『キン肉マン』ディープオブマッスル!! 特別編「ステカセキング&ス二ゲーター外伝」 episode4 感想

『キン肉マン』ディープオブマッスル!! 特別編「ステカセキング&ス二ゲーター外伝」 (悪魔の変身講座“TRANSFORM METHOD” ) episode4 感想(ストーリあらすじレビュー)
変身後、いきなり決め技を出すな
試合の組み立て方を考えろ
まるでプロレスの指導のような内容でお師匠様のスニゲーターに説教喰らったステカセ
だが性懲りもなくまたウォーズマンに変身したらいきなりパロ・スペシャルをおっぱじめたもんだから・・・
ブチきれたスニゲーターの強烈なかかと落としが炸裂した展開

全身機械の完全無機質体なのになぜか頭部から大量出血するステカセキング
よくできてるじゃないか
その血はオイルか?
どこまでもおバカなステカセ
そこが誰からも愛される(?)秘訣なんだろうか?
たまりません

スニゲーターは悪魔騎士随一の理論派のようだ
悪口は自分が本当にコンプレックスに感じている部分を指摘されるとムキになるという真理を突いてきた
そしてステカセはバカとか音楽の趣味が悪いとか言われてもチャラヘッチャラなのに「弱い」と言われるたびに毎回ムキになる
「弱い」ということにコンプレックスを抱えている証でもある
それにしてもステカセの好きな音楽って何なんだ?
そっちの方が気になる(笑)

ちなみにスニゲーターの好きな音楽は出身地のコンゴ共和国部族音楽らしい
ちょっと無理やりすぎるが(笑)
このコンゴ共和国はあのザ・キンターマンの出身地である中央アフリカ共和国と国境を接している立地だ
フランスの植民地だった過去⇒独立して以降は内戦が続きず~っと政情不安定ですさまじく治安が悪い状態であることも一緒
ちなみに今後の反政府武装集団の名前はなんと「ニンジャ(Ninja)」という文字通り日本の「忍者」から取ったものらしくなぜゲリラ組織が遠い地球の裏側にあり縁もゆかりもない日本のカルチャーを知っていたのか謎
奇しくも同じ悪魔騎士であるザ・ニンジャごとき超人とこんなとこで繋がりもあるとは・・・

自分が最も気にしていることを指摘されるとムキになるというのはマジで人間でもあるあるな話
あと自分がコンプレックスに感じている部分を棚に上げて匿名のネット空間で他人に向けてそのコンプレックスの悪口を言って憂さ晴らしするのもよくある話
心理学用語で「投影」というらしいがこれはかなりガチだと思う
自分の身長がコンプレックスの人間が他者をやたらと「チビ」呼ばわりするとか
自分が童貞なのがコンプレックスなら他者をやたらと「童貞」呼ばわりするとか
自分の年齢がコンプレックスなら他者をやたらと「オッサン」とか「ババア」呼ばわりするとか

スニゲーターは人間心理にも精通していてかなりの頭脳派超人のようだ
正直全然そんなイメージなかったけど
そして口は悪いしスパルタだけどなんだかんだで弟子想いなんだよな
ステカセが自分を弱いと認めないからって14日間もずっとステカセのスパーリングに付き合って失神するまでボコボコにし続けてあげたり
普通そんな面倒なことやってくれる師匠なんてなかなかいないだろうに
事実他の悪魔騎士連中が「指導」的なことをやってる描写はほとんどないし(スプリングマンとステカセの会話でスパーリングくらいはやってるらしいが)

そんなこんなでプライドだけは無駄に高いステカセは2週間KOされ続けてようやく大泣きしながら自分が弱いことを認めた
そうダメな奴に限ってなぜかプライドは無駄に高いのも人間によくある特徴だよな
「金持ち喧嘩せず」とはよく言ったもんで優秀な人間や成功者はバカにされても平然とスルーできる人間が多いからね
心の余裕があるからなんだろう
とにかくステカセキングは自分の弱さを徹底的に知り己に絶望しきった状態になった
スニゲーターによればこの状態になってこそ変身超人の真価が発揮されるらしい

そしてスニゲーターがウォークマンの再生スイッチを押すと中に入っていた何者かの超人大全集が作動する
変身した超人は最強クラスの超人であるマンモスマン
でもこれだと逆にスニゲーターが今度はヤバいんじゃないの??
まぁターボメンにはうまくその力をいなされていたけど
スニゲーター相手にはどうか?
スニゲーターとターボメンのどっちが強いのかもいまいちはっきりしないが・・・まぁターボメンかな??

『キン肉マン』ディープオブマッスル!! 特別編「ステカセキング&ス二ゲーター外伝」 (悪魔の変身講座“TRANSFORM METHOD” ) episode4 感想(ストーリあらすじレビュー)は以上
次回は11月20日発売です

タイトルとURLをコピーしました