ザ・ニンジャ

キン肉マン キャラクター ザ・ニンジャについて
身長:190㎝
体重:115㎏
超人強度:360万パワー
出身:もちろん日本
通称:千の術を持つ男
声優:広瀬正志(無印)、速水奨(王位編)
名言:特になし
ザ・ニンジャとは悪魔六騎士の1人で、作中ではウルフマンと並ぶ豪快なやられっぷりはファンの心を大きく掴んだ超人と言うべきだろうか
未来のストーリーでありパラレルワールド感も強い「キン肉マンⅡ世」での闘いを含め、3戦3敗3惨死という壮絶な散り様・死に様を披露し、サタンクロス戦でトライアングルドリーマーでその肉体を引き裂かれ惨殺される際も「これが日本忍者の死に様だ!」と叫び「滅びの美学」を存分に体現したような超人である
通称の「千の術を持つ男」はミル・マスカラスの「千の顔を持つ男」を意識したネーミングなんだろうか?
ただモンゴルマン(ラーメンマン)が「一千万の技」を持つという一生かかっても使い切れないだろというレベルの技数を誇っているだけになんとも言えない
思えば「千の技」くらいが一番妥当で無難な感じで「おぉ~すごい」と思われるレベルだった気がする
「一千万」はさすがに盛りすぎた感が強い
億千万♪億千万♪
フォルムのカッコ良さから強さの割に人気も高かった超人で、似たような例としてはブラックホールもそうだった
特に近年はビジュアルが重視されるようになっているから、登場キャラは「カッコよさ」も問われてしまう
その証拠か「一千万」の技を持つラーメンマンの人気が下落傾向なのがそれを示してもいる
やはりビジュアルが全てなのか
80年代はカンフーブームもあって人気は常にトップだったラーメンマンのこの凋落はちょっと極端すぎる
また、このザ・ニンジャというキャラクターは女性人気がブロッケンJr.並に高かったとか
このマンガのキャラクターはブロッケンやこのニンジャのように帽子や頭巾などに隠れて目がはっきり露出していないキャラが女性に人気なんだろうか
「Ⅱ世」でも京都の舞妓さんにキャーキャー言われてた・・・羨ましいなぁちくしょう・・・
舞妓さんと突き合いてぇ~
舞妓と結婚してぇ~
舞妓~
舞子~
麻衣子~
そういえば舞妓さんってどんな相手と恋愛したり結婚したりするんだろう
プライべートが全くの謎だ
化粧を落とせば普段は普通の女の子なのかな?(゜o゜)
どんな感じなんだろう
マリしゃんみたいな感じなのかな?(゜o゜)
たマリません
ちなみに決して隻眼ではなく、あくまで影になって片目が映らないような描写なのである
このころのマンガは片目が帽子や髪に隠れて見えないキャラって結構いたっけな
キャプテン翼には特に多かった気がするよ
滝とか
次元とか
ただ、アニメ版(無印)は作画も声もイケメン二枚目風キャラからはかけ離れていて、風貌もモロに2つ目が露出してイモくさい田舎のじゃがいも青年みたいな顔で、鼻も「キャプテン翼」で顔面ブロックをした直後の石崎くんみたいにペチャンコだし、さらに声を担当した声優もウルフマン(アニメ版だから「リキシマン」と言うべきかな)やケンダマンなどを担当した「小悪党ボイス」の広瀬正志で、とても二枚目風の声とは言い難く、さらにセリフまで小悪党っぽいものに改変されていて、あれやこれやと原作のイメージをかなりブチ壊したキャラクターになってしまっている
しかし、王位編になると作画も原作に近づき、目も片目は何か入れているのかまるで集眼戦士のように描かれ、声も王位編のテリーマンも担当している典型的二枚目役声優の速水奨が演じていることもありシュッとしたカッコいいキャラとして描かれ、原作通りサタンクロスに引き裂かれてブッ殺されます
それにしてもこの超人のやられっぷりは豪快の一言である
一度目はブロッケンJr.との対戦で、道連れ地獄にしゃれこまれ、階下であおむけに寝ていたジャンクマンの遺体胸部のトゲ6本の串刺しで死亡
2度目は上述したサタンクロス戦で「昇技 トライアングルドリーマー」をくらい胸を引き裂かれて死亡
3度目は「Ⅱ世」でハンゾウに頭蓋骨を粉砕され顔面の皮を刀で削ぎ落されて、さらに谷底に転落して肉体は当然グチャグチャのミンチ状態で死亡とどれもこれも凄まじいほど酷い死に様である
