『キン肉マン』ディープオブマッスル!! 特別編「ステカセキング＆ス二ゲーター外伝」 （悪魔の変身講座“TRANSFORM METHOD” ） episode3 感想（ストーリーあらすじレビュー）
ステカセキングの野郎は超人大全集による変身で安心して喜んでしまっているらしい
完璧に変身できた自分に酔ってるってことかな？
だから結局中途半端な変身になっちまってるって趣旨らしい
というより本当に変身したことでその能力を完コピできてるかもすさまじく怪しいんだけどね
キン肉マン戦でもパロスペシャル大したダメージ与えてないようだったしタワーブリッジ簡単に破られてたし
ゼブラに変身してマッスルインフェルノを出してもターボメンを倒せなかったし
でもこれはゼブラ本人も2023年11月時点で未だにマッスル・インフェルノで誰も倒せていないからある意味これは“完コピ”か？
たまりません
そしてウォーズマンの闘い方について解説するスニゲータの背後の画の中で寄生虫サタンクロスと思わしき相手にパロスペシャルをキメてる姿が・・・
寄生虫単体とウォーズマンの闘い見てみたい(笑)
とにかくステカセにウォーズマンに変身するならヴェアークロウまで再現するよう求めるスニゲーター
スニゲーターはかなりステカセに執心している
「手のかかる子ほど可愛い」ってやつなんだろうか？
オレが見込んだ男的に相当入れ込んでる
とにかくパロスペシャルをすぐに出さずまずは小技・関節技・繋ぎ技とかでダメージを蓄積させてトドメにパロスペシャル出せってことらしい
まるでプロレスの試合の組み立てみたいな感じ
実際プロレスでも若手レスラーがいきなり大技やらフィニッシュ技やったら怒られるとか言うもんね
ステカセはいきなりパロスペシャルに入るのが問題らしい
でもプロレスでも試合序盤の小技や寝技の応酬って退屈で見てられないんだよねオレ
だから映像で視てる時は飛ばしちまう
そういや秋山準が言ってたけどレスラーは1つの象徴的な決め技が確立されるだけで変わるとか言ってた
そのレスラーの代表的な技が1つしっかりファンに印象付けられるだけで人気も出るということだ
実際秋山はうだつの上がらない田上明が喉輪落としをフィニッシュ技にしたことでスターになった過程を見ている
あれはかなりエポックメイキングだったんだろう
ハンセンのウエスタンラリアット・長州のリキラリアット・三沢のエルボーなどもそうなんだろう
決め技が確立されるだけでレスラーは変われる
昨今「〇〇は△△が9割」という内容の主張や書籍が目につく
「人は伝え方が9割」
「第一印象はしゃべり方が9割」
「AV女優はしゃぶり方が9割」
それに倣えば「レスラーは決め技が9割」ということになる
そう考えるとステカセキングがすぐパロスペシャルかけたくなる気持ちもわからなくもない
そもそもステカセがウォーズメンに変身してすぐパロスペシャルやるのも「話の都合上」としか言いようがない(笑)
ウォーズマンに変身してプロレス序盤の地味な寝技の展開とか描いてたらただでさえ1試合あたりの話数が長期化している昨今でさらに間延び感が出ちまうからね
変身したらその超人の象徴的大技をすぐにヤッてまた次の変身に移った方が読者を楽しませられるわけで
「ゆうべはおたのしみでしたね」みたいなもんか
でもスニゲーターは変身にさらなるリアリティを求めるようで
バッファローマンに変身するならロングホーンを出せってことでもあるのかな
結局またスパーリングを再開することになったお2人さん
お熱いねぇ
そして再びウォーズマンのカセットを入れるステカセ
そして性懲りもなくまたいきなりパロスペシャルをしかけようとする
いいかげんにしろ！的に思いっきりかかと落としを入れるスニゲーター
コントみたいな展開で今回は終わり
『キン肉マン』ディープオブマッスル!! 特別編「ステカセキング＆ス二ゲーター外伝」 （悪魔の変身講座“TRANSFORM METHOD” ）episode3 感想（ストーリーあらすじレビュー）は以上
次回は11月6日発売です
スプリングマンが悪魔のリンゴ食ってるシーンが描かれたことだけが嬉しかった
全身スプリングな完全無機質体でも物を食う(笑)
その栄養素はどこへ？
