キン肉マン 402話 カメハメの起源 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第402話 「カメハメの起源!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
マグニフィセントがカメハメのご先祖様だったというトンデモ展開に・・・
そもそもカメハメが「ココナッツ星」出身だったなんて誰が知ってたんだ(笑)
ずっとハワイ出身だと思ってたのに。
今プロフィール調べたら確かにひっそりと「出身はココナッツ星」ってなってやがるな。
マリポーサがメキシコシティー出身なのにモステクマ星も出身みたいなもんか。

宇宙人系の超人は生まれ育った星と地球上の出身地を両方持ってる二重国籍野郎みてーな解釈でいいのかな?
そもそもキンの野郎自体がキン肉星出身なのに日本出身ってことになってるからな。
運命の5王子はみんなそうだろう。
マリポーサは特に複雑で出身がモステクマ星だけでなくキン肉星まで含まれている。
どんだけ多重国籍なんだと。
この場合「星籍」と言うべきか?

ただカメハメのココナッツ星のこと全然知らなかったぞ?
これよく見ると2004年に発売された「超人大全集」というファンブック的なもんでテキトーに追加された設定みてーだな。
ザ・キンターマンが「アフリカ出身」から「中央アフリカ共和国出身」に変更させられたようにひっそりと変えられた設定のようだ。
たぶんこれだよな各超人の身長とかも微妙に中途半端に変更させられたりしたきっかけって。
キン肉真弓の身長が217㎝から193㎝に変更させられたりとか。
あのずんぐりむっくりな風貌で217㎝なんて絶対ありえないし193㎝でもサバ読みだろうけど(笑)

いやちがう!
原作読み返してみるとカメハメ登場時に作中でアデランスの中野さんの変異種である「カズ・ナカーノ」の野郎に「ココナッツ星出身」って言及されてるじゃあねーか!
こんな細かい設定覚えてられるか(笑)
寧ろゆでたまご先生がよく覚えていたもんだ。
ジェロニモのいなり寿司といい嶋田先生は相当過去の作品をアニメ版やメディアミックス作品まで含め相当確認してるようだ。
桃白白の存在さえ忘れていた鳥山明先生とは大違い(笑)

とにかく故郷がいっぱいあるっていいことだよね。
ウルトラマンレオが「故郷のない男」みたいなキャラでそれはそれでカッコよかったけど。
星空のバラードとか。

キンの野郎は例によってカメハメのご先祖様がお相手じゃ勝てる分けないとまたおじけづく。
だがミートの強烈な叱咤で立ち直る。
ぶっちゃけ存在意義が大きく薄れかけてたミートの存在がかなり重要視される展開になった。
やっぱ「いてもいなくてもどっちでもいい」キャラじゃあなかったんだ。
だてに「アレキサンドリア」なんてけったいな名前名乗ってるわけじゃねーな。
たまりまへん。

そもそもコイツも出身地わけのわかんねーことになってなかったか?
確か姉ちゃんが2人いたよな?
あとⅡ世では父ちゃんもいたし。
シュラスコ族か。
これはキン肉星の中の種族ってことか。
だから出身はキン肉星ってことで問題はなさそうだな。

まぁミートの背景もいろいろわけわかんねーことになってるっちゃなってる。
元々後出しであれこれつけ加えられたからな。
キン星の図書館で調べものしたりしてたな。
あの美人の方の姉ちゃんもキング・トーンの回にいた一緒に牢屋にぶちこまれてたキャラと同一人物なのかもはっきりしねーし。
でもたぶんそうだよな
そう考えるのが自然。

あの姉ちゃんも可愛かったよな。
サラミとかいう婚約者と今ごろヤりまくってんだろうけど。
でも顔がマリしゃんと同じだったな。
当時の中井先生の画力の限界だったのか。
初登場時のテリーマンとか酷かったし中井先生本人も当時の作画は見たくもないって語ってるくらいだから。
冷静に考えればデビュー以降にあそこまで画力が向上した漫画家って中井先生以外にいないんじゃ?

しかし1巻を今読み返してみるとさすがに読んでられないレベルの低品質だな。
完全な子ども向けというか子ども騙しな内容なのは否めない(笑)
ギャグマンガなんだけどオチが無理矢理すぎるしまるで小学生が描いてるマンガのような印象さえ受ける。
画力だけでなくストーリーまで大きく成長した漫画と言える。
まさに「友情とは成長の遅い植物・・・」じゃないけど“成長型”タイプの漫画なんだろうね。
そもそもゆでたまご先生は当時まだ18才だったんだからムリもない。

とにかく“カメハメもどき”と闘うことになったキン肉マン。
昔懐かしキン肉バスターも披露してくれるがあっさりやぶられどんどんキン肉バスターの威厳が落ちてゆく・・・。
そしてマグニフィセントブルドーザー・・・。
ほとんどマッスルインフェルノ。
誰もKOしたことがない“欠陥奥義”だが・・・。
当然この技もKOには至るまい。

キン肉マン 週プレ最新作 第402話 「カメハメの起源!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上。
次回は1月16日発売です。

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