キン肉マン 133話 たったひとつの“嘘”!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第133話 「たったひとつの“嘘”!!」 感想(あらすじネタバレ含む)
なんだかベタベタな恋愛ドラマのサブタイトルみたいだね「たった1つのウソ」って(笑)
こんな下ネタまみれの糞ブログの読者に女性なんているわきゃねーから恋愛ドラマの話なんて意味ねーか…
だって、アンタ男だよな?
男の中の男だよな?
お前、男だ!
そんな「男の中の男」バッファローマンの新必殺技「ハリケーン・ギガブラスター」がガンマンに豪快に決まりガンマンのエルクホルンが粉々に砕け散っちまいました・・・
その迫力に驚愕するキン肉マンとウォーズマン
超人閻魔もさすがにポーカーフェイスは崩して(ると思うけど・・・)血走った瞳孔を見開きます
剣道の面が邪魔で面がよくわかんねー
血走った目だけはいつも強調されてるけど(笑)
そして・・・あぁそうだここは石のリングだった
ついつい忘れがちになるこの設定
そもそもザ・ニンジャVSカラスマン戦で突然降って湧いたように出てきた設定だからな
とにかくその硬い石に凄まじい回転で頭頂部から叩きつけられブレイクダンスのようにスピンするガンマン
そして「シュガ~」とか言いながら壮絶にダウン・・・甘いものほしいの?
閻魔様の目がますます険しいものになります
この一発でガンマンはKO
ほとんど攻撃も受けてないし蓄積ダメージもなかったと思われるガンマンでしたが、まさにスタン・ハンセンのウエスタン・ラリアット並の“一撃必殺”状態であるハリケーンギガブラスターによって一発KOです
最後は案外モロいもんでしたね・・・
ただ技を喰らう瞬間に閻魔の正体をサイクロプス(真眼)で見ていてその動揺が大きかったのもあるでしょう
バッファローマンは観戦している将軍様に片膝をついて礼をする
将軍様はバッファローマンたちがよくやっていたNWOのウルフキッスみたいなポーズを返す
このポーズ見るのも1年くらいぶりな気がする
悪魔騎士たちはやってなかったからね
7人の悪魔超人達限定のものなのかもね
たまりません
するとガンマンが一気に弱々しい声になってシャバババ言いながら負け犬の遠吠えを語りだします
「よもやこの私がド下等ごときに負ける日がやってくるとはなぁ・・・」と弱々しくなった目で語るガンマン
でもよく見ると頬はバッファローマンのトゲ膝のニーを喰らってエグれています
なんだかんだであれもダメージだったのかもね
ダメージを受けているそぶりを見せないのも完璧超人の教えなのかもしれない
決して敵に背中を向けないから背中にだけは傷がないみたいなね
ワイルドガンマンは続けて「あの時代には考えもしなかったことだ・・・」とつぶやく
こって牛は「あの時代?」と問い返す
「この世の未来を託された我らが始まりの10人はあやつの下で修業に励み続けた・・・。思えばあの頃が一番楽しかった・・・各々がそれぞれの理想に燃え、語らい、新たな世作りの為に邁進していたのだからな」と遠い目をして昔話を楽しむガンマン
その背景にはピサの斜塔・・・いやさ完璧の塔(トゥール・パルフェ)の麓で修業する始祖達の姿が描かれる
「お前が良く知るゴールドマンもまだその輪の中に・・・それほど大昔のことなのに・・・シャバババまるで昨日の出来事のようだ・・・」とセンチな気持ちに浸り始めるガンマン
どうやらお迎えも近いようだ・・・
「お前と私の勝敗を分けた理由はただ1つ・・・お前は一片の曇りもなく嘘偽りなしに闘った!だが私は・・・1つ嘘をついた・・・だから負けた!たったそれだけの差がこうして人生を大きく分けることになる。良く覚えておくことだバッファローマン・・・シャバババ・・・」と息も絶え絶えに言葉をひねり出すガンマン
バッファローマンは「アンタ今オレの名を!」と初めて名前で呼ばれた事に感動した様子?
