キン肉マン 週プレ最新作第217話 「スペイン茶会事件!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
なんか前回の「滾れ!紅茶!」といいこのシリーズはサブタイトルが秀逸というかセンスに溢れてる(笑)
サブタイトルって嶋田先生が考えてんのかな?
嶋田先生はいちいち各超人独特の「鳴き声」まで与えてるしめちゃくちゃイマジネーションに溢れるお方
キン肉マン関係のイベントにはどこにでも出向くしめっちゃコミュ力高くて社交的だしホントすごいと思う
ゆでたまご先生・・・一生ついてイきます!
で、氷のリング(アイスバーン)から飛んだティーパックマンがヘイルマンに放った「掟破りの百戦百勝脚」
「本家」のラーメンマンは紅茶より烏龍茶派なんだろうけど今はキン肉星で結界の中・・・
ティーパックマンは「オレが貴様に飲ませてやるのはこの煮え湯のみだー」と喚き散らし頭部の紅茶をこぼす
すると氷のリングの「凍結力」がすごいのかそれが都合よく一瞬で凍結してスキーのジャンプ台状態になる
ウソだろうおい!
熱湯が一瞬でスキージャンプ台に変化するほど凍結するようなリング上ならその上で闘ってたら凍死だぜ?
もはやキグナス氷河も真っ青の「絶対零度」状態のリングと化したこの闘い
そもそもそうなりゃ周囲も相当な寒さのはずだが
とにかく気にしちゃいけないんだろうねこれはもう
だけど突っ込まずにはいられない
違うモノもTバック美女相手に突っ込みたいし
ゼットンの一兆度の火球みてーなもんか
で、Tバックマンは続けてナニをするかと思えばTバックを紅茶に浸してその「ジャンプ台」に叩きつける
そして滑り出したTバックに乗ってそれをスノボ状態にするわけだが・・・
ジャンプ台を逆に上昇しているのが普通のスノボと違うとこ
なんで坂を上に滑ることができるんだ(笑)
それだけ勢いよく叩き付けたってことにしとけば良いのかな?
鎧の重さで落下速度が速くなるマンガだからね
ティーパックマンは「ようやく慣れて来たぜ。オレは頭のカップに常に紅茶を満たしたまま闘ってきた超人、そのためにはどれほどの平衡感覚がいることか。こんなアイスバーンごとき」と語りながらジャンプ台をティーパックで逆に「滑り上がって」ってハイジャンプ
そもそも空だって飛べるんだろうからこのジャンプ演出必要か(笑)
でも確かに頭の紅茶こぼせないからスープレックス系の技とか一切できないもんなティーパックマンは
カレクックにも言えるかそれは
で、空中でクルッと一回転して「くらえー!」と何をやるかと次ページまで溜めて溜めて~
結局やったのはバカの一つ覚え状態になりつつある「ティーカップウィップ」
もう次ページに進んだ途端にズッコケる展開
他に技ないのかよ!
まるでラリアットだけで試合した阿修羅原みてーになってきてんじゃねーか
90年代新日で長州とラリアットだけで勝負とかいう試合やって普通に長州のリキ・ラリアットに負けてたな
とにかくあまりにも引き出しがなさすぎるティーパックマン
ただひたすらティーパックで相手を撲殺するだけのファイトスタイルということか
たまに百戦百勝脚をパクりますよって程度で
もういい加減にしてほしい
ティーパックドライバーとかなんかすごい技出せや!
勃ってきた・・・
だがこのティーパックウイップはヘイルマンの横っ面をジャストミートした
90年代全日の名物アナといえば福沢ジャストミート朗
「プププ・プロレスニュース」は最高だった
とにかくヘイルマンは「カキラァ」とか言って結構効いたご様子
始めてこの闘いでティーパックマンの攻撃でダメージが通った描写だ
ティーパックマンは「二度と食わないんじゃなかったのか?」とヘイルマンをコケにする
そして「コポー」とか言いながらティーパックを投げて今度は紐の部分をヘイルマンの首に巻き付ける
そしてティーパックマンは首に巻き付けたままヘイルマンと背中合わせになって宙釣り状態にする
さらに背中合わせのまま足をロックして・・・お!ナニかヤるのか?
