キン肉マン 週プレ最新作 第487話 「ロボ超人たちのキボウ!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)
この展開も以外だった
ビックリした
もうあらゆる状況がウォーズマン勝利の伏線のように感じていたから
「始まりの地」での闘いといい、クロエの復活といい、無理矢理引っ張り出したエクストリームバトルモードの登場、そして前回示した熱き魂
大体「アツい理念(矜持)」を示した時って勝つパターンが多いからねこの漫画は
でも負けさせた
最も盲目的信者が多いキャラであるウォーズマンを負けさせればまたゆでたまご先生に苦情が届くんじゃないかと心配でもあるが
かなり思い切った結果だと感じた
だがこうすることで五大刻の強さがより際立つことになった
はっきり言ってプレイボーイ誌上での闘いはみんな「勝ちすぎ」で緊迫感がなかった
この糞ブログではそれを一貫して指摘してきた
「ニンジャごとき超人」どころかジャンクマンにすら負ける完璧超人始祖
そのさらに上位互換で、あのマンモスマンやサタンクロスまでブッ殺すほどの強さなのにバベルの塔じゃ妙にモロくほぼ全敗した超神
無量大数軍(ラージナンバーズ)編からずっとロビンマスク以外は誰も命を落とさず負けることさえほとんどないほど「安泰」すぎる展開
そんな流れが10年以上続いていた
かつてジャンプ誌上で連載してたときはそうじゃなかった
7人の悪魔超人編や超人タッグ編などは味方側の超人が次々敗れてしまい「こんな強い奴どうやって倒すんだ?」と絶望感がハンパなかったもんだ
そういう緊迫感や絶望感を描くことはもうゆでたまご先生は放棄したのかと思ってた
だが数十年ぶりにそういう展開を描く方向に舵を切ったようだ
そもそもこっち側にコマが余りまくってるからこの5連戦でも「旧式」側がみんな勝っちゃえば話が続かなくなっちまうからね
また新しい敵を登場させるか無理矢理新シリーズにするか
そっちのほうが頭使って大変だろうし
かつての新日みたいに外敵はまず勝たせ続けて「肥え太らせて」格を上げてから新日の主力選手に勝たせてファンのカタルシスを得て「新日強い」と印象づけさせる展開のほうが良いと思う
とにかくまだコマは余りまくってる
一番気になるのは調和の神の元で「修行」することになったこって牛とそれに従うことに決めたロビンとアシュラ
閻魔様からの招集にも応じず単独行動をおっぱじめたラーメンマン
未完成なマッスル・スパークなのにアリステラを倒しちまったアタルソルジャーとそのソルジャー兄貴に男惚れまっしぐらのブロッケン
アリステラとマリキータのオメガ援軍
「悪魔城」で待機してるニンジャごとき超人や何の説明もなく左腕復元したジャンクマンやブラックホール・・・そしてその背後には「あのお方」
コマがこんだけ余ってるんだからそりゃ闘わせたいよな
なんならピークア・ブーだってシシカバ・ブーだっている
それでもだめんときゃフランスのルピーンやアフリカ代表のキンターマンもいる
5王子連中もみんな生き残ってるしバイクマンチームやマリポーサチームの連中やケンダマンやスクリューキッドも何の説明もなく復活してる
ついにカオスまで引っ張り出したわけだし闘わせたいキャラはたくさん残ってるわけだ
そう考えるとネメシス・ウォーズマンと連敗スタートになるのも当然か
しかもペシミマンは超回復能力をまだ使ってない
それを使わずに勝ったということで余力も相当残ってることになる
そう考えるととんでもねー強さだ
ファナティックは超回復能力使ってネメシスを倒したからね
五大刻はめちゃくちゃ強い
刻の神はさらに強いんだから「どうやって倒すんだ」レベルのバケもんだ
そもそも閻魔様だってキン肉マンが闘って勝てるのかその画がなかなか浮かばないほど強い
でも閻魔様は将軍様に負けた
その将軍様にはキン肉マンは勝っている
まるでジャンケンみたいな関係
ジャスティスマンだって「こんなのどうやって倒すんだ」レベルの強さ
調和の神もそうだったし刻の神はそれに超回付能力もあるんだからさらに強いんだろう
とりあえずウォーズマンは殺されてはいないみたい
ネメシス同様失神KOってとこか
パピヨンマンもファナティックもそうだが時間超人は対戦相手を殺すことにはこだわらないようだ
完璧超人の無量大数軍や始祖、超神たちは相手を殺すことに固執する奴のほうが多かったが
時間超人は目先の相手を殺すことにあまり執着しない
どっちみちあとで宇宙ごと滅ぼすからいいってことなのか??
ウォーズマンの1本だけ残った太くて長くて硬いスケールベアクローがなぜか意思を持ったように自分からボキッとヘシ折れた
それが勝手にフッ飛んできてモニターを突き破って試合を見ていたコワルスキー長官の頭部にブッ刺さっちまった
スケールベアクローに「意思」が宿ってるとしか思えない意味不明な現象
頭部にベアクローが突き刺さっても「グムー」と言ってる余裕もあるしまた生きてそうだねこの長官は
コイツも超人じゃないの?
人間とは思えないタフネスと頭脳を持ってるし
ウォーズマンの敗戦を知りキン肉マンとテリーマンは仇討ちに燃える
テリーマンは偽グレート(カオス)を激励する展開も
テリーマンが宵闇の刻エンデマンを終始圧倒してるのが妙に気になる
エンデマンが妙に弱く描かれてるのんが
これも「とりあえず技を受けて様子を見てた」みたいな流れなのか?
「グゴガー」とかやたら悶絶してるのもジャンボ鶴田のピクピク痙攣みたいなわざとらしい演技にも思えるし
そしてバールベックの闘いに舞台は移りそうだ
体格もパワーもネプチューンマンのほうがパピヨンマンより上に見える
100トンを軽々片手で抱えたりネプの剛力がハンパない
だがパピヨンマンは超人強度1億だからね
力負けすることはないはずではあるんだけど
ネプチューンマンは2800万パワー
でも体格が大きいとネプのほうがパワーありそうに見えるもんな
大抵この漫画は敵キャラの方が身体がデカいという展開のほうが圧倒的に多いんだ
だからこっち側のキャラの方がデカいって試合は結構新鮮な構図でもある
テリーマンもデカい相手とばかり無理矢理闘わせず自分と同程度の体格のキャラとヤらせてほしかったよな
今回はパピヨンマンの相手は100トン繋がりでテリーだと思ってたばかりに
テリーVSパピヨンマンのほうがテンション上がったけどね
そしてついにマグネットパワーを解禁したネプチューンマン
これが見たかった
やっぱりマグネットパワーを使ったネプチューンマンは最強だからね
しかしネメシスとウォーズマンが負けた流れ
それでも負ける気がする
でもパピヨンマンはマリポーサも100トンも倒してるしこれ以上勝たせるのかどうかもわからない
とにかく「五大刻強い」が強調される展開になった
“狭間の救世主”ことカオスが出てきたのもそういう危機的状況だからこそなんだろう
カオスまで引っ張り出した以上コイツにも2~3試合はさせなきゃならないだろうし
そうなると敵側のコマが必要だからね
でももう簡単に時間超人を産み出せるようになってるけどさ
「量産型」は五大刻よりはさすがに劣るだろうし
キン肉マン 週プレ最新作 第487話 「ロボ超人たちのキボウ!!」の巻 感想(ストーリーあらすじレビュー)は以上
次回は4月14日発売です