キン肉マン 週プレ最新作 第273話 「仇敵への謁見!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)
アリステラの回想シーンは続く・・・
そもそもなんでディクシアの光景をアリステラは我がことのように視覚的に認識できているんだ?
なんらかの映像発信機でも取り付けているのか?
オメガの科学力ならそれくらいなんとかなりそうだ
あんな超光速宇宙船作れるくらいなんだから
そもそもそんだけの科学力があれば星の破滅も科学力で阻止できないのか?
まー星そのものがダメになるなら科学もへったくれもないと言えばそれまでだけど
とにかく大した科学力のない地球ですらどこにでも都合よくモニターが出現して映像を世界中や魔界にまで双方向送受信できるんだから
ディクシアになんらかの小型カメラでも帯同させるくらい余裕だろうか
ドクターゲロが悟空たちのデータを追い続けたあの小型カメラみたいなね
ピッコロに消されたアレね
とにかく回想の中のディクシアは「閻魔の部屋」の前で佇み「親愛なるアリステラよ オレはとうとう最大のチャンスをつかんだぞ」と心ん中でつぶやいている
アリステラは強がっているだけなのか弟ディクシアへの愛情らしきもんは全く見せようとしないが、ディクシアはストレートに「親愛なる」というフレーズを使っていてこいつらもブロッケンJr.&ウルフマン同様「そっち系」か?
「今しがた、まんまとこのオレに超人閻魔から出頭命令が下された」とつぶやきながら扉を開けるディクシア
中には前回のラスト同様無量大数軍(ラージナンバーズ)が勢ぞろいで「お出迎え」であり中央の玉座は向こう側を向いている
ディクシアのつぶやきは続く・・・「実力派完璧超人のみで構成された超人閻魔・・・ザ・マン直属の親衛隊である完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ) ・・・どうやらその席に空きができたらしく今日呼び出しがかかったのはその補充についての件とのこと。オレは今から震えが止まらない。なんらかの課題が与えられるようだが、それをクリアすればオレは晴れてザ・マンの側近に成り上がれるというわけだ。そうなると情報収集だけではない。もしかしたら・・・ヤツの寝首を掻くことすらできるかもしれぬ!」と長々と心ん中でつぶやき続ける
そして跪いて頭を垂れているディクシアに対し向こう側を向いていた玉座が回り何のヒネリもなく閻魔様(ザ・マン)が座っていた
左手には笏(しゃく)を握っていて「閻魔っぽさ」を出そうと必死なのかわからないが相変わらず右手で頬杖をつき太い足を組んで座ってる
閻魔様は「面(おもて)を上げよ、ジ・オメガマン。お前をここに呼んだのは他でもない。墓場内でも噂になっているようだから、お前も知っておろう。ここに並ぶ無量大数軍の席に空きができた。聞き及ぶところによると、お前はかねてからこの無量大数軍入りを熱望しているようだな。そして実力も申し分ないと聞く。」とディクシアに語り掛ける
ディクシアは猫を被って「畏れ多い。滅相もございません。私めなどまだまだ修行途上の身。しかしもしそれでも超人閻魔様のお傍にお仕えし ご奉仕できるチャンスをいただけるとのことであれば このジ・オメガマン完璧超人としてこれ以上の幸せはございません」と心にもないような殊勝なセリフをベラベラと口にする
閻魔様は「あいわかった。だが無条件で無量大数軍に採用するわけにはいかぬ。そこでお前にひとつ課題を出したい」と告げる
ディクシアは「その課題とは・・・如何様なもので?」と問う
閻魔は「この空席が生じる前にその立場にいた男 “完狩(かんしゅ)”と呼ばれた完璧超人ネプチューンマンのことをお前は知っておるか?」と問う
あ~なるほどこうして「超人ハンター」としての活動がスタートしてネプチューンマンを追っているという設定に繋がるのね
でも背中の5本指に現れた首を駆られた超人達はいつ始末したんだ?
