キン肉マン 66話 窮地に浮かんだ“笑み”!!の巻 感想

キン肉マン最新作第66話 「窮地に浮かんだ“笑み”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)
前回のラストでウォーズマンはポーラマンの「マッキンリー颪(おろし)」というめちゃくちゃ痛そうな大技を壮絶に喰らっちまいました
この強烈なダメージのおかげでこれ以後ウォーズマンの全身は常にバチバチとショートしている状態になり、見た目上はドラゴンボールのスーパーサイヤ人2のような視覚効果(エフェクト)を得られ逆に強そうになりました
オイルと機械の焼ける臭いを発し、ポーラマンにその絶大なダメージを伝え前のめりにダウンするウォーズ
そのうつ伏せの背中目がけポーラマンはトドメのポーラネイルで串刺しにしようとします
しかしウォーズマンは後頭部にも目があるのか間一髪それをかわします
ポーラマンはポーラネイルがマットに突き刺さっただけなのになぜか「バギャア~!」と悲鳴をあげます
痛がりなのかな?
これで身動きできなくなったポーラマン
ウォーズマンは今がチャンスと対ザコ専技でもあるこの試合2度目のスクリュードライバーを敢行
その目を見たポーラマンが「超人レスラーの目ではない。完全にマシーンの目」だとあまり意味のない指摘
別にウォーズマンは理性を失ってもいないんだが・・・
スーパーストロングマシーンみてーなもんか
正体は平田じゃあないけど
スクリュードライバーは見事ポーラマンのどてっ腹に命中!
あとはそのままグルングルン回転して腹をエグッて貫通するだけです
魔方陣グルグルみたいなもんです
明日もはなまる元気になあれって感じではあるのかな?
ついにスクリュードライバーが“ザコ専”から脱却する日が来るのか?来るのか?来ちゃうのか??
しかし・・・やはり強豪超人がスクリュードライバーですんなり貫通されるわけがありませんでした・・・
ポーラマンは筋骨隆々のガチムチ巨漢超人で決してデブではないですが、
その筋肉は脂肪のような柔軟性を誇っているのか北斗の拳のハート的にウォーズマンの腕がめり込み、
そこから先に進まなくなり回転が止まってしまいました
スクリュードライバーの遠心力を完全に吸収しきったハートじゃなくてポーラマン
メリ込んだウォーズマンをその反発力で弾き飛ばしちまいます
奴を倒せるのは南斗聖拳だけなのか?
しかし北斗神拳は無敵だ
決して「へなちょこ拳法」ではないんだ
白熊は屠殺場へ行けってなもんです
ウォーズマンにとって柔破斬的な必殺技と言えばやはり・・・光の矢?
しかしその光の矢を放つ元ともなるベアークローがついにポーラネイルにヘシ折られちまいました!
これでもう二刀流にして超人強度を倍にするという物理的に可能なのか(?)な芸当もできなくなっちまいました・・・
ポーラマンは「完璧超人に敵わず散っていった超人(ロビンマスク)をなぜ崇める?お前が崇めるべき存在は目の前にいるだろう?」と痛がりのくせに自分を神のような超・上から目線発言をかまします
ウォーズマンは自身の体内分析を開始
右上腕三角筋、左腕膝蓋骨のダメージを確認
さらにポーラマンの攻撃を受けメリ込んでしまっている左側頭部と前頭部も当然のごとく確認
緊急生命維持装置を発動するとのこと
活動限界時間残り16分40秒で全身損傷率38%とのこと
この状況でウォーズマンは「オレに残された時間は少ない」と悲壮的な発言
いや・・・16分もまだ動けるなら結構あるんじゃないの?
残り5分とかならともかく
ドラゴンボールのアニメ版は悟空VSフリーザがナメック星爆破まであと5分となってから8週間も引っ張ったが
残り16分だったら1年は引っ張れたんじゃないかって話で
しかしそんなこのオレの思いも届かず、ウォーズマンは「こうなったらオレの命などどうでもいい。刺し違えてでも勝利してやる」とますます悲壮的な決意表明
そもそも全身損傷率もまだ38%ってそんな大事でもないと思うけど・・・
それに「刺し違え」ただけなら勝利ではないと思うんだけどな・・・
妙にここはツッコミたくてツッコミたくてたまらない部分だからついあれこれネチネチネチョネチョと場末の飲み屋でクダを巻くオヤジのようにねちっこく絡んでみました
たまりません
ウォーズマンは残る右腕のベアークローでポーラマンに攻撃をかけますがこっちもついにポーラネイルでへし折られついに両手のベアークローを失い完全に「光の矢」への道を断たれました
まーでもあれ出した時もベアークロー折られたのになぜかまた普通に再生して生えてきたけどね
それ以前にベアークローで殴りかかって素直にブッさされた超人なんて見たことがない
せいぜいウォーズマンの公開トレーニングの死刑超人衆(孫に会いたい奴除く)くらいのもんかと
だがベアークローを折られたウォーズマン
「肉を斬らせて、骨を断つ」と、まるで師匠ロビンマスクがジャンクマン戦で言い放った「ヨロイをきらせて肉を断つ」という、ロビン戦法同様あまり意味のない表現をオマージュ(と、言うより単なる語源だけど)したセリフを放ち、ポーラマンの左腕にしがみつき命懸けの十字固めの体勢へ
ポーラマンは左腕一本で振りほどこうとするなどこれは寧ろバッファローマン戦のオマージュか?
