キン肉マン 1話 “冷戦”は終った!!の巻 感想

キン肉マン最新作の第1話「“冷戦”は終った!!の巻」の感想(あらすじネタバレ含む)です

感想を踏まえながら更新していきます

記念すべき日本一早いレビューでしょう

2011年11月28日、ついにあの「キン肉マン」の続編がスタートしたんです!!

舞台は東西冷戦後という設定で「199X年」と曖昧にかつ「○斗の拳」チックにぼかしています

この「199×年」という表記は、近年ではパチンコ版の「北○の拳」の方で悪名高い「世紀末モード」(もちろんガセの方ね)を思い浮かべるから嫌なものがよぎりますが(笑)

冷戦終結直後ということですから時代設定は「××年」などとオブラートに包まずとも1990年でしょうね

前年末にベルリンの壁が崩壊し、ブッシュ(父)VSゴルバチョフによるマルタ会談で冷戦終結が宣言された年です

ちびまる子ちゃんがスタートしておどるぽんぽこりんが大ヒットした年です

そのうち作中でもどこかでこの曲流れるでしょきっと

世相的にはあとはスーファミが発売されたとかスラムダンクが連載開始とかその程度

しかしその後の日本経済を現在まで続くどん底に叩き落したバブル崩壊はこの年から…

そして昭和から平成に変化した年でもあります

東西ドイツ統一もそうだしある意味歴史の転換点となった年でもありますね

登場超人はテリーマン、ジェロニモ、アシュラマン、ネプチューンマン、そしてミートです

ジェロニモは「チョイ役」ではありますが、台風をアパッチの雄たけびで吹き飛ばし、

人間たちを救うというシーンです

対サンシャイン専用技と思われるアパッチの雄たけびですが思わぬ場面で役立ってます

続いて、子どもが子犬を追いかけて線路に遮断機の降りた線路に飛び込みます

当然電車が突っ込んでくる状態

あぁ…危ない…と思っていると…

突然電車に飛び込み電車を止めた超人!

もちろんテリーマン!

「子犬」に「電車を止める」となれば思いっきり「あのシーン」のオマージュです(笑)

テリーマンはアメリカ遠征編みたいに髪が長くなってますね

でもこの長髪テリーマンが一番カッコ良かったな

王位編終盤では不遇の扱いを受けたテリーマン

今シリーズは活躍の場が与えられるんでしょうか

でもⅡ世でも冒頭でテリーマンだけ最期まで粘って戦ってたりしたからなぁ

そして1話から登場できた数少ない超人であるジェロニモ

今シリーズではジェロニモ・ブロッケンjrそして余裕があればウルフマンも(?)の綺麗な勝利シーンが見られるか?

3人ともフィニッシュホールドに欠けるという共通点がありますが

「ブロッケンの帰還」でも使ってみるとか…

でもあれもフィニッシュとは違う気がするし…

そんなこんなで話は反れましたが正義超人は各地で人間たちの為に頑張っている様子

しかしほとんどの正義超人は登場しません

キン肉マンはキン肉星に戻って二度と地球に戻らないと宣言

ロビンマスクやラーメンマンやバッファローマンなど主力超人達ですが、

超人委員会の特別カプセルに入っていて体力回復中という設定

体力が回復するまでは出てこれないとの事で、

いち早く回復したテリーマンのみ活躍中している状態です

じゃあジェロニモは?

ウォーズマンやブロッケンもカプセル内ですがウルフマンやメイビアは描かれていません

やっぱり戦力外?

この2人は王位編を戦っていないのもありますが、

ウルフマンは一応半分くらいのシリーズで戦っているんですけどね

でもやっぱり超人の中で一番くたびれてそうなのはロビンとラーメンマンでしょうね

一度リングに立てない体になりベテランの年齢になりながらも戦い続け、

最期には実力以上の相手を倒すまでのインフレを実現させたロビン

ウォーズマンに脳天を抉られ植物人間になり、プリズマンの毒光線を浴びまくり、

別のマンガで悪党を倒しまくっていたラーメンマン

この2人の疲弊振りは察するにあまりあります

そしてもちろん常に主役として最大の激戦数を誇るキン肉マンもそうでしょう

しかもキン肉マンは回復カプセルに入っていません

大丈夫なんでしょうか?

