キン肉マン 288話 食えない男 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第288話 「食えない男!!」の巻 感想(ストーリーネタバレあらすじ含む)
都合良く再び関ケ原上空に姿を現した高重力浮遊リング
それを見てポカンとする他の4名
どうにも下半分が剥き出し(ネイキッド)のままなのが気になって仕方ない
なんでしっかり立方体で復活しないのか奥歯にモノが挟まったようなやりきれなさ
谷間にモノが挟まったようなヤりきれなさ
フェニックスが「キン肉アタルよ・・・かつておまえにもひどいことをした その非道はもはや弁解のしようもない だが・・・今はこうして同じ目的のために・・・動いている」と弟キン肉スグルに続いて兄のアタルにも謝罪めいたことを口にする
アタルは弟みたいに「許すことなど何もない」と言うわけでもなく「フェニックスよ。言葉はいらない。これまでの行動でお前の気持ちはすでに十分に伝わっている それが・・・男というものだ」とどこまでも「男は無口で」を貫く発言
「男というものはあまりしゃべるものではない!両の眼で静かに結果だけを見ていればよいのだ!!」ということなんだろう
カッコいいわねぇ
ただ・・・「ひどいことをした」のはアタルに対してだけじゃあないよね?
横にいるブロッケンに対してもだよね?
人間体になったのに容赦なく超人デコレーションツリーで惨殺したよね?
すぐにあれで死んだわけじゃあないけど結局あれが致命傷だったと考えるのが妥当だよね
だったらブロッケンにも謝らないと
そもそも失神している間に突然アタルとブロッケンが現れていてもすぐに状況飲み込むのはさすが0歳で世界中の言語を習得する超天才だけある
それにしてもやたらとアタルのムキムキの大胸筋が気になるな
そりゃベルリンの強盗も「牧師様えらくキン肉が発達していらっしゃる。どこで鍛えられたんですかい?」とか言いたくなるわな(笑)
中井先生意識して描いてんのかな?
この厚い胸板
ブロッケン的にはその厚い胸板に抱かれたいって感じ?
たまりません
フェニックスは「フフフ・・・やはり食えんな、お前という男は・・・ならばオレたちの目的は1つだ・・・」と返す
アタルや無言で頷きどこまでも「男は無口で」と通す
フェニも頷き返し「あとはお前に・・・託した・・・ぞ」とリモコンみてーなのを渡そうとしてまた意識を失いリモコンを落としてしまった
つーか一一失神しなくてもどうせ生きてんだからパイレートマンみたいに横たわって試合見てりゃいいのに(笑)
この分じゃゼブラも多分生きてるな
運命の4王子は簡単に死なせるわけにはいかないようだけどそのヌルさがジャンプ連載時代のようなピリピリした緊迫感を奪うんだよなァ
アタルはフェニが落としたリモコンを拾おうともせず「これで諸々決まったな。あとは何か決めておくことはあるか?」とオメガ側に問う
これから殺し合いをするってのになんだかこれから一緒にキャンプでも行こうかみたいな感じで段取り決めてるみたいな雰囲気ね
アリステラは「ないな。場所は理解した」と答えるとマリキータに空を飛ぶよう指示をする
自分じゃ飛べないのか?
そして「我らは先に行っている。お前たちもなるべく早く来るんだな。日没前には勝負を決したい!先に関ヶ原で待っているぞ!」と飛び立つ
ホントにこの時間から戦う気なのか・・・もうスワローズネストじゃ夜になってるってのに・・・
そして久々に「キャミー」とか言いながらアリステラを引っ張って空を飛ぶマリキータマンの飛行速度が遅くて物足りないのか結局アリステラは自分の力でさらに速く飛んでゆく
コンドルみたいに飛んでゆく・・・
飛べるならなんでいちいちマリキータマンに自分を引っ張って飛ぶように指示したのか意味がわからない(笑)
ここでキン肉マンがモニター越しにブロッケンに声をかけて、「まさかお前が出てくるとは驚いたわい。本来なら私が闘わねばならないところだったのが・・・結果的に私の役目を押しつけるような形となってしまった。申し訳ない」と告げる
ブロッケンは「ナニをイッてやがるんだキン肉マン!寧ろオレたちはこれまで宮殿に閉じ込められっぱなしでウズウズしていたんだ。おかげでようやく出てこれてありがてぇくらいだぜ!」と返答
サラッと流されそうなシーンだがキン肉マンとブロッケンJr.はドラゴンボールの悟空とチャオズ並みに会話シーンがほとんどない間柄であり、これだけの長セリフで中身の濃いアツい会話をするのはかなり「歴史的」な場面である!!
そしてブロッケンは「それにお前の代わりだろ?オレに任せとけソルジャー隊長(キャプテン)とのコンビならオレはお前以上にうまくヤれる。いや、必ずヤッてやるさ!だからお前はしっかり休んでおけ」とただでさえレアな会話シーンなのに、ブロッケンの目に目ん玉まで描かれるレアづくしのますます歴史的シーンとなる
ブロッケンが目ん玉描かれるなんてザ・ニンジャ戦で帽子を失って坊主頭が剥き出し(ネイキッド)になった時以来じゃねーか?
