キン肉アタル(キン肉マン・ソルジャー)

キン肉マン キャラクター キン肉アタル(キン肉マンソルジャー)について

身長:197㎝

体重:102㎏

年齢:35歳(王位編当時)

超人強度:108万パワー

担当声優:千葉繁

家系:祖先・シルバーマン、祖父:キン肉タツノリ、大叔父・キン肉マンネメシス、父・キン肉真弓、母・キン肉小百合、弟・キン肉スグル(キン肉マン)、義妹・ビビンバ(アニメ版では二階堂マリことまりしゃん)、甥・キン肉万太郎、甥嫁・二階堂凛子(おそらくそうなる。甥嫁日記)

名言:「男というものはあまりしゃべるものではない!両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ!!」

キン肉アタルとは主人公・キン肉スグルの兄であり、偉大なるキン肉大王家の長男

この「アタル」という名は江川卓の弟が「中(あたる)」という名だったことに由来している

この方は一般人ながら「うる星やつら」の諸星あたるや「ドカベン」の江川学園の中(あたる)二美夫投手など結構いろんなキャラクターの元ネタであり、ちなみにこの「二美夫」という名も江川投手の父親の名前

本来なら父・真弓の跡を継いで第58代キン肉星大王に就くはずの男だったが、父真弓の壮絶なスパルタ教育に耐えきれず9歳で左腕を深々とエグられるほど家の扉をタックルでブッ壊しながら家出をしてしまい、それ以降35歳になるまでナニをしていたのかはっきりせず、ただ、弟・スグルの悪行超人達との闘いだけは常に会場のすみっこでコソコソ観戦して弟にばかり苦労をかける罪悪感に涙していた

思えば父・真弓があんな甘々かつ超親バカのアホ親父になったのも、このアタルへの子育てが失敗したことによるショックと罪悪感からなのかもしれない

・・・もちろん、このアタルの存在は思いっきり後付けなんだろうけど(笑)

そして王位争奪編が始まり、愛弟のためを思い自らも参加を決意する

作中で登場する「キン肉マンソルジャー」は残虐の神が憑依したソルジャーマンが転じたものと、このキン肉アタルがソルジャーマンを闇討ちしてブッ殺したものと2人いて、どちらも外見は全く同じである上に雰囲気まで酷似していることから一体どの段階からこのアタルが「ソルジャー」になったのかが非常にわかりにくい

だがゆでたまごの嶋田先生が会津若松城でフェニックチームとビックボディチームの試合をこそこそ盗撮してたところまでがソルジャーマンであり、その後ハンブルグに現れてからがアタルであると言及している

最初に国立競技場に現れた時から既にメンバーがいなかったことからこの時点でアタルかと思いがちだが、実残虐の神が呼び寄せた流れや、その後ミキサー大帝に残虐の神が力を貸す動き等この時点ではアタルではない

さらに会津若松城でフェニックスの盗撮ビデオ作製時にフェニックスを「キン肉マン以外に注意しなければならない人物」というセリフを吐いている事からもここまでがソルジャーマンと考えるのが自然だろう

撮影終了後に「オレの敵ではない」と豪語したり、その後フェニックスと会話し「名古屋ではアッと驚くメンバーを集めてみせるさ」と語りながら去ってゆくカッコ良さや落ち着き払った冷静な態度、そしてその後すぐに場面がベルリンに移行する流れから、既にアタルが入れ替わっているように錯覚しがちだが、この時点ではソルジャーマン(with 残虐の神)であり、このシーンの後に「入れ替わり」が発生してベルリンに移るのだ
しかし超人強度100万パワーにも満たないザコしか集められないのにマッスルリベンジャーを披露したフェニックスや凄まじい強さを披露したマンモスマンを「オレの敵ではない」とほざくのは現実が見えてなさすぎる

とにかくそんなアホすぎる上に身の程知らずなソルジャーマンが超人強度100万未満のザコ4匹当日中にかき集めて、当日中に富士山中で無駄な雪中特訓に入るのを察知したアタルも富士山に入山して連中を襲撃する

1億パワーの超人強度を誇るソルジャーマン含む5人を1人で全員ブッ殺してソルジャーマンから「キン肉マンソルジャー」の名前とマスクを乗っ取り、ブロッケンJr.の好きな色などを調べてすぐベルリンに当日移動する

ベルリンでは当初ブロッケンJr.に花瓶を投げつけられる等交渉は難航したが、都合良く強盗の人質事件が発生したことでそれを利用してブロッケン他の連中を惚れこませ「超人血盟軍」の結成に成功した

