キン肉マン キャラクター(登場人物) ジェロニモについて
本名;ジェロニモ・ヤングマクダニエル
出身:アメリカ・オクラホマ州
身長:180㎝
体重:80㎏
超人強度:83万パワー
年齢:17才
担当声優:塩沢兼人
使用言語:英語(西部訛り強)・ナバホ語・九州弁
好きな食べ物:いなり寿司、いたずら小僧
名言:「だって・・・オレは人間だから・・・(泣)」
一人称:「オラ」
昔からの口癖「ウララ」、語尾に「ズラ」、時折飛び出す不自然な九州弁
最近の口癖:「早く人間になりたい」(人間だった時の方が強かったから)
最近好きなアニメ:妖怪人間ベム(多分)
ジェロニモとは元人間の正義超人である
幼き頃命を助けてくれた超人に憧れ体を鍛え続けた人間「ジェロニモ・ヤングマクダニエル」
体型も180㎝80㎏と人間の一般人並みの小柄な体型である
小柄な人間でありながら巨体超人サンシャインを倒し、さらに五重塔リングの崩壊から身を呈して仲間を救い、そして力尽きて命を落とす…作中屈指の泣けるシーンを演出した
人間時代のジェロニモはあまりにもあまりにも輝いていた!!
・・・が、超人になってからはダメ
もうすっかり平凡な超人に成り下がっちまった
人間という設定のまま戦い続けたほうが良かったんじゃないかと思うほど
ドクターボンベの助手役も妙にハマっててすっかり小さくまとまっちまった感じ
しかもキン肉マン左腕再生手術の後は決勝戦も観戦せずどっかに消えちまうし
テリーマンを探していたんだと思うけど・・・マヌケすぎる・・・
今となっては「人間に戻りたい」とさえ考えているのかもやしれないね?
ちっとも強くなる描写もないし
キャプテン翼の三杉淳が心臓病のハンデを克服したら並の選手に成り下がってしまったように、ハンディを抱えたキャラはそのままの方が強く、そして美しいものなのかもしれないと最近はしみじみそう思う
心臓と言えば、人間の頃のジェロニモはその心臓(付近?)をサンシャインの地獄のピラミッドで思いっきり貫かれても説明不能な不死身ぶりで生きていたし、その後闘いがさらに激化し心臓が停止した際はその地獄のピラミッドをくらった時に空いた胸の風穴に手を突っ込んで無理矢理心臓マッサージして“自己蘇生”するなどめちゃくちゃなタフネス(と、言うより化け物)ぶりを誇っていた
大体心臓が停止したのになぜ腕を動かして心臓マッサージできるのかという永遠の矛盾まではらんだ行動でもあった
それ以前に自分の胸に左腕をブッ刺した時点で人間は普通・・・死にます
超人となる前から「超人級」どころか超人以上のタフネスを誇っていたのである
思えば試合の序盤でアキレス腱が切れ腰骨も折れたのに結局何事もなかったかのように戦い続けてらっしゃいましたが・・・
そもそも地獄のピラミッドの時点で誰がどう見ても致死量の出血だったけどね
しかも完全にエグられてたしあれじゃ止血ももう無理
結局胸に大穴空いたまんまなのになぜか都合良く止血して、確実に致死量以上だったおびただしい出血も何事もなかったかのようにそのまま戦い続けてらっしゃいましたが・・・
サンシャインを倒した後には無謀にも悪魔将軍にまでケンカを売る勇敢さも見せる
そして悪魔将軍の攻撃をくらっている自分を見つめる自分がいるという「分身の術(という作画ミス)」まで披露してくれた
そして、完璧超人始祖(パーフェクトオリジン)の連中でさえ即死してしまう威力の地獄の断頭台にも耐える相変わらずのタフネスぶりを示す
しかしその後、五重のリングを身を挺して支えついに力尽き命を落とす「人間」ジェロニモ
仲間たちが蘇生させようと送った超人パワーを受け入れることができず、
「だってオレは人間だから・・・」のセリフはそれまでの説明不可能なタフネスぶりや矛盾を乗り越えても涙させるシーンだった・・・
「ただいまキン肉マン」、「この世で唯一完璧なもの、それは正義超人の友情さ!!」に匹敵するほど泣けた
ここまでは最高に輝いていた超人・・・いや人間だった・・・
しかし晴れて人間から超人へと生まれ変わった超人タッグ編では完全にテリーマンの足手まといと化していいとこ全くなしで、最後は人質に取られてテリーマンに試合降伏を受け入れさせるほどの酷さ
この後約束を破ったアシュラマンの改良阿修羅バスターをくらって手足をもぎ取られた描写(という作画ミス)もあったが、次のコマではすぐに“再生”されている相変わらずのタフネスぶりだけは健在だったけども
闘いに関しては何も特筆するものがなく、人間の時の輝きが一気に色あせてしまった
さらにこのタッグ編では超人になりたてということで気性が荒く情緒不安定な部分があり、