するとここで「ちょっと待ったー!」的に何者かがしゃしゃり出てくる
「オレにも一言言わせてくれ!」とイキり立っているのはウルフマン
キン肉マンとブロッケンがイイ感じになってきているのを見てじっとしていられなくなったか?
やはり両者の関係は・・・
じゃなきゃロケットペンダントに写真なんて入れねーもんな普通は
ただでさえドイツ人と角界はそっち系が多いわけだし・・・
ウルフマンは「かつてオレはお前とモースト・デンジャラス・コンビを結成したがその実力をしっかり発揮できないままヤられちまった。それがずっと悔いなんだ」と今更あの時のことを蒸し返して喚き散らす
それ以前にお前はいつどのタイミングで死んだのかしっかり説明してくれ
特にアニメ版じゃ2000万パワーズVSヘルミッショネルズ戦の途中まで生きてたじゃねーか(笑)
しかもご丁寧に背景に地獄のねじ回しをくらって悶絶してるシーンが描かれてるがこれ中井先生が新たに描きなおしてるんだよね
ジャンプ連載時代のものをそのまま転用せずちゃんと描きなおすなんて中井先生手を抜かないなァ
当時の絵柄を今の作品に掲載することを避けたいのもあるんだろうけど(笑)
で、「苦い過去」を蒸し返されたブロッケンは「ああ!オレだってもちろん忘れもしねぇ。お前とのタッグのことは!」と熱い言葉で返す
ウルフマンは「そのお前がこれから超人界の命運をかけた大一番を闘うってんだ。だからオレに何ができるってわけでもねぇが、ただ一言・・・白星取ってこい!」と激励する
ブロッケンより一足先に大金星を獲得して大きく格を上げた感があるウルフマンだけに説得力がある
ブロッケンは「お前に言われりゃ百人力だ!あの日の雪辱ごと晴らしてやるからよく見ておけよな!」と絶叫
そっち系の趣味はなさそうなアタルが「そろそろオレたちもイくぞブロッケン」と話を強制的にお熱いお2人さんの話を打ち切る
そしてソルジャーは「ではイッてくる、フェニックス」と声をかける
無口を貫かなくてもいいの?
それはともかく復活安土城の天守閣から「タァー!」とか絶叫して飛び降りてなんと地上を走って関ケ原まで移動しようとするお2人さん
ウソでしょ?
いくら近いつっても安土城跡から関ケ原なんて5,60キロくらいあるだろ?
もう日没寸前で時間がないってのにその距離を走って移動するのか?
キン肉マンとミートがバルセロナまで走って移動しようとしたのに比べればまだ距離的に無暴感もないっちゃないけど・・・
超人の移動速度って一体どうなってんだ?
この糞ブログで再三提示している王位争奪編一回戦のテリーマンとロビンマスクの移動速度がそうだ
あの摩訶不思議な移動にはどうしてもツッコミを禁じ得ない
まずキン肉マンがミキサー大帝のパワー分離機で超人墓場送りされてから憤慨したテリーとロビンはアメリカとイギリスからそれぞれ日本へ
それはさすがに空を飛んでの移動だろう(アニメ版ではテリーとロビンが空を飛び航空機を追い抜く描写もあった)
だがなぜか熊本に直接降りないで福岡以北の東北に着陸して「そこから走る」というわけのわからないルートを辿る
しかもテリーとロビンはそれを事前に打ち合わせたわけでもないのに2人とも全く同じそのイカれたルートを辿りしかも都合良く道中で合流とか
わけがわからない
そして日本までの移動速度もキン肉マンが超人墓場から脱出してからミートがミキサー大帝と対戦を始めるまでの数十分で到達している
そしてミートがミキサー大帝をブッ殺してから自分も倒れてしまった時点でテリーとロビンは会津若松城にいた
そっから100トンがミートをボコボコにブン殴って「しゃらくせえ」とばかりにシーソーでフッ飛ばすまでの間なんてせいぜい数分だろう
10分すら経過してないはず
その数分の間で会津若松城から熊本城まで一瞬で移動してしかもシーソーでフッ飛ばされたミートを天井激突寸前でキャッチする都合の良さ
最高にカッコいいシーンでもあったからヤボは言いたくもないがその移動行程・速度はあまりにめちゃくちゃすぎる(笑)
結局超人は会津若松から熊本までは数分で走れるほどの脚力があるってことで良いんだろうか?