次ページに進むとついにティーパックマンは新(?)技の「死のティータイム」を敢行する!
ティーパックウイップしか「引き出し」がないとか言ってしまってすいませんでしたゆでたまご先生
好きです
でこの「死のティータイム」
要するに首をティーパックのヒモで巻き付けて宙づりにしながら足はインディアンデスロックで固定する
そして相手に体ををブリッジ状態に反らせてギッチンギッチンと背骨をへし折る趣旨の技のようで
まぁありがちな技と言えばそれまでだけど
Ⅱ世のボーン・コールドの3Dクラッシュあたりとかなりかぶっている技でもあるし
でもそれをティーパックマンがヤるってことに意義があるんだよねこれはもう
で、完全に宙に浮いた状態(やっぱり空飛べるじゃねーか)でヘイルマンを反りあげて背骨をヘシ折るかそれともロビンマスクのタワーブリッジみたいに相手を真っ二つにするまでヤっちまうかという状況にまでなって来て一気にティーパックマン勝利なのかという展開?
・・・なわけねーんだけどね
話の中盤で出てきた技が決め技になることはこのマンガではほとんどないわけで
そもそもティーパックマンが勝つなどどう考えてもありえない展開でありドラクエで言う「負けバトル」だし
それでも「Tバックまん!」と嬉しそうに歓喜の声をあげる委員長(ハラボテ・マッスル)とノック
ピュアなんだね
もう70過ぎてるのに(笑)
ノックは何歳だ?
パッと見20才~100歳くらいだな
多分それくらいだろ
で、かなり強烈にヘイルマンを反りあげるティーパックマン
ヘイルマンも「カッキャ~ッ」とか言ってかなり呻いているから効いてるのか?
ティーパックマンは「さぁこれで勝負あった。ギブアップすりゃ命だけは助けてヤるぜ」と情けをかける
ヘイルマンは仮面に脂汗が浮かんでいるという「物理的に可能なのか?」状態でとにかく効いてはいるようだ
だが「カキ・・・カキカキ何がギブアップだ。とんだお笑い草だぜ・・・」と強がる
まるでラオウにブッ殺される直前でも「拳王のク・ソ・バ・カ・ヤ・ロ・ウ」と強がった雲のジュウザみたい
とにかく顔(仮面)も脂汗まみれの油ギッシュになり声も絶え絶えでカキカキ言ってるヘイルマン
相当「効いちゃってる」のは事実だろう
ティーパックマンごときにこんな苦戦しちゃってたらアイドル超人相手じゃ試合にならないぜ?
それでいいの?
カキカキいいやがって・・・
試合中にカイてんじゃねーよ
しかし次ページに進むと「それが一番わかっているのは今のお前じゃないのか?」と突き付けるヘイルマン
その言葉に動揺して反応するティーパックマン
そうとう「グサッ」と突き刺さる衝撃の一言だったんだろう
もうこのたった一言だけで一気に形勢逆転ムード
せっかく勝てるかと思ったのにね
ダメだこりゃ
ヘイルマンは「確かに見栄えはなかなかの技だ。だが実際オレに仕掛けてみてわかっただろう?」と問う
そして肉体を反らそうとするティーパックマンの力がジョジョに奇妙に逆方向に戻され始める
「この力!」と驚愕するティーパックマン
どうしてもこの目に違和感が消えない・・・
ヘイルマンは「お前には決定的に足りないモノがある。それは超人としての基礎腕力だ!」と絶叫
そして一気にティーパックマンが引く力を逆に体の力だけで引っぱり返し「逆綱引き」対決で圧勝状態となる
そりゃそうだ
しょせんは2軍超人
聖闘士星矢で言えば青銅聖闘士のライオネット蛮みてーなキャラなんだから
相手のヘイルマンはキグナス氷河やアクエリアスカミュみてーなもんだ
根本的なスペックがザコなのはわかりきっていたことだ
超人タッグ編に参加すれば大会参加をご遠慮願われる立場の超人なんだ
そしてついに足のインディアンデスロックも解けてしまった
首なんか鍛えてないで肝心の腕と足を鍛える方が重要だったんじゃねーのかティーパックマン
首鍛えたって頭部への打撃に打たれ強くなるくらいしかメリットねーだろうに
そしてヘイルマンの後頭部へ逆立つような状態になっている頭髪は氷の刃のようでそれが伸びる