子供をブン殴ったり、ドクターボンベに命を助けられた後はさらに気持ちがデカくなったのか今度は人間の医師にヒザ蹴りを入れた挙句、先輩の皆さんに向かって偉そうに「よう、先輩がた」と生意気な口を聞くようになり、かと言って忠実にキン肉マンの左腕再生手術の助手を忠実にこなしていたかと思えば、決勝戦は試合を観戦しないでアメリカに帰ったのか姿を消しているなどいろいろ頭おかしい振る舞いが多い
そして、超人の体にも慣れて精神的にも落ち着いて弱さも安定してきた王位編ではオメガマンのかませ犬としてキッチリその役目を果たしフェードアウトし、結局超人になってからはほとんど何の役に立たないままジャンプの連載は終わってしまいました・・・
決勝戦のメンバーがウォーズマンからジェロニモに交代になったことは大いに萎えた
ウォーズマンとマンモスマンの試合見たかったし
しかし初登場するオメガマンの「かませ犬」役がどうしても必要だったのも理解できるし仕方なかったことかもしれない
そんな登場だからディスクシステムの王位争奪編ではジェロニモだけは登場がなかった
王位争奪編でキン肉マンチームの一員として戦って登場しなかったのはジェロニモだけ・・・あとミートか
もしあのゲームで隠しキャラとしてジェロニモが用意されてたらどんなアクションになったんだろう
必殺技はアパッチの雄たけびなんだろうけど、多分ミスター・VTRのストップモーション光線みたいなエフェクトになって、発動条件はネプチューンマンの喧嘩(クォーラル)ボンバーみたいに距離を取って↓とAボタンのコマンドとかそんな感じかな?
それにしても人間からダメ超人になったということだけで片付けるのもあまりに酷な気もするが事実だから仕方ない
ただタッグ編でもキン肉マングレート(カメハメ)に手を放して自分を転落死させてもテリーマンを救出するよう求めたり、王位編でも自分より実力が上のネプチューンマンを残すために(本人は「闘いに巻きこみたくない」とのことだったが・・・)奇跡の灰を拒んでオメガ・カタストロフドロップの犠牲になるなど、正義超人としての熱い魂は見せてくれてもいた
しかし、いかんせんジェロニモにはキメ技がない
アパッチの雄たけびは砂超人であるサンシャイン以外にはどうしようもないのでは
山を破壊する威力があるという設定だけど・・・
この技でサンシャイン以外の超人をどう倒すのか全くイメージが浮かばない
現行シリーズではブロッケンjr同様どの程度まで成長し、
そして説得力のあるフィニッシュホールドをゆでたまご先生から与えられるかどうかが注目されるが、
今のところ閻魔様のストレートパンチで顔面を叩き潰され、その後2度も完璧超人にマワされて病院送りになり、リング上で完璧超人とまともに対峙して闘うこともなくまるで見せ場なし
生粋のアメリカン・ネイティブ・インディアンにもかかわらず、初登場時はなぜか九州弁を使っている変なキャラでもあった
しかも今時「~タイ」とかまして「チェスト!」なんて誰も使わない
そのうちハラボテ委員長みたいに「~ばってん」とか言いだすんじゃないかとヒヤヒヤしている
関西人だって今時「おおきに!」とか「まいど!」とか「~やさかい」とか言わないんだから
だけど漫画の世界じゃ未だにコテコテな方言が使用されている
でもそれはそれで失われつつ日本の文化を伝えるという意味では良いことかもしれない
その究極系のようなマンガが「六三四の剣」であることは言うまでもないが
もうウケ狙いなのかってほど先祖返りしたようなその土地の方言を使うキャラばかり
・・・と、言うか方言を使うキャラしか出てこない
主人公の夏木六三四の岩手弁自体も岩手出身の友達いわく「こんな喋り方よほどの高齢者くらいだ」とのこと
そして、このマンガに限った事ではないけれど、外国のキャラが当たり前のように流暢な日本語を使いこなす中で、ジェロニモだけは九州男児の日本語教師に日本語を教わったのかもしれないね
だから少し訛った日本語を覚えちまったということにしとこ
現実的には黄金のマスク編でゆでたまご先生の担当編集が交代になり、
その新しい担当編集の方が大分県出身だったことが関係していると考えて間違いなさそうだけど・・・
たまりません
そもそも語尾に「~ずら」をつけるのって九州弁でもない中部地域の方言だしもうめちゃくちゃだ
あとタムタムの木のエピソード内でロビンに対して「ちょっと待ってくんろ」って言ってたけど・・・
あれも北関東の方言でしょ確か
もう日本語がめちゃくちゃだ
そもそも本国アメリカでも英語よりインディアン部族の言語であるナバホ語の方を良く使ってるんだろうし、英語自体もめっちゃ南部訛りが強いだろうから・・・
つーかどんだけ日本各地を旅して回ってたんだ17才の身で(笑)
各地の方言に精通しているだけでなくインディアンのくせに好物がいなり寿司とか!
