キン肉マン 27話 学べなかった“心”!!の巻 感想

キン肉マン最新作第27話「学べなかった“心”!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューです
前回のラストで見事風林火山を決めたキン肉マン
1990年当時でも見たことがあるというファンと見たことがないというファンで二分されてます
ジェロニモ曰く実践では一度しか使っていない技とのことでは無理もないか
やはり原作では雑魚のジェシー・メイビア戦でしか披露されてないんですよね
アニメ版や劇場版で散々使われてるからファンとしては「おなじみ」な技なんですが
原作内ではハワイの一試合で使われただけですからね
無理もないのかな
で、ピークア・ブー
もうちょい粘るのかと思ったけどあっさりそのまま失神KOで試合終っちまいました(笑)
ラストで技を仕掛けている超人は翌週苦戦するフラグも主人公・キン肉マンの前には無関係ですよね
他のアイドル超人と違って回復カプセルにも入っていなかったキン肉マン
最も激戦をくぐりぬけて、最も体にガタが来てるはずなのに全くその不安を感じさせない強さでした
そうなると他のアイドル超人達はちょっと情けないか?
にしてもそれまでほとんどダメージなかったはずなのにほとんど風林火山一発で終ったブー
逆に言えばそれだけ風林火山の威力はすごいということなのかな?
マッスルスパーク並の一撃必殺技なのかもしれない
正義のヒーロー、キン肉マンの勝利に沸く観客達
「やっとこの言葉が言える」とテリーマンやジェロニモも「お帰り」という言葉を投げます
我々読者も同じ気持ちでしょう
そして、バッファローマン
キン肉マンの勝利に嬉しそうな表情
スプリングマンの舌打ちセリフに「あ、あぁ…」と無理矢理同意…
早いなぁコイツは(笑)
もうちょい本心は隠せよ(笑)
キン肉マンはこれまでは強力な必殺技を持つものが闘いを支配できるものと思っていたと語ります
しかしこのピークア・ブーとの闘いでそれが間違いであると思い出す事ができたと語ります
そこでまたカメハメ修行時代の回想です
スパーリングドールを使った準備運動(アップ)はそのまま風林火山の4つの技のひたすら反復でした
「準備運動(アップ)にしてはキツすぎるんじゃねぇのか?」と、カメハメに問います
しかし、カメちゃんはこの4つの技について、
「 ”手足の強靭さ””体の捻りの柔軟さ””体のバランス”そして”パワーを一気に出し切る集中力”、それらをまとめて鍛えられる合理的な準備運動となっておる」と説き、特訓前に必ず毎日反復練習を命じます
ここで回想シーンが終りブーが意識を取戻し、「敗れたのか?オレは」とサタンクロス戦を終えた後のアシュラマンみたいなことを言います
キン肉マンは相変わらず戦いが終ればノーサイド
手を差し伸べますがブーはそれを払いのけ「完璧超人の掟」に従おうとします
つまり自害です
しかし最後に教えてくれとキン肉マンに問いかけます
「オレはお前の強さを吸収しお前以上の強さを身につけた、なのになぜ負けたんだ」と
キン肉マンは「心の強さ」だといかにもらしいありがちな答えを告げます
「心まで吸収されていたら私はおまえに負けていただろう」とも
これはカッコいい
正義超人は命の危機に瀕した時、脳裏によぎるのは自分の事じゃなく絆を結んだ仲間のことだと告げます
そう語るキン肉マンの背後にいつまでたっても復活しないアイドル超人どもの姿が描かれます
パチンコの北斗の拳で言うところの「強敵(とも)背景」です
よっく見ると悪魔に戻ったバッファローマンが外されています
そしてその代わりに描かれていたのは回復カプセルにさえ入る事を許されなかったウルフマン!!
ゆでたまご先生はウルフマンを戦力外なのか戦わせるのかやっぱり噛ませにするのかどう扱う気でしょうか?
とりあえずここでウルフマンの姿は描かれました
しかし五体満足なはずのウルフマン(ついでにメイビアも)はなぜこの戦いに参戦してこないのか
悪魔超人までもが命を張って闘っているのに
王位編でも戦力外を受けていた超人ですがこの超人の末路はどうなるのか
でも五体バラバラにされたり、自分の胸を抉って自殺したり、地獄のネジ回しでエグられて一度は生きてたのにいつの間にか死んでいたりと結構「激戦」をくぐりぬけている体だしカプセル入れてあげたいですよね
そういえばスプリングマンが出てきているしもしかしたら「再戦」もあり?
とりあえずパワーアップしたデビルトムボーイは見てみたいし、
できればバラバラにされる役も誰かほしいんだよなぁ~
アトランティスドライバーが不発に終ったから尚更その思いも強いし
でもウルフマンが二度もバラバラ殺人事件はあまりにもかわいそうかな…
思わぬウルフマンの「登場」で話が横道それました
ついウルフマンとデビルトムボーイが絡むと熱くなるオレです
まーとにかく心が大事だと
それが大事だとブーに告げるキン肉マン
心の絆が復活劇を生んだのだということです
そしてさらに完璧超人の中にも1人それを理解してくれた強敵(とも)がいると続けます
「強敵(とも)」とは、第1話の「199X年」といい散々描く「強敵(とも)背景」といいこの新シリーズは北斗チックな表現多用しますね~先生
そしてウルフマンの次に描かれた「強敵(とも)」の正体はネプチューンマンでした
「今はどこで何をしているか知らんが…」と続けるキン肉マン
ちょっと前に調印式出てたのを知らないんでしょうか??
