キン肉マン 347話 インテリジェンス・モンスターの真価 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第347話 「インテリジェンス・モンスターの真価!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビュー
リアルツインDDTをくらってマットに脳天から突き刺さったゴッドセレクテッド。
フェニックスとビッグボディはもはやKO負けの時のような描写でどちらも吐血してダウン。
これってマッスルドッキングくらった後のペンタゴン・ブラックホール・アシュラマン・サンシャイン・ネプ・ネプキンの描写と同じわけよ。
でもこれで終わるわけもないし。
胸を貫かれても死なないマンガになったことで吐血したくらいではまだ闘えるのかKOなのかの境界線も曖昧になってきちまったな。

イデアマンは「たかが超人ごときに大人げないことをしてしまったな。少々胸が痛むわい」とさすが理性の神らしく超神にしては妙に優しいまるでウルトラマンキングみてーな性格を見せる。
しかし雑魚(小物)臭がハンパないノトーリアスは「気にすることはない。超人ごときが図に乗るからこうなる。悪いのはコイツら」と発言まで小物感たっぷり。
すると「仏」の表情を見せ始めていたイデアマンも急に悪魔みてーな表情になって「あぁ本当に悪いヤツらだ」とつぶやく。
誰が言ってるのかダウンカウントが数えられる中でフェニックスとビッグボディは勃ち立ち上がり始める。
それを見たイデアマンが「スピード・タイミングとも隙はなかったはずだ。なのになぜ立ち上がってこれる?」とつぶやく。
勃ちたい時にはFカップ。

ビッグボディは「決まってんだろ。お前らの技がしょぼいからだよ」とイデアマンをコケにする。
ブチ切れたイデアマンは「ええい黙れこの死にぞこないが!」とビッグボディにタックルをかましてコーナーにそのままプレスする。
フェニックスが「ビッグボディ、お前は下がれ。ここはオレが引き受ける」と言うと、イデアマンが「何を偉そうに」と顔面に喧嘩キックを叩き込む。
しかしフェニックスも「偉そうなのはお前だろ」とすかさずローリングソバットで反撃。
そしてフェニックスは「オレは常にダメージを最小限に抑えるよう計算して闘っている。今の技はなかなかだったが、お前の計算よりオレの見積もりの方がやや上回った」と自らの頭の良さをひけらかす。
さらに「その結果こそ、常に架空の理想を求め続ける“理性”に対する、現実主義の“知性”の勝利だ」と思いっきりイデアマンをコケにする。

怒り狂って狂乱状態のイデアマンは「黙れ小童!こざかしい!」と絶叫してフェニックスをタコ殴りにしてもう「理性の神」らしさのかけらも見えない。
完全に理性を失って殴りまくるイデアマンに対して、フェニックスはキン肉王家だけに許された最強の防御技・肉のカーテン(アニメ版では「キン肉ガード」)で対抗。
イデアマンは「ええい、そんなニセモノ」と言って脳天エルボーをぶちかますと、フェニックス流に肉のカーテンはあっさり崩壊。
イデアマンは「やはりまがいモノではもたんな」と言うがそもそもなんで肉のカーテンのこと知ってんだ?
するとそこにビッグボディがイデアマンにタックルをぶちかまし、「フェニックス、お前のその防御一辺倒、何か狙いがあるんだろう?」と問う。
そういやノトーリアスは何やってんだ?

ビッグボディは「耐える役目はオレがヤッてやる。お前は頭を使える安全地帯でそれをしっかり考えろ。インテリジェンス・モンスターよ」と告げる。
インテリジェンス・モンスターってブルーザー・ブロディのニックネームだったよね。
フェニックスの場合「インテリジェンス」はいいんだけど「モンスター」という表現があまり合わないような・・・。
フェニックスは「恩に着る」と言ってコーナーマットに戻り、「奴は硬い。今はただ耐え続けろ」とHOLDOUTみてーなことを言う。
ビッグボディは「ここから先は通さん!」と言ってイデアマンを一本背負いで投げるがイデアマンは空中で反転して足から着地。
するとここでようやくノトーリアスがリングに入り、「ソイツの処理ならオレに任せな」とビッグボディに攻撃を仕掛ける。

するとここでフェニックスが「ビッグボディ、今だ!交代だ」と言う。
え?こんなに早いの?
もっと時間かけてすげぇこと考え着くと思ったのにたった4コマで「熟考タイム」は終わっちまった。
そして入ってきたノトーリアスにフェニックスがドロップキックを叩き込む。
ノトーリアスは「お前はイデアの獲物だろうが。オレはあのデカブツを切り刻みたいんだよ!」と喚く。
そして長い牙を突き出してフェニックスの肩を貫く「サーベルタイガー・デンス」を敢行。

フェニックスは肩に食い込んだ牙を引っこ抜く。
ノトーリアスは「意外と脆いじゃねーか!」と爪でフェニックスの胸部をザクザク切り刻む。
フェニックスが脆いことが「意外」って散々ナメくさってたくせに脆くないと思ってたのか?
とにかくフェニックスは想像以上に出血してダウン。
ノトーリアスはイデアマンに「さぁお前の獲物だ。好きにしな」と言ってタッチ。
イデアマンは「あぁお前からタッチを受けるこの瞬間こそ我が至高の刻(とき)」と言いハァハァと興奮しながらリングインするちょっとアブない人になってきた。

するとここでフェニックスが急に眼を見開き「そうこの瞬間・・・お前の至高のその刻がお前の警戒が唯一解かれる瞬間だ!」と早くも(?)マッスルリベンジャーを敢行。
どう見ても次回でKOする雰囲気でもなく、不発か決まっても効かないパターンなのは見え見えの展開で今回は終わり。

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こんな早い段階で決め技を出してしまうということはフェニックスの負けフラグかなとも思うけど、マンモスマンも序盤に全ての持ち技出しても勝ったからね。
フェニックスが勝つならさらにすごい技を出す必要がありそうだがどうなるのか。
それにしてもノトーリアスはスクリューキッドみてーになってきたな。
自分は相手を刺したり斬り刻んだりするだけですぐ引っ込んでほとんど闘いをイデアマンに任せるあたりケンダマンとスクリューキッドの関係にそっくり。
「フィギュアフォー ティガークロー クラッシュ」は地獄のねじ回しみてーだし。
たまりません。

キン肉マン 週プレ最新作 第347話 「インテリジェンス・モンスターの真価!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)レビューは以上。
次回は5月31日発売です。

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