キン肉マン 355話 天を衝く8人 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第355話 「天を衝く8人!!の巻」 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
この大河ドラマみてーなサブタイトルはともかく、難航するバベルの塔へ登る8名の人選による引き延ばしは今回も続くのか?
とりあえずキン肉マンがフェニックスに「オレに行くなと言うなら代わりはお前しかいない」と結局矢面に勃たされる。
どっちみち主人公が参加しないわけがないんだが。
モニター越しにウォーズメンやジェロニモンも「キン肉マン!」とせっつく。
ダチョウ倶楽部の「どうぞどうぞ」の流れみてーな展開になってきた。

そしてキン肉マンもやけっぱちになって「こうなりゃバベルの塔でもドルアーガの塔でも東京タワーでもどこにでも行ってやるわい!」とヤケクソ気味に答える。
東京タワーは「塔」じゃないでしょ(笑)
ドルアーガの塔を出すのは新宿でビビンバへのお土産ということでファミコンソフト買いあさってた名残か?
もう1990年当時でもドルアーガの塔は誰もヤッてなかったと思うが。
当時はゲームの回転早かったよな。
今なら5年前のゲームでも普通にプレイされ続けたりしてるのに当時はもう2~3年前のゲームだったらもう「古い」と誰も見向きもしないくらいゲームの新陳代謝が尋常じゃなかった。

ドルアーガの塔も攻略本もなくノーヒントではまずクリア不可能なゲームだった。
それはマッスル・スパーク「地」やフェニックスのマッスル・リベンジャーの完成形も同様。
アタルもフェニックスもノーヒントでどうやってあんな技編み出したんだ。
しかしドルアーガの塔やたけしの挑戦状みてーな理不尽なゲームはもう二度と販売されることはないんだろうな。
当時は「他にないから」みんなヤッてたけど。
どっちももう二度とヤりたいとは思わないもん。

その点不思議のダンジョンシリーズは偉大だよな。
あれは何度でもヤりたいって思うもん。
ヤらせてほしいって思うもん。
今日だか昨日だかどっかのメディアでトルネコの大冒険の魅力を語った記事がバズってたな。
あぁこれだ↓
https://magmix.jp/post/62625

でもドラクエ2も理不尽要素が多いゲームだったけどあれはまたヤりたいって思えるんだよな。
それもFC版な。
寧ろあの難しさがちょうど緊迫感があって良かったのよ。
ふっかつの呪文だって今じゃスマホがあればミスもないし。
しかもオレは最強レベルまで上げて最強装備(しにがみのたてとかふしぎなぼうしとかふっかつのたまとか)を揃えた呪文の前半まだ未だに暗記してるほどヤりこんだもん。
ぽにとねりほごになししかは・・・まで未だに覚えてる(笑)

もちろん、言うまでもなく「もょもと」の呪文だって未だに目とつぶっていたって言えるぜ?
ゆうていみやおう・・・とりやまあきらぺぺぺぺぺ・・・ズッコンバッコンズッコンバッコン・・・。
あとロンダルキアの洞窟の無限ループの正しいルートや落とし穴だらけの部屋の進み方とかもまだハッキリ覚えているぜ?
もうヤッてたのは30年以上も前なんだぜ?
それなのに未だはっきり覚えてるってどーよ?
ヤりすぎだろ・・・。

変なもんだよな。
微積の公式とか電磁気や原子の公式とか英語の慣用表現とかそーゆーもんはなかなか頭に定着してくんねーのにふっかつのじゅもんみてーな無意味な文字列は自然と頭にいんぷっとできちまう。
そういやオレはスリランカの首都の「スリジャヤワルダナプラコッテ」もなぜか自然とセーブ機能みてーに頭にインプットされちまったんだ。
基本的に暗記系は大の苦手なんだけどな。
地理も苦手だったし。
なんかオレ・・・変な頭してるよな?

まぁいちばんよっく覚えてるのはAVのタイトルだがそれはともかく話を本編に戻す。
とにかくキン肉マンがやっとヤる気になった。
これで7人は決まってあと1人。
ここでウォーズメンが最後の1人は「マンモスマンが死の間際に託した」と表現。
「“彼”はきっとやって来る」とも言う。
もう生き返ることが当たり前の前提条件なのねこの世界は。

で、メンバーが決定したところで閻魔様が全員にバベルの塔までの道を示すとか言ってなんか変なもんを突然出してそれを宇宙空間まで投げる。
すると選ばれたメンバーの前に炎に挟まれたルートとその場所までワープ(?)する入り口が現れる。
この漫画はこーゆー入口好きね。
もうジャンプ連載時代から含めて何度も見た気がするこの手の演出(笑)
で、みんなその入り口に突進する。
ロビンだけはまだ描かれない。

出口は「イラク南部某所」とのことで、バビロンがあった場所に忠実。
この分じゃ空中庭園も出てきそうだな(笑)
そこに一堂に会する7人。
何気にサンシャインはかつて自分をダブルレッグスープレックスでブチ殺した憎きネプチューンマンとアレ以降では初対面のはず。
何かイチャモンでもつけないのかな?
そもそも砂の肉体であらゆる物理攻撃を受け付けないはずなのになぜダブルレッグスープレックスで死んだんだ?

そして残った出口から出てくる超人を待つ7人。
すると何のヒネりもなくロビンっぽいシルエットの超人が出てきた。
こって牛・ネプ・ウォーズ・ジェロとロビンとゆかりがある4人が「ロビンマスク」と声をかけて迎え入れる。
地味にロビンとは絡んだことがないアシュラマンとサンシャインはシカト。
そして次ページに進み正真正銘ロビンマスクが「待たせたな」と声をかけるとキン肉マンが「あぁ随分とな」と返す。
作中ではたった1ヶ月しか経過していないが「随分」なのかと何とも言えない気持ちにさせられ今回は終わり。

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死んだキャラクターが生き返ってくりゃ普通は「どうやって生き返ったんだ?」と聞くもんだが、今回はマンモスマンが最後の超人パワーを分け与えたという演出があったから誰も何も聞かない。
そもそもそうでなくても何の説明もなく復活してきて、誰も疑問も抱かないキャラが山ほどいたからね。
古くはスフィンクスマン(バトルロイヤルで死んで数話後に動物園で彼女とデートしてやがった)から始まり、新しい所ではマンモスマンやゼブラ(予言書の灰を燃やされ存在消えてたり白骨遺体だったり)。
そーゆー漫画なんだと考えるしかない。
生きてるかどうかなんて問題じゃあないんだ。
大事なのはその時その時の頭数を揃えることなんだ。

とにかく大して話も進まず終わった今回。
このオレの記憶力がちょっといろいろおかしいという点の方にフォーカスが集まっただけに終わった。
次回はもっと激しい展開を期待したいが・・・「いや~久しぶりだなぁロビン」的展開で1話引っ張るんだろうか?
作中じゃ1ヶ月しか勃ってないってのに。
アシュラマンやサンシャインとロビンマスクの「初会話シーン」も描かれるのかな?
アシュラは超人タッグ編決勝でロビンの横でマッスルブラザーズを応援していたが会話も絡みもなかったはず。

キン肉マン 週プレ最新作 第355話 「天を衝く8人!!の巻」 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は8月23日発売です。

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