そしてティーパックマンの眉間を切り裂く
「コパァ」とか言って悶絶するティーパックマン
「クパァ」とかやって悶絶させるティーバックギャル
ヘイルマンはティーパックマンをリバースデスバレーボムン態勢に捉えて強烈に氷のリングに叩き付ける
また「コパァ」とかいって大の字にダウンするティーパックマン
するとヘイルマンは倒れたティーパックマンの頭部のティーカップのスケートの刃状の氷の足で踏みつける
「なかなか凝った技だった。だが哀しいなぁ。非力というのは実に哀しい」と言葉責めに入る
そして「お前の超人強度は30万にも満たない程度じゃないのか?」と一番傷つくことを平然と言い放つ
それは・・・ティーパックマンが一番ふれられたくないことだろう
ティーパックマンの超人強度は25万パワー
あのザ・キンターマンの35万パワーよりさらに小さいのだ(泣)
ヘイルマンはカキカキ言ってカキながら「それじゃこのオレ様には勝てない」とさらに罵り続ける
そしてグリグリと踏みつけ続ける気持ちよさそうなプレイに発展
だがティーパックマンは決してドMのブタ野郎じゃなかった
踏みつけられていた足を取ってドラゴンスクリューを敢行する
「このオレを舐めてもらっちゃ困る」と絶叫しながらやはりこれしかないティーパックウイップへ
だがドラゴンスクリューも空中で回転して倒れないヘイルマンは「その得物はもう終わりだ」と身構える
そして口から「ヘイルブレス」とやらの凍り付くような吹雪(雹らしい)を吐く
ドラクエ風に言えば「かがやくいき」ってやつか
そしてティーパックがヒモごと完全に凍っちまった
これでもうティーパックマンは百戦百勝脚のモノマネ以外何もできないド素人超人に成り下がっちまった
なんせティーパックもヒモもカチンコチンに凍りついちまったんだ
Tバックや紐パンを見ればこのオレ様も違うところがカチンコチンコ状態だ
で、ヘイルマンは再びスケートで迫って来てブリザードハンドを敢行
断末魔(?)のティーパックマンの妙に美化された目が見開かれカットイン
次ページに進むとティーパックマン自身が切り裂かれるか貫かれるかと思いきやティーパックが切り裂かれた
ティーパックだけか
それを話のラストでオーバーに描くか
結構引っ張るね~この闘い・・・
次回予告煽り見出しは「次回、ティーパックマンの反撃はあるのか・・・!?」とめっちゃ含みをもたせてる
そりゃ今回で終わらせず次回まで引っ張った以上ティーパックなしの何らかの闘いがあるんだろう
超人強度25万パワーでもここまで粘るかティーパックマン
逆にこれだけ引っ張られるヘイルマンもヤバいんじゃないのか
でもうまいことほとんどダメージ描写もなく格を落とさないように描いてもいるね
しかしティーパックマンごときがここまで粘るのもなんだか微妙な気持ちにさせられながら今回は終わり
———————————————————————————
この闘いが始まってこれで2話費やされた
せいぜい3話までで良いだろう
そこまで人気超人ってわけでもない(超人総選挙は73位で150票)
ため息つくほどイキじゃない拍手をするほど働かない子供の夢にも出てこない
そんな「ないない」づくし雑魚超人の闘いが5話や10話も描かれたらテンポが悪すぎる
大人が懐かしがるほどじゃないし・・・いやこれは当たっているか・・・宇宙船サジタリウス・・・
だからと言ってダメじゃないダメじゃないティーパックマン、ダメじゃない!
「死のティータイム」はヘイルマンも言う通りなかなかよかったし、結構面白い闘いだったりもする
まさに今のティーパックマンは「スターダストボーイズ」のようにこのオレ様をワクワクムラムラさせる
この作品では今まで冷気を武器にして戦うキャラがいなかったこともあるし決してつまらない闘いじゃない
下手したら将軍様VS閻魔様のちょっとインフレしすぎで入り込めない戦いよりおもしろいかもしれない
オレをムラムラさせたら大したもんですよ・・・カイてないですよカイてないですよ・・・
ヘイルマンの超人強度はいかほどか?
