キン肉マン 123話 ネメシス、新たなる指令!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第123話 「ネメシス、新たなる指令!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
またもギリギリ更新
年度末開けても全然時間できねぇ・・・
はあ・・・忙しくてもう吐きそう
そしてイキそう・・・
あっ!・・・
出た後はなぜか虚しい・・・
そんなこのオレのむなしさを晴らすかのごとく突然超人閻魔VS悪魔将軍の超絶トップ対決にしゃしゃり出てきたネメシス
80年代プロレスで例えるなら猪木VSホーガン戦で乱入してアントニオ猪木とハルク・ホーガンにリキ・ラリアットをぶちかまして試合をぶち壊して今はなき蔵前国技館(両国だったっけ?)の観客を激怒させた長州力みたいなものか
アバラ折れててベストな状態じゃないくせに「悪魔将軍!今度は先ほどのようにはいかんぞ!」と強がるネメシス
でも超人たるものアバラの1本や2本くらい折れてても普通に闘えるんじゃないの?
Ⅱ世の究極の超人タッグ編じゃ腕に骨がない状態で闘ってた方がいたような・・・
しかも加圧トレーニングんで骨が生えてきたような・・・
・・・あれはこのオレの錯覚だったのかな??
「懲りぬ奴だ」とウザそうに返す将軍様
「武道・・・いや、もはや何と呼んでいいのかこのオレにはわからぬ」と語り掛けるネメシス
超人閻魔と対等な口(呼び捨て・タメ口)が利ける完璧超人始祖より強いのに完璧超人始祖よりヒエラルキーが下であるネメシスの複雑な立場
企業で言えば完璧超人界は超人閻魔が代表取締役で、オリジン弁当どもが専務や常務等の役員で、ネメシスやネプチューンキングからザコのダルメシマンに至るまでの無量大数軍は次期役員候補の管理職あたりか
おそらくネプチューンマンやオメガマンはラージナンバーズ以下の立場なんだろう
せいぜい課長とか
オメガマンは閻魔様直属の右腕みたいな感じだったからもしかしたらラージナンバーズくらいの立場かもね
そしてケンダマンやスクリューキッドは期待の若手社員
モアイマンなどの「1000人の弟子」は窓際族のダメ社員達ってとこか
逆に悪魔超人界なら悪魔将軍が代表取締役社長
代表取締役会長がサタン
役員が悪魔六騎士
将来の役員候補で出世競争真っ只中の現場部長クラスがバッファローマン
平社員が残り6人の平悪魔超人
派遣やアルバイトなどいつでも切り捨てられる層がプリプリマンやアームストロングら1コマ超人達なのかな
そんな複雑な立場のネメシスに対して相変わらず目が充血して血走っている閻魔様は「グロロロ~ネメシスよ、黙っていてすまぬな。今まで通り武道(ブドー)でかまわん」と返します
ネメシスは武道が太古のやたらゴツイ超人の神=ザ・マン=超人閻魔であることは知らなかったようで
完璧超人始祖よりずっと強いのに立場が下だから教えてもらえなかったなんて
永遠の若さと命(寿命だけね)を与えられた特権階級の無量大数軍に所属させられているものの、なんだかやるせない話ですねぇ・・・
「では武道(ブドー)、聞きたいことは山ほどあるがそれは後回しでいい。少なくともお前が完璧超人界に絶対に必要な存在だということはよくわかった。今はそれだけで十分だ。ならば消滅などさせるものか。この私が指一本触れさせはせん、誰にもな」と、閻魔様を「お前」呼ばわりしたり、自分の一人称が「オレ」だったり「私」だったりと一定しないネメシスだが、「それが完璧(パーフェクト)・無量大数軍(ラージナンバーズ)である私の使命だー!」と戦闘態勢に入り身構えるネメシス
「完肉マンgo fight」って感じですねぇ~
身構えるネメシスに対し「先ほども言ったはずだ。失せろ!私はお前たち今の世代の超人たちと闘うつもりはない」とそっけなく突き放す
するとそこに3つの人魂みたいなものがニャガニャガシャバババとどこかで聞き覚えのある笑い声なのか鳴き声なのか何と表現していいのかわからないアレが聞こえてきます
アレは結局何と表現していいのか「獣声」・・・「呻き声」・・・「あえぎ声」・・・
ウルトラ怪獣もそれぞれ独特な声がありますがあれは「鳴き声」と問題なく表現できるんですけどね
で、現れたのは言うまでもなく生き残った3人の完璧超人始祖
ジャスティスマンがセンターなのはやはりこの3人の中では最強格を示すものでしょう
