キン肉マン 【闘いの軌跡総集編スペシャル!!】

キン肉マン 【闘いの軌跡総集編スペシャル!!】を読んでみた
どうせこれまでの闘いのあらすじと裏スジをなぞって気持ちよくなるだけの自慰行為更新かと思っていまいち開く気になれなかった・・・
案の定、週プレNEWSを開いてもサイドバーのニュースばかりに目を奪われなかなか本編を開く気になれない
「狙った」ようなNEWSばかり集めるのがこの手のNEWSサイトの常識ではあるがいざ目にしてしまうとたまらない
「熱血硬派くにおくん」シリーズ誕生秘話の記事を見た
バブル時代ちょっと前だったが、あの頃は出せば何でも売れた「ゲームバブル」時代だった
今のようなゲーム戦国時代じゃなくファミコン(ついでにディスクシステム)という任天堂一強時代
ただファミコンハードに対応したソフトを出してればそれが面白いかどうかも考えずに買っていた
キン肉マン世代のキミもそんな経験あったろ?
オレも今になって振り返ればなんであんなゲーム買った(厳密には「買ってもらった」)のかなと考えてしまうゲームがいっぱいあるよ
けっきょく南極大冒険とか
ケルナグールとか
長州力・「新人類」とか・・・
まーPCエンジンなんてもんもあったわな
カトケンとビックリマンだけじゃんみたいなね
いや実質カトケン1作の為だけにあったようなハードにさえ思える
そしてもっと伝説のハード
ツインファミコン・・・
1台でファミコンとディスクシステムが楽しめるなんてほしくてほしくてたマラなかった・・・
あの頃って面白いかどうかも考えずにゲームを「衝動買い」(厳密には金を出すのは親だけど)してしまう小学生いっぱいいたと思う
面白いか面白くないかなんて考えずに即決で決めてしまう購買心理
1988年・89年がバブル最盛期だが、このバブルを招いたのはこんな「衝動買い時代」があったからこそなのか
こんな消費者が増えれば景気なんてすぐに回復するのにね
今は何か買うのもいちいちネットで口コミ見て挙句に最安値サイト探して・・・と金出すまで時間かかりすぎ
ネットで様々な口コミを見て噛み締めて・・・
その後最安値購入可能なサイトを探して・・・
それでもすぐ買わず一晩寝かせてから再度検討して・・・
その一晩に1,2発抜いて気持ちよくなって・・・
それでやっと購入をクリックする
金出すまでにどんだけハードルがあるんだって話
いや・・・1,2発抜くとかはさすがに盛った
とにかく話を盛りたくてたマラねぇ・・・
でもネットが普及して逆に購入までのハードルが増えた側面はあるかもしれない
でも逆にネットのおかげで今までなら縁のなかった客層を開拓もできる
どっちもどっちかもしれないけどね
ただ「簡単に財布は開かない」時代になってるのは個人も企業も同じだろう
それにしても当時のゲーム業界はめちゃくちゃ「美味しい」業界だったみたいだね
とにかくゲームは出せばどんなゲームでもある程度は売れた
「あ、なんか新しいゲームがでてる・・・お母さん買って!」ってなもんだ
さらに抱き合わせで攻略本も売ることになる
「くにおくん」も攻略本だけで100万部も売れたとか
ちょっとした「ベストセラー」なわけだ
おいしすぎる・・・
今なんて攻略本なんて出してもほとんど売れない時代なのに・・・
結局くにおくんシリーズを作ったテクノスジャパンは長続きせず倒産してしまうが、
当時の社長は調子に乗って自社ビルを金色にするという梅津かずおでさえ「悪趣味」と引きそうな「狂行」に出て、さらに当時大人気だったF1人気に便乗して会社でF3チームまで持つことにして湯水のように金を流しまくったというバブル時代ならではの逸話もこのNEWSに出ている
「ゲームバブル」と社会の「バブル」をほぼ同時期に2重で享受できた立場だからこその「豪快伝説」だ
他にも社員全員に小遣い付きでハワイ旅行に連れて行ってあげたりとか
そういえば任天堂はファミコンがヒットしたことでそれまでの花札会社時代から給与が3倍増だとか!
