プリズマン

キン肉マン キャラクター(登場人物) プリズマンについて
身長:304㎝
体重:200㎏
超人強度:5200万パワー
年齢:不明
出身地:南極
担当声優:山口健(ブロッケンJr.戦)/田中亮一(ラーメンマン戦)
とにもかくにもレインボーシャワー(カピラリア七光線/カピラリア毒素)ありきの超人
「ただレインボー顔面シャワーを放ってるだけ」みたいな超人である
だがそのレインボーシャワーに含まれるカピラリア毒素こそ全ての超人を死に至らしめる恐ろしい猛毒であり、50億年前には全宇宙の超人を絶滅させようと考えた神々の手によって放たれたおぞましい過去もある
そんなもんをどうやって身に着けたのか知らないが、南極出身ということで南極はピラミッドパワーとかバルカンとかのオカルトでもなんでもなく、これはもうマジで人間の科学が及ばない神秘が隠されているとされている「奇跡の聖域」と呼べる地域であり、そこから生まれたプリズマンならあり得ないことでもないのかも
この風貌に南極出身という設定から宇宙野武士編に登場したクリスタルマンを喚起させられるキャラでもあるが、実際ゆでたまご先生はクリスタルマンを生かせず埋もれさせてしまったことを後悔しているようで、その思いがこのキャラに結実したとのこと
確かにクリスタルマンは結構実力のある超人だったし人格的にも優れていた
あの後登場させなかったのはもったいなかったようにも思える
ビーンズマンとかプヨプヨはどーでもいいけど
そんなクリスタルマンを強豪として強化させて登場させた超人がこのプリズマンとのこと
だがいかにも傑物なクリスタルマンに対してプリズマンは小物感が強い
強さは上かもしれないけどなんだか微妙な強化体でもある
あとはゆでたまご先生は言及していないが、ゆでたまご先生はモロに昭和ウルトラマンシリーズ世代であり、そもそもこの「キン肉マン」という作品自体初期はウルトラマンのパロディ風ギャグマンガだった
そんなゆでたまご先生が「帰ってきたウルトラマン」を見ていなかったはずがない
そんな新マンが戦った怪獣の中で最強と呼び声が高い「プリズ魔」という怪獣がいるがこれもモデルでは?
「プリズ魔」も南極の氷山の中から発生したという設定だったし、名前も闘い方も結構似ているから無関係ではないのかも?(確証はないけど)
ちなみに、あのプリプリマンとも名前が似ているがこれはさすがに全く関係はない
つーか関係あったら困る
きみにも見えるウルトラの星
で、作中ではブロッケンJr.とラーメンマンと闘う
レインボーシャワーの恐怖ばかりがクローズアップされるが、フィジカル部分での格闘能力はさほどでもない
だがブロッケンJr.のフェイバリットでもあるベルリンの赤い雨を「バカの一つ覚えのチョップ攻撃」とコケにして全くノーダメージでもあった
ただこれはブロッケンがレインボーシャワー反射用のガラス片を背中に付着させて反射鏡を作成する狙いがあり敢えて攻撃力を抑えて表面を削ることに徹した結果だったのかもしれない
その「反射鏡」によってレインボーシャワーを逆に浴びせられてしまうがこの時はさほどダメージもなし
ブロッケンはそのままプリズマンの肉体を背後から向きを変えて、ソルジャーとフェニックスが戦っているリングに向けてレインボーシャワーを放つがこれソルジャーに当たっちゃったらどうするつもりだったんだと未だに突っ込まずにはいられない
その後はレインボーシャワーを身を挺して防ぐために人間体になったブロッケンを超人デコレーションツリーなどで痛めつけるものの、ブロッケンジュニアの「いかなる困難・障害があろうともおのれの仕事は絶対に遂行する責任感」による命を捨てる覚悟で放ったブレーメンサンセットで頭部をしたたかに名古屋城の金のシャチホコに叩き付けられ失神及びKOされるが、ブロッケンも力尽きて関ヶ原の谷底に転落し死亡する
