリっちゃアリかな
しかしせっかくのフェニックス復活回のサブタイトルが「糞尿の彼方」って(笑)
フェニックスも糞尿にまみれてスカトロティックに復活なんてしたくなかっただろうに・・・
たまりません
それにしてもギヤマスター・・・ギヤ部分以外は普通の人間体の超人のようなのにアリダンゴ状態にされても何の説明もなくピンピンして復活してやがったな
普通あんな状態になったらもう骨も臓器も何もかもめちゃくちゃになってその時点でお陀仏だろうになんともないみたいだし
知性の神がどうやって復活したのかも含めどうせなんの説明もないんだろうけど(笑)
そもそもカレーや便器は人間になったのになんで超人として復活できたのかも完全スルーのまんま(笑)
このマンガは前回ブッ殺された超人が次回で何の説明もなく生き返っていても笑って読み流す事ができなきゃいけないマンガってことだ
「細かい事を気にするな」とはよく言われることだが、その究極系みたいなマンガととらえて一切の雑念や予断を排除して読むべきってことね
それがキン肉マンというマンガであり、心に愛を持ってあらゆる矛盾や不自然な描写も一切気にせず読み続けるべきマンガであり、そんなマンガを描いてくれているゆでたまご先生・・・一生ついてイきます!
キン肉マン 週プレ最新作第226話 「糞尿の彼方!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は12月4日発売です

タイトルとURLをコピーしました