キン肉マン 256話 黒のゼブラの実力 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第256話 「黒のゼブラの実力!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
ゼブラに黒くなれとローリングストーンズみてーな要求をして自らの胸にシマウマキッドの姿を浮かび上がらせたマリキータマン
この無意味な大技(?)ロールシャッハ・ドットが再び敢行され委員長やノックにも動揺が走る
これでゼブラも罪の意識にのたうち苦しみ自滅か・・・と思われたが
鬼畜ゼブラは自分が苦楽を共にした「親友」をブチ殺した過去も悪びれず「畏れ入るぜ大した特技だ」とカラカラと高笑いを始める
そして「あぁ、それは紛れもなくオレが若かりし頃に苦楽を共にし、そして自らの手で惨殺したシマ馬キッド」
だが「オレの心には今でもずっとソイツが棲んでいる。それは否定しない。オレに大事な事を教えてくれた唯一無二の親友だ」と本音を明かす
マリキンターマンは「自らの手で殺しておいて親友とはずいぶん都合の良い親友だな?」とコケにする
しかしゼブラは「なんとでも言え。それはオレが一生背負うべき業だ」とゼブラへの贖罪に一生涯かける意思も明かす
そして「だがその業ゆえにオレは新たな一歩を踏み出せた。全てはキッドのおかげだ。それを生涯忘れることはない」と続ける
その「新たな一歩」とは何なのか?
王位争奪編ではキン肉マンの未完成マッスルスパークで即死した挙句プリズマンに白骨化させられたからその後のことなんだろうけど
そもそもいつどうやって生き返ったのか相変わらず何の説明もないこのマンガ
「新たな一歩」とやらを踏み出すにはそれなりの時間が必要だったと思うが
なんかこの対決の直前に何の説明もなく蘇生したようにも見えるけど・・・
とにかくとっくの昔にブッ殺しても今でも心の中では一緒であり今でも「トモダチ」ってことでありこれも一種の友情パワーなのかもな
昔の友は今も友
昔のホモは今もホモ
そこまでおしゃべりするとゼブラは「どうだ?これだけ聞けば満足か?平気で人の心を覗く破廉恥な谷津め」とマリキンを“口撃”
でも実際に相手の心を読める能力なんてあったとしてもロクなことにならなそうだよな
「本音」なんて大抵はロクなもんじゃないし逆に傷つくだけでこっちの精神がヤられちまいそうだ(笑)
せいぜい役立つのは告白するかどうかの判断の時くらいのもんか
自分のことを好きかどうか知ってる相手ならそのまんま「おい!お前が好きだ!」って言うだけで即ベッドインだもんな
なんなら「おい!ヤらせてくれ」でもOKか
そう考えると「意味のない大技」であるロールシャッハ・ドットもちょっとは役に立ちそうだな
それを使えば・・・オレも・・・このオレも・・・キン肉マン女子代表のお天気キャスター元井美貴と・・・
通常なら土下座してお願いしなけりゃモノにできない「高嶺の花」だ
それが事前に気持ちさえわかっていれば・・・?
いや・・・でも気持ちわかったところでどっちみち嫌われてるだけでは?
それじゃダメじゃねーか!
大体これ心の中を読むとかじゃなくただ胸に相手の思ってる事を浮かび上がらせるだけだよな
カレクックの時なんて「黒い炎」だせ?
抽象的すぎて全然役に立たねーじゃねーか!
意味あんのかよこの技!
今回だってキッドの目つき悪い顔が浮かび上がっただけであとはわけわかんねーし!
どうせこのオレが元井ミキティにこの技使ったところでお天気お姉さんだけに黒い雲とか黒い雨とか黒い雪とか黒い霧とか浮かぶんだろ?
黒い雲だろうが雨だろうが雪だろうが霧だろうが答えはただ1つ!・・・嫌われてるってことだけだ!
何が黒い霧だハンブルグじゃあるまいし!
それどころか黒い雷とか黒い台風とか現れそうだなこのオレのことだから
どんだけ嫌われてんだ!
そんなにこのオレ様にヤられるのが嫌なのかミキティ!