企業減税が決まっても賃金は頑として上げようとしない現在の状況とは偉い違いようで・・・
とにかく「ゲームバブル」時代も「バブル時代」も今とは規格外のベア状態だったわけだ
今じゃベアはベアでもベアークローくらいしか楽しむものがないという・・・
そして社員も社長もとにかく良く遊び良く金を使った時代だった
貯金なんて考えもしない
「今が楽しければそれでいい」と銀座や六本木で金をバラ撒いて豪遊したり
プロ野球選手もプロレスラーもスーツの各ポケットに札束がギッシリ詰まっていていちいちいくらあるかも考えずその夜のうちに「全て使い切ってしまおう」と・・・
とにかくめちゃくちゃな金の使い方していて今とはまるで違う国のような話だ
でもこーゆー金の使い方する人間があちこちにいたからこそバブルがあったんだと思う
今こんな金の使い方できる日本人なんて日本中探しても何人いることやら
企業も個人も支出には極度に慎重で金を貯めこむことばかり考える
これじゃ経済が温まるわけもないよね
「ゲームバブル」時代の栄華に触れた記事に「兵どもが夢の跡」を見た気がした
でも実際問題そんな金の使い方したことで経営傾いて倒産したわけで
ただそれ以前にハードが多様化してソフトメーカーも頭を絞らないと売れない時代になったこともある
テクノスジャパンの近くの荻窪あたりにデータイースト(「ヘラクレスの栄光」シリーズとか「神宮寺三郎」シリーズとか出してた会社)の自社ビルがあって中央線の車内からその看板が目に入った事を覚えているが、あの会社もやっぱりなくなってしまった
テクノスジャパンはダブルドラゴン(双截龍)も面白かったなぁ
あ、話がものすごく膨大に反れたけどキン肉マンの話と下ネタを言わないとね
キミがゲームに全く興味ないならとんでもなく悪い更新だなこれは
でもキン肉マン好きならファミコン世代だよね?
まさかキミが10代ってことはないよね?
もしキミが10代だったら・・・結婚しよう
だがどうもこの週プレNEWSのヘッドラインはクリックを誘うようなタイトルが多い
NEWSを扱うポータルサイトとかどこもそうなんだろうけどこの週プレNEWSも相当なもんだな・・・
これは1年前のニュースらしいがアメリカのマイアミでゴキブリ大食い大会があったようで、
そのチャンピオンに輝いた男性が直後に即死したというとんでもないニュースも気になった
「マイアミの悲劇」なんて不謹慎な表現まで使ってやがる・・・
最後の方の専門家の「食べ過ぎると鼻血が出ます」という結び方はウケを狙ったつもりなんだろうが・・・
ただ、昆虫食は将来の人類の食糧難を支えるものである
牛や豚などの家畜1匹あたりにかかる飼料の何分の1かで大量に「養殖」できて、
栄養価はそれら家畜の2倍というんだから
「キン肉マンに関係ない話ばっかすんなよ!」とそろそろ怒ってるかい?
だがこれは全く無関係じゃない
漫画「キン肉マンⅡ世」をキミは感じた(読んだ)ことがあるか?
あの中に52歳になったネプチューンマンが出てくるだろう
他のアイドル超人が50代になり軒並み衰えて弱体化した中でコイツだけは当時の強さを保つどころかさらに強くなっていた
そんなネプチューンマンの肉体を衰えさせなかった秘訣が山篭りの日々と、山で取れた昆虫を食って生活していたことだった
昆虫を喰い続けることでネプチューンマンは肉体の老化を阻止できたわけだ
肉体の老化が防げれば格闘経験や知識は増える一方だからある意味「無敵」の存在になる
完璧超人の無量大数軍は不老不死らしいが、ネプチューンマンも自力で「不老」状態を作っていたわけだ
「ベテランの知識と経験を持った若手」がいたらどんなスポーツでもスーパースターになれるのと同じだ
昆虫食は中国にかなり深い伝承がある
不老効果だけでなく身体能力を高める効果も確認されているとか
人間の潜在能力はどんなに引き出せても30%が限界と言われる
しかしそれを上回るほどポテンシャルを引き出す力が中国やチベットの昆虫食・植物食学の中にはある
同様に科学でもまだ解明されない「気功」にも不老や潜在能力解放を引き出す力があるとされている
植物であれば有名な冬虫夏草がそうだろう
あれも不老や若返り、さらにはガン治療薬など医学面での応用など様々注目されている
しかし1993年の世界陸上で中国女子チームが「冬虫夏草入りドリンク」を飲みちょっとした超人的身体能力を発揮し注目されたことで乱獲され今ではもう絶滅寸前だとか