ブロッケンは空を飛べるはずなのになぜ飛ばないんだろう・・・
キン肉マンという作品の大きな矛盾の1つである
そして決勝戦ではブロッケンの敵討ちに燃えるラーメンマンとの対戦
モロに自分に有利なジャングルジムリングを試合場に設定し、ラーメンマンもバイクマン戦に続いてわざわざ相手の有利なリングでの闘いを馬鹿正直に了承しなくても良いのに受けてしまい、レインボー顔面シャワーを散々浴びることになる
ただ、こと肉弾戦に関してはブロッケンJr.以上にラーメンマンは圧倒し、プリズマンは相手にならないレベルであり、得意のレインボーシャワーを発生させる製造庫の部分を心突錐揉脚で破壊されてしまう
通常の超人なら一発で死に至り全身を焼き去って骨だけのミイラにしてしまうレインボーシャワーだが、ラーメンマンは一流超人ならではの耐久力と、直撃は2発だけで、あとはジャングルジムの屈折反射を経由していたこともあり、何発もくらっても闘い続けていたが、それでもさすがに限界が来て試合途中でついにカピラリア毒素が全身に回り死にかけてしまう
しかし、ここでラーメンマンは起死回生のピラミッド・パワーという自分自身に「物理的に可能なのか?」と突っ込まなきゃいけない超常現象を発生させ、体内に侵食したカピラリア毒素を除去し、さらに「逆光レインボーシャワー」をプリズマンに放つ
ソルジャーチーム戦でブロッケンに反射されたときは大してダメージは受けていなかったプリズマンだが、今回は相当ダメージがあったようで全身痙攣状態
しかしフェニックスの策略でジャングルジムリングの安全地帯まで移動するとその部分だけ残して他は全て崩れてしまい、ラーメンマンは床の釘板に転落してしまう
当然串刺しになって死んだものと思われたが、フェニックスが「正義超人の死ほどアテにならんものはない」とトドメを刺すことを急かし、プリズマンも釘板の上にいるラーメンマンにトドメのフライングボディプレスを狙うが、やはり化け物並みに「先読み」の天才であるラーメンマンは落下の際とっさにピラミッドを構成していたパイプのうち2本を自らの昇龍胴着の中にしのばせていて釘板に突き刺さるのを阻止していて(2本のパイプを胴着の中にしのばせたくらいで阻止できるのか激しく疑問だが・・・)、トドメを刺しにきたプリズマンに迎撃の九龍城落地(ガウロンセンドロップ)をブチかまして粉々に粉砕されて死んでしまいました・・・
アニメ版ではブロッケンJr.戦とラーメンマン戦で声優が代わっているが、ラーメンマン戦を担当した田中亮一はプリズマンの威厳がない小物感をイイ感じで演じて助演男優賞を与えたいくらいの素晴らしい演技だった
このお方はキン肉マン世代だとドラえもんの先生役(4代目の担当らしい)の声が印象に残ってると思われるが、あの感じの声でプリズマンのマヌケ感をいい味でかもしだしながら好演した
さらに王位争奪編のラーメンマンを演じた幹本雄之も迫真の演技で熱演し、アニメ版のラーメンマンVSプリズマン戦は原作を超える素晴らしい仕上がりになっているからぜひ視聴をオススメする
ちなみに、意外と知られていないことだが「キン肉マンⅡ世」を含めた全超人キャラクターの中で最高身長を誇るのはこのプリズマンである
パッと見サンシャインとかタイルマンとかの方がデカそうなんだけどプリズマンである
しかし近年タイルマンの身長設定が100㎝も追加されて325㎝まで成長した事でタイルマンにヌかれちまった
実際タイルマンの身長が235㎝というのはおかしな話だった
初登場時に265㎝あるカナディアンマンを大きく見下ろすほどだったのに実際はカナディアンマンより小さいとか
ラオウとか大豪院邪鬼みてーなもんか?

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