しかも関ケ原つってもあの対戦場所も伊吹山の頭上だったりいまいち位置が曖昧なんだよね
関ケ原古戦場から伊吹山ってかなり離れてるし
大体高重力リングでリング上から投げ捨てても重力で引寄せられるから転落することはないって設定だったのにそれも最初のフェニックスだけ
それ以降は普通に転落できてしまっているし設定すらガバガバだ
そもそも全員空飛べるだろうになぜか試合中は空を飛んじゃいけない決まりでもあるのか飛べないこと前提で闘ってるし
地上から350mの高さで落ちたら死亡するとか言ってたけど最後アタルはリングから地上に叩き落されたけどその墜落自体では死ななかったし
そういやその高い所から落ちたら死ぬかどうかも曖昧なんだよな
現にこのシーンもアタルとブロッケンが復活安土城の天守から地上まで飛び降りても平気だし
超人タッグ編でテリーマンがキン肉マンを決勝戦のリングから地上まで落とした時だってほぼ頂上くらいの高さからの墜落だった
なのにキン肉マンは無事
あの高さから落ちても平気ならロビンやウォーズやジェロニモなどが1回戦の高さから落ちそうになってもほっときゃよかったのに(笑)
その時その時で設定がズコバコ動きすぎなんだよなあ~(笑)
とにかくアタルとブロッケンは走って関ケ原までいどうするんだ
空飛べるくせに(笑)
関ケ原古戦場跡地では既に人が都合よく集まっている
まー観光地だからありえない話でもねーけどもうこの時間帯にこんなに人いねーだろ(笑)
しかもまたあのロボットみてーなオバQヘアーのヤブ医者までいやがる(笑)
黄金のマスク編まではドクター役としてチョコチョコ出てたが超人タッグ編以降はドクター・ボンベにその座を奪われた感が強い
そういや王位争奪編でここに合体して飛んできた姫路城と名古屋城ってその後どうしたの?(笑)
まず合体したものを引っぺがして屋根と共々修復してそれぞれ元の場所に戻さなきゃいけないわけで
まずあんなデカいもんどうやって姫路と名古屋まで運ぶんだという問題があるが・・・
勝手に空飛んで勝手に合体して関ケ原に移動したんだ
戻る時も勝手に空飛んで勝手に修復して元に戻るんだろうか?
鯱が白鷺を銜える時・・・強者関の原に集う
まずはアリステラとマリキンが登場する
アリステラが「さて今からキン肉マンと同等の力を秘めると思われる同族の男と闘うことになる」と口にする
マリキンが「ああ、お前にとっては念願の闘いだ。長年お前を見てきたオレとしてもこの機会には胸が躍る」と告げる
アリが「だが所詮はこれも通過点。我々の最終目的はあくまでも・・・ザ・マンの首だ」とどこまでもザマン殺害にこだわる
キンが「もちろんさ。だが必要な通過点だ。この一戦の闘い方次第でオメガの命運は決まると言ってもいい。オレはそう考えている」と返答
超人が「もちろんさ」とか言うなよ(笑)
アリが「そうだな。そのためのサポート役・・・オレにとってお前以上にその役目をこなせる奴はいない。頼んだぞマリキンタマ」と告げる
キンタマも「任せておけ、アリステラ!」と返答してガッチリ手を組むあまりオメガ・ケンタウリの六鎗客っぽくない絡み
こーゆー暑苦しいことしない軍団だと思ってたんだけどね(笑)
すると5,60キロはあるはずの距離を一瞬で走ってきたアタルとブロッケンが到着する
しかし速いねぇアンタたち・・・
ありえないくらいの走力だよ・・・
アタルは350m上空にあるという設定の高重力浮遊タイリングを見上げ「戻ってきたな。またこの地に」とブロッケンに告げる
ブロッケンも「ああ、そうだ。戻ってきたんだ」と返答
お互いトラウマを振り払おうと必死なのかな?
さて・・・なぜか空を飛ばずに走って移動したご両人
この350m上空のリングまでどうやって移動するのか?
ジャンプでこの高さまで飛び上がるのか?
それとも普通に空を飛ぶのか?
もしそうなら「じゃあ最初から飛べよ!」とツッコミ入れずにはいられなくなりそうだが・・・
一体どうなるのかモヤモヤさせられる段階で今回は終わり
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しかし結局「次はどこで闘う?」というやりとりからその試合会場まで移動するというただこれだけのやりとりで2話も費やしたのか・・・
この闘い自体も最低10話は引っ張るだろうし・・・
しかも次回更新は7月15日とずいぶん先だし・・・
テンポが・・・
ただでさえブロッケンの使命でテンションが下がっている状態でこれはキツいなぁ
指名されたのがネプチューンマンだったらワクワクしながら楽しみに待てるんだけど
とにかく次回からは文字通り「矛盾の塊」である高重力浮遊体リングでの闘いは始まるだろう
オメガ・ケンタウリの六鎗客が全滅するのかそれともまさかのアタル敗北なのか・・・予想がつきにくいカードであるのは事実
マリキータマンを3度も勝たせるのか・・・それともブロッケンを2度も続けて負けさせるのか・・・難しいもんだ
だが流れ的にアタル側が負けるのもありえない気がするからなァ
でもそうなるとオメガ側は全滅でその後のストーリーはどうなるのか?
予想がつきにくいからその意味では楽しめそうではあるかな
キン肉マン 週プレ最新作 第288話 「食えない男!!」の巻 感想(ストーリーネタバレあらすじ含む)は以上
次回は7月15日発売です

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