そして、自害する前に一度ネプチューンマンと話してみろとキン肉マンは告げます
「だからまだ死ななくていいだろ、なにしろお前はまだ成長途上の赤ん坊なだからな」と畳み掛けます
ブーは予想通り涙して「強くなりたい」と語ります
そしてキン肉マンは「約束だ、必ず再戦しよう」と
これまで何度も描かれてきた敵が味方になるシーンに新たなページが加わるかと思いきや…
「それは許されんぞ」とモニターから武道
どんな理由があっても掟は守ってもらうと魔雲天の魔雲斗(マウント)を取って攻撃しながら語る妙なシーン
まず倒してから話したら?
どうせすぐにさっさと倒せるんでしょ?
ブーは「オレはまだまだ強くなれると感じた。だから生きたいんだ」
武道は「惑わされるな」
ブーは「いや、今のオレならネプチューンマンの気持ちもわかる。新世代の完璧超人のあり方を」
武道は「惑わされるな」
ブーは「強さを永遠に追求するのも完璧超人の義務のはず。ならばこういう生き方もありだろ?」
武道は改ページ大コマ割いて激昂して「惑わされるな!!」と一喝!!
これでブーもたじろいでしまう
武道はキン肉マンに語りかけます
キン肉マンはさっきまでのカッコ良さはどこへやらまたも「お約束」の脅えモード
武道は続けます
「キン肉マン、おまえは本当に大した男だ、ネプチューンマン、ピークア・ブー私が特別目をかけてきた完璧超人は、おまえと対戦するとことごとく感化され、その“完璧”を失ってしまう!挙句の果てには下等超人のような戯れ言を吐き出す始末・・・」と
どうやら武道はネプチューンマンも目にかけてきたようです
それじゃ正体はやっぱり何らかの方法で生き返ってパワーアップもしたネプチューンキング?
オメガマンは目をかけなかったの?
さらに武道は吟じます
「『種に交われば種にあらず』この完璧超人界の格言は キン肉マン、おまえのようなヤツと関わるなという昔からの教えなのだ。おまえが完璧超人界にとっていかに危険な存在かを改めて再確認させてもらったーっ!
やはりおまえは超人界における危険分子だ!知らぬだろう太古の昔に超人界に何が起こっていたかを!?」と
どうもキン肉マンの存在が超人界のバランスを崩壊させる的な事を言いたいんですかね?
太古の超人界に何が起きたのかまではさすがにわかりかねますが…
そしてそのことを知りながらキン肉マンを超人界のリーダーとして認めた100人の超人の神も許せんと
超人界は堕落したからそれを改め正すのが完璧・無量大数軍の真なる願いだと宣言
でも…無量大数軍とか偉そうな事言ってるけど雑魚も交じってたしもう3人死んでますが…
ここで武道のキメセリフ
「悪魔どもが粛清などとほざいていたが、寧ろ下等超人どもを粛清に来たのは我々完璧・無量大数軍なのだ!」とさらに大きい枠を使って絶叫します
いや、だから雑魚交じってたでしょ?
ダルメシとかなんだよあの見た目通りに弱かった雑魚
しかも3人もう殺されてるし
もう無量大数軍の強さに説得力ないんですわ
生き残ったターボメンとクラッシュマンもステカセとカーメンじゃ何とも言えないし…
で、その怒りのままに「思い知らせてやる!お前ら下等超人との違いを」とか言いながら魔雲天にチョップ
以前ジェロニモに見舞ったパンチ同様「めり込むチョップ」です
魔雲天は「ゲフェー」と絶叫
もう死亡フラグが露骨過ぎます(最初から?)
今週はここで終わり
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さて、魔雲天は来週1週間持たないですかね
ただ最初にバッファローマンが魔雲天にだけ何か含みをもたせていたのが気になります
それと次週予告見出しが「次回、完璧なる強さを見せつけ魔雲天を圧倒する武道だが…?」となっている
「…?」の意味が気になるなぁ
魔雲天に何か秘策でもあるのかな
どっちみち魔雲天が死ぬのはもう誰もが予想つくこと
バラバラにされるのか穴だらけにされるのかとにかく五体満足で死ねないでしょう
ただ、死ぬにしても何かを残すのかもしれない
今回の悪魔超人はマリポーサチーム同様に犬死には禁止っぽい雰囲気がある
カーメンはほぼ犬死にっぽかったけどそれならマリポーサチームのホークマンも犬死にだったし
くわせ者の多い無量大数軍ですが、武道だけはやっぱり本物ですよね
凄みが違う
早くあのオーバースーツの中身を見てみたいもんですが…
完璧超人のトップはネプチューンキングだったはず
でもその「上」がいたってことなんでしょうか?
そして久々に描かれたネプチューンマン
彼の再登場はあるのか
正義入りしてもパッとした勝利もないしぜひ戦ってスッキリ勝ってほしいものです
ダルメシが吹いていた縛り上げられているという設定は奴らの妄想ではないかと
今水面下でオメガマン当たりと接触していろいろ作戦を練っているんじゃないかなぁと予想
アイドル超人、アシュラマン、将軍、ネプオメガ、フェニックス、アタルと戦いが見たい超人達がいっぱい
とりあえず無量大数軍のメンバーも次の魔雲天戦で一通り対戦が終わります
ここからの展開が楽しみになってきましたね
以上、キン肉マン最新作第27話「学べなかった“心”!!の巻」のあらすじネタバレ感想レビューでした
来週は7月2日発売です

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