キン肉マン 257話 反撃の完全変態(メタモルフォーゼ) 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第257話 「反撃の完全変態(メタモルフォーゼ)!!」の巻 感想(ストーリーネタバレあらすじ含む)
「シマウマしかKOできないキン肉星究極奥義」ことマッスル・インフェルノの迷走は続く
とうとう「新型(真)」のそれを出したが結局マリキータマンは生きていてこれじゃ過去と一緒だろ状態
そもそも壁に頭をブッ刺すという行為でKOしたり相手をブッ殺すという描写が浮かばない
マリポーサの偽・マッスルリベンジャーがただひたすら上から下へ頭突きするだけでどういう終着点だったのか見えないのと一緒だ
この技が成功したら相手は壁にブッ刺さったままKOされるってことなのか?
ウォーズマンの立ったままKOはカッコいいし泣かせたけど「壁に突き刺さったままKO」じゃただのコントだ
マリポーサの偽・マッスルリベンジャーといいこのマッスル・インフェルノといい相手をKOすることを想定していた技じゃないんだろう
とりあえず技の「過程」さえ描ければ「結果」はどうでも良いと
じゃなかったらあんな扱いにはならないだろうからね
マッスル・インフェルノの「未KO」歴はこれでキン肉マン×3回(ゼブラで2度・フェニックスで1度)とターボメンに加え3人目5度目
とりあえずこれくらった相手は生きているしKOもされていないことが前提になりつつある技である
だがゼブラにはまだ余裕があった
「並の超人ならこの一撃であの世イき。さすがはオメガ・ケンタウリの六鎗客」とマリキータマンを褒め殺し
そして「しかしコイツはオレも想定済」とやはりまだ「とっておき」があるようだ
「なぜならこれはまだ本物の“地獄(インフェルノ)”のほんの序章に過ぎんのだからなー!」とマリキータマンをパイルドライバーの体勢に
そしてついさっき壁にメリ込まされダメージが残る脳天を今度はコーナー鉄柱に叩き付ける「ゼブラ ブラッディドライバー」を敢行
「脳天杭打ち」パイルドライバーを鉄柱の上にヤるなんて残虐すぎる
脳天カチ割られてるマリキンターマンはさらに出血がすごくなったご様子
そのままマットに落ちていくところを「易々とダウンはさせねー」とゼブラは側頭部にハイキックを叩き込む
落ちていくところにハイキックを叩き込むって変な描写だなぁ
上下逆さまだし(笑)
そして「地獄の責め苦はこれからだ」とゼブラはキンターマンの顔面をお得意のパンチでタコ殴りにする
王位争奪編では黒くなってからは手に鉄球を握りながらキン肉マンをタコ殴りにしたが今回も何か握ってるのか?
マリキンは立て続けに技をくらってもうボロボロのくせに「この程度で地獄とはずいぶん生ぬるい地獄だな」とまだ減らず口を叩く
そして「オレ達がくぐって来た修羅場に比べればこの程度の修羅場などいくらでも耐えられる・・・」とのこと
オメガ・ケンタウリの六鎗客は事あるごとに過去に辛いことがあったアピールをするがその「過去」がわからないから何とも言いようがない
運命の4王子側もそれは知ってるっぽいことがマリポーサの発言から窺えるが
そろそろそこを明かしても良いんじゃないのかい?
