キン肉マン 週プレ最新作 第510話 「大木にとまる蝉!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
テリーマンの“理想のファイター”に変貌したエンデマン
「バッコバッコ」という鳴き声は放送コード引っかからないのだろうか?
さすがにそこまでは考えすぎか
そんなことばっかり考えてるからそんな心配が出るんだろうな
ズッコンバッコン
試合はもうテリーが一方的にバッコバッコとヤられる展開
デカいだけじゃなく動きまで速ぇ~
背後を取って飛びつきチョークスリーパー狙ってもワンハンドで引っぺがされちまうほど圧倒的な差
超人強度が1億と95万でパワーの差自体元々圧倒的なのにさらに「理想」と「現状」の差まであるわけだからな
こんな奴どうやって勝つんだ!!
もう勝ち目ゼロじゃねーか
あるとすれば「完璧すぎる」が故の慢心を突くとかそんな感じ?
でもそれも説得力がないような・・・
一気に五大刻最強の雰囲気を帯びてきたエンデマン
最初は一番弱そうなイロモノだったのにね
イロモノって時点で一回こっきりの雑魚キャラであることが定番だけに
でも全然イロモノじゃあなかったと
しかもこのキャラ(というか設定)面白いからいろんなキャラと闘わせてみたいよな
「理想のフランスのルピーン」とか
「理想のカニベース」とか
「理想のイワオ」とか
そんな姿になるか見てみてーよな
でも「理想の五分刈りの旦那」だけはカンベンな?
テリーマンの“地味すぎる必殺技”のブレーンバスター
これもホントはそのままジャンプして空中で旋回して落下速度や遠心力まで加えて脳天から叩きつける技にしたかったらしい
魔雲天の巨体を抱えてそんなことできるんだろうか?
そもそもプロレスみたいに持ち上げる瞬間に相手が息を合わせてジャンプしてくれなきゃブレーンバスターなんて絶対に実現不可能な技なんだから
実現できる時点で既に十分「理想の姿」ではあるだけどな
下手なプロレスラー同士の試合では「せーの」って声かけあってから持ち上げてるの客に聞かれたりしてるからね
プロレスごっこやってみるとプロレスの多くの技が相手が協力してくれないと実現不可能であることがよくわかってしまう
ブレーンバスターなんて論外レベルだしボディスラムすら無理
まず100kgを超えるような重さの人間の身体を180度反転させて持ち上げること自体めちゃくちゃ腕力がいる
そもそもリアルファイトなら股間に腕を通そうとした時点で膝を顔面に叩きつけられて終わり
ブレーンバスターだって相手が踏ん張るのはもちろん踏ん張らずに力抜いてたって100kgを超える人間の肉体を持ち上げて360度後ろに投げるなんてどんだけ無理かわかる
結局相手に「飛んで」もらわなきゃ技は成立しないのはプロレスごっこでも実際のプロレスでも一緒だ
プロレスごっこというものをやると一気に「幻想」がはがれちまうもんだ
まだあの頃は暴露本なんてなかったし(厳密にはあったけど大して話題にならなかった)会場に来る客は「真剣勝負の試合」と思い込んで必死に推してる選手の勝利を願って応援してた
もう「ショー」としてのテンションじゃなかったもんな明らかに
第一回G1の決勝戦もオレはリアルで両国で見てたけど蝶野が優勝した瞬間泣いてる客(成人男性)までいたし
でもプロレスごっこやればロープに振る時点で相手がすんなり走らない・走るわけがないことさえムリだとわかってしまう
知らない方が幸せだったのかどうかはわからないが・・・
ブレーンバスターから一気に壮大な話になっちまったがとにかくテリーが絶望的ということだ
全くなす術ない状態
でもテリーはやっぱり絶望的な状況からの逆転が映えるキャラだからここからなんだろうね
キン肉マン 週プレ最新作 第510話 「大木にとまる蝉!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は11月10日発売です