どちらかと言えば人柄・人間味・愛されキャラで自然と慕われる弟とは違い、卓越したリーダシップと「なんて的確で冷静な判断力なんだ」に象徴されるような理知的な「オトナの男の魅力」やカリスマ性のようなものでで仲間を「男惚れ」させて落とすタイプで、「人たらし」ともちょっと違って「背中で語る」タイプ

若く感情的で突っ走りやすいブロッケンJr.はもちろん、元悪魔超人であるバッファローマンやザ・ニンジャ、アシュラマンまでもゾッコン状態に惚れこませて仲間に引きずり込み、正義・悪魔の連合軍である「超人血盟軍」を結成して王位争奪編に参加させて全員死なせる素晴らしいカリスマ性を発揮した

9歳までしか英才教育は受けていないものの、大叔父のネメシス同様相当な早熟の天才だったようで、既にかなりの格闘技術があったようで、出奔後も過酷なトレーニングは続けていたようでその格闘能力はかなりのものがあり、最強クラスの強敵であるマンモスマンを圧倒し、フェニックスもマンモスマンの邪魔が入らなければ倒していたほどで、弟・スグルに匹敵する凄まじい強さを誇る

しかし、1人1人が運命の5王子に匹敵するかそれ以上の強さを持つフェニックスチーム相手ではさすがに分が悪かった

本来なら先鋒はウルフマンが入るものだろうが、ウルフマンのあまりの人気のなさでは苦労して試合を描くメリットもないと感じたのか人気があるザ・ニンジャを何の説明もなく復活させメンバーに加えたものと思われるが、ウルフマンが入っていたところでサタンクロスに肉体を引き裂かれて惨殺される運命は変わらないだろうし、寧ろ肌が露出しているウルフマンだと余計凄惨な描写になっちまうだろうからそれでよかったのか

あるいはジェロニモが入るという選択肢もあったかもしれないが、これもトライアングルドリーマーの餌食になる点では変わらないだろう

逆にネプチューンマンが入るのであれば今度はソルジャーチームが強くなりすぎフェニックスチームに負けるのも不自然になっちまう

ニンジャでちょうどよかったのかもしれない

でもフェニックスチームはあまりに強すぎ、オメガマンを温存させて負けるという結果に終わった

結局自らスカウトした超人達を全員死なせる(アシュラマンは事後死だが)ことになり、

自身もフェニックスのマッスルリベンジャーにより死亡すると同時に、マンモスマンに燃やされた超人預言書のページも燃え尽きて存在ごと消滅するという最期を迎える・・・

この場面、明らかに存在が消える前にアタルは目を閉じガクッと息を引き取る描写がある

つまりマッスルリベンジャーによる死亡の後すぐに預言書も燃え尽きて存在も消えたと解釈するのが自然

しかし後述する通りその後は霊体超人として死なずに存在が消えた状態となったロビンマスク・ネプチューンマン・ジェロニモと一緒に行動を共にしている

そう考えるとここでは死ななかったのかという解釈もできる

そもそもこの「ガクッ」と目を閉じる描写はあらゆるマンガで死を意味する描写であるが、このマンガでは超人タッグ編にてサンダーサーベルで背中と太ももブッ刺されたバッファローマンがそれと同じ状態になり、その後「亡霊超人」としてマグネットパワーに焼き溶かされる姿まで描かれたにも関わらず結局生きていたことにされ、王位編冒頭でもフェニックスシズ子が「ガクッ」と事切れているのに、王位編の最終版でノコノコと再登場したり、いい加減すぎるこのマンガの死生観ではあまり大きな意味を持たないのかもしれない

生きていたはずのウルフマンを逆にひっそりと死なせてしまうマンガなんだから

そもそもネプチューンマンはともかくジェロニモは確かに預言書のページを燃やされて存在が消える前に「キ・・・キン肉スグルに栄光あれ」と絶叫する余裕があったが、オメガカタストロフドロップをくらって脳天砕かれたのに良くあんなセリフを発する余力が残っていた・・・というかそもそもよく即死しないで生きていたもんだ・・・

とにかく完全に「死んだ上に預言書のページを燃やされ存在も消された」状態になったのはそのオメガマンくらいだろう

マンモスマンも預言書のページが燃え尽きる前にロープワークタワーブリッジをくらって吐血していたが、このマンガは吐血くらいなら試合中でもよくあることだし、あれがシングルであればKOによるロビンマスクの勝利という流れにはなったかもしれないが、さすがにあれで死亡するほどの様子でもなかった