心配…

そして、東西冷戦終結になぞらえて、正義超人・悪魔超人・完璧超人の平和条約が発足

その調印式が日本武道館で行われます

思えば王位争奪変が正義・悪魔・完璧の3種族の「デタント」だったんでしょうね

そしてついに超人界のベルリンの壁が取っ払われたと

ブロッケンjrも西ドイツ超人じゃなくドイツ超人となるわけですし、

ついでにウォーズマンも翌年にはソ連(ソビエト)超人からロシア超人となるわけです

肉のカーテン…じゃない、鉄のカーテンがとっぱらわれた時代に超人界も準じたわけです

調印式の悪魔代表はアシュラマン

正義超人入りしたと思っていましたがやはりカテゴリー的には悪魔超人のままなんですね

そして完璧超人代表はネプチューンマンです

アシュラマンもネプチューンマンも丸くなってますが、

ネプは喋り方などまだ「Ⅱ世」での悪党ぶりの余韻が残る雰囲気がありました

正義超人代表はテリーマン

調印を終え握手を交わす3人

歴史的快挙に涙ぐむ委員長(ハラボテ・マッスル)

しかし心配性のミートは今正義超人が手薄な時に大きな災いが起きる事を懸念

委員長はそんなミートをKY扱いです

そこで予知能力が備わってるとしか思えないほどのミートが予感が的中!

まずは「お約束」のテリーマンのシューズの紐がブチッといきます

そして空からなんとビッグ・ザ・武道他多数の超人が降ってきます

他の超人の形態からしてやはり完璧超人軍団?

タッグ編の地球侵略の話はまだ生きてたの?

そもそもネプチューン・キングはまだ生きてたの?

邪悪の神達に「くさった死体」状態で吊るし上げになってたのに…

謎が謎を呼びますが…

…ってな具合で、テリーマンの驚愕の表情と共に記念すべきキン肉マンの新作、第1話は幕を閉じます

主役のキン肉スグルはまだ登場しないまま1話は終りましたね

もう万太郎は生まれてる頃なのかな?

それとⅡ世の合間に描かれたアナザーストーリー的な設定は生きていたようですね

キン肉マンとテリーマンの「幻の対戦」がフラッシュバックで描かれていました

ガチンコ・スパーリング含め生きた設定のようです

ただ、ミートが冷凍ケースに入って眠りに付き未来の超人達に英知を伝えるという設定

これは消えましたね

それともこのシリーズが終ってからそうなって強引に「Ⅱ世」の世界へと繋ぐのかな

どちらにしても「Ⅱ世」で初代の後の世界観をある程度いじってしまったことがあり、

その辺をどう結びつけるかが我々読者の関心点でしょうか

まして究極の超人タッグ編では未来の超人達と交流するという現象や、

アタル・フェニックス・マンモスマンの前倒し登場や、

ラーメンマンの死(多分生き返ったんだろうけど)などいろいろ矛盾が生じそうです

しかし、「キン肉マン」のファンならゆでたまごという漫画家コンビの矛盾を跳ね除けるパワーは皆知っているはず

今後も新作をどんどん応援して、アニメ化、ゲーム化、キン消し化と発展させ、

また吉野屋が擦り寄ってくるような人気を作り上げましょう!

ドラゴンボールが90年代にもまたがっていることもあり、

80年代最も成功した少年マンガはこの「キン肉マン」ではないかと思っているんですけどね

Ⅱ世では正義側の超人を増やしすぎて消化しきれなかったですよね

多分ボーンコールドもヒカルドもフォーク・ザ・ジャイアントも正義側として戦わせたかったんじゃないかと思うんです

正義入りしたハンゾウも一試合だけで終り、次のシリーズでは早くも消えてたし…

チェックメイトもイリューヒンもほとんど描けなかった

だからもう正義超人は増やさなくて良いと思うんです

寧ろ、テリーマン、ウォーズマンなど王位編で不遇な扱いを受けた超人や、

ブロッケンやジェロニモに脚光を浴びせたり

それと1試合辺りの長期化傾向も読者を間延びさせます

ペース的には悪魔超人編くらいがちょうど良かった気がします

あれもキン肉マンとバッファローマン戦だけは異常に長かったですが

どの漫画家先生も売れてくると1つ1つの戦いやシリーズを長期化させるのはなぜか?

やっぱり凝りすぎてしまうからかな

「あれも描きたい。これも描きたい」と溢れる創作意欲

これはもう漫画家の職業病のようなものなんでしょうか

実際は連載を少しでも長く引き伸ばす為なんでしょうけどね

カルピスの原液をものすごくケチって作った「薄くて不味いカルピス」みたいなもんかな

昨今のほとんどのマンガに言えることですが少しでも展開は小出しにしてそれ以外は回想シーンとかで引き延ばそうという姿勢

究極の超人タッグ編も1試合1試合の長さはとんでもないものでした

それ以外にも試合前後にあれこれ時間を取ってたし

テンポ良く進めてほしいなぁと思います

僕は福本伸行先生のマンガも好きですが、

福本先生も連載を長くやればやるほど作品が長期化していきます

「銀と金」の頃が一番ペース的に良かったと思うんですけどね

記念すべき復活を果たしたキン肉マン最新作の第1話「“冷戦”は終った!!の巻」の感想(あらすじネタバレ含む)は以上です

でも、なんだかんだで次週が楽しみですね

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