キン肉マン 144話 “正義(ジャスティス)”の名の下に!! 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第144話 「“正義(ジャスティス)”の名の下に!!」 感想(あらすじネタバレ含む)

前回のラストでテリーマンが言った「それがわかりあうってことさ」というセリフに少しシビれたのかジャスティスマンは「そうだな確かに我々は多少傲慢なところもある」と「究極の選民思想」かつ「はてしなく高い上から目線」が信条の完璧超人にしては珍しく相手の意見に耳を傾ける器の大きさを示す

どんな分野のどんな場面に於いても、相手の意見を聞けない人間は絶対に成功しない

「詳細に検証もせず、自分たちの主張が絶対に正しいと思い込み、柔軟性に欠ける面があることは否定できない」とまで素直に自分たちを客観視できる素晴らしい性格の持ち主であるジャスティスマン

背後のアレみてーな穴からは閻魔様がその言葉にムカついたのかガンを飛ばしてきている

さらにジャスティスマンは「特に先ほど下で闘っていたワイルドガンマンなどはその代表格だった」と読者の気持ちを多いに代弁してくれる発言までしてくれる

ほんとガンマンの極端な選民思想と上から目線はムカついたからな

ジャスティスマンはガンマンを「元来、彼はひたすらに純粋な男だったのだ。だが真実を信奉しすぎるがゆえに、真実を見据える事ができなくなっていた。そこが唯一彼の弱点だった」と評する

現実にもいるよな~こーゆー奴って・・・

ここでジャスティスは「しかし!」と柔軟だった姿勢を突然豹変させる

「それでもまさかお前達下等超人に敗れるとは・・・さすがにこの私も思わなかった。驚いている」と続ける

さらに「そして今階下のネメシスに現れた微妙な変化も」と言及すると言われたネメシスもハッとする

「そんな階下の2つの試合の様子を見て私も少し考えが変わった。テリーマンよ。もしこの試合お前が勝てば、私は認識を改めよう」と口にするジャスティス

つーか・・・なんでこいつは自分も試合中なのに垂直真下の階2つの試合を見ることができたんだ・・・??

真下の階の2つの闘いを自らも闘いながら「観戦」できるという、ガンマンのサイクロプス(真眼)どころか聖徳太子も真っ青な謎の千里眼を持っている疑惑が高まりつつあるジャスティスマン

ちなみに聖徳太子は実在しなかった説が近年では有力になりつつある

少なくとも10人の話を同時に・・・はもう完全に後世の作り話による虚構と考えて良さそう

たまりません

「テリーマンよ、もしこの試合お前が勝てば、私は認識を改めよう。もしそれができたなら完璧の教えに何かしらの不備があることを認めざるをえない。ゴールドマンやシルバーマンが目指したものにその答えがあったということなのかもしれない。それをこの私が“正義(ジャスティス)”の名の下に認めようではないか」と堂々宣言するジャスティスマン

その発言にキン肉マン・閻魔様・将軍様・サイコ野郎・そしてテリーマンと皆が注目する

威風堂々

テリーはそんなスポーツライクかつフェアプレー精神に溢れるジャスティスマンの言葉が嬉しくてたまらない様子で「ジャスティスマン!あぁわかってもらえるならぜひわかってもらいたい。オレたちが本当は殺し合うべき敵同士なんかじゃないってことを」と「友情のシェイクハンド」を差し出す

しかしジャスティスマンは近寄って来るテリーマンを右手で制して「ただし!」と激昂

握手に応じる気配皆無

試合中に握手なんかするヌルい敵がこのマンガに出てくるわけがない

やはりアメリカ南部の男だけあってテリーマンの握手好きはちょっと度を過ぎている

バッファローマンにも拒否されてたからな

あのこって牛も超人タッグ編で超人フェンスやってる時にキン肉マンにハリケーンミキサーかました後に敵であり数時間後にサンダーサーベルで串刺しにされて殺される相手でもあったネプチューンマンとはすんなり握手したくせに(笑)

死んだはずなのに生きていることにされたバッファローマン

生きていたはずなのに死んだことにされたウルフマン

地球って・・・丸いね?