左右に助さん格さん状態でサイコマン・ガンマンのお2人さんが並んでいます
「あなただけではありませんよネメシスさん。この人をお守りしたい気持ちは私たちも皆同じ!誰が手出しなどさせるものですか」と一匹狼な性格のくせに珍しく仲間意識を口にするサイコ野郎
そして将軍様を睨みながら「特に・・・裏切り者の汚れた手なんかにはね」と続けます
ネメちゃんはサイコ野郎に今更「グリムリパー・・・」と語りかけなぜ始祖の中に同じラージナンバーズのメンバーが同格みたいにポーズをキメているのか理解できない様子
サイコ野郎は「すみませんねぇ。その名は仮なもので。“完璧・拾式(パーフェクト・テンス)”サイコマン、これが私の本名です」と明かします
ネメシスはガンマンの事は知っていたようですが、「グリムリパー」の存在は知らなかったようで
「お前にも後でゆっくり話を聞かせてもらおう」とネメシス
「えぇ、この闘いが終われば無量大数軍(ラージナンバーズ)も再結成するつもりです。その時にでもごゆっくり。その為にも力を合わせてまずはさっさと片付けてしまいましょう」とサイコマン
さらに「私たちの高貴な手で、この下等極まりないクズどもをね」と選民思想・上から目線丸出しの発言をするサイコマン
この発言に対して満身創痍でもう連戦などとてもできそうになさそうなザ・ニンジャが「おぬしのその物言い、無礼にもほどがあるわ!」とブチ切れてサイコマンにニールキックを放ちます
しかし、細見なのに超剛腕・剛力の持ち主であるサイコマンはあっさりとキャッチされてしまいます・・・
あ、そうそう
「剛力」と言えばあの大女優・剛力彩芽が、キン肉マン原作第3話、アニメ版では第1話(サブタイトルはどちらも「キン肉星からの使者の巻」)に登場し、主人公のキン肉マン以外では作品に初登場した超人(テリーマンより先!)である病的なほど笑い上戸な「ゴーリキ」とコラボしたCDアルバムを出す事になったそうな
つか剛力彩芽って曲出してたのかよっ!!
知らなかったわ
彼女の1stアルバムである名前もそのまま「剛力彩芽」というCDのアルバムジャケットにゴーリキと彼女をミックスさせたような超人(?)をゆでたまご先生が描いたわけである
こんなもん事務所(オスカーね)や本人が良く許可したなと思うけど、寧ろこれは事務所からゆでたまご先生に持ちかけた企画のようで
そりゃこんなの事務所側から言ってこなきゃ実現するわけないし普通に名誉棄損だよね(笑)
彼女の苗字はポケモンのゴーリキーやロシアの作家のマクシム・ゴーリキーなどを持ち出してよくイジられてるけど、こっちの「ゴーリキー」との“夢のコラボ”がまさか実現するとはね
たまりません
さらにジャケットの裏は「強力(ごうりき)の神」に憑りつかれて「ボク・・・何でこんな闘いに参戦したのかわからないんだ・・・」状態だったキン肉マン・ビッグボディの顔まで描かれているという“豪華版”
キン肉マンファンと剛力彩芽ファンってどんくらい被ってる層あるんだろうか・・・
まだももクロとかNMB48に絡んだ方が良いと思うけど
そもそもゴーリキは異常なほどの笑い上戸でベアハッグに捉えられて苦しむキン肉マンの歪んだ顔がツボにハマったようだが、ここからがすごく、腸がねじれまくって挙句に腰骨が砕ける(外れる?)状態になってそのまま死んでしまったようなキワモノキャラだったからなぁ
キン肉ビームをくらっても「こちょばい(かゆい)」と言うだけでノーダメージだったけど・・・
そんなゴーリキはともかく、まるで剛力彩芽のような細腕に見合わず剛力の持ち主であるサイコマンはニンジャの足をキャッチして逆さに吊り上げながら「おやおや、なんですかあなたは。カラスマンに勝ったようですが、そんなボロボロの体でナニができるんです?」とコケにします
さらに「それでまたこの闘いに参加しようなんて、無礼なのはあなたのほうですよ!」と叫びながらカラスマンのクチバシでえぐられた胸の穴の部分に強烈な掌底を叩き込みます
さらに「カラスマンには迷いがありました。あなた方下等超人を心の底では認めたがっていた・・・だから敗れた!」と必殺のファントム・キャノンで強烈に国立競技場の天然芝に叩きつけられちまいました
なんでここで順逆自在の術をしないんだ!
まープラネットマンをバラバラに粉砕した時ほどの威力でもなさそうだけど
ホモ?のブロッケンJr.に抱きかかえられて「拙者としたことが・・・不覚」とか普通に喋れてるしサイコマンも手加減したのかな?