とにかく死んだのか生きていたのかわからない状態のまま存在を消されたアタルだったが、その預言書の灰に不思議な能力が宿り、それを得たネプチューンマンが灰を投げつけることで正義超人(と言ってもジェロニモだけだが)を救い、最後は霊体となってキン肉マンの火事場のクソ力を天界から取戻すなど、素晴らしい活躍に満ちた超人であり、本作ではプリンス・カメハメに匹敵する完全無欠の超人として描かれている

王位争奪編に参加した本当の目的は正義超人たちの友情がただの馴れ合いになっている事を感じ、それに活を入れるのが狙いであり、バッファローマンがマンモスマンへの恐怖心からタッチを求めてきた際はそれを拒否し、相手に一矢報いさせてからタッチを受ける等、ベタベタな甘さを排除した「真・友情パワー」を提唱した

アニメ版の声優は千葉繁で、千葉はこのアニメではアデランスの中野さん役で常に喋りつづけてるだけでなく、毎回冒頭のナレーションや次回予告も担当していてまるでかつての「北斗の拳」並にコキ使われている

だが、ドラゴンボールのラディッツ役でも示したように意外とシブい声もイケる千葉の演技力により結構イイ感じに仕上がっているのも事実

ただ個人的に一番理想のキャスティングはやはり当時ドラゴンボールZのセルの声などを担当していてシブい声が絶頂期だった若本規夫だったのではないだろうか・・・?

そしてプレイボーイ誌上に連載が移った後の「キン肉マンⅡ世」でも衰えぬ姿と威厳を保ち、さらに新シリーズでは回想シーンでしか登場がないにも関わらず「超人総選挙2015」で1位を獲得してしまうというとんでもない人気まで明らかになったが、現行シリーズでは未だに登場がない

外見はいつまでもソルジャーマンから奪った「キン肉マンソルジャー」のマスクとコスチュームのままであり、上述した「キン肉マンⅡ世」など30年以上経過してもそのままである

これは単にゆでたまご先生が「キン肉アタル」としてのマスクとコスチュームを考えるのがめんどくさいからなのかもしれないが、「ソルジャー」としての風貌がカッコ良すぎるのもあるだろう

ただキン肉族は生まれてからは一生マスクを変えられないという掟もあったはずだが・・・まぁそんなもんはどうにでもなるのがこのマンガである・・・たまりません

得意技

・ナパーム・ストレッチ

空中でリバースロメロスペシャル・・・と、言うよりはカンパーナ(釣鐘固め)の体勢に捉えて、そのままマットに叩きつける荒業

空気抵抗による摩擦熱で胸に「A」の文字が焼き印されるわけのわからない仕様で、病院に担ぎ込まれたソルジャーマンはその「A」の文字から大量に血を吹きだして壮絶死する

ベトナム戦争でアメリカ軍が使用した超高温・高熱の焼夷弾である「ナパーム弾」並の威力があるというのが命名の経緯だが、ベトナム戦争で「A」とか言うと「特攻野郎A-TAME」を連想しちまうのはこのオレだけか?

ベトナムで慣らしたオレ達特攻舞台は濡れ衣を着せられ当局に逮捕された・・・

でも、飛行機だけはカンベンな?

でも、五分刈りの旦那だけはカンベンな?

・アタル版マッスルスパーク

いわゆる「マッスルスパーク“地”」であり、壁画に描かれているのは「マッスルスパーク“天”」の部分のみであり、この「地」の方は全くのノーヒントであり、マッスル・スパークの完全版を習得するにはノーヒント完全初見でドルアーガの塔をクリアしろと言ってるのに等しいくらいの無茶振りであり、こんなもんどうやって気づくんだというレベルだが、アタルは見事それを習得しこの「地」だけでも並の相手は倒せるほど

天には星、大地に花(串田アキラ「SHI・NO・BI ’88」より。キン肉マンファンならゲーテより串田アキラ)

・業火のクソ力

弟・キン肉マンの火事場のクソ力の原型とされるアタルの潜在的パワー

しかも発火効果まであり、フェニックスの超人牛裂き刑で体に絡みついていたロープを焼き払ってしまった

・肉のカーテン

弟・キン肉マンが使用するものと同じだが、キン肉マンの脇腹みたいな弱点もなく完全無欠な防御技ではないだろうか。マンモスマンの拳を破壊しちまった。いただきマンモス

・フェイスフラッシュ

キン肉王家の正当な長男である以上、マッスルフォールから流れる水はフェニックスシズ子がコソコソと忍び込んで息子のフェニックスに飲ませ続けたようなこともせず堂々とラッパ飲みできる立場だったんだから、当然発光できる

しかしこれは完全な「バランスブレイカー」であり多用すれば完全に作品がヌルくなっちまうからご利用は計画的に

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