もういい加減にしてほしい(´~`)
しかし相手の考えてる事見抜くつってもただ黒い雷や黒い台風が浮かんだって漠然としすぎでいまいち旨味がねーよな
それだったらまだザ・ニンジャの人心露わの術の方が完全に相手の心の中を読み取れて便利そうだ
そもそもあの技が成功した描写が一度もないけど
でも便利だよな
あれほしいな・・・
でも告白する前に相手の頭の上に指一本で倒立とかしたらそっこーで通報されるよな?
結局どうあがいてもこのオレ様じゃあの美女に指一本触れることも指一本で頭の上で倒立することもできねぇってことか・・・
しかしいかんせん股間が・・・もう・・・右手がとマラねぇ・・・
あぁ~ミキティー!
ミッキー!
アーッ!
ごめん、目にかかっちまった・・・
オレとミッキーの今後はともかく破廉恥呼ばわりされたハレンチ学園状態のマリキンターマはゼブラの真意を汲み取ったようだ
「つまり、その無二の親友がお前の心を悪に染める事を良しとしない。お前は先の王位争奪編のキン肉マンとの闘いでそれに気づいた」と
なるほどな
黒い残虐ファイトはダメだと気づいたことが「新たな一歩」ってことか
実際黒くなったってただ反則技繰り出すだけであとは体が鉄のよろい並みに硬くなるくらいしか違いはなかったからな
それもどっちみち未完成マッスルスパークで即死する程度だしそれなら白でも黒でも一緒だと
キンターマンは「だから黒のゼブラは封印するようになったと・・・そういうことか?」とゼブラに問う
ゼブラは「封印?封印などしていない」と返す
そして「これが今のオレの姿というだけの話。これがベストだからこの姿で闘っている。黒になる必要を感じない。それだけだ」とのこと
金玉は「オレはお前と闘ううちに超人レスラーとしてのお前の全てが見たくなってきた」と告げる
そして「お前がかつてのように黒に染まるとどうなるか?お前自身にその気がないなら仕方あるまい」と続ける
すると胸に浮かび上がっているキッドの模様が散らばってマリキータマンの全身に移動し全身が「ゼブラ柄」となりしかもこれは黒ゼブラだ
そんな「マリキータマンゼブラ」に対して本物のゼブラは「お前はよくよく小細工が好きなようだ」とイーアルカンフーみてーなキックを敢行
しかしあっさり足をキャッチされすぐさまカレクックの脇腹を引き裂いたコネキリツイスターの体勢へ
そしてそのまま脇腹をかっさばくんじゃなく「ロールシャッハ・インフリューエンス」とやらを密着した状態で敢行する
するとマリキンの縞模様や黒い肌がゼブラの肉体に「influence(感化・感応)」し始める・・・
まさかそんな形で無理やりゼブラを黒くするとは・・・
そこまで過去の闘いを律儀に踏襲しなくても良いと思うんだけど(笑)
黒くなったゼブラはものすごい力で強引にコネキリツイスターを外して左腕一本で金玉の頭部を鷲掴みにしてマットに叩き付ける
そして金玉の足を持って逆さに吊り上げ見下ろす
黒くなると腕力もUPするなんて描写ななかったはずだが・・・
あぁあん時もトップロープをブンなげてブロッケンたちがビビってたっけか
結局黒くなるってことはスーパーサイヤ人みたいなもんか
ロンズデーライトパワーみたいなもんか
黒のシャワーを浴びるということは人間で言えば日焼けサロンで肌を黒くして見た目イカつくなってオラオラ強気になるみたいなもんか
結局気の持ちようってことね
それにしても日焼けサロンって90年代から比べるともう絶滅寸前ってくらい激減したなぁ
なんせもう女性が日焼けサロンを利用するケースはほぼなくなってるからな
黒い肌に憧れる女性などほとんどいないわけで
それどころか夏になる度に「絶対焼きたくない」とどうやって日焼けを防止できるかに関心が移っているわけで90年代以前と真逆の時代だ
そして「ふぅ~久しぶりの娑婆だぜ。お前かこのオレを呼び覚ましたのは」と人格まで入れ替わったような口をきくゼブラ
いやいやそんな別人格になるみたいな設定もなかったですやん!