サタンクロス戦などはそんな酷い殺され方をされたにも関わらずフェニックスに「ニンジャごとき超人は15分以内に倒したかったが」などと死者に鞭打つような酷い言葉まで口にされている
でも確かにこれと言った大技もないし全体的に技が軽いイメージがあり強豪感は確かにないのも事実
でも人気はある・・・カッコ良さが全てなのか・・・
アニメ版(無印)の方は全然カッコ良く描かれちゃいないのに・・・
汚れっちまった悲しみに・・・
立ち位置もアシュラマンほど明確に正義超人入りしたというわけでもなく、「Ⅱ世」の「超人特別機動警察隊(ちょうじんアンタッチャブル)」のように寧ろソルジャー個人に志を共にして行動している感もあるが、でもまー・・・やってることは完全に正義超人である
現行シリーズでは完璧超人始祖の1人、カラスマンと対戦
4戦4敗4惨死かと思われたが、見事に忍法クモ糸縛りからの「順逆自在の術VS体躯鸚鵡返し」合戦に競り勝ち、完璧超人始祖を倒す大金星を果たす
得意技
・忍法クモ糸縛り
特にこれといって「ガツン」とした決め技がないニンジャにとってやはりこれが最大のフェイバリット
リング上のロープ全てを相手の体に絡ませて相手をじわじわと締め付けて、最後はバラバラにしてしまうという、理屈はスプリングマンのデビルトムボーイとほぼ同じ構図の技
「悪魔忍法クモ糸縛り」とも称するらしく、そのロープがヘビの皮だったり鋼鉄だったりと結構めちゃくちゃな何でもアリな技
しかし、これで完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)であるカラスマンの肉体をバラバラにして倒したわけであり、サタンクロス戦で見せた「忍法氷華葬い縛り」もこの技の亜種であるが、あれもあのミラクルシーツの世界が「夜明けが来る」とかいうわけのわからない仕様じゃなかったらあのままサタンクロスもバラバラにして倒せていたかもね?
でもどっちみち寄生虫がジッとしちゃいないか・・・
・順逆自在の術
ザ・ニンジャを象徴する技で、相手が仕掛けた技を瞬時に体勢を入れ替えて逆に自分が放つ技
ペンタゴンのクロノスチェンジとも似てるが、これはブロッケンが超人強度をダウンする事で動きがスローになりその「逆転の構図」が目視できるというわけのわからない現象を巻き起こし、それによると自らが体勢を入れ替えて逆転している過程が描かれある意味ではジェシー・メイビアのような返し技の達人の側面もある
しかし全ての技で返し技をキメるなど「物理的に可能なのか?」という話でありできるのは単純な投げ技くらいのものだと思われ、実際サタンクロスのトライアングルドリーマーにはこの技を発動できずブッ殺されてる
カラスマンの「体躯・鸚鵡返し」も全く同じ原理の技だったが、最後はこの技の掛け合い合戦に勝ったニンジャがカラスマンをクモ糸縛りの餌食にして勝利を果たした
・背転田楽刺し
バク宙しながら相手の後頭部を蹴る技
これでもニンジャの数少ない「大技」
プロレスラー・武藤敬司の「バック宙キック」もこれとほぼ同じ技であり、
元々はジュニアヘビーの初代タイガーマスクの技だが、身長188㎝体重110㎏と人間でありながらザ・ニンジャとほぼ同体型の巨体でヘビー級の選手である武藤がこれをやるからすごい
しかももう30代後半で肉体が衰えてきた時期に使い始めた技であり、そのバネと身体能力もニンジャ級である
・忍法顔写し
ブロッケンジュニア戦で見せた相手の顔を自らの顔にプリントする忍術
当時はこれ何かの意味があるのかと、その後の「道連れ地獄」でどっちがどっちかわからなくするためだけの技じゃねーかと思っていたが、カラスマン戦で外見だけでなく相手の能力までモノにできるという超人大全集の上位互換みたいな技であることが判明する
ということは、ザ・キンターマンでこの術を発動すればニンジャは1トンの怪獣をあの場所で持ち上げて・・・
たまりません
・転所自在の術
忍者服をキャンパスに広げるとリング上を様々な世界に変化させてしまう、かつて自らの命を奪う結果となったサタンクロスのミラクル・シーツと全く同じ技
夜明けが来ないようにちゃんと設定したか?
ちょっとしたマジカル・ミステリー・ツアーである

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