キン肉マン 388話 便利屋の大男との絆 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第388話 「便利屋の大男との絆!!」の巻 感想(ストーリーあらすじ含む)レビュー
「絆」で思い出したけど「絆徳経営のすゝめ」(著:清水 康一朗)という書籍は既に経営者だったり独立を考えてるなら超絶おすすめするぜ?
「これからの時代」なんて表現を使うと陳腐になっちまうけど、SDGsを無視していたら経営悪化に繋がりコロナも加わり昭和的価値観の経営ではもう生き残れない時代の経営指針をものすごくわかりやすく示している。
仮に今会社員として働いているとしても、一生そのまま安泰というのでもないなら読んでみて損はない。
もう45歳以上はリストラになる時代であり、コロナやロシアウクライナ問題で経済も悪化して先行き不透明だから個人でも副業やら複業で自分を守る時代だからな。
会社の方向性だけでなく、「これからの時代」の雇用者(社員・従業員・バイト)への接し方までめちゃくちゃページを割いていろいろ教えてくれている。

震災以後「絆」という言葉が散見されるようになったが、その重要性がさらに増しているということだ。
これからの時代「自分(自分の会社)さえ儲かりゃそれでいい」という発想では生き残れなくなることを示している。
利益追求型で社員を煽ってプレッシャーや恐怖によって支配して言いなりにさせようという昭和的スパルタ経営もアンサステナブルということ。
それくらいに今の20代は賢いからそんなところでいつまでも働いてくれないわけだ。
「心理的安全性」という言葉もよく聞くようになり、要は何でも言い合えて精神的に安心した状態で働ける環境のことだが、これがない企業ではパフォーマンスも悪いということ。
昭和の考えがすべて悪いとまで言わないが、時代が経過するにつれて悪い部分ばかり見えている昨今である。

作中もそんな昭和が終わったばかりのお話。
もう昭和が終わってから33年以上経過しているわけだ。
もう下ネタなんて言ってる場合じゃあない。
そういや下ネタなんかももう言えば「ドン引き」される時代なんだよな。
まぁ個人的にも下ネタは嫌いだからその風潮は悪いこととも思わないが。
上の世代ほどドギツイ下ネタを振りかざすからな。

大学ん時オレは今からじゃ想像もつかないだろうがちょっとした体育会に所属していた。
大学の体育会というとOBが結構顔を出しにやってくるもんだが、10歳くらい年上の毎週のように参加してくる「もう現役と同じじゃねーか」状態のOBが1人いた。
で、みんなで飲んでカラオケ行こうって流れになり普通OBならそこで帰るもんだが、そのOBはカラオケまでもついてきた。
カラオケと言えばもっとも世代の違いが現れる場所であり、当然10歳のジェネレーションギャップをモロに感じさせる選曲が続きリアクションに困る気まずい時間帯が続いた。
たしか田原俊彦の「ハッとして!Good」だかを選曲され、誰も知らないからそれだけでもドン引きなのにそこでさらにそのOBはおもむろにジーンズとトランクスをずりさげて下半身を剥き出し(ネイキッド)にした。
多分「それ」を出すことで10年前のノリならウけたんだろうが、こっちはもうみんな完全に顔が引きまくって完全に空気が絶対零度まで凍り付いたことを今でも昨日のことのように鮮明に覚えている。

しかもあの曲のサビ(?)の部分で身体を「ハッ!」とか言いながら右腕を前に出してバッと身体を開くような動作(フリ?)をするんだけど、その時そのネイキッドになったモノが思いっきり「ブルン」とした。
それを見てなんだかものすごく複雑な気持ちになったことを覚えている。
こちら側のあまりの顔の引きつりでさすがにOBもKY状態から正気に戻ったんだろう。
いたたまれなくなったのか「じゃ帰るわ」とそそくさと「逃亡」してしまった。
そんなことがあったから今でもたはらとしひこのハッとしてグー!をテレビとかで奴が歌って踊っているのを見るとものすごくほろ苦く・・・それでいて甘酸っぱいような不思議な気持ちにさせられる。
とても不思議な気分さ。

当時でさえそうだったんだから、今の20代以下が下ネタ耐性が低いことは容易に想像がつく。
でも「昭和世代」は「自分たちは面白い」という感覚で下ネタを言ってしまうしセクハラとの境界線すら理解していないから問題が生じるわけだ。
これってお笑い芸人の世界でもあって、やっぱり「ネイキッド」を敢行するお笑い世代は上の世代になればなるほど多くやっぱり「当時はそれでウけた」ってことなんだろう。
ガキの使いの「新年会」でも2010年くらいまで宮迫が普通にモザイク入りでやって地上波でOAされてたくらいだから。
宮迫はとにかく良く「出す」タイプみたいでいろんな逸話が入っている。
それやって笑う人間より引く人間の方が圧倒的に多い時代なんだろうに。

とにかく下ネタはダメってことだ。
このオレももう下ネタは一切言わないことにしている。
下品だよやっぱり。
相手をドン引きさせながらブログをやる気はない。
「きれいな世界」を作りたいんだ。
友達になろうぜ?