そんないい加減な生死の扱いはともかく、ページをめくるとジャスティスマンがアシュラマン戦では見せたこともない恐ろしい殺し屋みてーな顔になって全身も漆黒に変色し「中途半端はない。甘さも死角も一切ない。その私にお前が勝てる可能性は万に一つもないと思うがいい。そして私はこの試合、確実にお前を殺すつもりで闘ってやろう」とまでおぞましい表情で言い放つ

甘っちょろい雰囲気が出始めていたテリーマンはこのジャスティスマンの豹変・殺意モードにビビった様子

そういえばアシュラマンは結局死んだのかどうかいい加減はっきりしてくれ~

のび太みたいな弱々しい表情を見せてビビりかけていたテリーマンは「こいつはとんでもない相手を選んじまったもんだぜ・・・」と内心つぶやくも、すぐに強気な表情に戻り「だが恐れちゃいけない。希望を捨てちゃいけないんだ。それは今しがたラーメンマンが教えてくれた。そしてもう1人。この壁に挑み砕かれたアシュラマンの為にも」とファイティングポーズを取る

つーかテリーマンもなんで試合中なのに垂直真下のリングで闘っているラーメンマンの様子がわかるんだ

実況を聞いてそれで試合光景を想像しながら闘ってたとかそんな感じ?

テリーマンは「ヘッ・・・じゃあやってみろってんだ!だがこの“テキサス・ブロンコ”テリーマン様はお前の思い通りにいく相手じゃないんだぜーっ!」といかにも通用しそうなエルボーを放つテリー

圧倒的な強さがヒシヒシと伝わって来る超・強敵相手の絶望的な闘いに挑むテリー

まさに「絶望への反抗」

奇跡以外に勝ち目がない闘い・・・

闘いの挽歌・・・

そのエルボーはあっさりかわされたがそれはテリーマンも「先刻ご承知だぜ」状態だったのか、のけぞってかわしたジャスティスマンの厚い胸板に手をついて飛び越えてジャスティスの背後に回って延髄斬りをぶちかますが、ジャスティスマンは全くポーカーフェイスをキープして効いてない様子

さらにテリーマンは「さぁアシュラマン!ミーの闘いぶりをよく見ておけよ!今度はこいつが腕を折られて苦戦する番だー!」とジャスティスマンの左腕をショルダーアームブリーカーで「バキィ」とまるで折れたような音を発生させる「猪木リスペクト」なムーブを展開するテリーマン

しかし「バキィ」という音は何だったのかこれもまったくポーカーフェイスのジャスティスマン

テリーマンが両手で抱えている左腕一本の腕力で振りほどきテリーを軽々と投げ飛ばす

テリーマンはロープの反動による勢いを加えてもう1度ジャスティスマンの左腕を取り、今度は肩ではなく木製コーナーに叩きつけ全体重も浴びせる超・アームブリーカーを敢行し今度は「ガゴォ」と大仰な音が発生し、「今度こそ手ごたえありだ」とテリーはホラを吹くがそれでもポーカーフェイスなジャスティスマン

「どうかしたか?」とテリーを絶望のどん底に叩き落とす言葉をなげかけるジャスティスマン

「先に言っておいてやろう。私は何億年もかけて肉体を極限にまで鍛え上げた完璧超人始祖。それに対して見るからに貧相なお前のその体格とパワーでは私の腕一本たりともそう簡単に潰せはしない!」とワンハンドでテリーの頭を掴んで頭上に抱えてマットに叩きつけるジャスティスマン

何億年もかけて鍛え上げた肉体は、防御力も腕力も28年しか生きていないテリーマンから見れば圧倒的である

追い打ちでテリーマンを踏みつけようとするジャスティスマンだがその瞬間にテリーマンはスライディングキックでジャスティスマンのもう1つの足を払ってダウンさせようとすr

しかし足の耐久力・重心の強さ・バランス感覚にも優れているジャスティスマンは倒れない

テリーマンもそれはわかっていたようで、さらにその右足に組み付いてドラゴンスクリュー・・・というよりこれは新崎人生の曼陀羅捻りと思われるが、これによりようやくテイクダウンを奪ったテリーマン

