キン肉マン 週プレ最新作 第444話 「1億パワーの果てに!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
やはり強いパピヨンマン
通称パピー
マリポーサ大嫌いな邪悪の神を再び体内に取り込んでもほとんど効果がない
ヘイルマンを倒したアステカセメタリーも通用しない
五大刻おそるべき
ヘイルまでこの強さならファナティックはどんだけ強いんだろう
まぁそれくらい強くないと面白くないがあまり強すぎると「どうやって勝つんだ?」という話になってきちまうな
バトル漫画家がよくやる失敗として敵のボスキャラをあまりに強い設定にしすぎて倒すストーリーが思い浮かばなくなるパターン
そういえば最近は男塾に今更ハマっているがその宮下あきら先生の作品に『瑪羅門の家族』っちゅうもんがあった
あれ個人的には結構面白くて続いてほしかったんだけど打ち切りになっちまった
ラスボスとの闘いにこれから向かうというところでのめちゃくちゃ中途半端な終わり方
ただあれ形は打ち切りだけどあのラスボスの孔雀院一馬をとんでもなく強い設定にしちまって続いてたら大変だったと思う
主人公の龍たち7人の仲間がそれぞれ持ってる特殊能力を1人ですべて有してるなんてめちゃくちゃな設定なんだから
7つの能力とは
1:念力
2:炎
3:剛力
4:超スピード
5:何でも砕く
6:身軽で花びらの上にでも乗れる
7:あらゆる動物と仲良くなれる(必要か?)
上記7つだ
それを仲間1人ずつが有しているのに孔雀院一馬は1人ですべて有してる
勝てるわけねーだろう
龍たちが勝つなら7人いることによる「分業」戦略くらいしかないだろうが
最終的には龍が戦闘中にスーパーサイヤ人的な覚醒がないと無理だろう
実際龍は瑪羅門族最強の指導者である「転輪聖王」になるべき存在と作中で明かされてたし
その可能性は十分にあっただろうが
宮下あきら先生の作品ってボクシングマンガの「バクダン」も打ち切りでさらに短期で終わっちまったな
アレも結構面白かったし続いてほしかったんだけどな
あれは一応最後はチャンピンになって終わる形で綺麗には終わったんだけどかなり投げやりというか
最後の方はダイジェスト的に流して宿敵との戦いも一コマで終わらせちまう有様
どっちみち残念な終わり方だったな
ジャンプ黄金時代だけに人気にはシビアだったから打ち切りも早い早い
話が宮下あきら先生のネタに大きく逸れたがとにかくパピーは相当強いってこと
ってことはファナティックはさらに強いことになる
その上の刻の神はさらにもっと強いわけで
そんなバケモノみたいな相手をキン肉マンはどうやって倒すのか
闘いの前はめっちゃビビって逃げようとする姿も目に浮かぶようだが
ただ強いだけじゃなく時間を自在に操る神だからとんでもねー
それにしても飛翔の神はなんでボディから顔を出したりしてたんだ?
かつてはそんな風に顔を出したりしてなかったのに
まるで寄生虫サタンクロスみたい
そんなことしてるからそこ狙われて攻撃されちまうんだよ
殴られるのイヤなら体内に引っ込めばいいのにね
一度ロックオンされたら逃げられない設定なのか?
パピヨンマンも1億パワーあると明かされいよいよとんでもなくヤベー奴感が出てきた
つってもこのマンガの超人強度ほど基準が曖昧なものもない
これまで出てきた1億パワーの超人ですごいパワーを感じさせたのってザ・マンくらいのもんだろう
寧ろ1,000万パワーのバッファローマンの方がフェニックスやゼブラやマリポよりパワーがある印象だったし
将軍様もジャスティスマンも1,500万パワー
超人強度など何の指標にもならないよ
キン肉マン 週プレ最新作 第444話 「1億パワーの果てに!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は3月18日発売です