これじゃもうジキルとハイドだ!
そこまでいじる必要あったんだろうか?
これじゃ聖闘士星矢のサガみたいなキャラになっちまうし
たまりません
そして黒ゼブラは「フン」とか言ってキンターマンを投げる
そしてロープ上をハリケーンギガブラスターみてーに走りまくる
いや・・・こっちのほうが先なんだけどね
とにかく八角形だから走りやすそうだ
無数に残像拳みてーに分身してマリキンタマにとびかかるというまるで聖闘士星矢のアステリオンの必殺技・ミリオンゴーストアタック状態
要するにここからマッスルインフェルノに入るってことです
再びマッスル・インフェルノの体勢に入る黒ゼブラ
人格が違うから技の威力も違うとかそんな感じ?
だがマリキンターマンはキャミキャミ言いながら「こいつは既に攻略済~」と余裕しゃくしゃく
しかしゼブラは「お前に見せてヤるぜ、本物の“地獄(インフェルノ)”を」と告げる
そしてそれまでの両足で背中にのる完全サーフイン型の技から右足で相手の右足を挟みこんで相手の状態を起こす体勢になっている
キンターマンはマリキータウイングで脱出を試みるが左足で羽根の部分をしっかり踏み込んで開かせない
完全にマリキンの動きを封じたゼブラ
「どうだ?見たかったんだろ?オレの真の実力を」と急に元の人格に戻ったような発言まで口にする
別人格になったんじゃなかったのか?
このあたりテキトーだなぁ(笑)
とにかくゼブラの新たなる必殺奥義の「真・マッスル・インフェルノ」がデルモンテ城の城壁に炸裂する
「真」がついたのに結局壁に頭からブッ刺すという趣旨に全く変更はないようで単にロデオ・スキップやマリキータ・ウイングを封じただけか
だが・・・せっかく決まった「真」必殺奥義だったはずだがマリキータマンは空いている左腕で壁を押しメリ込んでた頭を引っこ抜く
そして脳天カチ割られたのか頭部から血をダラダラ流しながら「そうだ・・・コイツだ・・・コイツが見たかった」とドMみたいな発言
プロレスじゃないのになぜ敵の必殺技を敢えてくらいたがるのか・・・
しかも「新必殺技」も効かなかったのに「ほう」と不敵な笑みをたたえる黒ゼブラ
まだ余裕があるということはさらにすごい必殺技があるってこと?
結局「真・マッスル・インフェルノ」もこれまで通り相手をKOするに至らず相変わらず欠陥奥義丸出しな展開で今回は終わり
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まさかこの段階でゼブラの「切り札」と思われる技が出た
だがそれすらもマリキータマンはKOされた様子はない
しかもゼブラは「ほう」とか余裕かましてるけどホントにそれでいいの?
ついに出した新必殺技(切り札)でしょ?
それでもやっぱりKOできなかったのに「ほう」とか言ってる場合なのかよ!
それって結構大事じゃないの?
だいたいこの形のフィニッシュだとKOする画が浮かばないんだよね
マリポーサの偽・マッスルリベンジャーもそうだけど
壁に脳天ブッ刺したままKOとかギャグみてーじゃん?
だからどっちみち叩き付ける場所を変えるとかしないと無理なんじゃないかなぁ?
右手を右足で絡めたくらいじゃいまいち効果ないでしょ
でもまだなんかあるんだよ・・・ね?
それとも単にキンターマンが強がってるだけで次回冒頭でいきなり「ゲホッ」とか言ってKOされるとかいうコントみたいな展開もあるとか?
さすがにそれはないか
左腕一本でブッ刺さってた頭を引っこヌいたってことはまだまだ余力はあるってことだし向こうもまだまだ本気出してないってことだろう
まだまだ闘いは続くってことだ
闘いはこれからだよってことだ
闘いの挽歌
キン肉マン 週プレ最新作 第256話 「黒のゼブラの実力!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は8月20日発売です

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