ガンマンは臨終の今際の際になっても何度も何度もシャバババ言いながら「私の記憶に名を刻んだド下等はお前が始めてだ・・・光栄に思うが・・・よい・・・」とまで言うと「シャガゴホ~」といかにも末期感丸出しな吐血をしてついにそのサイクロプス(真眼)を閉じてしまう
だがまだ息は残ってるようす
バッファローマンはガンマンの腕を取り「最後に1つ聞かせてくれ。その・・・お前がついた嘘と言うのは・・・」と問う
ガンマンは目を閉じたまま「言うな!」と返す
続けて「それ以上は何も答えぬ。私がただ言える事は・・・」とまで言うと、自らのどてっ腹から土のダンベルを出し「お前の名前は覚えた・・・それだけだバッファローマン・・・」とまで言うとダンベルを落としてしまう
こって牛は「ダンベル!?ガンマン、あんた・・・」と絶叫する
ガンマンはついに臨終の脳内麻薬物質ドーパミンが出てきたのかイキそうな安らかな笑みをたたえて弱々しい声で「シャババ・・・ババ・・・バッファローマン・・・」とちょうどイイ感じに「バ」で繋げながら息を引き取っちまいました
別に対して友情も何もなかったのに「ガンマーン」と悲しそうに絶叫し目が潰れているから涙が流れているかどうかもわからないバッファローマン
しかし立ち上がると「あんたが所有していた“土”のダンベル。このバッファローマンが確かに預かった。安らかに眠ってくれ」とその亡骸に語り掛ける・・・
その結果を受けて3Fのリングではテリーマンのラッシュを受けているジャスティスマンが「信じられん。あのガンマンが・・・下等超人に負けて死んだだと・・・」と内心つぶやきながら将軍様の方を向き「ゴールドマン、お前の進んだ道は・・・」とまで心の中でブツブツつぶやいているとテリーマンの左フックがモロにテンプルを捉える
しかしいかにも完全ノーダメージでポーカーフェイス全く崩れないジャスティスマン
しかしテリーマンも動じず「ヘイヘイッ!試合中によそ見なんてするなよーっ!」と今度はドテッ腹に蹴りを叩きこむ
するとその蹴り足をキャッチしたジャスティスマンはその片足一本でジャイアント・スウィングを敢行
ガンマンもサイコマンもそしてこのジャスティスマンも皆すさまじい怪力の持ち主である事が誇示され、実況も「完璧超人始祖は化け物揃いか~!」と絶叫
「ハワー」とか言ってテリーマンを投げ捨てるジャスティスマン
しかしロープを掴んでその反動で戻ってきたテリーマンは「その化け物を倒すのが・・・オレたち正義超人の闘いの醍醐味さーっ!」とフライングニールキックを狙う
しかしジャスティスマンもニールキックで迎撃し相打ち
互角のように見えたがジャスティスマンの足に今の相打ちで出来た傷がカットインする
「あまりナメない方がいいぜ。下等超人の力をな」と告げるテリーマン
ジャスティスマンは裁きの天秤に手をかざしながら「そうだな。確かな裁きのためにもな」と返す
やはり底知れぬジャスティスマンの不気味さがクローズアップされた所で今回は終わり
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次の闘いは2FのラーメンマンVSネメシスを飛ばしてテリーマンVSジャスティスマンなのか?
まだわからないけどそこそこ絡んだからここでまた別の闘いに切り替わるのもおかしいような・・・
ただ次の闘いは正義側が負けるターンっぽいんだよね
ましてジャスティスマンだとこれは厳しいのでは
不遇な扱いが続いてすっかり株と人気を下げてしまっているテリーマンを復権させるなら最悪でも引き分け・・・できるなら勝たせるくらいのプッシュが必要なんだけどなぁ・・・
正直テリーマンをここで負けさせてしまえばテリーマンは元の弱小不人気ヤムチャポジションに収まってしまって「キン肉マン」という作品全体で見てもマイナスにしかならない
この程度の超人が正義超人の代表を務めているのかという話にまでなってくるし
だからテリーマンをここで負けさせるのは作品として全くメリットがないと思うんだけどなぁ
とは言え2戦連続で完璧超人始祖が負けるというのも作品に緊迫感がなくなる
しかも始祖側のおそらく最強キャラのジャスティスマンだから尚更ね
思えばバッファローマンは1回くらい負けたって十分に人気も高いし強いイメージついてるんだから、バッファローマンをジャスティスマンにぶつけて「ジョバー」を務めさせた方が良かったかな
ガンマンを倒すのは「ジャイアント・ハンター」のテリーマンに任せて
身長302cm体重580kgのガンマンなら十分巨漢超人
テリーマンもテンション上がるだろうに
まー次回予告見出しを見るとまだこのままテリーマンVSジャスティスマンでいくかどうかもはっきりしないけどね
とりあえず最も酷い扱いを受けているテリーマンを何とかしてあげろと
王位編でモータマンにやられたまま終わってしまったジャンプ連載時代のマイナスイメージがとてつもなく強すぎる
マックスラジアルを倒したとはいえあの程度じゃ焼け石に水程度のもんだったからなぁ
とにかくこの闘いはサイフォンリング4連戦の最後に持ってきてほしかった
一番テンション上がる闘いだし
次はブロッケンの試合とかでよかったんじゃないかな
まーブロッケンもさらに勝たせて箔を付けさせたい超人ではある
そう考えると尚更バッファローマンはこの闘いではジョバーに徹したほうが良かったのにと思う
ラーメンマンだって強敵を倒した事がないしここでネメシスを倒して株を上げたいだろうし
あ~こうなると正義・悪魔側はこの4連戦全勝させたくなってしまう
だから悪魔騎士を勝たせすぎるからアイドル超人達にしわ寄せがくる
ニンジャとかジャンクマンとか勝ったけど動けないみたいな勝利をするくらいなら寧ろ華々しく散らせた方が良かっただろうに
ブラックホールも「どこでもドア」扱いになってるし(笑)
それにしてもガンマンの「たった1つの嘘」って結局なんだったんだ?
そしてサイクロプス(真眼)で見た超人閻魔の姿はどうだったんだ?
当のガンマンが死んじまったことで真実は永遠に闇の中になっちまったな・・・
伏線張ってそのまま放置か・・・
まーそもそもアシュラマンの生死や銀のマスクの戦闘スタイルからその後もみんな放置したままにしてるマンガですから・・・とにかく次回を待ちましょう・・・
キン肉マン 週プレ最新作 第133話 「たったひとつの“嘘”!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は6月29日発売です

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