キン肉マン 251話 唯一の取り柄 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第251話 「唯一の取り柄!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
ギヤマスターが敢行した背面から相手を飲み込む「アンティキティラ・ビーフケーク・プロセッサー」に頭から飲み込まれたビックボディ
この二度と言わないような長ったらしい名称の技でお陀仏となっちまうんだろうか?
ギヤマスターはギシュギシュ言いながら「この先はどうなるかわかるよな?お前は全身ジェノサイドギヤでミンチにされるんだ」と脅す
でもこのギヤいまいち破壊力ないよね
ビックボディも既に右足や両手を飲み込まれてるのに対してダメージないし全身飲み込まれた便器も五体そのままだったし完全に迫力不足
おそらく描写が残酷すぎるからということでソフトな表現になったんだろうけどそれがこの闘いの緊張感をなくしちゃってる気がする
最初の名もなき超人が飲み込まれた時は一瞬でバラバラになっちまったのに
あれくらいのヤバさを維持してくれないと怖さがないんだよね
もう「飲み込まれても大したことないんでしょ」感が出始めちゃってる
せめて飲み込まれた右足と両手が使えなくなってなきゃいけないけど普通に使えちゃってるし
その時点でありえない・・・
とにかくギヤマスターは「その様子では得意の口答えもできぬか。では今ラクにしてやるぜニセモノ」とオラオラで責めたてる
でもう肩口まで飲み込まれてるってのに頭部がグチャグチャになってなきゃいけないはずなのにそんな様子がない
そしてやっぱりビックボディはまだ全然無事で「オ、オレは・・・、まだ試合を捨てたわけじゃねぇ!」と言って両手のクラッチを切る
そして逆に今度はビックボディがギヤマスターの両手を掴む
潰されてもう握力なんかないはずの両手でね・・・
ありえねぇ・・・
しかもお次はその「怪力」でギヤを逆回転して頭を引っこ抜くという荒業
ウソだろうこれ
その上頭部は数か所から出血してる程度でピンピンしてやがる
その言い訳が「驚いたか!バカみてぇな石頭だろ。昔っからよく言われたもんだ。お前の頭は中身も外身もバカみてぇに硬いってな」とのこと
頭のみ込んでもこの程度のダメージじゃジェノサイドギヤの威厳も恐怖も丸つぶれ
便器戦はうまいことまだ「飲み込まれたら終わり」という恐怖感を保ててたんだけどこの闘いはまるでダメで一気にヌルい展開になっちまった
しかもそんなすさまじい「石頭」ならフェニックスのマッスルリベンジャーも耐えてみろっての
さらにアニメ版じゃ前半の頭突きだけでブッ殺されたくせに・・・
ヘンな頭だなぁ・・・
しかも頭の「中身」がバカみたいに硬いって普通に悪口じゃねーか
バカにされてるんだぞそれ
わかってんのか!
とにかくそれを言われてよくケンカになったと力強く宣言するビックボディ
そのままバトルシップシンクみたいな感じでギヤマスターを強烈にマットに叩き付ける
だがすぐに立ちあがるギヤマスター
どうもビックボディの「大技」がいまいち効果が薄い
この技も強力アトミックボムももっとダメージを与えられないようだとキツいんでは・・・?
どっちかってとギヤマスターって耐久力はないタイプっぽいのにこれではね
ギヤマスターは「じゃあもう一回試してやるぜ」と再びバカの一つ覚えのジェノサイドギヤでビックボディに突進する
だがすんなり再び頭を飲み込まれるわけもなく又もガラ空きの頭部にジャンピングニーをくらうギヤマスター
完全にガラ空きの頭部を狙われいる
そしてギヤマスターにハイジャックバックブリーカーを敢行するビックボディ
だからこれもギヤを回転されたらまた背中をガリガリ削られるんじゃないの?
「頭だけじゃねぇ。体もバカみてぇに頑丈でな。昔からソイツだけがバカなオレが唯一誇れる取り柄だった」と力説する開拓者ストロングマン
頭上では軒遠星がブラーンブラーンと揺れている
それを見て「ギャギョ!」とまるでさかなクンみたいに動揺するギヤマスター
ビックボディは「なぁギヤマスターよ。あの星がそんなに気になるのか?お前がオレのことをニセモノニセモノとやたら連呼するのがずっと気になっていた。だがその理由が今ようやくわかった。それはお前の自信のなさの裏返しだったんだな?あの軒遠星とやらが降ってくるのはもしかしたらお前自身・・・お前はそんな不安をずっと抱えたままこの試合を闘っていたんだ・・・哀れだな・・・」とギヤマスターの心理状態を的確に見抜き「バカ」じゃない部分も示す
ギヤマスターは「黙れ!お前にオレたちオメガの民のナニがわかる!オレたちはな本来ならこの地球上に君臨する王族として栄えたはずの一族だったんだ!」と感情を取り乱して過去を語り始める
だからその前にギヤ回せばバックブリーカーから脱出できるだろうに・・・
理性を失ってそれさえも気づかないのがギヤマスターはさらに続けて「しかし、太古のある日我らの祖先は神の名を騙り攻めてきた一味と大激闘を繰り広げ、それまで築いてきた全てと共にこの星を奪われた。それが全ての苦難の始まりだったという。そう・・・谷津らさえこなければ・・・」と語りその背景に描かれるのは・・・な・・・なんと完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)!