スニゲーターにスクリューキッドにアトランティスにジャンクマンにサンシャイン・・・あとネプチューンキングもいたか
ディクシアはネプについて「ハッ、よく存じております。なかなかの使い手でしたが・・・しかし既に死んだと伺っておりますが」と返答
閻魔の野郎は「それがな・・・実はヤツは死んでおらぬ」と衝撃の事実を明かす
ディクシアは「なんですと!?」と驚愕
まぁそもそも生き返らせたのも完璧超人なんだけどね
「超人再生術」なるものでグレートハリケーン、フィッシングマン、キャッチマンの3匹が実行した
キン肉マンⅡ世ではさらに今目の前にいるターボメンと名前も外見も酷似しているターボマンと前回粉々にされたアモイマンも加わってたな
そもそも「超人再生術」という名称が出たのもⅡ世でのことだ
この超人再生術があれば超人墓場は崩壊してもまだ超人の「復活」は可能なんだよな
そうでなくてもまだ悪魔超人には何らかの蘇生術があるし何ならみんなから超人パワーを少しずつ集めてそれを与えれば生き返る事もできる
挙句にゃ花にフェイスフラッシュを浴びせりゃ皆復活できるマンガだ
まだまだ「何の説明もない復活」は見られそうだね
まずはロビンマスクが復活するかどうかなんだろうね
で、閻魔は「かといって墓場に戻るでもなく、谷津は生きたまま放浪を続けておる。これは私の親衛隊である無量大数軍に身を置いていた者としては重大な裏切り行為だ。捨て置くことはできぬ。そこでお前に指令を下す!行方不明になったままのネプチューンマンの首を狩ってこい!」と言い放つ
ディクシアは「ネプチューンマンの・・・首!」と驚愕した様子
閻魔は「さすればそれをお前の功績及び実力として認め、お前もこの列に加えてやる。念願の”完璧・無量大数軍”入りをかけたこの指令、受けるつもりはあるか?」と問う
ディクシアは「ハハーッ!お任せください。このジ・オメガマン、必ずや超人閻魔様のご期待に沿ってご覧に入れましょうぞ!」と返す
「ハハー」っていうの久々に聞いたな
そもそも現実世界じゃこんな言葉聞いたことがないからな
そしてオメガ星にいるアリステラに巻物みてーなもので現状報告をするディクシア
「わが兄よこのチャンスは是が非でもモノにする。次の報告を楽しみに待っておけ。フォ~~~フォフォフォ 」とのこと
文字での伝達・・・いわば手紙で報告のようなものだが「フォーフォフォフォ」って文字にしてまで伝える必要あるのか?
だがディクシアのホログラム映像みてーなもんも浮かび上がってる
つまりこの巻物みてーなものは文字の伝達だけでなくホログラムによる音声映像も受け取れるテレビ電話みてーな機能があるってことか?
やはりオメガの民の科学力は地球のレベルを大きく上回っているようだ
窓から星空を眺めるアリステラ
デカい惑星が2つある
なんだか地球に見えなくもないが1万6千光年も離れていてこんな近くにしかも肉眼で見えるわけがない
ここで回想は終わり、アリステラが「そしてその指令を受けたディクシアは、ネプチューンマンの行方にある見当をつけた。それが先に勃発したキン肉星王位争奪戦の顛末だ。行方不明になったネプチューンマンはおそらく人が足りず苦戦しているキン肉マンの救援に駆けつけるはずだと。そうなるとヤツの首を狩るにはどうすればいいか・・・キン肉マンチームと対戦する可能性の最も高い強豪チームに接触し、その一員になりすますことだ。さすれば自然と標的は寄ってくる。そこで選んだのが・・・お前のチームだったということだ!キン肉マンスーパー・フェニックス!!」とまくしたてる
フェニックスは「・・・」と無言のまま
アリステラは続けて「そしてディクシアの読みどおりネプチューンマンはキン肉マンチームに参加した。後はお前のチームがヤツごと打倒しディクシアはその首を手土産に超人墓場に戻る。それがディクシアの描いていたシナリオだった・・・だが予定が狂った!お前の無様な敗北のおかげでなぁ!!」とまくしたて拳を固めてブチ切れる
背景にはキン肉マンがフェニックスをお姫様抱っこして「許すことは何もない」を言ってる時のシーンが描かれている
「シナリオ」をブチ壊したフェニックスに怒り心頭のアリステラ
結局回想シーンとお喋り大会で全く闘い自体は進まず今回は終わり
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この試合も10話ペースだろうね
ラスボス同士の対戦みたいなもんだからそれでも良いんだけど
どうせならフェニックスVSネメシスも見てみたいなぁ
この両者いろいろ似てるし
どっちが強いのか・・・
普通にネメシスかな?
キン肉マン 週プレ最新作 第273話 「仇敵への謁見!!」の巻 感想(ストーリーあらすじネタバレ含む)は以上
次回は2月4日発売です