そしてそのまま右足を掴んで「ウオー!」と雄たけびをあげるテリー

キン肉マンが「おぉー!テリーのあの一連の流れは!」と期待の声をあげる

何をするかは読者は皆わかりきっているスピニング・トーホールド

こんなチンケな技で回またぎはどうなんだ

こんな技でやられた超人なんて1人もいないだろ(笑)

テリーマンの持ち技で試合展開を盛り上げる難しさを読者ながらに痛感させられながら今回は終わり

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う~ん・・・スピニング・トーホールド・・・

この技は決め技になったこともなければ有効打になったことすらないよね

すぐに蹴飛ばされて外されちゃうイメージだし

そもそもテリーは技をビシッとキメて勝利するってことが非常に少ないレスラーだから決め技自体が・・・

もう現実のプロレスの世界でも誰も使わない「骨董品」みたいな技

しかしそんな「骨董品」的な技だらけのテリーマンがマンガ的な技を使う相手に勝つのであれば夢がある

次回予告煽り見出しは「次回、テリーマンの勝機、ここにあり・・・!?」とのこと

嘘こけ(笑)

「勝機」のかけらすら見当たらねーわ(笑)

あまりにも強すぎるジャスティスマン

このサイフォンリング4連戦の中でおそらく最強格

正義側でも対抗できそうなのは「アルティメット・シング」キン肉マンくらいしか思い浮かばないほど強敵

普通に考えりゃ「勝てるわけない」と考えるのが自然

「プロレスでも今時使われない」技ばかりのテリーがどうやって闘いを展開していくんだろうか

「時代遅れのスタイル」にしかない味を出していくんだろうか

ぶっちゃけゆでたまご先生はこの闘いには非常に頭を悩めているんじゃないかと思う

テリーの扱い(勝たせるか、負けさせるか、引き分けにするか、負けたら死なせるか、負けるにしてもどう魅力を引き出すか、勝つならもう奇跡レベルだがどうやって説得力を出すか・・・etc)だけでも大変だろうけど、さらにテリーマンの使う技はテキサスコンドルキック(通称:テキコン)以外全て「プロレス技」であり人間でもできる技しかない

思えばプロレスの範疇じゃ派手な部類に入るスープレックス系統の技もほとんど使わない

地味なプロレス技ばかりで、超人しか繰り出せない非現実な技ばかり使う相手との闘いを説得力を持たせながら描くんだから本当に大変だと思う

ましてテリーマンは「完敗」の描写がほとんどないキャラクターだ

怪我でまともに試合ができない状態での敗戦(ロビンマスク戦)か完全KO負けのも見えるがラーメンマンのおかげで「無効試合(失格)」で助けられた試合(モーターマン戦)くらい

逆に魔雲天や100トンは勝ったようなもんだけど結局ごちゃごちゃ丸め込まれて引き分け扱いにされている

あとはタッグ編ではぐれ悪魔コンビ組の策略で降伏した試合と、二代目グレートの姿で1本目をクロスボンバーで10カウント負けしたくらいか

あれだってウォーズマンを即死させ、ロビンマスクとラーメンマンをKOするほどの威力を持つクロスボンバーをくらってその後もピンピン闘ってんだからすごいタフネス

とにかくテリーマンは大の字に倒れて完全KO負けという描写が全くないレスラーなのである

つまりこの闘いでは初めてテリーマンの「完全敗北」が描かれる可能性が高い

中井先生のお気に入りキャラでもあるテリーマンを初めて負けさせるのも断腸の思いだろう

しかもジャスティスマンは明確な殺意を持って挑んできている

先のラーメンマンVSネメシス戦のようになんだかんだで死なずに負けさせる線が濃厚っぽいけどどうなるんだろうか

試合展開も先のラーメンマン同様に先に持ち技の1つを出すなど負けフラグが漂う展開になっている

そもそもジャスティスマンはまだノーダメージかつ「何もしてない」状況

あまりにもあまりにも高いこの壁にテリーマンはどう挑むんだろうか

キン肉マン 週プレ最新作 第144話 「“正義(ジャスティス)”の名の下に!!」 感想(あらすじネタバレ含む)は以上

次回は10月5日の発売です

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