「オレだってさ昔は苦労したんだ」的なアピールばっかりじゃなぁ
王位争奪編決勝戦でフェニックスがゼブラのマッスル・インフェルノをパクッてキン肉マンにぶちかますも例によってキン肉マンは無事でさ
そん時フェニックスが過去の苦労話をしたあとキン肉マンも豚(イクエちゃん)と間違えて地球に捨てられてからの苦労話をした
それに感動して「今はこんないい席で試合を見てるが昔は苦労したんや」とか言ってた観客のオッサンがいたっけか
なんかそれみたいだな
何があったのかわからないのに昔は辛かったとか修羅場だったとか気持ちよかったとかあれやこれやと言われてもね
槇原敬之は「昔はよかったねといつも口にしながら生きてイくのは本当に嫌だから」と言ってるしどっちもどっちかな
大阪城のオッサンはともかく昔ウッチャンナンチャンのウッチャンが槇原敬之のモノマネしてたのめちゃくちゃおもしろかったなぁ
両手をクロスしてピアノ弾くのがツボにハマってたマラなかった
「ウッチャンナンチャンのヤるならヤらねば」って番組内のコーナーだったんだけど一時期徹底的にそればっかヤりたおしてたから
あの番組自体かなり面白かったんだよなぁ
ウッチャンナンチャンがピークだったのってウリナリよりあの頃だと思うんだよね~
言うよね~
でもやっぱりウッチャンなんだよね面白いのって
あの番組でも笑いとるのはほとんどウッチャンだったし
その後の番組でももうウッチャンがボケもツッコミも両方ヤッてたようなもんだし
ウッチャンの才能ってすごい
ダウンタウンの松ちゃんが太陽ならウッチャンは月なんだろうけどその才能に大きな才能はないと思ってる
すごいよねウッチャンって
逆にナンチャンは・・・
まーこれはあちこちで言われてることだからもう改めて言わないけどさ
リングの魂でプロレスいろいろ取り上げてくれた時は助かったけどあの番組も「笑い」という点では何も期待してなかった
寧ろ90年代にカルト的人気を博したクイズ番組「カルトQ」のプロレス企画の時に回答者として出演した時の方が面白かったかな
ライガーのマスクとコスチューム借りたようでそのカッコで出てきて一般回答者と一緒にガチで答えてたかな
でも他の出演者は試合の会場や日付まで全て記憶してるような化け物もいてとても太刀打ちできず中盤から解説役に徹してたりして(笑)
なんだか今夜は急に「ウッチャン・リスペクト」が高まってきちまったなぁ
そんな夜ってあるよね
役者としても一流なんだよねウッチャンって
さすがに抱かれたいとまでは思わないけど普通に尊敬するわ
今夜はもう内村しか見えない
今夜が山田
ただあの槇原のモノマネは本人めちゃくちゃ怒ってたらしいね
顔もめちゃくちゃ不細工にメイクしてたからなぁ
番組に出演して「共演」依頼があったけど頑なに断ってたらしい
さんまの番組改編期の特番で「やるやら」のプロデューサーが出てその話題になってそのPもそのことで逆切れしててさ
メイクしたとの顔のこと怒ってるという話になった時にそのPが「でも本人の方がもっと面白い顔してますけどね」とか暴言吐いて
さんまが思いっきり苦笑いしながら「もう絶対(番組には)出てもらえません」って締めて爆笑したっけか
90年代のお笑い番組は本当に面白いもんばっかりだった
腹がよじれてゴーリキー状態になるほど笑える番組ばっかりだった
あぁまた懐古主義に走っちまうな・・・
それじゃダメなんだよな
昔はよかったねといつも口にしながらイきてイくのは本当に嫌だからな
だけど「昔は苦労した」ばかり言うのもダメだしさじ加減が難しいよな(笑)
あぁまた話がそれて脱線した
もうこんな糞ブログは脱線ありきでもってるようなもんだからな
このオレの糞みたいな思い出話にアンタも無理やり付き合ってもらうぜ?
あんた男だよな
どんなくだらない昔話にも笑顔で酒を酌み交わせる男ん中の男だよな?
お前は男だ!
話を闘いの挽歌に戻すとゼブラは「その減らず口がいつまで続くか試してヤろうじゃねぇか」とさらにボカスカ殴りまくる
どうやら鉄球は握ってないようだ
何も握らなくていいよな
握ったってナニもいいことないし
このオレ様は違うモノを握ってるけど
たまりません
マリキータマンはキャミキャミいいながら「シェルタリングピューパ」とか言って全身を鋼鉄の鎧みてーなもんで覆っちまった
これゼブラが黒くなってその肉体が鉄のように硬いって開設されてる時にゼブラもこんな感じの鎧着てるイメージが描かれてたじゃん
友情のシェークハンドからの~頭突きで逆にキン肉マンの脳天がカチ割られた時ね
どうやらテントウムシのサナギという「設定」らしい(笑)
つーかテントウムシのさなぎ→脱皮ってあんまイメージにないな
セミや蝶とはやっぱちがうな
ゼブラはそのいかにも硬そうなマリキータマンの肉体をそのままベアナックルでブン殴りにいく
当然のように拳が砕けて出血するこのマンガにありがちなパターン
普通はその時点で拳なんてもう使えなくなるもんだがこのマンガはそれくらいならいくらでも使えます
前の試合のビッグボディなんか手も足もギヤで傷つきまくったのに普通にそのまま使い物になってたからね
拳がくだけるくらい朝飯前なんですよこのマンガはね
加圧トレーニングで骨が生えてくる漫画なんだから
そしてサナギ野郎はゼブラを閂にキめる
ものすごい力のようでゼブラは「何だこの力は?」と驚愕し閂を外すことができない
するとサナギの背中に亀裂が入る
「マリキータ・モルティング(脱皮)」と叫ぶと中からマリキータマンの肉体が出てくる
「脱皮」するんだからこれまでのダメージとか全てリセットされるのかと思ったが普通に頭部も腹も傷はそのままだ
だったら脱皮しないでそのまま高い防御力で闘い続けた方が良いじゃないか!