これでついに繋がった!
オメガの民と完璧超人始祖が太古の地球で血みどろの因縁があったということに・・・
なるほどそういう流れなのね・・・
だったら完璧超人始祖に復讐しろよって話だが・・・
もうほとんど残ってないけど
それとオメガ・ケンタウリの六鎗客はアリステラ以外は完璧超人始祖より弱そうなのもなんとも・・・
ギヤマスターは「そんな数億年にわたる一族の怨みをとうとう晴らす絶好の機会がこの現代にやってきた。そのためにオレたちはここへ来た。それをお前らみたいなニセモノ顔の部外者どもに邪魔立てされる筋合いなどない!」と言いようやくジェノサイドギヤを回転させてビックボディの背中をエグる
そしてビックボディの両腕のクラッチを切って逆にビックボディの頭部を掴む
そのままギヤに放り込めばいいのになぜか首投げで投げ飛ばす
なぜギヤに飲み込まないんだ(笑)
なんだか全力で自分から負けに行っているようなギヤマスター
やはりコイツがオメガ・ケンタウリの六鎗客の最弱キャラなんだろうね
技もバカの一つ覚えのジェノサイドギヤしかないし便器にも大苦戦してたし“最弱王子”のビックボディ相手にこの有様じゃ
「なんとかダウンしなかったのは誉めてやるが今度こそお前は終いだ」とギヤマスター
「な・・・なんのこれしき。お・・・お前だってそのギヤが壊れれば終いじゃねぇか」とビックボディ
ギヤマスターはまたもバカの一つ覚えのジェノサイドギヤで突進する
するとビックボディは目を見開いて何かを掴んだ様子
例によってガラ空きの頭部とギヤマスターの左足・・・それぞれギヤの及ばぬ部分を掴んで「強力エクスプロイダー」を豪快にキめる
衝撃でリングが大きく歪んで熱がシュウゥ・・・と発生するほど
だが次ページに進むと何事もなく立っているギヤマスター
あれだけの仰々しい描写だったのにこれもノーダメージなのか?
ビックボディの大技がことごとく効いてない!
ギヤマスターは「このギヤはオメガの叡智の結晶。お前がどれほどの強力持ちでもこれだけは壊せない。たとえオレを倒せたとしても・・・このギヤが回る限りオメガの誇りの火は消えない。お前にオメガは止められない」と屁理屈をこねくりまわしながら愚直なまでにジェノサイドギヤによる突進を繰り返すギヤマスター
ビックボディは避けようとせず力ある目で身構えるとギヤマスターは「とうとう観念したかでくの坊」とコケにする
しかしビックボディは目力たっぷりで「イチかバチかあるかもしれん。お前のギヤを壊す最後の手段が」とガラにもなくカッコよく言い放つ
いよいよ闘いは佳境に入りつつあるところで今回は終わり
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とは言えギヤが全然効いてないし迫力不足過ぎる
ビックボディの大技もことごとくノーダメージだしちょっとこの闘いはダメだなぁ
あのエクスプロイダーの後の描写はないわ~
あれだけページとコマを割いたのに何もなかったかのように片づけられてるし
ギヤマスターもジェノサイドギヤとビックブーツくらいしかやることがないから闘いに広がりがないのもキツいんだよねこの闘いは
もうこの闘いはあんま引っ張りすぎない方が良いと思うけど・・・
ただ完璧超人始祖とオメガの民の因縁は面白そうな繋がりではある
だからジャスティスマンが助け舟出したりしたのかな
そもそも走って新宿からバルセロナまで移動しようとするキン肉マンとミートが頭おかしいんだけど
せめて飛ぼうよ空を
あまり高速移動をするような描写を描きたくないのかな
いつの間にか一瞬で到着してるみたいなのが多いもんねこのマンガ
キン肉マン 週プレ最新作 第251話 「唯一の取り柄!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)ば以上
次回は7月16日発売です

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