そんなこんなでまた長い脱線になったがアシュラマンは砂になっちまったサンシャインをコケにされブチ切れて6本の腕でバーザーカーをタコ殴りにした。
見出しの「まさに威力∞(ムゲンダイ)」という大仰なフレーズがちょっとジワった。
いつも思うけど6本の腕でコいたらどうなんだろうか?
やっぱいろんな相手にシゴかれてると思えて気持ちいいのかな?
そう考えると腕が6本あるってべんりだよな。
毎晩違う腕で・・・とかローテーションを組んでめくるめくような夜を過ごせるよな。

逆にジャンクマンはコきたくなった時どうすんだろうといつも心配になる。
あまり溜めすぎるのもよくないからね。
スッキリはしてほしいなって思って。
そもそも左手が何の説明もなく復元してたな。
悪魔超人も完璧超人も自力で「説明もなく復活」する術があるからね。
超人墓場なんてなくなったところで生き返る方法なんてこの世界じゃいくらでも残ってるんだ。

アシュラマンの6本の腕のパンチは「阿修羅六道蓮華」という名前なんだとさ。
どっかで聞いたような。
シャカの六道輪廻か。
意味は全然違うけど。
シャカはいつも目を閉じてマインドフルネス全開で悟りを開いているくらいだから出さなくてもへっちゃらなんだろうな。
便利でいいなぁ。

よく見るとアシュラマンは殴りながら発光を帯びている。
だが数コマ程度のことだけど相当描き方が細かい中井先生。
これは嶋田先生の指示なんだろうか。
注意深く見ていないと気づないなこれは。
仲間のことを想うと発光して強くなるということで。
キン肉マン世界ではもっとも「イキりキャラ」のアシュラマンだが実は本当は泣きっ面がよく似合う優しい心の持ち主だからね。

そういやその「泣きっ面が似合う」はネプチューンマンのセリフだが、アシュラマンもサンシャインもネプチューンマンにはさぞかし恨みがあるだろうに。
よくバベルの塔で襲われなかったもんだ。
そのネプチューンマン自体も超人タッグ編ほどの絶対的な雰囲気はそれ以降なくなっちゃってるけど。

それにつけてもバーザーカーだがベルセルクだか知らねーけどコイツも相当強い。
ナチュラル自体とんでもないバケモノだと思ってたがそのナチュラルと同等かそれ以上に思えるほど強い。
またビジュアルもカッコいいしこのキャラは伸びるかもな。
この試合単発で終わらすにはもったいないもんを感じる。
思えば苦労して超人生み出したら何試合も「使いたい」と思うんだろうなぁと思う。
苦労して生み出した超人をたった1試合だけで退場させるのって作者としたら辛いよな。

アーティストが膨大な時間とイマジネーションを吹き込んで生み出した作品が、たった1回だけの展示会に出されただけで「用済み」とされたらいたたまれない思いになるだろう。
AVじゃないんだから「1回見たら終わり」じゃ辛いよな。
逆にAVなんかはもう「1回しか見られない」前提で作ってるだろうから不必要に手が込んだもんを作ろうとしないもんな。
実際同じ作品で何度もヌけるような勇者はあまりいないだろう。
どうしたって最初に見た時の鮮度と興奮はもう戻ってこない。
そもそも単体女優自体めっちゃ興奮できるのは最初の1回のみなのが正直な印象。

だからなのかAV業界は爆笑AVタイトルでふざけたような作品次々と産み出すもんな。
「咥えん棒将軍」とか
「必殺シゴキ人」とか
「パイレーツオブカリびんびんやん」とか
こんなタイトルつけるような作品で何度も何度も何十年も見てもらって右手を激しくシェイクさせ続けるつもりなんて毛頭ねーだろう。
そもそもこの手のタイトルの作品でヌけた奴っているんだろうか?

「どうやって出すのか」は男の・・・男の中の男の永遠のテーマだが「鮮度とスピード」はとても重要。
どの作品見てても同じ男優だと「またこの男か・・・」とそれだけで萎えるし。
それって男優の側のしみけんも認めてたな。
でもしみけんって〇カトロ好きなんだとよ。
ガチで〇ンコ食いたいからAV男優になったとか。
スカト〇とかウン〇とかこの手の性癖は全く理解できないし絶対ヤりたくねー。

なんでこんなコ汚い話になってんだ...。
まぁどうせこんなアンサステナブルアナルティックアナルスティックスカトロジーエキセントリックウンココッテリシコタマバーングエクスプロージョン糞ブログなんて誰も見てねーから何言ってもいいか。
ましてや女性はただの1人たりともこんな糞ブログ見ようともしねーだろうからな。
言いたいこと言いまくれる世の中っていいよな。
たマラねぇよな?
勃ってきた・・・。

とにかくバーザーカーは超神の中でも相当強い部類だろう。
バーザーカーブレードやら超人殲滅落としやら。
超神もさぞかし強いのかと思いきやノトーリアスとかエクスキューショナーとかリヴァイアサンは大して強くなかったからなぁ。
ノトーリアスなどむしろ「弱い」部類に入るだろう。
強いイデアマンの威を借るキツネ・・・ケンダマンの威を借るスクリューキッド感がハンパない。
ジャイアンの威を借るスネ夫。

でもバーザーカーも大技一気に出しまくってもう負けるパターン。
アシュラマンにはまだアルティメットアシュラバスターが残ってるからね。
Ⅱ世から「逆輸入」するかどうか微妙だけど。
でもハラミッタラリアット使いまくってるし。
やるだろうな。
それくらいしかフィニッシュ浮かばないし。


「フィニッシュ」つってもあっちのフィニッシュじゃねーぞ?
フェティッシュでもねーぞ?
ティッシュはいっぱいいるだろうけどな。
間違えるな?

キン肉マン 週プレ最新作 第388話 「便利屋の大男との絆!!」の巻 感想(ストーリーあらすじ含む)レビューは以上。
次回は8月1日発売です。
下ネタ ダメ 絶対

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