なぜ脱皮したのかわけがわからないマリキータマン
とりあえずサナギの抜け殻がそのままゼブラの閂フックを離してない
その抜け殻をジャーマンの要領で投げることで抜け殻はゼブラを閂スープレックスで投げる2重のスープレックス状態に
要するにこれヤりたかったから脱皮したのかな?
その「二重スープレックス」であるマリキータピューパ・二重殺でゼブラは脳天をマットにしたたかに打ち付け「グゴッ」とか言って悶絶
やはりこれは2倍のダメージとかそんな効果があるんだろうか?
技が決まったところで抜け殻は都合よくバリバリと粉々になって都合よく消えちまった
便利なんだか大した意味があったのかどうかよくわからない技だ
「マリキータピューパ」とかいかにも覚えにくそうな技の名前だし印象に残らなそう
脳天をしこたま打ち付けられたゼブラだが意地でダウンせずすぐにマットに手をついて起き上がって来る
「こしゃくな虫けらめ。今すぐ駆除してやる」とか言いながらマリキータマンの背後からローリングエルボーを敢行
ダメだこりゃ
マリキータマンはマリキータウイングを開くと「ウイングラッピングシャット」という妙な技を出す
なんてでもテントウムシの羽根の裏側には半透明の後ろ羽根があるようでその後ろ羽根を出してゼブラの肉体を包んじまった!
身動きが取れず羽根から脱出もできないゼブラを背中に抱えたままマリキータはジャンプしそのまま落下
そしてゼブラの脳天をコーナーの鉄柱に叩き付ける「ウイングラッピングブレーンクラッシャー」を敢行
さっきコーナー鉄柱に脳天杭打ちパイルドライバーをヤられたお返しかな
これもなかなか・・・記憶にも印象にも残らなそうな技だし使われるのもこの1回で終わりなんだろうが・・・
ゼブラはかつてキン肉マンの「95万パワーキン肉ドライバー」を破った「グッバイ・キン肉ドライバー」で脳天をカチ割った
その時と同じように今度はゼブラが脳天をカチ割られて大出血でダウンする
「グ・・・グゥ・・・」とか言ってさすがにダメージ大きそうだ
この闘いはかなり実力伯仲してるな
互角の戦いなのかそれともキンターマンがまだ余裕あるのか・・・
しかもキンターマンは2戦目でインターバルも一番短い状態で連戦なのにこれだからね
マリキンは「黒のゼブラ・・・いかほどのものかと期待してみたが・・・キャミキャミ読み通りだ」とほざく
グロッキー状態のゼブラが「なんだと?」と問う
金玉は「オレがお前を黒に染めたのはお前の全てが見たいからだと最初に言った。それも決して嘘ではない。だが真の理由はそうではない。より勝利を確実にするには怒りや憎しみをパワーに闘う黒のゼブラに染めた方が手っ取り早いと見たからだ」とまで言うとゼブラをビシッと指さしながら「黒のゼブラよ!やはりお前は白より弱い!」という衝撃の事実を明かし、これまでのゼブラに対する印象を根底からくつがえすことになった
確かにゼブラが黒くなったところで体の強度が増しただけであとはただの反則野郎だった
反則技を使う為に正当な技がでなくなるのであれば黒は白より弱いというのも頷けるか
青は藍より出でて藍より青しみたいな感じ?
とにかく新必殺技もやぶられた挙句に完全にグロッキー寸前で窮地のゼブラ
だがここで「白」に戻る事で逆転フラグが立った
そのフラグだけが頼りでありゼブラまで大苦戦する予想外の展開に突入し今回は終わり
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それにしてもサブタイトルの「完全変態」ってやめろよ(笑)
まるでこのオレ様のことを言ってるみてーじゃねぇか(笑)
「変態」という言葉はもう「ヘンタイ」という意味でつかわれる事の方が一般的だ
今回のサナギになって脱皮するという流れを「変態」と表現する使用の方が稀だ
そもそもその「変態」もただ二重スープレックスやりたかっただけみたいなね
あのまま硬いまま闘った方が有利なのに
キン肉マン 週プレ最新作 第257話 「反撃の完全変態(メタモルフォーゼ)!!」の巻 感想(ストーリーネタバレあらすじ含む)は以上
次回は8月27日発売です

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