偉そうにオメガ・ケンタウリの六鎗客とか名乗ってるし当然1億前後の「夢光年」級の数字はあるんだろうな?
ただ超人強度の差なんてあってないようなもんだよね
悪魔将軍だって1000万程度だけどあの強さだし
よく言われる98万パワーのロビンマスクが1億のマリポーサを倒したとかさ
だったら25万と98万の違いなんて大差ないだろうと
ただアイドル超人は皆火事場のクソ力的な潜在的発動パワーがあることが描かれ始めたからな
全身が発光し始めるとその状態だ
そうなると超人強度が5倍10倍になるのはバッファローマンVSグリムリパー戦でも描かれている
だからそれがあるかないかの違いなんだろう
おそらくその「発光」があるのはアイドル超人もブロッケンjr.まででそれ以下のジェロニモにはない
当然さらにその下の2軍超人(ウルフマン・便器・カレー・茶・カナダ野郎)たちもないってことなんだろう
そうなりゃ当然基本パワーの25万だけで戦わなきゃいけないわけでそりゃ確かにしんどいかもね
でもキン肉マンだって火事場のクソ力奪われて95万だけになっても1億のゼブラや8000万のオメガマン倒したし
やっぱそこまで大した意味ないんじゃ・・・
後付けでどんどん超人強度の「数値」だけインフレしたけど闘いのレベルまではインフレしなかったみたいな
ビッグボディが1億と言われても誰もピンとこねーだろ
逆にジェロニモは人間時代の方が「火事場のクソ力」持ってたんじゃねーかってくらい強かったし
たマラねぇ問題だよなこればっかりは・・・
やるせねぇっていうかよ・・・
強さの数値化ってやっぱり難しいんだろうな
ドラゴンボールの「戦闘力」だってもう数字がインフレしすぎて表示するのすぐにやめちゃったもんな
あれもやっぱり超人強度からヒントを得た発想だったのかな
超人強度よりは性格に強さの優劣を争う指標ではあったけどな
とにかく次回ティーパックマンがどこまで粘るか見届けてあげましょうか
でも一週休みで次回まで2週間空いちまうな
おそらくその次も祝日挟むからまた2週空く気がする
その上ティーパックマンがこれだけ粘るんだ
この「2軍超人」5人衆の中で一番弱いティーパックマンでこれだけ粘るなら他はもっと長引くだろう
少なくともウルフマンの闘いだけは多少引っ張るだろうし
キン肉マンがバルセロナに到着するのは年内には無理かな(笑)
リラが咲くころバルセロナへ到着するのは絶望的な感じになってきちまった
そういえば佐藤藍子って最近みねーよな
いや・・・なんで急にそんなこと言うのかって特に意味もねーんだけどよ・・・
別にキン肉マンともバルセロナとも光源氏とも何の関係もないし
ただ・・・なんとなく今フッと藍子の・・・オレの藍子の顔が脳裏に浮かんだんだ(´_`;)
でも藍子もいいけどやっぱりこのオレの鼓動を熱くするのはお天気キャスターの元井美貴だな
どうせオレの藍子はキン肉マンに興味ねーだろうけど
でも元井美貴は・・・違うぜ?
ありゃゴリゴリのキン肉マンフェチだ
そんな「キン肉マン愛」に溢れる姿を見ていると愛で鼓動早くなる・・・
オレの鼓動早くなる・・・
元井さん・・・
おもとさん・・・
もうこのオレは・・・あぁ・・・美貴さん・・・
ミキティー!
ミッキー!
アーッ!
それにしても再登場予告をされたキン肉アタルはいつになったら出るんだろうか(笑)
これも年内に登場は絶望的に思えるが(笑)
2軍超人戦だけで相当引っ張れそうだからなぁ
う~ん・・・
あ、ちょっとゴメン・・・藍子やミッキーやアン教授の事考えたたらマジで勃ってきたから今回はここまで
一週空くしこの後「熊と自然」についてじっくりネチネチと語ろうかと思ってたんだけどもうがマンできねぇ
キン肉マン 週プレ最新作 第217話 「スペイン茶会事件!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は9月18日発売です(今回の更新はちょっと下ネタ多くてゴメンね)