しかしポーラマンは左腕にしがみつくウォーズマンに対し右足のハイキックで顔面を叩き潰しにかかります
「死ねー」とか言っちゃってます
するとウォーズマンは迫ってきたポーラマンの大木のような右足の攻撃をウォーズマンスマイルで噛み付いて“迎撃”しました
王位編決勝戦の前に奈良の竹林でマンモスマンの1本の鼻と2本の牙を防御する特訓
あれが今になって役立ったとちょっとかなり無理のあるこじつけな感想を漏らすウォーズマン
全然あれと状況が違うと思うんだけど・・・
「ただウォーズマンスマイルやりたかっただけじゃん・・・(´~`) 」と思った読者も何人いたか
痛がり野郎ポーラマンは足を噛み付かれたくらいで「キャバァ~」とまた喚きます
とりあえず右足が急に回転してマスクが粉々になり「ウギャアーキン肉マーン」にならなかっただけでもホッとしました
未だに王位編決勝直前でのウォーズマン退場→代わりに(ザコの)ジェロニモ加入は当時小学生だったオレには思いっきり萎えた展開だったんでね・・・
大事な決勝戦なのにメンバーにミートやらジェロニモがいることにとにかく萎えた
テリーマンとウォーズマンで万全のメンバーでフェニックスチームとの対戦を見たかったのに
テリーマンVSサタンクロス(これは友情パワーもあってテリーが勝つけど即病院行きかな)
ウォーズマンVSマンモスマン(これはさすがに友情パワーがあっても「ウギャアーキン肉マーン」かな)
ロビンマスクVSオメガマン(これも友情パワーでロビンが勝つけど預言書燃やされて同時消滅かな)
こんな感じのカードが本来実現したかと思うと・・・
キン肉マンをサタンクロスと戦わせたりジェロニモがオメガマンに「負けるだけ」の戦いを挑んだり・・・
どっちが読者のニーズに応える結果であったのだろうか
複雑な思いである
決勝戦で初登場のオメガマン
誰も倒していない上に簡単に破られた「偽りの奥義」であるマッスルインフェルノなんかよりよほど究極奥義に近い最強のフェイバリットであるΩ(オメガ)カタストロフ・ドロップの「生け贄」役がどうしても1人必要だったのはわかるんだけどね・・・
つーかオレはペンタゴンVSオメガマンが見たい
最強必殺技であるΩ(オメガ)カタストロフ・ドロップにクロノスチェンジしたらどうなるのか
マッスルリベンジャーでもいいし
あ、でもどっちも両腕クラッチされてるからクロノスチェンジできないか??
話は逸れたがとにかくウォーズマン
そのままポーラマンの顔面に膝蹴り(テンカオ)を叩き込みさらにソバットで追い討ちかける
膝蹴りを(テンカオ)と表する当たりゆでたまご先生の中では今でも「蹴撃手マモル」(キックボクサーマモル)の魂が生きているんだなとちと嬉しい気持ちに・・・
たまります
しかし、無情にもポーラマンに「うるさいハエめ!」と弾き飛ばされるウォーズマン
冷静さを失いポーラマンの間合いに入りすぎ、ガンガン攻撃をくらっちまってます
ポーラマンはその怪力で三沢光晴を彷彿させるような両肘エルボーの連打
ウォーズマンの頭部はますます変形してもうボコボコ
つまり、文字通り「ボコボコにされて」います
コーナーに叩きつけられへたり込むウォーズマン
しかしそこにロビンマスクの影が浮かぶ非現実的格闘マンガにありがちな展開
「なぁロビン・・・どうすりゃいい?」と問いかけるウォーズマンで今回は終わり
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まぁ劣勢でヤバい状況ですがそれでもウォーズマンが以前「優勢」なんでしょう
最後のロビンマスクの影が浮かんだ時点でますます勝利フラグ成立です(笑)
ウォーズマンがどんなに劣勢に見えようがはっきり言ってこの戦いは“負けるわけがない”闘いです(笑)
ただ、すんなりパロスペシャルで決まるとも思えないんですよね・・・
フィニッシュは何をもってくるのか・・・
この糞ブログで何度も連呼してる“光の矢”が本当に実現するのか?
それともやっぱOLAP?
そっちのほうが読者は興奮してイクのかな??
以上、キン肉マン最新作第66話 「窮地に浮かんだ“笑み”!!」の巻 感想(あらすじネタバレ含む)でした
次回は8月5日発売です

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