「最も熱いドイツ人」ことブロッケン・ジュニアはサイコ野郎に「あのやろ~ニンジャは既にボロボロなのを知っていてさらに傷をえぐるようなことを・・・」と罵ります
つか正義超人が傷ついた悪魔超人を仲間のように抱きかかえるという奇妙な光景は将軍様的にはどうなのか
スプリングマンだったら「やめてもらおうか!悪魔に情けをかけるのは!」とか言いそうだし、ニンジャ自信もこのブロッケンの行動は拒絶したいものじゃないんだろうか
とにかく罵られたサイコマンは「ニャガニャが、まるで私が悪いような言い方はやめてもらえませんかね。先に仕掛けてきたのはその黒装束さんですよ。愚かなことに己の現状も顧みずにねぇ」とプラネットマンを「惑星さん」という呼び方をしたのに続いて、今度はザ・ニンジャを「黒装束さん」と呼びコケにします
つか黒色じゃないでしょニンジャの忍者着って
青じゃないの?
そういえばニンジャのフィギュアが昨年や今年にいくつかのバージョンで出てたけど黒色のもあったな
ニンジャは「ヤツの言う通りだ、ブロッケンよ。確かに拙者は先のカラスマンとの死闘でもはやまともに闘えぬ状態。それゆえ不意打ちで小手調べでも・・・と考えたのが甘かった・・・結果このザマだ」と息も絶え絶えになりまるで死にそうな目になりながら喋ります
サイコマンは「そう、カラスマン然り、今のあなたも然り、甘い考えで動く者から順番に消えていくのです!それが今回の闘いに参加した者の宿命!そしてここに残った5人の中にはもはや誰1人そんな甘い考えで動く者はいません!」と閻魔・ジャスティス・ネメ・ワイルドガンマンをバックに見栄を切るサイコマン
「そうですよねね、ジャスティスさん」とジャスティスマンに同意・共感を求めるサイコマン
「・・・ああそうだ」と素直に共感してあげるジャスティスマン
で、アシュラマンは結局死んだの?
どうなったの?
それと銀のマスクの戦闘態勢は何だったのあれ?
そんな疑問などスルーして「ニャガニャガようやく意見が合いましたね、嬉しいです」と共感してもらえた喜びをかみしめるサイコマン
人間も超人も結局は「共感」を求めて生きるという点では全く同じだな
だから「共感」を得られないゴールドマン(悪魔将軍)は対立する形になっているわけだし
結局人間関係なんて共感できる間柄かどうかにかかってるんだよな・・・
友情でも恋愛でも親戚付き合いでも近所付き合いでもビジネスでも国際問題でも全ての面でそれは言える
「甘い・・・か。確かにあの男が最も許さぬ考えだった」とニンジャ
「あの男・・・ソルジャー隊長(キャプテン)!」とハッとするブロッケン
「超人界に未曾有の危機が訪れている。その為に悪魔と正義が主義主張の違いを乗り越え共闘する。此度の闘いはあの状況と似ているのやもしれぬな」と語るニンジャの背景には超人血盟軍が描かれる
「あぁそうだな、お前の言う通りだ」と返すブロッケン
「ブロッケン、正義超人であるおぬしのことは今の拙者は応援できん・・・。だが一言だけ言う・・・生き残れ!」とニンジャ・・・
・・・っておい!
死ぬのか?
まさかこれで死んじゃうのか?
てっきり致命傷ではないと思ってたけどなんか雲行きめっちゃ深刻だぞこれ・・・
ブロッケンが「ニンジャ!」と声をかける
しかしニンジャは「血盟の魂を胸に・・・その背後の男共々な・・・」と事切れるのか・・・
しかしページを開くと突然ブラックホールの便利極まりないロケーション・ムーブ(瞬間移動)で現れた全身傷だらけ状態のバッファローマンがブロッケンの肩に手をかける
悪魔に戻ったとは言え、ここは超人血盟軍モードなのか妙に優しい目のバッファローマン
そして「すまんなニンジャ。オレがあいつを討ちもらしたばっかりに余計なダメージを負わせてしまって」とニンジャに語り掛けニンジャをお姫様抱っこしてあげるこって牛
そしてブラックホールに「ニンジャを病院へ」と語り掛け投げつけます
「了解!」とラーメンマンと並ぶ2大無口キャラのBHはまたもロケーションムーブでどこぞの病院へ・・・
やはり行先はジェロニモやピークア・ブーが眠る「超人KO病院」なのか?