「不老不死」が本当に幸せな事かはわからないが、ロマンを感じさせる事象が中国やチベットには多い
東洋医学・・・そして東洋の神秘だよね・・・
ゴメン
話が反れて反れてたまらない
カチカチに膨張したものが上反りしてるみたいな感じかな
だってキン肉マンの話しろって言われてもねぇ・・・
過去の闘いを各4行ずつ編集部の誰かがつらつらと解説してるのを見せられただけだからさ・・・
完全にゆでたまご先生ノータッチ更新
あ、ただベンキマン(アニメ版ではベンキーマン)の読みきりが決まったね
以前煽っていた「重大発表」の1つがこれ
来週10月15日発売のプレイボーイ誌上でだ
サブタイトルは「失われたインカの記憶」とのこと
やはりインカ帝国がコンキスタドールに滅ぼされた悲劇の歴史を描くのか
読みきりとはいえ結構取材しなきゃいけないネタ扱うことになっちゃいましたねゆでたまご先生・・・
今、ベンキマン、アニメ版ではベンキーマンはストロング・ザ・武道(太古のめちゃくちゃゴツい超人の神)の魔力「零(ゼロ)の悲劇」に触れて超人としての力を失い、1人の人間として生活を余儀なくされています
ケンシロウ風に言えば「ただの人間だ」ということになりますが、そんなカッコいいもんではありません
人間になった便器は頭の上の〇んこも転げ落ちてしまい金髪の白人系の風貌でした
人間になって頭の上のう〇こがなくなった便器がどんな暮らしぶりなのかも描いてくれるのかな・・・?
星に願いをm(゜- ゜ )
それともう1つの「重大発表」
寧ろこっちの方が興味ある奴多いんじゃないのか?
アシュラマンの読みきりも決まったんだ
サブタイトルは「超人血盟軍、結成の秘密(仮)」とのこと
Ⅱ世でもかなり描かれたアシュラマンだけど、次はどうやら超人血盟軍絡みのネタでいくようだね
でも結成の秘密ってなんだ?
「なんて冷静で的確な判断力なんだ」だけで説明つくんじゃないのか?
あの時のザ・ニンジャの今にもイッてしまいそうな恍惚の表情ときたらもう・・・
でも超人血盟軍は先の超人総選挙でメンバー全員がベスト10入りしている
ブロッケンJr.とアシュラマンとザ・ニンジャはかなり票が伸びた印象がある
どうも「超人血盟軍」という括りでのファンがいるような結果になっている
「超人師弟コンビ」という括りでのファンがいるのと似たようなものだ
そう考えないと特に3戦3敗3惨死のニンジャが異常なほど順位が跳ね上がってる説明が付かない
だから今最もホットな「超人血盟軍」ネタで新たなムーブメントを巻き起こそうという方針なのかな?
「半沢直樹」の社会的大ヒットで今最もホットな堺雅人にフジテレビが「リーガルハイ」で露骨に乗っかろうとしているのと似たような構図かな?
超人血盟軍
カッコよかったけど最後は全滅するという地味に壮絶な結末だったユニット
ましてアシュラマンは悪魔超人に属する立場なのに最後は「正義超人の為に」自らの腹を切腹して自害して釣り天井の下敷きになって蜂の巣ミンチになって死んじまうという壮絶な最期
思えばニンジャもアシュラもバッファローマンも当時小学生のこのオレにはトラウマになるようなキツい死に様だったから今でも脳みそにその片鱗がこびりついている・・・
こびり付いた惨死のトラウマ・・・
こびりついたティッシュ・・・
甘く切ないおもひで・・・
そんな壮絶な散り際を見せたからこその人気なのか、とにかく超人血盟軍をモチーフにした読みきりがあるということだ
ただこれはプレイボーイ誌上じゃなくジャンプSQ.で掲載される
11月2日発売の12月号での掲載だ
読み逃すなよ?
モチ喰いすぎるなよ?
と、いうわけで、ほとんどキン肉マンの話をしなかったキン肉マン 【闘いの軌跡総集編スペシャル!!】のレビューはこれでおしまい
こんな糞ブログなのにいっぱしのコラム気取りになっちまって許してくれ・・・
許すことなど何もない・・・よなっ?
友情とは成長の遅い植物だよな??
とにかく日本経済回復の為に何か力になりたいんだ・・・
トモダチなんだ・・・
とにかくちょっとこれからイカなきゃいけないんでね
イクってあっちの意味じゃねーぞ?
仕事だ仕事
昼食接待があるんでな
つーかこんな時間からそんなことできるかッ!
とにかく次回はプレイボーイ10月15日発売号
ベンキマンの読みきりだよ~ん
壮大な歴史ロマンが展開されることでしょう
たまりません
バビョーン

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