キン肉マン 356話 仮面の貴公子、帰還 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第356話 「仮面の貴公子、帰還!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
そういやよ、長淵の「とんぼ(ドラマの方ね)」を今更また1話から通しで見たのよ。
急に無性に見たくなっちまってよ。
そしたら当時の長淵がめちゃくちゃカッコいいわけよ!
リアルタイムじゃ小学生だったからわかんなかったが今ならわかるあのカッコ良さ。
あの腐った魚みてーな腐りきった目つきとかシビれるぜ。

そんな目をしながら秋吉久美子の胸を鷲掴みにして「気持ちいいだろ?」と揉みしだいたり。
寺島進の耳をナイフで切り落としたり。
石倉三郎は刺されて尋常じゃないほど血が噴き出して壮絶に死んだり。
ゆーとぴあのゴムをパッチンされる方が「石橋」役で長淵に腕へし折られて木刀で後頭部何発も打ち下ろされブッ殺されたり(でも続編で英二が出所していることからあれ多分生きてるんだよな)
ボスの秘書役の「峰山」がどう見ても今思えば「峰不二子」をイメージしたキャラクターだと気付いたり(最後ボスを金と引き換えに裏切ろうとしたあたりなんて特に)
そのボス役の中野誠也が小物すぎて全然貫禄も迫力もなかったこと・・・

などなど、いろいろあって楽しめた。
つくづくラストのあの出血量で生きてたことが無理ありすぎるが。
それいったら石橋だってどう見てもありゃ死んでるし。
そんなもんなのかな。
あの撮影も周りの群衆ってエキストラじゃなくガチで集まった野次馬だったんだってな。
その後パトカーまで来たほどの撮影だったしもうあれはNGの許されない「一発撮り」だったわけだ。

まぁあんなもんただのたうち回ってあがいているだけだからNGも何もないんだけどよ。
随分引っ張ったなありゃ。
とにかく地獄のピラミッド喰らったジェロニモ並みの出血なのに生きてるんだからすげぇわ。
小川英二もジェロニモもどっちも普通の人間なのに。
生命力は超人並。
続編の「英二ふたたび」は秋吉久美子や仙道敦子が出なかったのがちょっとな...。

その仙道敦子よ!
もうね、めっちゃくちゃ可愛いわけよ!
当時は小学生だったからまだだいぶ年上の可愛いお姉さんって感じでどっちかってとちゅうかなぱいぱいの小沢なつきとかでお世話になってた感じだったんだ。
だが今見るともうめちゃくちゃ好み!
超絶可愛すぎる!
ビックリするくらい可愛いぜ仙道敦子?

あぁ・・・もうがまんできねぇ。
今ちょっとヤりてぇ(英二風に)
のぶこ・・・。
ノッチ!
ノンタン!!
アーッ!!!

さて、スッキリしたところで話も大幅に脱線したから本編へ。
とりあえず復活したロビン。
まずはロビンは自分の命と引き換えに復活させてくれたマンモスマンへの鑑賞に浸る。
旧交を温めるかと思ったが何もなく意外とテンポが良さそうな展開だがさすがに素っ気なさすぎやしないか?
空に向かって「お前の想い・・・この私が決して無駄にはしない」とマンモスマンに思いを馳せるロビンマスク。
馳浩。

すると天が暗雲たちこめて調和の神がバベルの塔を出現させる。
有名な絵画のデザインとほぼ同じ外観。
なんかバリヤーみてーなもんに囲まれていて、カピラリアピースを埋め込まないと先に進めない仕組みらしい。
するとここでヘリから実況しようとする「アナことアナウンサー」こと吉貝アナも例によって現れる。
さらに委員長とノックも中には入れないが外からレフェリングをさせてくれと言う。
要するにゴングを叩く役割が必要ってことね。

超人界の破滅をかけた戦いだってのにどこまでも「プロレス風」で進むわけだ。
この分じゃ神と命をかけた殺し合いなのにロープに振られたら返ってくるのも確実。
変な闘いだなぁ(笑)

中に入ると巨大な超人の像の左手の上にリングがある。
「神の手の平の上」的なことを言いたいのか?
ブッダじゃあるまいし。
で、最初の超神が現れる。
なんでも勝てば最上階(天)へ昇天させられる。
しかし負ければこの神の像にリングごと握りつぶされるらしい。

ってことはこの8人のうち何名かはそうなる運命ってわけか。
まさか8人全員勝利なんて都合の良い展開があるわけもない。
おそらく半分は負ける・・・はず。
でなきゃ超人側が強すぎで超神側が弱すぎて緊迫感がなさすぎるし。
キン肉マン(主人公)・ロビンマスク(復活させたんだから絶対勝つ)・ジェロニモ(カピラリアピース埋め込まれたんだから絶対勝つ)・アシュラマン(師匠の敵なんだから絶対勝つ)の4人は勝つだろう。
だとすると残り4人が負けか・・・バッファローマンは前シリーズで全勝だったからそうなるのも仕方ないがネプのシングル戦初勝利は見て見たかったがな・・・。

で、この最初の1人が弱すぎると他の7人が進む道も開かれないシステムらしい。
それだけ重要な最初の1人を誰にするかという話になるが、ここも引っ張られずいきなり立候補したのはメンバー中最弱のジェロニモという衝撃の展開!
いくらカピラリアピース埋め込まれたからってイキりすぎじゃねぇのかと思わされて今回は終わり。

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だんだんジェロニモは超人タッグ編みてーになってきたな。
カピラリアピースを埋め込まれて気がデカくなってる様は超人になったことで気がでかくなったあの頃とそっくりだ。
子供をぶん殴ったり、人間の医師にヒザ蹴りを入れたり、「よぅ先輩がた」とか生意気な口を聞いたり。
普段はとんぼの哀川翔みてーに腰の低いキャラのくせに。
でも最初はやっぱジェロだよな。
「先鋒」は一番弱くて人気がないキャラが務めるもんだ。

とは言え、他の7人が先に進めるかどうかを賭けた大事な闘いだ。
やっぱり大丈夫なのかという思いもある。
ジェロニモが勝つ姿ってホント想像つかないから。
でもヤるんだろうね。
ぶっちゃけジェロニモじゃテンションも上がらないんだけど仕方ないか。
人気があるわけでもないジェロニモに敢えて脚光を浴びせたゆでたまご先生にも考えがあるんだろう。

キン肉マン 週プレ最新作 第356話 「仮面の貴公子、帰還!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は9月3日発売です。

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