キン肉マン 378話 友の決意に敬意を払え 感想

キン肉マン 週プレ最新作 第378話 「友の決意に敬意を払え!!」の巻 感想レビュー
やはり光の矢だった。
「ベアークローを両腕に装填するだけで超人強度が2倍」という理論を今更出すのはさすがに気が引けるからやらないのかなとも思ってたがやっぱり出した。
小学生相手でも無理があった理論を今やほぼ全員40歳以上になったキン肉マン世代にぶつけてきた!
プラネットマンのバルカンは「なかったことに」と闇に葬ったような描き方だったが光の矢だけはそうもいかないようだ。
おそらくこの闘いの最初から「フィニッシュは光の矢」という構想があったんだろうね。

とりあえずこの光の矢をやるかどうかでキン肉マン&バッファローマンとのすったもんだが結構ある。
その長い会話を何もしないで傍観してくれているオニキスマンは相当優しい(甘い)。
バッファローマンは超人血盟軍の一員でもあることからアタルの名前まで引っ張り出してキン肉マンを諭したり。
アタルのことそこまでわかるのか?
バッファローマンの個人的な妄想にも思えるが。
失敗したら死ぬということでなんだか光の矢が今生の別れみたいに描かれている。

結局光の矢をやるかどうかで1話引っ張るまさかの展開。
サンドウィッチマンのそば屋ネタの「なんでこんなに遅いんだよ?」⇒「すいませんちょっと迷っちゃって」⇒「迷うって道一本じゃねーか」⇒「いや、行くかどうかで迷っちゃって」⇒「そこ迷うなよ!」みたいな。
しかも最後の描き方もまるでもう主役キャラみたい。
ちょっとウォーズマン信者に媚びすぎじゃないかとさすがに辟易してしまった。
主役はあくまでキン肉マンなのに。
人気キャラだからってあまり優遇するのはどうかと。

とりあえず今回の光の矢は前回は3倍の回転だったが今回は5倍の回転にさらに上げることで前回の1200万パワーから2000万パワーにまで自力で捻出することに成功したらしい。
そもそもその前段階の2倍のジャンプで超人強度も倍になる理屈も意味わからん。
高くジャンプすると超人強度が上がるルールでもあるのか?
2倍2倍ってさ・・・。
なんだっけ「ニバイニバーイ」って。
なんかのCMであったよな。

さらに2000万パワーから「スーパーユウジョウモード」を“爆縮”するとなぜか超人強度が5倍になり1億に到達するらしい。
これでオニキスマンの9999万パワーを上回るという机上の(妄想上の)理論が展開された。
超友情モードを極限まで濃縮すると超人パワーって5倍になるとは・・・知らなかったよ・・・濃縮アスタキサンチンじゃあるまいし。

次回でオニキスマンがモロに貫かれて終わるんだろうが・・・。
でも超神を殺してもダメなんじゃないのかな?
このバベルの塔の闘いは負けた相手が頂上まで「招待」するスタイルだと思うが。
身体をブチ抜かれても生きているのかオニキスマン。
でもペンチマンやレオパルドンごときでも生きてたから生きてるのか。
そーゆーマンガなんだよもう。

とにかく「昔懐かし」描写に終始する闘いだった。
結構引っ張ったが次回で結着だろう。
その次はいよいよサンシャインの闘いかな。
リアル・ディールズの中で一番負けそうなサンシャイン。
だけどスペック的には一番無敵(砂だからすべての攻撃を受け付けない)のサンシャイン。
グッド・デイ・サンシャイン。

キン肉マン 週プレ最新作 第378話 「友の決意に敬意を払え!!」の巻 感想レビューは以上。
次回は4月11日発売です。

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