お前はラフカディオ・ハーンか!
しかもウララウララうるせーんだよ(笑)
お前は山本リンダか!
好物が「いなり寿司」というのもどーよ?
生粋のアフリカインディアンの食生活から一番遠い所にあるような食い物を・・・
米を食うインディアンってどうなのよ?
しかももう1つの「好物」が「イタズラ小僧」って大丈夫かこれ?
子供を「好物」って・・・
実際インディアンの世界にも衆道的な風習ありそうだけど「好物」って・・・
ちなみに、アニメ版の初登場シーンは、プラネットマン戦で一度アイドル超人が全滅したのを見てやさぐれてしまい、西部劇に登場しそうな酒場に度々押し入っては酒を無銭飲食する悪党になり果てていて、見かねた店のオーナーがアメリカ西部を放浪していたキン骨マンとイワオを荒野の用心棒としてスカウトしたことで彼らから正義超人はまだ生きていると聞かされ、すぐさま日本に向かいほぼ数十分で日本にたどり着いて皆の前に初登場するというストーリーになっているが、その「瞬間移動」以前にここまでの流れがキン肉マンVSプラネットマン戦の数十分の間の出来事であり、アニメとはいえあまりにも無茶苦茶な展開だった
王位編のキン肉マンチームVSマリポーサチーム戦でもミキサー大帝にキン肉マンがヤられた後、ミートVSミキサー大帝の試合一試合分とちょっとの時間でアメリカとイギリスから熊本まで辿り着いたテリーマンとロビンマスクの移動速度も音速を超えるとんでもない速度ではあったけれども
これによりウルフマンのマゲを切るのはアニメ版オリジナルキャラクターのカスガノ親方で、そのマゲをなぜか受け継ぎ、氷点下の足4の字固めで氷漬けにされたキン肉マンを救う役目は「翔んでるナツコ」が担っている
たまりません
得意技
アパッチの雄たけび
ジェロニモのフェイバリット。一流のバリトン歌手も真っ青な1000ホーンもの圧倒的な声量による衝撃波で、その力は山を砕き台風を跳ね飛ばすほどの威力を持つ
しかし砂超人のサンシャイン以外には効果があるのか未だに不透明
ステカセキングが発する「悪魔のシンフォニー」の100万ホーンよりはだいぶ可愛くなったものの、現実的には1000ホーンもの大音響を発生させることは不可能であり、仮にそんな大音響を発生しただけでその場にいる人間の鼓膜は全員破られ三半規管めちゃくちゃのグチョグチョになり、おそらく・・・即あっちの世界に行っちまうだろう・・・
そもそも200ホーン=200dB(デシベル)で即死レベル
そう考えるとめっちゃ恐ろしい技と言える
そりゃ台風も吹っ飛ばせるわ
ステカセキングの100万ホーンとかはもう「論外」(笑)
普通に全宇宙破壊できる
トマホークチョップ
普段、物騒なトマホーク(斧)を持ち歩いているだけあって、そのトマホークで斬りつけるイメージの大ぶりなチョップ。結構威力はありそうだが決め技になるほどでもない
心臓マッサージ
心臓が止まってもなぜか動けて、そして自らの胸を右腕で突き刺し心臓をわしづかみにしてマッサージすることでなぜか生き返る事ができるというジェロニモにのみ許された究極の自己蘇生法
超人になってからは使用せず、ある意味超人以上のタフネスを誇っていた人間の時のみ使用したが、人間の時だからこそ胸に腕を突き刺したりしたら死ぬだろ普通!
そりゃ、地獄のピラミッドをくらって胸に穴空いてたけど、そもそも人間だったら胸に穴空いたまま戦ったりできないし、普通に出血多量で死んでます!!