つか悪魔超人が病院に入院するのもBHが入院手続きするのもなんだか妙な感じだな・・・
それにしても最近のゆでたまご先生は結構かましてきますね~(笑)
これもいかにもニンジャが死ぬのかと思わせる展開からまさかのバッファローマン登場で助かるパターン
さすがにあれくらいで死んじゃったら何のためにカラスマンに勝たせたのかって話になっちゃう
何のために突然リングが石でできていたとか行き当たりばったりな展開にしたのかって話にもなっちゃう
そもそも悪魔騎士の生き残りがサンシャインと片手ジャンクマンだけとか人選がおかしいことになるし
こんな感じだからアシュラマンも生きてるのか死んでるのかはっきりしないんだよねあれ
超人血盟軍の絆でブロッケンを無言で見つめるバッファローマン
感情直情型のブロッケンにしては珍しくその意をくみ取って「わかった。生き残ろうぜ、それぞれの立場でな」と返す
こって牛は将軍様の前に跪いて「申し訳ありません将軍様。この私の判断ミスによりサイコマンを討ちもらしてしまいました」と謝罪します
将軍様は「構わん。素性こそ隠していたが相手は完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)。六騎士でないきさまがよく持ちこたえた。それでこそ悪魔に戻した甲斐があったというもの。褒めてつかわす」と何に対して褒めるのかよくわからないがとりあえず殺されなかっただけでも褒めてあげちゃうってことかな?
それにしても「六騎士でないきさま」って言うけど六騎士の中でも多分一番強いでしょこって牛は
完璧超人始祖の中でもトップクラスに強いネメシスといい、悪魔六騎士の誰よりも強いバッファローマンといい、強いのにヒエラルキーは下位という不可解な現象が見られてもどかしい気持ち(´~`)
ここでずっと黙りこくっていた閻魔さまが「グロロロ、図らずも面白いことになってきたな。ゴールドマン、それにキン肉マンよ、これでおそらく各陣営とも残った主力はこの場に集ったことになるのではないか」と語りかける
「そう言えば確かに!」とキン肉マンも「共感」
そしてページをめくるとページ見開きブチ抜きで3陣営が「許されざる世界樹(アンフォーギブン•ユグドラシル)”」の前で睨みあう構図が描かれて、なぜか1人だけ「カメラ目線」なジャスティスマン(笑)
結局次のページを開いても「三つ巴、再び!」と煽り見出しが描かれてそれぞれの表情が描かれ今回は終わり
最後3ページはかなり手抜き感を抱いてしまうのを禁じ得ないが、そんな中でも1人ビビッて不安そうな表情の2年以上闘いが描かれていない主人公・キン肉マンが面白可愛かった(笑)
もうそろそろ闘いましょうや主人公なんだから(*^m^)
そして陣営が勢ぞろいしたとザ・マンが言っているがひっそりと「戦力外」扱いされているブラックホールとジャンクマンの悲哀・・・
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ジェロニモやピークア・ブーもそうか
そもそも即闘いが始まるのか?
だとしたら正義超人陣営はまともに闘えるのはラーメンマンしかいないだろ
ちと無理がある
助っ人だ助っ人
今回ニンジャが言及したアタルやネプチューンマンやフェニックス(?)がいるだろ
悪魔側は将軍様もアビスマンでダイヤモンドパワーを潰されたから決して万全ではないはず
逆にサンシャインは砂野郎だから殺されさえしなければ蓄積ダメージは皆無か
超人タッグ編では砂の肉体なのに普通にテキサスクローバーホールドに悶絶してギブアップしかけたり、マッスルドッキングでKOされたり、ダブルレッグ・スープレックスで死んでしまったりと不可解な現象ばかりだったけど・・・
そもそもシングマンってあんな感じにフッ飛ばされただけならまだ生きてるってことも・・・?
バッファローマンのサイコマン(グリムリパー)戦とターボメン戦のダメージはそこそこあるだろう
そしてブラックホールは既にジャック・チー戦の時点でまともに闘えない状態だったがまたペンタゴンのチート乱入で乗り切るんだろうか
さらに片腕になってしまったジャンクマンはどうするのか
もはやジャンククラッシュさえできない状況・・・
その点完璧超人側はほとんどが大した蓄積ダメージもなさそうでどう見ても一番有利で強力な状況
気がかりはネメシスのアバラくらいなもんだからね
さらにこれにオメガマンあたりが復活して仲間に加われば面白いんだけどね
どうするんだろう
すぐ戦うのか
武道が何か考えている様子だけど・・・
キン肉マン 週プレ最新作 第123話 「ネメシス、新たなる指令!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)は以上
次回は4月6日発売です

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